2012年01月16日
還暦のお祝い


お世話になった先生の還暦のお祝いに出席して参りました。
今から20年以上前、大学6年生の時、就職先の相談に乗って頂いた先生です。
あっという間に歳月は流れ、今の自分があるのもあの時の先生のご指導があったからと感謝しています。
今思えば、その当時の先生の年齢は、今の自分の年齢よりも若かったことになります。今の自分はその当時の先生よりも、まだまだの様に思えてきます。
当時、診療室にお邪魔した時に先生に感じたオーラを、今も覚えています。
長い月日を超え今でもおつきあい頂い下さることを、大変嬉しく思います。
臨床家としての将来を左右する要素に、大学を卒業してから最初の3年の環境は大きいと思います。
その時期に、自分の向かうべき方向性を明確にイメージ出来るか否かで迎える30才が変わると事でしょう。
次に自分が描いたイメージを持って30才からの10年をいかにに過ごすかで、臨床家としての方向性は修正不可能なほどに決定してしまうことでしょう。
こうして、この10年をベースにそれぞれの方向性をもってそれぞれの40才を迎えます。後は自分の目指す道をひたすらに頑張るだけでしょう。
50才を目前に、振り返って思います。
まだまだ教わる事ばかりです
多くの師に恵まれたことに感謝します
そして教わった事を、後進に伝えたいとも考えています
今年の顎咬合学会の演題を決めました。広範囲インプラントの治療指針ですが、
副題を「顎咬合学会で教わった事、顎咬合学会で伝えたいこと」としました。
2012年01月03日
一陽来復

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年の挨拶ですが、今年は「一陽来復」としました。
この熟語は、新聞からの受け売りですが、意味を調べてみると
「冬が去り春が来ること。新年が来ること。」や
「悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。」の意味があります。
まさに今年、一陽来復を願う年となりましょう。
今の日本、いろいろな意味で今年の念頭の挨拶としてふさわしく感じています。
お正月にブログで一年を振り返り、その年を考えてブログに書きため随分と過ぎました。
今年のテーマはどうしましょう。
先ほど、読み返してみました。その時その時のことがよみがえってきます、走馬燈の様に
もう随分と時間が過ぎているのに、その実感がまるでありません。
あっという間の出来事のように...
2006年「進化する臨床」
2007年「夢の現実に向けて」
2008年「信じる道を走る」
2009年「大切にするもの」
2010年「新たなる出発」
2010年「強く思い描くこと」
その時々に、何があって何を考え、自分を取り巻く周囲の環境は...
色々な事があって、色々と感じて、自分なりに過ごしていたんだな ...って...
2011年を振り返ってみました。
昨年ほど、学術活動で多くの方にバックアップして頂いた年はありませんでした。
EOアナライザーの開発をはじめ、それに関する発表、論文と多くの方々に助けて頂きました。
何よりも恩師と一緒に学術活動し、多くの事を学べたことが、とても嬉しい一年でした。
今振り返ると、転機の年と言えるでしょう。
このことからも今年のテーマですが...
「感謝の気持ち」としたいと思います...(^_^)v
2011年12月07日
クインテッセンス12月号

審美性と機能性を両立する臨床をめざし、数年取り組んでいたシステムがようやく形になってきました。
まだまだ改善や変更点があるのですが、一つの節目として発表した論文が掲載されました。
このシステムは、歯科機械専門の製作所が製作し今年のデンタルショーにも参考出展されました。
このシステムを使った治療術式は、審美性を考慮した前歯の位置関係を、顔面情報を立体的にとらえ、歯列を三次元的に最適な位置にリポジショニングすることが可能となります。
こうすることで、審美性と機能性の両立が可能となります
今回の論文は、治療前の咬合崩壊ケースの診査診断に際し、審美的要素を備えた咬合平面の決定のステップを中心に、補綴診断を行うための診断用ワックスアップの手技を解説しています。
もちろん、最終補綴の製作にもこのシステムは優位性高く応用することが可能で、広範囲のインプラント補綴製作等に歯とても役に立つと考えています。
この治療術式を来年の2月にシカゴで開催されるミットウインターミーティングで講演する予定です。
頑張れニッポンの精神で、頑張ってきます。
でも...かなりプレッシャーです...(^^;)
2011年11月30日
大学で若い先生方へ向けての講義


先週の土曜は盛岡に行き、インプラントに関しての講義と実習を行って来ました。
今回は、岩手医科大学に在籍の若い先生を対象としたプログラムです。
半日という限られた時間ですので、あまり多くのことをお話しすることは出来ませんでしたが、診断用ワクシングからCT撮影テンプレート製作、画像診断の後に外科用テンプレートへの改造の流れを解説しました。
いかに口腔内全体を考えインプラントの診断をすることが大切であるか。
そのための診断用ワクシングであり、一口腔単位で考えた上部構造が必要で、さらにその上部構造を最も力学的に適切に支えることができるよう、インプラントの埋入手術を行うことの大切さをお話しました。
最後に、インプラント治療だけを行うことで、歯科治療として成功する症例と、インプラントも応用しながら、残存歯を含む治療を適切に行いながら、口腔内全体を考えなければならない症例をいかに鑑別診断するかを解説しました。
講義の後、大学の先生方と食事をしながら、いろいろなお話をすることが出来、とても楽しい時間を過ごしました。
また機会があれば、さらに色々な症例を解説することができれば楽しい事でしょう...
若いこれからの先生方と接することはとても楽しく、自分にとっても良い経験になります。
上の写真は、新幹線「こまち」と「はやて」が連結される場面です。
乗ってしまえば盛岡駅から東京駅まで2時間半
あっというまです。
2011年11月14日
CAD/CAミーティング


先週の土、日曜に横浜でCAD/CAミーティングが開催されました。
本大会に招聘され講演をして参りました。講演の内容は、10年以上前から自分の臨床で多数応用しているガイデットサージェリーについてお話して参りました。
最近、学会に参加して感じることは、多くの先生方とお話出来るチャンスに恵まれることの楽しさです。
以前は、仲間内だけでの会話だったり、一人で参加すると、会話するチャンスが無かったのですが、最近は多くの先生方から声をかけていただき、とても嬉しいです。
こうして、各地の先生方とお話することによって、これからも感張ろうと...!って、いい刺激になります。
会場で紹介された先生と、早速フェイスブックでもお友達になることも出来ました。
友人の歯科技工士も講演をし好評でした。今後も、臨床の仲間と一緒に研修会をしたりと、みんなで盛り上がっている感があります。
2011年11月03日
インプラント研修会ー2回目


先週の日曜日に行われた、インプラントの研修会が終わったと思ったら、あっという間に、週の後半になってしまいました。
時間が経つのがとても早く感じます。
先週の研修会は、大学の同窓会が主催するインプラント2間コースの2回目です。
2回目は、豚の顎を使ったインプラントの埋入実習を行いました。模型での実習に比べ、骨の形かイレギュラーな為、より実践的な解説と実習が出来ました。
インプラントの補綴では、通常の講義のみならす、フェイスボートランスファーから、遊離端症例においての適切な咬合採得の方法と、咬合器マウントの方法を各ステップごとのデモを行いながら解説しました。
今回も仲間の歯科医師と歯科技工士に手伝ってもらい、充実した研修会になったと思っています。
研修終了後、受講の先生方との懇親会が行われ、あっという間の一日でした。
今回も数名の先生方と、フェイスブックで友達になりました...「いいね!」
学術雑誌に投稿した論文の著者校正も提出、12月に掲載されます。
さあ!来週末は横浜でCAD/CAMミーティングで講演、
スライド製作で奮闘中です...(^^;)
2011年10月26日
咬合セミナー


先週末の二日間、福岡で咬合セミナーが開催されました。三名の講師のひとりとして講義と実習を行って参りました。
日頃はインプラントの講習会で講義を行うことが多いのですが、今回は咬合のお話です。
けっして分野違いではありません。なぜなら、広範囲のインプラントは、咬合を再構築する臨床テクニックを必ず必要とするからです。
日頃感じていることですが、現在インプラントの成功をインプラントと骨の接合のみに着目して述べる風潮が広がっています。
その事が、すぐにとか、早くとか、腫れずに、とか言った項目が論じられます。
インプラント治療を希望される多くの患者さんの口腔内では、単に歯が欠損しているだけでなく、咬合のバランスが狂っている事がかなり多く認められます。
治すとは...
全体を見て、全体を考えて、全体を治療すること。
それが出来た時に顎口腔機能を治すことが出来ると考えています。
そんなことを考えて治療を行っています。
さあ!今週末はインプラントの実習セミナーです。
涼しくなってきました、豚顎実習には最適なシーズンになりました。
2011年10月19日
インプラントコースー適応症の拡大ー


先週末の土日の二日間は、友人の先生とインプラントの研修会の講師を務めて参りました。
このインプラントコースは、かれこれ4年ほど前から、年一回のペースで続けている定例の研修会です。
今回は新しいインプラントが開発されたこともあり、より使いやすくなったインプラントをいかに使いこなすか、と言ったトピックス的な内容も含んだ、ベーシックなインプラント研修会となりました。
スタートから4年間、講師も運営スタッフも同じメンバーで開催され、どうすればより良い研修会になるかを話し合い、常に進化しています。
同時に、インプラントそのものも進化し、術式や考え方にも若干の変化が生じています。
しかしそこは基本に忠実に行うことがベースになります。研修内容のベースもそこにあると考え、講義資料を作成し、講義に臨んでいます。
変化したことは、もう一つあります。今年の夏頃から研修にさんかした先生と、フェイスブックで友達になる機会に恵まれることです。
以前は、研修会を通じて知り合いになった先生方との接点が、学会会場でお会いしたときとかと限られていましたが、フェイスブックで繋がることで症例の質問を受けたりと、色々と発展するするのではないかと思っています。
まだまだ、これからだとは思いますが、驚くほどのスピードで変わってゆくのでしょうね!
さあ、週末は福岡で研修会があります...(^_^)
2011年10月04日
大志を抱いて


先週日曜は、北海道大学で行われた学会に参加して参りました。
開催学会の理事を務めている関係で、学会開催日より一足早く札幌に向かい、理事会に出席しました。
北海道の天気予報をチェックしていなかったのがそもそもの失敗、札幌はかなり寒かった...
何でも、山間部では雪が降っているとか、雨も降って、竜巻注意報もテレビから流れていました。
数年ぶりの札幌でしたが、理事会の後の懇親会で各地の先生方とお話も出来、交流も深まり楽しい時間を過ごすことが出来ました。
写真は、会場となった北海道大学学術交流会館からの景色です。窓から見えた、大きな石のモニュメントを見てみると、そこには、「大志を抱いて」と書いてありました。
大きな大きな志を心に抱いて、辛いことに立ち向かおうと思い、東京に帰って参りました。
でも...現実に戻ると、くじけそうな事が一杯です。
志が小さいのでしょうか...m(_ _)m
今度は、ゆっくりと小樽にいってみたいな...学術関係なしで...
2011年09月19日
インプラント学会名古屋


名古屋で開催された、口腔インプラント学会が4000人以上の参加者で賑わい終了しました。
日曜日には「オッセオインテグレーションの獲得と維持のために今考えなければならないこと」と題して、1時間の講演を行って来ました。
今回の講演の大きなテーマは、インプラントは骨と接合していることが果たして成功といえるのか?ということです。
成功とは、骨とどんな状態で接合しているかが重要と考えています。それは大きく分けて2つ、メインテナンスの容易な歯周環境のインプラントであるか否か。
もう1つが、咬合力を発揮できる状態か?そして生体力学的に咬合力を適切に支えている状態か否か?
そんな事をテーマに、インプラントは骨に接合することを成功とするのでなく、上記のことを理解した上で、三次元的に適切な位置で、インプラントが骨と接合していることが重要と述べました。
成功とは、長期的に安定してこそ初めて言えるのではないでしょうか...。
そんな観点から、過去に学会発表や論文発表してた症例のその後を供覧して頂き、10年経過した現在も安定している状態であるのことを報告。その治療方針のコンセプトを述べて参りました。



