2010年02月28日

歯科開業日記移転編-無影灯-

無影灯001無影灯002

外科処置室に予定より一日早く無影灯が設置されました。

最新の中型無影灯が2台天井から吊されています。
後日、各種ケーブルが壁に取り付けられたコントロールボックスに接続され、照度のコントロールと、フルハイビジョン撮影のコントロールが行えるようになります。

通常の診療スペースの2倍以上のスペースを確保したため、医科の外科室に設営される無影灯を設置することが可能となりました。

インプラント治療を専門的に行う歯科医院を作るには、2つの専用治療スペースが必要である事を、インプラント治療に長く携わり痛感してきました。

1つ目は外科スペース、このスペースに必要なことは十分な広さです。
通常診療違い、各種治療器具は滅菌処置の施された専用の使い捨ての布を敷き詰めた台の上に並べます。この特殊な布を至る所に敷き詰めます。このことは感染を予防するためには必須な事です。
これは、いわゆる手術準備の事ですが、外科の基本に沿って行うためには一般診療の歯科診療スペースですと、どうしても行いにくかったり、どこか妥協しなければならないと、なかなか理想通りには行きません。

このことは、現医院設計時にも考慮し、当時にしては1.5倍程の広めのスペースを確保し対応してきました。
10年以上も経つと、より理想な配置、動線を求め今回の設計と成りました。

無影灯に関しても同様です。当医院が無影灯を導入した頃は、歯科診療室に無影灯が必要?大学病院ではあるまいし、と驚かれた時代でした。
今では、インプラントを行う歯科医院では当たり前のように普及しましたが、複雑なインプラント外科を行えば行う程、もっと高性能な大型の無影灯がほしくなります。

2つ目は補綴スペース、長時間診療を行う際の患者さんの快適性です。
インプラント治療をはじめとする、全顎に及ぶ複雑な歯科治療を精度よく行うためには、どうしても長時間の診療が必要となります。
2時間3時間は当たり前。半日、時には全日と言った治療のアポイントを頂くことも珍しくありません。

どうしてそんなに必要か?
この事をブログで説明するには、なかなか難しいのですが、一本二本の治療ではなく、失った歯の本数も多く、口の中全体が悪い患者さんの治療を行うためには、治療の期間だけでなく、治療の度の時間も大切な要素です。

このため、長時間診療を想定した快適性、動線、何よりも治療を手際よく、適切に行う事を考えた診療家具とユニットの配置といった要素が重要な要素の一つとなります。

今日の歯科医院の内装は、とても素晴らしく、まるでホテルのような待合室も多く成りました。
このことは、ホスピタリティーの点からも必要でしょう。
しかし、本当に歯科医院に必要なものとは何でしょう?
質の高い歯科治療の結果を提供することだと考えます。
歯科医院設計に当た考えることは、インプラントをはじめとした進化する治療技術や環境の10年先を見据え、歯科医師が、そしてスタッフが、もてる技術力を的確に効率よく発揮できる設計こそが歯科医院設計の基本に無くては成りません。

そなことを考え2回目の歯科医院作りを考えました...(^_^)v

書きたいことは沢山あります。具体的には、また時間のあるときに詳しく書いてみたいと思います。
久しぶりに、ゆとりのある日曜の朝に長文に成りました...
  

Posted by implant418 at 10:05Comments(0)TrackBack(0)

2010年02月26日

歯科開業日記移転編-家具-

外科室011外科室012

内装工事も大詰めです。
ついに家具が運び込まれ部屋の中にセットアップ。
それぞれの家具に照明が組み込まれて行きます。

専門的なことがよく解らなくとも、かなり大詰めの感があります。

上の写真は、外科室の写真です。かなりゆったりとしたスペースに十分な収納家具がつきました。
日曜日には無影灯が運びこなれる予定です。
二枚目の写真は、見学室側から見た外科室です。

インプラント治療をはじめとする外科処置は、複雑になり従来の歯科診療室の配置では対応しきれない様になりました。
月島での診療室も、設計をした14年程前の当時では比較的広めのスペースをとって設計してもらいましたが、最近ではインプラント治療をはじめとする外科処置は複雑になり、もっと使いやすくとか、こんな風にとか、色々な希望が出てきて...
それが、ついに具現化しそうです...(^_^)v


一般診療室011事務室011

一般診療室も2台分のスペースの間が、収納家具で間仕切られ2つの部屋に成りました。
この部屋は患者さんと術者の動線が完全に分離され、術者スペースは連続した長い天板を備えた壁一面の収納家具が診療を行いやすいものにします。

受付の裏には事務スペースを配置、表のスペースと裏のスペースを分離する事により、色々な事務仕事の能率も上がることでしょう。

月島の小川歯科医院としての治療も終了し、色々な設備が外され移転準備が始まりました

新しい病院の完成までほんの少し...  
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2010年02月23日

歯科開業日記移転編-壁紙-

壁紙貼り01壁紙貼り02

壁紙と天井にクロスが貼られました。
部屋として完成してゆく感じです。

それと同時に、部屋が明るくなるとと同時に、清潔感が出てきました。
以前にも書きましたが、最近の歯科医院の内装は、病院には見えない内装も流行っているようですが、自分の病院の内装のコンセプトは、あくまでも病院らしくです。
病院の枠の中で、暖かみや清潔感を持ちつつ上質な空間を目指しています。


下の写真の一枚目は、相談室の写真です。
正面には、白の素焼き風の石を貼って落ち着く部屋に..完成間近です

二枚目は、BGMのスピーカーです
BOSEを使うのが夢でした...今回は10台入れる事となりました

壁紙貼り03BOSE01  
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2010年02月21日

日本審美協会入会審査

日本審美協会01日本審美協会02

日本審美協会という学術組織があります
この学会に入会するためには、二回の入会審査があります

一回目の審査は書類審査で、臨床症例の術前術後を5症例レポートとして提出します
このレポートを昨年提出し、書類審査を通過したため、本日、学会本拠地のある福岡で二次審査です

二次審査は、ケースプレゼンテーションです
演題は、「有茎弁結合組織移植を応用した歯間乳頭再建術」と題して行います

前歯部において複数のインプラントを審美的に成功させるために、いかに軟組織のマネージメンを行うかと言ったテーマです。


昨日診療終了後福岡入りし、屋台で豚骨ラーメンを食べました

日本審美協会03日本審美協会04
  
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2010年02月18日

歯科開業日記移転編-各診療スペース-

補綴室001外科室001

壁が出来はじめると、各診療スペースの広さがハッキリと解る様になります。
一枚目の写真は、補綴スペース。二枚目の写真は、外科スペースです。

それぞれの診療スペースともに、標準のスペースよりも広めになっています。補綴スペースでは、プロビジョナルの調整や、印象採得など、半日診療や一日診療と言った、特殊な診療にも十分に対応出来るように、診療室の隣の中待合室と繋がった設計になり、ゆったりと長時間の診療に対応出来るように設計していただきました。

外科スペースの広さは、パーテーション配置なら診療台2台分は取れるスペースに、診療台を一台置、無影灯を二灯設置します。
複雑なインプラントの外科処置は、術者、第一介助者、第二介助者、外回りアシスタント、麻酔科医と大人数で診療に望みます。そのため、外科スペースは広ければ広いほど診療が行いやすくなります。自分なりには納得の広さとなりました。
また、手術に立ち会いたいご家族の方のために、外科室の隣にはガラスで仕切られた部屋が有り、開かれた外科を目指します。

こうして、新しい診療室が完成目の前となりました...(^_^)v  
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2010年02月13日

歯科開業日記移転編-壁出来はじめる-

壁作り11壁作り12

先日は、インプラントの専門学会- Osseointegration studyclub of Japan -通称「OJ」が開催されました。
インプラントの学会では、日本トップレベルの少数精鋭の学会です。
このインプラントの学会の理事を務めているため、毎年参加しています。

ここでも多くの先生方とお会いするのですが、引っ越しの事を多くの先生に尋ねられました。
このブログ、歯科業界の方が結構読んでいるみたいですね。

さて、内装工事の進行状態ですが...
壁がかなり出来上がってきました。
具体的に部屋になっていて、完成がかなりイメージできるように成っていました。

天井の高さも十分確保出来、ゆとりのある空間作りが出来そうです。

一枚目の写真は、一般診療室になる場所です。
この場所の中央を区切る家具を入れ、2つの個室に成ります。
二枚目の写真は、以前の写真にもあるように、CD管が各コーナーから集中していた場所です。事務室になります。

先日の打ち合わせで、壁紙や床材の色も最終決定しました。
朝早くから、深夜まで、休日無しで工事が進んで行きます...(^_^)v  
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2010年02月10日

歯科開業日記移転編-壁作り-

壁作り001 壁作り002

床上げ後の墨出しを行い、各部屋の最終的な寸法が決定した後は、壁作りです。
金蔵の柱が無数に立ち、これに壁を貼るとの事です。

オレンジのCD管の位置も見事に壁の位置と一致し、壁の中に上手く収まる用です。
この時点で部屋の広さが具体的にイメージ出来るように成りました。

天井までの高さは20センチの床上げ後に、2.5メートル取る事が出来ました。天井までの高さが歯科医院でこれだけ取れる事は珍しいとの事です。
良かったです...(^o^)

もう少し壁が出来上がると部屋としての具体的なイメージが付くのでしょう。
とても楽しみです...!  
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2010年02月06日

歯科開業日記移転編-床上げ後墨出-

床上げ後墨出01 床上げ後墨出02

先日、床上げが始まったことを報告しましたが、約20センチ上げた板の上に、薄い板が隙間無く引き詰められ床上げが終了しました。

引き詰められた板の上には、壁やドア、家具の位置か書き込まれていて、最終的な位置関係が決定しました。
複雑な部分には、直接マジックで絵が書き込まれていました。
床が連絡事項の掲示板の様です。

この後、壁が作り込まれてゆくとのことです。
設計図の中の診療室が、実物大の平面図となり、次には三次元的に作り込まれてゆきます。
工事が始まってしまえば、あっという間にできあがってしまう感があります。
それもそのはず、毎日10名前後の職人さんが、夜10頃まで工事をしてくれているからでしょう。  
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2010年02月02日

歯科開業日記移転編-床上げ-

床上げ01床上げ02

床の配管が終了した後は...
床が張られていました、3センチ程ある,丈夫そうな合板が20センチ程の位置で張り巡らされています。
この上にもう一枚板を張るそうです。

先日まで、CD管は縦横無尽に配管されていましたが、必要な部分から露出するのみとなり、少しスッキリしてきました。


床上げ03床上げ04

天井はまだ構造がむき出しです。
エアコンが付き始めたようです。全て個室のため、かなりの台数です。

今日は、外科室に設置する無影灯の設置位置を現場で打ち合わせしました。
取り回しを考え一番ベストな位置を、診療台と無影灯アームの長さから算出して頂きました。
無影灯のは術野を撮影することの出来るカメラを装着するため、手術ポジションと撮影アングルを考えて、色々な位置からの撮影が可能か検討しました。

フルハイビジョンの3CCDのカメラを装着した、カスタマイズモデルの無影灯です。
今から楽しみ..(^_^)v
  
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