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    以下の文章は2011年6月24日に書いたものをコピーして掲載しています


     生活の中に書が生きづいているのは中国は日本の比ではない。日本では老舗の看板や、酒など商品の題字などに使われているのが目立つくらいである。ところが中国ではあらゆるところに書がある。一番違うのは書作品が絵画と同じに美術品として売買の対象になっていることである。

  市中にあふれる商品で、少し伝統のあるものは筆文字で書かれているものが多い。それも書法家として高名な人が書いている。なぜ分かるかというと題字には落款(署名・印)があるからである。全国的な流通商品には中国書法家協会主席や副主席などの題字をよく見かける。

  中国の書法家は日本と違い、其の名前が一般市民によく知られている。日本では 青山杉雨 や 金子鷗亭 といっても書道を学んでいない人は誰も知らない。十年前書道を学んでいる人に 「西川寧(やすし)を知っていますか?」 と聞いたら 「漫才師ですか」 と言われた。(西川きよし+横山やすし÷  2) 日本では自分の所属する団体の幹部しか知らない人が大勢いる。

  有名な書法家に題字を書いてもらうことにより、其の商品に権威(ハク)がつくのである。だから潤筆料も高い。トップクラスになると一文字10-20万円くらい払うらしい。エライ人に多額の書き賃を払えるということは、この店(商品)は人気があり売れていると市民は思う。(平均年収30-40万円)
  
  日本の場合は、店(商品)の経営者の独りよがりの美意識によるものが多く、酒や菓子の題字などはひどい。またドラマの題字やテレビコマーシャルに出てくる書は、有名な人が書いているが、中国とは有名の意味が違う。日本の有名は 「若くてイケ面」、「若くてきれいな女性」、「変わった人」 など話題になった人を指す。いま日本で一番有名な書道家は武田双雲先生で、一番有名な音楽家はAKB48の先生方?である。

  寺院や学校などには、その場にあわせた書作品や對聯があちこちに掛けられている。その含蓄のある内容もさることながら、書もその地方を代表する書法家によって書かれており、さしずめ書の展覧会である。 

  日本の社会における書道家の位置は「お習字の先生」であり、「字を書くのが上手」 というのが尊敬理由である。中国の書法家が市民から尊敬を受けるのは、「書いている内容が高雅」「高い潤筆をもらえる」 ことであると思う。中国の書法家は社会的に地位があり、書く字もウマイ。

  生活の中に在る書を見渡すと、日本が中国に勝っているのは展覧会だけである。しかし一般市民は展覧会を見には来ないし、出品作は押入れにしまわれる事が多い。生かされてこその書作品である。飾られることのない競技用書作品の制作を再考すべきである。篆刻も同じ・・・。

 篆刻はあまりマスコミで話題にならない。篆刻の先生は美少女を集めて指導し、「美しすぎる篆刻家」 とか、「TENKOKUガールズ」とかいって踊りながら印を彫らせたら人気が出るかも・・・  クリックで写真拡大

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  劉炳森先生書(中書協副主席・中国仏教協会副主席)
  弘法大師か滞在していた開元寺


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  福州開元寺の對聯  クリックで写真拡大

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 東梨房主人 英語版 パンフレット              

                   

  以上の文章は2011年6月24日に書いたものをコピーして掲載しています。

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    以下の文章は2012年6月24日に書いたものをコピーして掲載しています

 情  報
              

  世の中には様々な情報がある。直接見たり体験したもの、新聞、テレビ、書籍、インターネットなど・・・。一番確かなのは自分が直接見たもののように思いがちである。しかし実際にはその一部を見て全体を判断していることが多いような気がする。

  パンダの白い所だけ見た人は、パンダは白いと思い、黒い部分だけ見た人はパンダは黒いという。色々の情報を得ている人にとって体験は貴重であるが、知識・情報に乏しい人にとっては体験がマイナスになることもある。  

  早朝のテレビ番組で、教育評論家にして大学教授の尾〇先生が 「日本の教育の未来」 という講演をしていた。尾〇先生は中学校で教鞭を取ったこともあり、テレビでよく教育論を語っている。番組の中で諸外国に比べ、日本の教育がいかにダメかという考えを披歴していた。

  尾〇先生の論拠になっている教育法の一つに、中国の小学校を視察に行った時の経験(情報)がある。いつどこの地区のどういう学校を視察したかはわからないが、中国の公立小学校では、一年生から週4時間英語を勉強し、私立小学校では6時間、そのうち2時間は外国人が指導しているという。

  私も今までいくつかの小・中・高校を視察してきたが、私の体験からはこの情報は信じられない。これは銀座の高級クラブに行って、飲み代100万円払ったようなもので、中国の多くの学校は、新橋の居酒屋で一人2-3000円で飲んでいるサラリーマンや、酒屋でビールケースに座って飲んでいる人達が大半だと思っている。中には酒が買えなくてお茶けを飲んでいる人達もたくさんいそうである。

  こういう中国側の用意した超エリート校を視察した偉い人が、政府の教育制度諮問委員になり、日本のありきたりの学校と比較し、日本は遅れているから日本も小学校から英語を勉強させろという意見を言ったり、マスコミに多く出て世論を作っていったりしたらたまらない。

  マスコミによく出る経済評論家の萩〇氏も、以前テレビの番組で、老後の生活で一年にいくら位かかるかという話をしていた。「老後の生活でも1年に1回くらいは海外旅行にも行きたい。その時100万円位はかかる…」 と言っていた。いったいいつもどんな豪華旅行をしているのであろうか。

  私も海外旅行には50回以上行っている。確かに個人で行ったときは2-30万円の旅費はかかる。しかし来月妻と行く台湾4日間ツアー(JTB)は二人で8万円である。6-7年前行ったバンコク旅行五日間も二人で12万円であった。飲み食いや雑費を加えても二人で20万円で足りる。

  萩〇氏も銀座高級クラブの口で、老後の年金生活夫婦がどういう旅行をしているかという実態は知らないのであろう。この話を聞いてから萩〇氏の経済の話は一切信用しなくなった。

  書や篆刻も、自分の周りや所属団体だけでなく、いろいろな団体や考えの人と接すれば、今までの知識・情報がほんの一部しかみていなかったということもある。

  書道訪中団で中国に行った人と話してみると、30余回個人で行って、地元の書法家や篆刻家と交友してきた私の経験・情報と異なることが多いがどちらも事実である。訪中団は銀座しか行かないが、私は超高級クラブから新橋のガード下まで行くから経験が異なるのである。(訪中団が接する中国書法家は地元旅行社が手配した人達である。)

  ツアー飯は旅行社が契約した店で外国人が食いやすい料理をだし、しかもバスから店に携帯電話で到着時間を知らせるため、席に着くとすぐ全部の料理が出る。個人で10人が食事に入ったら、席を予約してあっても、着いてから料理を注文し、すべて出てくるまで30分から1時間はかかる。

  どれだけ多くの情報を持っているかは重要である。パンダは10-20センチの近くで見るより、5m位は離れた方が全体像をつかみやすい。私がたびたび外国に行くのは、異文化を見る目的だが、外から日本を見つめたり考えたりしたいという思いもあるからである。

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 学校に行く途中に咲いていた花


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中国の精進料理   肉や魚も野菜で作ってある

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 どちらも昨年中国で撮った写真。尾〇氏や萩〇氏は上段の中国しか見ていないのだろう・・・ 
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  以上の文章は2012年6月24日に書いたものをコピーして掲載しています。

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 2022年6月23日、久しぶりに東京浅草橋の書道用具店に印を届け、帰途秋葉原のパソコン専門店のパソコンサポートセンターに行ってパソコンを直してもらった。(有料)

 自分でパソコンを組み立てられるレベルの客が来る店なので、1時間で私のパソコンが以前のようにブログに写真を掲載できるようにしてくれた。

 なんでもそうだがレベルの高いところに頼むのが一番である。自分で出来るに越したことはないが、やはり専門家のサポートを受けられる場所は平素から準備しておくにこしたことはない。

 ということで、来週あたりから写真入りの新しい記事を書いていきたいと思う。

 今月になって野菜を植え始めている。10日前に香菜(シャンツァィ)のタネをまいた。10日間でもかなり大きくなった。専用の土にまき、毎日適度に水をやったからである。
 
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 書や篆刻も同じで、優れた専門家に教えを受け、不断の勉強した人だけが成長するのである。

 一日一刻 彭不去 【篆刻】

 一日一作 今城昭二 【書
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