キーワード「ささやか」


帰省先からの帰路
岡山で途中下車し奉還町商店街に、ちょっと足をのばしました。
すっかり、表情を変えた奉還町商店街。人気のカフェで
暖かいコーヒーとワッフルで穏やかな時間を過ごしました。
”ちょっと”足をのばしたおかげで、ささやかなご褒美をもらった気分でした。

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今年のキーワードはポジティブな意味合いを込めて
「ささやか」にしました。

これは
コロナ禍の緊張や不安の日々の停滞した空気から
日常生活を向上しようと、自ら前を向いて進む方々を目にし
少しずつ社会の風向きが変わっているように思うからです。

”ささやか”は、なにごとも高みを目指す積極性に欠けるかもしれませんが
現場のコツコツを尊重する優しさがあります。

２つの”ささやか”


ものづくり企業は
�”娉嘆礎諭´¬槐曚蠅痢。欧弔痢匹気気笋�”が大切ではないでしょうか。


”ささやか”でも価値を付加する

付加価値を創るには、柔軟性と機敏性が大きな役割を果たします。
あっと驚くような価値をつくることにだけ目をむけず
今、持っている技術を活かして価値を付加する。

付加する価値はささやかでもよいのです。
手間を省く、人不足を解消する、心労を軽減するなど様々な視点でお客様を見れば
まだまだ価値をつくる機会があると思います。



”ささやか”な目配り

マーケティングの基本は良好なコミュニケーションであり
主活動は価値創造と価値提供です。

価値創造を主目的とする技術マーケティングでは
企業の受信力がとても大切です。
受信力を高めるには「ささやかな目配り」が大きな役割を果たします。
企業は、これまで以上に注意深く、細やかに現場に気を配ったり
普段見過ごしていた所で新しい人々（例えば顧客の顧客）と
対話の機会を持つなど創意工夫が必要です。


”ささやか”ながら”行動すること”が大切

ささやかに目配りし、ささやかな付加価値をつくる
小さなことで少ないリターンかもしれませんが
ささやかなことを大切にし行動する。
その積み重ねが高付加価値として結実し大きな束になり
社会を動かすのだと思います。


本年もどうぞよろしくお願いします。