今子青佳

2019年05月

Collective exhibition “Stories of Ghosts, Spirits and Souls” (霊的なものを巡って)

Vip invitation en JP

近づいてきています!

パフォーマンスの打ち合わせをそれぞれ3人の方と日々やらせて頂いているのですが、毎度毎度皆さんがなんて素晴らしいアーティストなんだろうと思います 。作品とご自身は区別したほうが良いと思っていましたが、作品を作る行為だとか、伝えることや、真摯に自分や他人と向き合う眼差しは、作品にも関係があるのかもしれないなと最近は思います。

ご自身が作品を作ることをどのように考えているのかを垣間見る言葉がふとあって、そんな時がとても贅沢な時間なんです。彫刻家のクリステルは展示後にフランスに帰国されてしまうし、写真家のアルメルもいつかは帰られるのかも…陶芸家の角谷さんは日本の方なので、またお会いすることもあるかもしれませんが、少し遠いので、これっきりかもしれない。

展示の開催日には皆が集まって、奇跡のような時間を過ごすことができます。二度と訪れないであろう皆との時間。この方たちの中に、混ぜてもらえることを心から光栄に思います。

パフォーマンスで、書で、彼らに応えよう。

14:00からのクリステルとのパフォーマンスは満員になりましたが、他の時間はまだ枠がありそうです。
予約はこちらからどうぞ。
ぜひ彼らの作品を見にお越しください。
また、パフォーマンス自体は長くても30分程度ですので、暇を持て余している私と話にいらしてください! 
会場のHPはこちらから。 

ドーム映像作品「HIRUKO」を観て来ました。
舞踏家の最上和子さん主演、飯田将茂監督によるドーム空間を使った映像作品です。
そして音楽を担当されたのが、先日一緒にパフォーマンスさせて頂いたzmiさん。

タイトル「HIRUKO」と聞いて、日本書紀に出てくる「蛭子」かと思っていましたが、たぶんちょっと違っていて、魚や、魚から受ける印象の中の生と死を描いた作品でした。

これが、もう、すごい。ドームで上映されることだけでこちらに迫って来るものがあるし、生々しい音に始まって、人の声が耳鳴りのように終始響いていて、じっと見入ってしまう、吸い込まれていくような時間でした。

上映後には飯田将茂さん、最上和子さん、最上さんの弟である押井守監督とのトークイベントもあり、そのトークがとっても面白かった。通常の映像作品はスクリーンでも何でもフレームがあるけれど、ドーム映像だとその前提が変わる。だからこそ、舞踏を映像にすることや、その舞踏を今回上から撮影することで、見ている私たちは「誰の」視線なのかということなど。身体の動きを目の前で起こった「出来事」として鑑賞者がとらえることで、「同じ世界」にいることにもなる、というようなことも話していました。とってもとっても面白かった。

今後の上映予定はないようですが、予告篇は見られますので、ぜひ。こちら。 

映像と、トークで泣いてしまった場面がありました。

一つは、 最後のエンドロールで、映像に関わった方たちの名前がずーっと上にのぼって行って、ドームだからどこまでもどこまでも上がって行っているように見える場面。これは見ないとわからないのですが、本当に涙の出る演出でした。昇るからなのか、名前が昇っていくからなのか、どちらにせよ、文字が上に消えて行く、逆に言えば、それを見ている私たちはこの場所に留められている。この対比を突きつけられて、思わず涙が出ました。

もう一つは、押井監督のトーク。
出来事を目の前で体験することで、私たちはそれを自意識の中に取り入れるようになる。つまり自分の出来事になってしまう。そういった部分で共感を得られる作品を、彼は作っていると話していました。
このことに、すごく納得したし、これは本心なのか?!とも思ったけれど、きっと本心なのだと思います。彼の作品がとっても好きだけれど、わからない部分が多すぎて、ほぼあらすじも言えません。それでも、断片的にすごく忠実に頭の中で再現できる所があります。それは、結構無意識に近い部分でもあります。それこそが、「共感」なのだと、彼の言葉を彼の声で聞いて、安心したと同時に、そうやって、いろんなものと戦って生きてきた方なんだと、思いました。
(好きすぎて、以前押井監督に「好きです!」と話しかけたのですが、「愛知万博の「めざめの方舟」すごく好きでした」とお伝えしたら、くしゃっと笑って「・・・・・・・・・・だいぶ昔ですね」と言われてしまった。あれ、とっても好きなんだけどなぁ。)

そしてなにより、音楽を担当されたzmiさん、素晴らしかった。映画も日常生活も、やっぱり音で世界が変わると思います。このHIRUKOの世界観を作り上げていたのは、zmiさんだと確信しています。

小説を大人になってから読むようになって、「亡霊」だとか「死んだ後の天国に行く前の世界」だとか「ポルターガイスト」のようなものを知りました。幼いころは、ただ単に自分の意識がなくなること=死だと漠然と感じていて、霊があるのかないのか、知り得ぬ事だと思っていました。

 

それでも、宗教的な(宗教とは離れたところでの)部分がきっとあって、だからこそ私はそこから離れられないとも思っています。私は大学の卒業論文で「新興宗教」をテーマにしていました。「宗教」に興味を持っていながら、そこに馴染めない自分との差を考えていました。でも馴染めないからと言って、宗教的ではないとも言い切れないとも思っています。だからこそ、今回の「霊的なものを巡って」というテーマは、私にとって、とてもとても大きなテーマなのです。

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それを、国を超えた人々と一緒にできることは、心から幸せな事だと思っています。国によって捉え方が別物に成るとは思っていませんが、日本独自なものもきっとどこかにあるのではないのかとも思います。

 

私がこの展示会で参加できる部分はほんの少しですが、3人のアーティストの声とのコラボレーションは、彼らの本質に迫る貴重な瞬間なのだと思います。とっても緊張するけれど、私は私以外の誰でもないから、その瞬間に全身で飛び込んで、受け止められればと思っています。私の奮闘ぶりを、そして彼らアーティストの真髄を見にいらしてください。


Vip invitation en JP
 

参加させていただく展示会の予約に訂正がありました!すみません!

「Collective exhibition “Stories of Ghosts, Spirits and Souls” 」

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6月2日(日)
12:00~ with Armelle Kergall(写真家)
https://www.instagram.com/armellekergall/

14:00~ with Christèle Guérard(彫刻家)
https://www.christeleguerard-sculptures.com/

16:00~ with 角谷啓男(陶芸家)
http://www.time-crossing.com/fumio-kadoya/

ご予約はこちらのリンクの予約フォームまでご連絡下さい。

3回とも異なるパフォーマンスです。
全て来て頂けたらそれはそれは嬉しいですが…
ご都合のよい時間帯でぜひお越しください。

6月2日(日)に、パフォーマンスを行います。

VIP invitation jpg AN



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「Collective exhibition “Stories of Ghosts, Spirits and Souls” 」という日本人とフランス人のコラボレーションの展示会で6月2日だけ、ご招待いただきました。



3部構成になっていて

12:00~ with Armelle(写真家)

14:00~ with Christele(彫刻家)

16:00~ with 角谷啓男(陶芸家)



それぞれ、入れ替え制で人数が限られていますので、ご希望のパフォーマンスの時間帯をお申込み下さい。会場に人数制限があるので大勢は難しいのですが…

早いもの順です。
ご予約はこちらまでご連絡下さい。
gssexhibit@gmail.com
  



展示会のテーマはタイトルの通り「Stories of Ghosts, Spirits and Souls」です。魂や霊を基にしています。日本人とフランス人で違う部分があるのかもしれません。そう思っていると、とても近しい部分もあるんだとも感じます。

これまで彫刻家のChristèleと何度も話をして(英語で!できないのに!)、彼女の芸術に対する思いは、私にとって衝撃的でした。私は日本以外をほぼしらないので、「日本人らしさ」だとかいうことがわからないから、彼女自身の素晴らしさしかわからないけれど、彼女の芸術へ向けられた明るい姿勢はとてもとても美しくて、眩しいものでした。カタコトの英語でコミュニケーションをとるだけで、本当に芸術を愛しているんだということが、とてもよくわかりました。

前回の個展が終わって、苦しい出来事もあって、未だに立ち直れていないのですが、彼女の存在があったからこそ、今回のパフォーマンス、展示会の参加に同意することが出来ました。
彼女は世界各地を転々として作品を制作されているのですが、この展示会を最後に、フランスに帰国されます。貴重なこのタイミングに声をかけて頂いたことに心から感謝しています。

もうお二方のArmelle(写真家)、角谷啓男(陶芸家)もとっても素敵な方です。世界中で活躍されています。作品を直接拝見したことがないので、当日がすごく楽しみです。
 

ぜひ、皆様もお越しください。

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