2009年06月14日

いもの苗植えイベント '09

 6月7日(日)、信州いも倶楽部の今年の芋苗植えが行われました。
 場所は、例年通り松川町生田梅松苑の畑です。早朝8時半、各地域から倶楽部のメンバーが集合。今年は喜久水酒造の社員の皆さんを含めて約90名での芋植えとなりました。いつも上田から3時間車に乗って駆けつけてくれる小林さん、さらに今回は新潟県十日町市から宮幸酒店のご主人と従業員の柳さんが初参加されました。
 受け付けで、今年度の会費1,000円と昼のバーベキュー代1,500円を支払って、畑へ向かいます。既に太陽の光が強く、暑くなりそうな気配です。

[リーダーの説明][開始] 芋植えは6つの班に分かれて行いますが、開会式の前に各班のリーダーに集まってもらい、作業工程と注意事項を確認しました。今年植える苗は、初年度から続いている「黄金千貫」と新しい「パープルスウィートロード」。昨年実験畑で収穫したパープルスウィートロードを原料に焼酎を造り、プロジェクトメンバーで試飲したところ大変好評だったので、昨年の「紅あずま」に替えて、新たに倶楽部全体としても挑戦してみることにしました。一班、二班がパープルスウィートロードの苗植え担当で合計3千本、三班から六班までが黄金千貫で7千本。畝を120cm幅から90cm幅に縮めたために、従来より3千本多い苗植えとなりました。

[マルチと目印] 9時より開会式。喜久水の濱島光男社長にご挨拶を頂き、その後、班ごとに並んでもらいました。リーダーおよびメンバーの確認と、作業工程の説明、マルチ敷き、植える間隔の確認。昨年より使用の芋植え用道具(これはかなりの優れもので、これの使用により作業効率と苗植えの確実性が格段に上がりました)を使っての苗植えのやり方をリーダーの方が実地にやって見せてもらいました。
 道具を振り分けて、いよいよ作業開始です。巻かれたマルチの芯の中に鉄の棒を通し、両端を二人で持って、畝に沿って引いていきます。その後を鍬(クワ)を持った二人がマルチの端に土をかぶせて行きます。出来るだけマルチをピシっと張り詰めて、下の畝の土と隙間が出来ないように敷くことがとても大事です。各班とも鍬での土かけは、やはり男性のメンバーが中心でしたね。
 マルチを敷き終わると、苗植えの道具の長さを使って、一定間隔に目印を付けて行きます。そして、その目印の位置に苗を植えていきます。金属製の道具の先端が二又になっているので、そこに苗を挟んでほぼ垂直に押し込み、棒の半分過ぎくらいからは、道具のカーブに沿って斜めに押し込みます。苗の大きさにもよりますが、葉の部分が外に出た状態にして、穴を押さえて根付きをしっかりさせ、穴の回りと苗の葉が直接マルチに触れないように土をかけていきます。広い世代の皆さんが集まって、作業を分担しながら苗植えを進めました。

[苗を運ぶ][植え付け] 芋植えイベントとしてはおそらく最高の晴天。農作業には少々過酷な天候となりました。途中何回か休憩を取って、水分補給に努めました。休憩の合間もいろいろなところで雑談に花が咲きました。
 9時よりスタートした作業は、12時ジャストに完了。いつもながら、広い畑一面に植えられた1万本の苗は壮観です。何とか無事にしっかりと育って欲しいと思うばかりでした。

[BBQ][試飲用] 昼からは、梅松苑の庭に移って恒例のバーベキュー。炭の熾ったコンロの前に座り、肉や野菜を焼いて汗を滴らせながら、用意された豚汁とともに、炎天下でのホットな昼食を存分に楽しみました。
 昼食中に、2007年「山ん中」黒(黄金千貫使用、度数29度)と、昨年実験畑で作った「山ん中」紫(パープルスウィートロード使用、度数25度、非売品)の試飲も行いました。
 炎天下での芋植えとバーベキュー、本当に熱い一日でした。久しぶりの農作業の充実感とお腹いっぱいの満足感とともに、皆それぞれ家路に着きました。
 しっかりと苗が育つように。そして、次は夏まっただ中の草取りです。

2008年12月01日

2008「山ん中」収穫祭

11月29日(土)、信州いも倶楽部「山ん中」収穫祭が、今年も喜久水酒造松川蔵にて賑やかに開催されました。
6c2b4611.jpg[DVD観賞]夕方6時過ぎ、すでに闇に包まれた松川蔵に会員の皆さんが集まってきます。受付けを済ませ3階の会場へ。
開始時刻まではプロジェクターでDVD上映。かつて2004年にNBSで放送された「山ん中開発物語」を編集したものです。信州いも倶楽部初年度の活動が描かれていて、当時からのメンバーは殊に懐かしく鑑賞しました。

[宮島会長]6時半、収穫祭開始。飯田商工会議所会頭としてお忙しい中を参加していただいた、喜久水酒造宮島会長からもご挨拶いただきました。その後、川口杜氏から焼酎の仕込み状況の説明をしてもらいました。

[原酒と杜氏]収穫祭のメインは、今年度栽培され、10月18日に収穫および仕込みが行なわれた新酒の「黄金千貫」と「紅あずま」。いずれも原酒の状態で度数は35度くらい。それに、昨年仕込まれた紅あずまの貯蔵熟成原酒(41度)。

[乾杯]いつも上田市からかけつけてくださる小林さんのご発声で一同乾杯! 「食の安全性が問題とされる今、もっとも安全で安心な焼酎が、このいも倶楽部の『山ん中』……」。まさに、おっしゃる通り。

[新酒を味わう][収穫祭]乾杯後は、皆さん飲んで食べて、いろいろな話で大盛り上がり。今年の焼酎の出来栄え、いも造りや畑造りに関して……等々。用意された焼酎もみるみる消費されていきました。そして瞬く間に予定の時間が過ぎ、会長の音頭で万歳三唱してお開きとなりました。
楽しい楽しい収穫祭。自ら育てたいもで造った焼酎はいつも格別の味わいです。皆さん、満足な笑顔で、家路に二次会にそれぞれ散って行きました。

2008年06月07日

信州いも倶楽部5年目のスタート

今年度はメインの芋畑とは別に畑を借りて、新たな取り組みにチャレンジ。いも倶楽部の企画委員を中心とした15名ほどの有志でお金を出し合い色々な芋苗を購入し、焼酎造りをしてみようという試みです。
この実験畑はメイン畑のある生田梅松苑から150mくらい先の道路脇にあり、30〜40mくらいの長さの畝が23列並んでいます。畑の周囲にはイノシシ除けの電流を通す柵が既に設けられています。

畝削り畝削り2快晴の6月7日、朝8時集合。皆、農作業に合った思い思いの服装で集まり、作業開始。まずは、幅1m35cm程の畝の両側を鍬で削り、60cm〜90cmくらいの幅にします。これが結構重労働で大変。比較的土が軟らかいので削り易くはあるけど、慣れない中腰での作業はすぐくたびれてしまいます。でも中には手慣れた方もいて削るスピードが全く違いました。
農作業シロウトが多いので、こまめに休憩。30分に1回くらいは休憩してましたね。

マルチ敷きマルチ敷き2削り終わった畝に今度はマルチ敷き。苗植えのマーカーになる中心部をブレさせないよう注意しながら二人一組で進み、その後を鍬でマルチの端に土をかぶせていきます。後でわかったのですが、このマルチをピシッと張っていくことで、苗植え作業がとてもやり易くなります。作業者の平均年齢は決して若くないですが、マルチ敷きは「10代〜20代の肌のハリのように」が合言葉になりました。

植え付け植え付け2足腰に負担のかかる作業と小刻みな休憩を経て、いよいよ苗植えです。今回は2種類の芋苗を植えました。道路から見て左側に「パープルスイートロード」、右側に「なると金時」です。両者とも食用にされることが多く、焼酎用として使われるのは稀です。ムラサキイモの王様と呼ばれるほど甘味が強く、アントシアニンがたっぷり含まれているパープルスイートロード、ヤキイモとしてよく知られ青果市場では最も高価で取り引きされるなると金時。これらが果たして上手く育ってくれるのか? どんな焼酎になるのか? 今からワクワクします。

植え付け方法「新兵器」苗植えの作業ですが、今年は「新兵器」が登場。30cm程の銅パイプがゆるやかに曲げられ、先端をつぶして二股に切れ込みを入れたものに、木製の柄を付けた道具です。その先端に苗の付け根を引っ掛けて地中に斜めに差し込んで行きます。最初は戸惑いましたが、ちょっと慣れるととてもスムーズに植えることが出来ました。
ここ数年、カッターでマルチのシートを切ったり竹べらで土をかい出したりといろいろと作業してきましたが、この道具で植えればマルチに空ける穴が最小限で済み(穴が広いとそこから強烈に雑草が生えてきます)、しかも作業が早くて失敗が少ないことが実証されました。明日メインの畑で行なう苗植えも、このやり方でイケルという確信が持てました。

圃場風景記念写真12時ころ作業終了。約1,800本の苗を無事植え終わりました。前半の畝削り、マルチ敷きは大変なこともあって時間がかかりましたが、苗植え自体は新兵器のおかげで、短時間で終えることが出来ました。

参加してくれた皆さん、本当にお疲れさまでした。この冬には、皆さんと美味い焼酎を酌み交わせることを願っています。
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2008年05月08日

旬を楽しむ

いも倶楽部のメンバー有志で『たけのこの会』を5月5日に行いました。自分達で竹やぶで竹の子を掘り、新鮮なうちに調理して食べようという旬の味を楽しむ企画です。

080505_1545~0001当日はあいにくの雨もよう。3時の集合時間におなじみ生田梅松苑に集合したのは4名! 近くの竹林に軽バンで乗り付け、作業開始。私も竹の子堀りは初めてでしたが、これが結構重労働。鍬(すき)で周囲の土を掘るのですが、根がからみついたりして大変でした。力を込め過ぎたのか鍬を一本折ってしまいました。
1時間ほど掘り続けましたが、汗びっしょりになりました。

080505_1657~0001080505_1748~0001掘った竹の子を持ち帰って選別。大きいのや小さいの、途中で折れてしまったものなど様々。その中から、大きめで形の揃った3本を選んで炭火の上で焼きます。皮付きのまま豪快に、野趣溢れたまさに旬の素材そのものを楽しむ料理です。

080505_1445~0001飲み物用の器も手造りしようということで、竹を切ってマイグラスを各自で造りました。節から適当な長さに切って洗い、口のところをヤスリできれいに磨きます。後でお燗酒を飲みましたが、ほのかな竹の香りとまろやかさを増した味わいが最高でした。

080505_1849~0002炭火の上で焼いた掘りたての竹の子を、縦に四つ切りにします。そして、ちょうどメロンを食べる時のようにまん中をナイフでこそぎ取って食べます。ん〜! そのジューシーで香ばしくてサクサクと軟らかくて……これぞ新鮮な旬の味わいです。新鮮な竹の子はこの食べ方が最高でしょう。

080505_1847~0001080505_1846~0001080505_1925~0001梅松苑の料理長さんに旬の山菜を使った特別料理を造って頂きました(手書きのお品書きまで用意してくれました)。焙烙に入っているのは、石焼の岩魚です。そして山菜の天ぷら。天気が良ければ外の芝生の上でこの夕餐をいただく予定でしたが、あいにくの雨で室内ななってしまいましたが、旬の料理と竹筒で暖めた燗酒には大満足でした。

080505_2014~0001そして締めは竹の子ご飯。けっこうお腹いっぱいになっているのに食べてしまいますねえ、この美味しさ。一番若いワッキー君は3杯〜4杯行ってたかな(このあと持寄りのケーキも皆で食べました。美味しかったです、ごちそうさま)。

あいにくの雨空でしたが、竹の子堀り、手造りの器、焼き竹の子、旬の山の幸の料理、竹筒入りの燗酒、いろいろ盛りだくさんで満喫することが出来ました。
翌朝ロッジで目覚めると晴れていて、すがすがしい朝の山の空気を吸いながら、やわらかい陽春の日差しを受けて大きく背伸びをした時の気分は何とも言えない開放感と満足感で溢れていました。また、来年もやりましょう。……実行委員長の安部さんに感謝。

2007年07月17日

いも畑の様子と草刈イベントのお知らせ

梅雨の始めころは雨が少なく、いもの生長も水不足を心配していましたが、後半には多量の雨が降り、ひと安心していたら台風までやって来て、ちょっと降り過ぎかと思えるほどでした。
台風が去って、いよいよ夏本番。
いも畑の写真が、喜久水酒造下澤専務さんから送られてきました。

草刈前(3)今年は苗植えのやり方が良かったのか、十分に水を与えたためか、あるいは天候にめぐまれたのか、おそらくその全部だと思いますが、昨年に比べ大変順調に育っています。いもの葉っぱが大きくて生き生きとしていますね。秋の収穫がとても楽しみに感じるくらいです。
畝と畝の間の通路は茶色く見えますが、これは既にこの部分の草刈をしてもらっているからです。でも、右手のマルチのきわには、新たな雑草がちょっと生えてきています。

草刈前(2)これは別の畝のいもの葉っぱです。こちらも順調に育っていますが、いもの葉っぱにまじって細長くやや白っぽい雑草の葉っぱが見えますね。
このままにしておくと雑草の方が勝ってしまいます。早めに雑草を引き抜いて、いもに栄養分が行くようにしないといけません。

草刈前(4)草刈前(1)この2枚の写真の畝は、だいぶ雑草が伸びています。左側の写真の奥の畝には、背丈の高い雑草が勢いづいています。右側の写真の畝もずいぶん雑草におおわれています。
これも早めに刈り取らないと、いもの葉っぱが生長出来ません。
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