今子青佳

2020年07月

昨日、リモフェスというリモートフェスに参加し、作品をひとつ書きました。勝詩さんという歌手の歌詞の一部を書いています。

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勝詩の歌「おまえが明日の太陽だ」より


「頑張れ」という言葉がたくさん出てくるこの曲は、この時代だからこそ伝わる思いがあるなと感じます。時には苦しい言葉になるかもしれないけれど、今は「みんなで頑張ろう」が強く響く時代だと思います。

勝詩さん、誘ってくださったヨシケンさん、フェスに参加されたみなさま、ありがとうございました。

こんなに明るいイベントで、元気な言葉を書ける日が来るなんて、少し前の私には想像もつきませんでした。作品には明るさがないといけないと、以前一緒に作品を作った大切な人の言葉は、今の私を励ましてくれます。

以前働いていた図書館から、別の図書館へ、勤務先が変わりました。
楽しく働けるといいなと思っていますが、今はまだまだ不安ばかりです。

そんな中、新しい土地で素敵な一冊に出会いました。
「TOKi ALAi」(新川寛幸)

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真っっ白ですが、表紙にはちゃんとタイトルが型押しされていてとても素敵な装丁です。

そして表紙に似合わず、中身はあたたかな写真や断章が淡々と綴られています。

エッセイよりは少し軽めのぽろぽろと書かれた日記のような、こういった本は少し苦手でしたが、これは別物だなと感じました。

たぶん自分からちょっと遠い「自分」が書いている言葉だから。だからこそ、あたたかすぎない、鮮やかすぎない、酔いすぎないこの本の全体のバランスが好きです。もしかしたら何も言ってないことになるのかもしれませんが。

でも、コロナで大変な毎日になって、大切な人に会えなくなって、ようやく会えると思ったらいつの間にかまた会えないかもしれない状況に進んでいって、いつでも時間や世界や誰かは自分に冷たい。

そんな中でも自分の中に「好き」だという隙に残ったものたちは貴重なんだと思います。新しい環境で生きていくようになって、塞いでいたけれど、この本のおかげでちょっとだけ、作品を書いたり、違う生き方の人を思うようになりました。
魔法のような素敵な本です。

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いつか、この作者の長い言葉を書けたらいいなと思っています。

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