今日は図書館記念日。図書館法が公布された日です。

図書館なんて小さい頃に行った記憶も全然ないし、もちろん大人になってからも行かないし、図書館のお仕事に就くなんて数年前までは考えもしていなくて、 今の自分にびっくりですが、毎日楽しく仕事をしています。今は勤めている図書館は休館中で、利用者のみなさんに会えないのが、すごく淋しいです。利用者さんの誰かこれを読んでくれていないかなぁ…
私は元気ですよー!みなさんお元気ですか。

公共図書館なので、いろんな人が来られます。声がやたらに大きかったり、話が通じなかったり、走りまわって入って来られたり、怒っていたり、お酒飲んでふらふらだったり、急に倒れてしまったり。いろんな人と接しますが、だからこそ「人」に出会える仕事だと思います。サービス業に近い観点でのお話ですが。
本を通して、短くても人と会話をすることは、私にとってすごく大切な時間だったなと、今になって思います。本が無ければ、会話をすること自体有り得ないのに、そこに本があるから、人が集まって、本を用意して、人を待っている。閉館になった今は、特にやることはありません。(細々はあるんですが…)
本も人もいて初めて存在する「図書館」。

コロナウィルスの関係で、私が勤めている図書館が一部サービスを休止して開館していた時期がありました。それに対して、批判の文章を書きましたが、基本的には私の意見は変わっていません。
どうか、早くおさまって、図書館が多くの人に情報を開示できる場所、家や職場とは違うサード・プレイスのような場所になりますように。 

それまでみなさま、お元気で。 
よき本と言葉に出会えますように。 

DSC_1384

※廃人と化しています…

読んだ本は『物語に閉じこもる少年たち』(セオドア・アイザック ルービン、ポプラ社)。読んでいて苦しくなりましたが、人や心の複雑さを言葉で感じることができます。本文中の「体は、外の危険な世界とつながるのに必要なものだ。」という言葉、ものすごく納得しました。こういう言葉に少しずつ救われます。
『引き裂かれた自己』(R.D. レイン、筑摩書房)『鳥の巣』(シャーリイ・ジャクスン、国書刊行会)を思い出しました。