2004年12月29日

本年終了

今年も無事終了する事が出来ました。
診療は充実した良好な結果を出す事が出来き、論文も以下4題発表し、学会、講演と充実した一年となりました。

-論文発表-
「審美的インプラント補綴における問題点-上顎中切歯手術における臨床的考察-」クインテッセン デンタル インプラントロジー別冊 インプラントの潮流を考える、10-15、2004. 小川洋一

「光造形モデルとサージガイドを応用した即時荷重用プロッビジョナルレストレーション」クインテッセン デンタル インプラントロジー、Vol.11 No 4; 27-42、2004. 小川洋一、法月謙市、河津 寛、嶋田 淳

「インプラント治療の新たな潮流ー即時荷重インプラントの文献的考察と臨床」デンタルダイヤモンド、第9巻16号 123-133、2004. 小川洋一、嶋田 淳

「インプラントと歯周病ー歯周病患者に対するインプラントの治療指針」ザ・クインテッセンス、YEAR BOOK 2004 現代の治療指針  118-119、2004. 小川洋一

-学会発表-
第22回日本顎咬合学会学術大会
「光造形模型とサージガイドを用いた即時荷重インプラント」

第25回神奈川県歯科技工士ゼミナール
「インプラント補綴における機能と審美ー単独歯欠損症例から全部欠損症例における留意点ー」

第21回日本臨床歯周療法集話会学術大会
「歯周病患者へのインフォームドコンセントー治療説明を科学的根拠から考えるー」
他計7演題

来年も臨床に励みがんばりたいと思います。正月休みにはHP改編を計画中。
終了時には報告します。  

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2004年12月26日

改編しました

原稿も一段落しました。今年の診療も後二日になりました。
ページを少し改編し使い勝手を良くしました。

ホームページもご覧ください。
今後、情報の発信に努めたいと思います。  
Posted by implant418 at 21:33Comments(0)TrackBack(0)

2004年12月22日

インフォームドコンセント

 歯科治療の多様化が進み、多くの患者は、自分の納得のいく医療を受診したいと望む様になった。しかしそれとは矛盾し、患者の大部分は、どの治療方針が自身の望む治療であるかを、具現的に伝える事は不可能と言えよう。そこで近年クローズアップされたのが「インフォームドコンセント」であり、「科学的根拠に基づく治療」と言える。インフォームドコンセントは簡単には説明と同意と訳されているが、我々医療人の行う説明とは、その多くが、科学的根拠に基づいた説明でなければならない。今日多くの医療現場に於いて、歯科治療の説明には大きな差異が生じている事は認めざるを得ない。歯科治療に際し患者との間に不信が芽生えるはじめは、納得のゆく説明が成されないままに治療が進行し、患者に不利益が生じる事から生まれる事が多いのではないだろうか。すなわち、インフォームドコンセントにおける説明と同意は、いわゆる説明に対し患者の理解が行われた後にしか真の同意は得られず、見かけ上の同意は、何かのきっかけで不信感という、医療現場における最悪の結果を引き起こしかねないのである。 こんな感じの書き出しで論文が日本歯科評論に来春掲載予定です。原稿と格闘中。  
Posted by implant418 at 13:21Comments(0)TrackBack(0)

2004年12月08日

クインテッセンス

先日クインテッセンス出版社より「現代の治療指針」が出版されました。この本は、歯科の総合治療に必要な治療 指針が(1)ペリオドントロジー、(2)欠損歯列、(3)カリオロジー、に分類されて網羅されます。3年で1クールとして、各一分野を重点的に扱います。
本年のフォーカスはペリオドントロジーとし編集されています。2003年に引き続き、「メインテナンスしやすい環境をつくりだす際の基準は何か?」の章で「歯周病患者に対するインプラントの治療指針」と題し論文を発表しました。いずれ内容をHPにてアップしようと思います。
今月末締め切りで、日本歯科評論へ掲載予定の論文締め切りが迫っていて、大忙しです。  
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2004年12月03日

インプラント歯周病の関係

治療を終えたインプラントは長持ちしなくては意味がありません。
これは、前回のお話ししたオッセオインテグレーションの獲得の次。オッセオインテグレーションの維持といいます。

インプラント治療が失敗する原因は、大きく分けて2つあります。感染と荷重負担です。簡単に言えば感染とは、インプラントが歯周病に罹患してしまうこと。すなわちインプラント周囲炎という病気になってしまうことです。この病気を発症させる原因菌は天然の歯に歯周病を発症させる細菌と同じであることが、研究者の報告により明らかにされています。すなわち、自分の歯を歯周病にさせるようでは、インプラントも歯周病に成ってしまいますということです。前回もお話しましたが、上記の理由からも、まずインプラントの前に歯周病を治療しなければ成らないのです。

次の原因、荷重負担。一見非常に堅牢そうに見えるインプラントですが、人の咬み合う力は、一本の歯に奥歯では実に自分の体重以上の力がかかります、なんと男性では60Kgから時に100Kgに及ぶことも珍しくありません。そこで咬み合わせというのは上下左右の顎のかみ合わせが絶妙なバランスをもって力を分散させるのです。しかし歯周病に罹患し、インプラント以外のご自身の歯が動く様に成ってしまったらどうなるでしょう。もし咬む力がバランスを崩してインプラントに集中してしまったら.......。許容範囲を超える連続する力が加わったインプラントは、インプラント周囲の骨を破壊し、骨との接合を失い炎症を起こし脱落してしまうのです。

上記の様に歯周病治療は、治療を成功させるためにも、そして長持ちさせるためにも、とても関係深い治療なのです。  
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2004年12月01日

歯周治療との関係

インプラント治療と歯周病の関係について質問がありましたので少し書きます。

インプラント治療と歯周病とは密接な関係があるのです。そのことを2つに大別して考えていきます。インプラント治療まず成功させる事、このことをオッセオインテグレーションの獲得と言います。しかしインプラント治療は長持ちしなければ困ります。このことをオッセオインテグレーションの維持と言います。この2つに歯周病は大きく関係してくるのです。

今日は最初の一つ
インプラント治療は外科手術を伴います。手術後にインプラントと骨は強固に結合するのですが、このことを骨接合(オッセオインテグレーション)と呼びます。この現症は清潔な口腔内環境で生じる現象です。歯周病を発症した口腔内には非常に多くの歯周病細菌歯が繁殖しています。この様な状態では、骨接合が生じないのです。また細菌の量が多い、いわゆる細菌学的に不潔な状態では、インプラント手術後に術後感染を生じる危険性が高く、埋入手術後に化膿してしまう危険もあります。上記の理由から、インプラント治療は歯周治療後に行うのです。

続きは後日にノノ.
  
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