2009年05月10日

旧約聖書 創世記

future_1

旧約聖書は古代ユダヤ人(ヘブライ人)と神との契約を記したものです。
史実にどれだけ忠実かは、わかりません。

旧約聖書では冒頭に神が世界と人間を創造します(創世記)。
6日に人間を最後に創って、7日目に休んだから今の1週間があります。

その6日目に作られたのが、かの有名なアダムとイブ。
神が自分に似せて創ったといわれているが、
見た目を似せたのか、何を似せたのかはわかっていない。

以下、創世記を相当簡単にまとめます。

▼旧約聖書 創世記(年代が前後しているかもしれませんが)

神、アダムとイブ創造。エデンの園に置く

神に絶対ダメって命令されてたのに、蛇にそそのかされ
善悪の知識の実を食べてしまう

<人間が犯す初めての罪(=原罪)>

アダムとイブ楽園から追放(失楽園)

2人にカインとアベル、セトといった子供が出来る

<初めての殺人はカインのアベル殺し⇒カイン追放>

セトの子孫ノア(アダムから数えて10代目)が神の声を聞き、箱舟を造りだす

理由:地上に増え始めた人々が悪を行っていて、
それを許せない神が大洪水を起こし、地上全てを滅びさせようとする
しかし、神は「神に従う無垢な人」であったノアとその家族のみは生き延びさせよと、
天使にいった。天使がノアに指示したから

ノア 家族みんなでその指示通りに箱舟を作る
他の人にも「洪水来るよ」って教えるけど相当バカにされる
箱舟を完成させたノアは、家族とその妻子、すべての動物のつがいを箱舟に乗せた

<かなり大きいもので、数十年〜百年くらいかけて建築された>
(参考Google⇒実際にノアの箱舟を作ってみたオランダ人)

その7日後洪水が起き、40日間続いた。
箱舟を出たノアは祭壇をつくり、神に生贄を捧げた
神はそれを祝福し、2度と生き物を絶滅するような洪水は起こさないと約束し、
その証に大きな虹をかけた。
この洪水の時期は西暦前2370年(紀元前3000年ころとも)
この時、ノアは600歳

人々(ノアの子孫?)は元々同じ言葉を話していた
彼らは天まで届く塔(バベルの塔)を作り始めた。
神はその驕りを怒り、人々に別々の言葉を話させるようにした。

<ここでやっとアブラハムが出てきます>

ノアの息子セムから数えて10代目のアブラムはメソポタミアのウルに住んでいた
父の死後、アブラムは神の啓示を受け、甥ロト、妻サライ(異母妹)、
その他の人々と共に約束の土地カナン(現在のイスラエル、パレスチナ)へ旅立つ

アブラム カナンの地に入ると、神に「あなたの子孫に、わたしはこの地を与える」と言われる
祭壇を築き祈って、もっと南下する

アブラム やっと落ち着いた場所で飢饉が起きたので、一家でエジプトに避難
自分の嫁(美人)を妹だと偽ってたら、エジプト王に側室として召し使わされるハメに

神はその事実に怒り、エジプト王とその一家を痛めつける(疫病?)
エジプト王は恐れ、アブラム一行を彼らの全ての所有物と共にカナンの地へ送り出す

アブラムはカナンに、ロトはソドムに別れて住んだ。
アブラムは「わたしは、あなたが見渡しているこの地全部を、永久にあなたとあなたの子孫とに与えよう。」
と神から預言を受けた。

アブラム99歳(75歳?)
神が「あなたはもはやアブラムではなく、アブラハムと名乗りなさい。
あなたを大いなる国民の父とするからである」(17章5節)と啓示

<神からの啓示を受けアブラハムに改名 民族の祖と任命>
※同時期に割礼も命じられる

アブラハム 不妊だった妻サライに請われ、
女従者ハガルに子供を生ませ、イシュマエルと名付ける

アブラハムと妻サラの前に天使が現れ、神の預言

高齢(80歳)のサラ(アブラムと同じ理由で改名)に待望の子供
イサクと名付ける(アブラハム100歳)

神が、「息子イサクを山上で焼き、捧げよ」とアブラハムに命じる
アブラハムは苦悩しつつもそれに従い、息子イサクも自分が犠牲であることを悟ったが抗わなかった

ヤハウェご満悦
「お前が神を恐れる者であることがわかった」
「お前の子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る」

<やはり出てくる跡目争い 女の確執>

アブラハムとハガルとの間にイシュマエルが誕生してから、関係は良くはなくとも上手くいっていた

しかし、ある時、アブラハムと妻サラとの待望の子供であるイサクを、イシュマエルがからかう光景をサラが目にしたことから、
サラはアブラハムにハガルとイシュマエルを追い出すよう迫る。

アブラハムは 悩むが、神の「心配することはない。妻の言う通りにせよ」との言葉に従い、従者ハガルとイシュマエルを追い出す。

従者ハガルとイシュマエルは放蕩するもの の、天使の導きによって泉を発見し安堵する。

※ここで、ユダヤとイスラムが別れた
<イシュマエルの子孫であるイシュマエル人は、アラブ人の祖とされ、イスラム教ではイサクよりもイシュマエルが重視されている>

アブラハム死亡 享年175歳
息子のイサクとその異母兄イシュマエルは、アブラハムを埋葬(仲は悪くないようだ)

「神は息子のイサクを祝福された」
ヤハウェとアブラハムの約束はイサクに相続

イサク 結婚し、子を設ける。エサウヤコブの双子

<ここでも起こる家督争い 夫婦対決>
親父イサクはエサウ派 母はヤコブ派

死期が迫り目も悪くなったイサクを
ヤコブと母がだまして家督相続

ヤコブ 兄貴エサウの恨みを買い叔父のところへ逃亡
その道中に神と正式に契約

ヤコブ 逃げた先で嫁探し⇒発見 色々だまされて20数年経ち帰郷する

ヤコブ 兄エサウが大勢引き連れて迫ってるらしいと知りビビり、ヤハウェにすがる

そしてある夜、「何者か」と夜明けまで格闘
何者かには勝てず、泣いてヤハウェに恵みを乞う

<ヤコブ 神への絶対的な服従をここで誓う>
神からイスラエルという名を預かる
結局、エサウも大勢連れて、歓迎しにきただけだった

色々あって、エジプトに行く
イスラエル人が増えたりして、
恐れたエジプトの王に奴隷の身分にされる

出エジプト記』へ


参考:
旧約聖書 -The Old Testament-
創世記
創世記(布忠.COM
天地創造の神 創世記1章1節−5節
パレスチナとイスラエルの歴史
イスラム教ってなんじゃらほい1
世界史講義録 第6回 オリエント史の展開
イスラム教
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は、同じ一つの宗教の、異なった歴史上での現れ


と、意外とダラダラ長引いてしまいましたがこんな流れのようです。
これが聖書を信じる人が考える世界の成り立ち。

この後はモーゼ(モーセ)が出てきて奴隷扱いのエジプトから逃げて
海を割ったり、十戒を授かったりするわけです。


imbow at 07:30│Comments(1)TrackBack(0)宗教・人種について 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by tamari   2013年08月15日 07:30
すごく分かり易く為になりました!。
面白かったです!

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔