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以下の文章は2011年11月27日に書いたものをコピーして掲載しています
今日は早起きして養老渓谷に紅葉を見に行った。自宅から30kmの距離なので一時間少々。いつも行く山の中から近道をしていった。。数日前テレビで、今週の週末は養老渓谷の紅葉が見ごろを迎えると放送していたので、少し忙しかったが、無理をして行った。
紅葉は何処 ? と思わず言ってしまう木々である。つくづくテレビのコメントを信じた自分かバカであったことに気づいた。
おかげで午後三時に帰ってから、篆刻(2)と半紙の裏打ち20枚、その他の雑用で11時半までかかった。
なぜ線が入ったのか解かりませんが、消せないのでこのままにします。
自刻自用印



昭 二



昭 二 「 陶 印 」


昭 二
以上の文章は2011年11月27日に書いたものをコピーして掲載しています。
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以下の文章は2012年11月27日に書いたものをコピーして掲載しています
中 国 製
書や篆刻の用具・用材には中国製が多い。特に漢字書道においては圧倒的シェアを占めている。日本で作られている羊毛筆の材料も中国から輸入されているし、製品も中国からの輸入品が多い。
中国には長い歴史があり、また良質な材料、消費する人達がいるのが強みである。日本が上回るのは、高い制作技術、墨色の工夫などの他はあまりない。
筆。 日本の筆作りも頑張っているが、材料になる羊毛がない。人件費が10-20%しかかからない中国製のほうが安く筆が出来る。しかし、毛の根基を固める接着技術などは日本のほうが勝っている。中国は世界の工場といわれている。日本の業者で中国に日本向きの筆を作らせている業者がいる。いろいろ注文をつけるので、品質はよくなってきている。(ユニクロの衣料品と一緒) 一見日本製に見えても、じつは中国製という筆がかなりある。唐筆にも流行があって、一時流行った 【玉蘭蕊】 なども姿を消し、【写巻】 も 【選豪圓健】 に人気の座を奪われてしまった。
墨。 現代の墨だけ見れば、墨色を気にする日本のほうが工夫を重ねている。中国の墨は割れやすい。2-30年前は中国旅行に行くと 【鉄斎】 を買ってくる人が多かったが、この頃は唐墨を使う人が少ないようである。中国の墨汁は、日本と違う独特の臭いがある。近頃何種類も出来ているが、日本ではあまり見かけない。
硯。 中国硯は2000年以上の歴史がある。硯の趣味は 「端渓に始まり、端渓に終わる」 といわれるくらい、書を専門にやっている人なら数面は持っている。産地の肇慶に14-5回くらい行ったことがあるが、石質と彫刻の素晴らしさは他を寄せ付けない。実用硯としての羅紋硯も安価に輸入されており、唐硯がかなりのシェアを持っている。
紙。 漢字書道に使うのには、宣紙に勝る紙はない。製紙技術の高い日本をもってしても、ニジミ・カスレの美しさは宣紙の良さを出せない。日本では半紙や小画仙紙半切をよく使うが、中国ではこのサイズの紙は売っていない。この大きさの紙は、日本の業者が中国で裁断して輸入しているのである。一時は 【粉連】 【白連】 など安価な半紙が入っていたが、日本は機械化で価格競争したのであろう。この頃はあまり見かけない。
印材。 戦時中、中国からの輸入が止まったとき、山陰、山陽のどこかで掘った石が使われたらしいが、いまはほぼ100%中国から輸入されている。40年位前は青田石、寿山石がほとんどだったが、その後、内モンゴルの巴林石が加わった。近頃では、各地とも良材が少なくなったようで、他の地域で掘っている石も少し輸入されている。
印泥。 書家・篆刻家の殆どは 【西泠印社】 の印泥を使っている。印泥は色だけでなく、質にもかなりの違いがある。やはり価格の高いものは、粒子も細かくうつりがよい。日本の印肉とは材料・製法も違うようである。
書や篆刻をやる上で中国製品は欠かせないものになっている。昨今中国では富裕層が増え、用具・用材の価格が高騰している。10年で10倍になった物もあると聞く。
日中関係も当分はギクシャクしそうである。書道関係にも少なからず影響が出てくるだろう。私は墨以外は殆ど中国製を使っている。良質の製品が安定的に入ってくることを願っている。

学校の近くに咲いていた花
昨日のアクセスが530で、2年前ブログを始めてからの新記録。今月はアクセスが10000の大台に乗りそう・・・
以上の文章は2012年11月27日に書いたものをコピーして掲載しています。
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2022年11月27日
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一日一刻 彭不去 【篆刻】
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今日は早起きして養老渓谷に紅葉を見に行った。自宅から30kmの距離なので一時間少々。いつも行く山の中から近道をしていった。。数日前テレビで、今週の週末は養老渓谷の紅葉が見ごろを迎えると放送していたので、少し忙しかったが、無理をして行った。
紅葉は何処 ? と思わず言ってしまう木々である。つくづくテレビのコメントを信じた自分かバカであったことに気づいた。
おかげで午後三時に帰ってから、篆刻(2)と半紙の裏打ち20枚、その他の雑用で11時半までかかった。
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自刻自用印



昭 二



昭 二 「 陶 印 」



昭 二
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中 国 製
書や篆刻の用具・用材には中国製が多い。特に漢字書道においては圧倒的シェアを占めている。日本で作られている羊毛筆の材料も中国から輸入されているし、製品も中国からの輸入品が多い。
中国には長い歴史があり、また良質な材料、消費する人達がいるのが強みである。日本が上回るのは、高い制作技術、墨色の工夫などの他はあまりない。
筆。 日本の筆作りも頑張っているが、材料になる羊毛がない。人件費が10-20%しかかからない中国製のほうが安く筆が出来る。しかし、毛の根基を固める接着技術などは日本のほうが勝っている。中国は世界の工場といわれている。日本の業者で中国に日本向きの筆を作らせている業者がいる。いろいろ注文をつけるので、品質はよくなってきている。(ユニクロの衣料品と一緒) 一見日本製に見えても、じつは中国製という筆がかなりある。唐筆にも流行があって、一時流行った 【玉蘭蕊】 なども姿を消し、【写巻】 も 【選豪圓健】 に人気の座を奪われてしまった。
墨。 現代の墨だけ見れば、墨色を気にする日本のほうが工夫を重ねている。中国の墨は割れやすい。2-30年前は中国旅行に行くと 【鉄斎】 を買ってくる人が多かったが、この頃は唐墨を使う人が少ないようである。中国の墨汁は、日本と違う独特の臭いがある。近頃何種類も出来ているが、日本ではあまり見かけない。
硯。 中国硯は2000年以上の歴史がある。硯の趣味は 「端渓に始まり、端渓に終わる」 といわれるくらい、書を専門にやっている人なら数面は持っている。産地の肇慶に14-5回くらい行ったことがあるが、石質と彫刻の素晴らしさは他を寄せ付けない。実用硯としての羅紋硯も安価に輸入されており、唐硯がかなりのシェアを持っている。
紙。 漢字書道に使うのには、宣紙に勝る紙はない。製紙技術の高い日本をもってしても、ニジミ・カスレの美しさは宣紙の良さを出せない。日本では半紙や小画仙紙半切をよく使うが、中国ではこのサイズの紙は売っていない。この大きさの紙は、日本の業者が中国で裁断して輸入しているのである。一時は 【粉連】 【白連】 など安価な半紙が入っていたが、日本は機械化で価格競争したのであろう。この頃はあまり見かけない。
印材。 戦時中、中国からの輸入が止まったとき、山陰、山陽のどこかで掘った石が使われたらしいが、いまはほぼ100%中国から輸入されている。40年位前は青田石、寿山石がほとんどだったが、その後、内モンゴルの巴林石が加わった。近頃では、各地とも良材が少なくなったようで、他の地域で掘っている石も少し輸入されている。
印泥。 書家・篆刻家の殆どは 【西泠印社】 の印泥を使っている。印泥は色だけでなく、質にもかなりの違いがある。やはり価格の高いものは、粒子も細かくうつりがよい。日本の印肉とは材料・製法も違うようである。
書や篆刻をやる上で中国製品は欠かせないものになっている。昨今中国では富裕層が増え、用具・用材の価格が高騰している。10年で10倍になった物もあると聞く。
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学校の近くに咲いていた花
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http://blog.livedoor.jp/imakishoji/archives/2154505.html このブログは時間をかけて書いています。
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