まずは、皆様、有難うございました。
一番難しいと言われる2期目の選挙を無事乗り切ることができました。
それも、前回と比べ投票率が大幅に落ち込んだ中で、600票以上の上積みを果たせました。
これも偏に、応援してくれた皆様のお陰です。皆様のご期待に背かぬよう、一生懸命がんばります。
僕のこれからの4年間を、どうぞ見ていて下さい。

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今回の選挙も相変わらず、ウグイス嬢の声ばかりが、街中に騒々しくこだました。
すれ違う選挙カーのほとんどに候補者の姿はなく、スタッフの方たちの白手袋だけがひたすら振られていた。

候補者は一体どこで何を訴えていたのだろう?
僕は選挙期間中、朝から晩まで選挙カーに乗り込み、名前を連呼しない代わりに街頭演説を行った。
市内を隈なく走り回ったのだが、期間中、他の候補が街頭に立って自分の公約や思いを熱く訴えていた現場を目撃したのは、7人だけだった。
直接は目撃しなかったが、後で話を聞いたり、他の人の情報によるとその他2~3人は街頭演説をしていたらしい。
でも36人中、せいぜい10人前後だ。

僕は自らの演説の中で、「自分の考えを自分の言葉で訴えられなければ議員としての資質に欠ける」と、
ウグイス嬢の連呼だけに頼る候補者をはっきりと批判した。
でも、結局、自転車に乗り、ハンドマイクだけでこまめに辻立ちを重ねていた二人が落選し、
派手に名前を連呼していた候補は全員当選した。

有権者が本当に聞きたいのは、候補者の声なのだろうか?
それともウグイス嬢の声なのだろうか?
考えさせられる結果となった。