2018年がスタートしました。

社会の変化はますます早く、激しくなっています。
昨年、キーワードとして”スモールマーケティング”を掲げました。つまりシンプルでコンパクトなマーケティング活動をスピーディーに進めて行くことでした。


今年のキーワードは”合成(synthetic)”としたいと思います。
合成には「二つ以上のものを合わせて一つの状態にすること」という意味があります。
よく似た言葉で、結合(合わさって一つになること)や融合(とけあって一つのものになること)そして少しニュアンスが違いますが、連携(一つの目的のために一緒に物事をすること)など、ビジネスで聞き慣れた言葉があります。

なぜ、ビジネスであまり使われない”合成”をキーワードにしたのかというと、合成には躍動感があるからです。
たとえば、化学合成(chemical synthesis)を例にとると、
化学合成は、物質と物質を幾度となく化学反応させ新しい化合物をつくります。化学反応プロセスは、目的の化合物ができるまで何度も繰り返されます。面白いのは、この過程で思いがけない化学反応が起こり新化合物が生まれ、それが商品になることがある点です。
反応させる物質の組み合わせなど条件を変えることで、アウトプットが変わり、時には思いがけない結果を得ることができるダイナミズムが合成にはあります。

合成はビジネスに応用できます。
デジタルとアナログ、論理と感性、バーチャルとリアル、などの対極的な文字が躍る混沌としたビジネスの現場で、私達は、日々様々な局面で果敢な意志決定が求められます。その時に、白黒付けて岐路を選択するのではなく、重要な要素を”合成”し新たな路を切り拓くことが必要なのです。



本年もどうぞよろしくお願いします。