ブログ、久しぶりの更新です

マイブームのウェルビーイング 
以前のブログ ウェルビーイング http://blog.livedoor.jp/imarketing/archives/cat_50033299.html

最近は、雑誌や学会発表など少しずつアウトプットしています。

*商品開発・管理学会 第40回全国大会2023年8月https://apdmj.com/apdmj/wp-content/uploads/2023/06/dai40kaiprogram.pdf
*技術情報協会 出口戦略に基づく研究開発テーマの設定と事業化への繋げ方 2023年10月
https://www.gijutu.co.jp/doc/b_2221.htm

そこで今回は、ウェルビーイング商品の分類について書きたいとおもいます。

ウェルビーイング商品とは
ウェルビーイングに貢献する商品をウェルビーイング商品と呼びます。
ザクっとしすぎですが生成AIも定義としては肯定的な反応でした(笑)

参考 ChatGPTとBardとのQ&A 

質問 ウェルビーイングに貢献する商品をウェルビーイング商品と定義してよいでしょうか?
ChatGPT
はい、ウェルビーイングに貢献する商品を「ウェルビーイング商品」と定義することはできます。(中略)文脈によって異なる場合がありますので、具体的な文脈に合わせて説明や定義を調整することもあります。
Bard
はいウェルビーイングに貢献する商品をウェルビーイング商品と定義することは広く受け入れられるでしょう(続)


ウェルビーイング商品の分類

ウェルビーイング商品の分類を図1にそってみてみます。
図1
図1


図1は縦軸を客観的ウェルビーイング、横軸を主観的ウェルビーイングとしたマトリックスです。(円の大きさは人口をイメージ)これで、客観的ウェルビーイングは“生活”、主観的ウェルビーイングは“心”と表現すると、中心円は生活・心が(おおよそ波はあるが)普通の状態 左上の円は生活は良好でも心が良好でない状態、左下の円は生活も心も厳しい状態、右下は生活は良好でないけど心が良好な状態。です。
それぞれの円に既存の商品やサービスを当てはめてみました。ウェルビーイング業界(?)では中心円の健康経営やキャリア開発など人的資本経営の文脈で関心が高まっているように感じます。

参考 人的資本経営コンソーシアム https://hcm-consortium.go.jp/
私は、福祉、医療の分野で公助の行き届かない所にもっと商品やサービスが増え、質的な向上が進むことを期待します。これは、まさに企業の責任かと思うのですがねぇ。

図2は、別の見方からみた商品分類です。
図2
図2

図の曲線はウェルビーイングの軌跡をイメージしています。
縦軸のウェルビーイング度は人それぞれの物差しではかるものですし
ここちよさゾーン(ウェルビーイング)は人それぞれで、ほどよい心地よさもあれば、熱い心地よさもあるかと。(ちなみに私はほどよい心地よさをさまよっています..。)
 
蛇足ですが、
先日 NHK街角ピアノを観ていると、ピアニスト角野隼斗さんは「日本のコンフォートゾーンを抜けニューヨークに来た」と話され、ロシアからきたミュージシャンは「もっと自由に表現したくてニューヨークに来た」というようなことを話されていました。角野さんはほどよい心地よさゾーンをぬけだし熱い心地よさを、ロシアのミュージシャンはほどよい心地よさを求めているのかと。。
角野さんのように頂点を目指す人、ロシアのミュージシャンのように頑張っている人もいますが
理由があって頑張れない人もいっぱいて、その人たちは頑張らないように頑張っているんだろうなぁ。とも思います。


また、時間の経過とともにウェルビーイングは変化します。「人生楽あれば苦もある」のです(しみじみそう思います)。
ウェルビーイング商品の分類の視点では、心地よさゾーンにいる人をゾーンにいることを保つ商品と、ゾーンの外にいる人をゾーンの中に入ることを支える商品との分類ができると思います。
これは商品開発の「イライラの解消」「ワクワクの創造」と視点は似ているかと。

もっとウェルビーイング商品を
私の願いは、さっきのミュージシャンや頑張れない人も含めて「ほどよい心地よさゾーン」の人々が増えることです。
まだまだ、福祉・医療の分野は“儲からない”という経済のものさしが障壁となり、産業発展が進まないのも現実のようです。
 この課題は、企業単独ではなく地域力を発揮して解決しなくてはならないのかと、それも行政に頼るのではなく企業が率先して行うべきと考えます。

集合知の活用
その鍵は集合知だと思います。
行政はウェルビーイングに注目しています。
参考 
内閣府 Well-beingに関する関係府省庁連絡会議 https://www5.cao.go.jp/keizai2/wellbeing/action/index.html
デジタル田園都市構想におけるWell-Being指標活用 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai7/shiryou5-1.pdf
富山県の成長戦略のビジョン「幸せ人口1000 万〜ウェルビーイング先進地域、富山」https://www.pref.toyama.jp/100224/wellbeing-toyama.html


地域のコミュニティや企業連携を目指し、そこに集積した知を活かしウェルビーイング商品の開発や改良に進めることが大切だと考えます。
今後、地域で重要な役割を果たすコミュニティ、社会課題解決の目的を持った企業集団が融合し地域の住民に合ったウェルビーイング商品を共に作り、享受する場(仮称Xワンダーランド)が重要だと思います。
XワンダーランドのXには、患者が自分らしい生活をするために必要なリハビリをワクワクしながらできる場、“リハビリワンダーランド”や、高齢者が自分らしい生活をするための身体を整えるフィットネスをワクワクしながらできる場“フィットネスワンダーランド”、住民の潤いある食生活の基盤となる食材や空間を体験する“フードカフェワンダーランド”など広がりのある可能性を有しています。
図3はフィットネスワンダーランドのイメージです。
図3
図3

とは言え、ワンダーランドの成果を利益額だけで判断すると(魅力があるにこしたことはありませんが)魅力に欠けるかもしれません。
しかしウェルビーイングを感じることができる人々の数は多くなります。
例えば、地域商業機能複合化推進事業等コミュニティ支援の活用や、地域主導のデジタル地域通貨の運用、ふるさと納税にウェルビーイング枠を入れるなど、行政の後押しを受け、ウェルビーイング商品普及にむけ進んでほしいと思います。

 世界的に成長指標がGDP からGDW(Gross Domestic Well-being )への動きがあるように、ビジネスでも顧客が満足する機会(幸福の機会)を新たな成果指標に組み込むなど企業の活躍を願うばかりです。