2011年03月22日

節電で診療中

お知らせ

前回のブログで地震と光造形の話を書きました。そのに2日後にこんな事になるなんて思いもしませんでした。
あの時の地震が前兆だなんて...

現在、診療室は何ともありません。節電に協力して診療を行っています。
地下は意外と暖かいため、暖房を切っても寒さは感じません。
診療の際の手元は、従来の明るさを保っていますが、待合室や通路は可能な限り照明を切っています。

医療被曝を扱う医療従事者として、現在報道されている被爆のデータを正しく認識し、決して根拠のないデマや無秩序な行動が生じないように、周りの人々に根拠のあるお話をし、安心して頂くことも、医療従事者としての役割と考え自分にできる事から行動しよう思います。

科学的な根拠に基づき、決して風評被害など起きないよう願っています。  

Posted by implant418 at 18:46Comments(0)TrackBack(0)

2011年03月09日

光造形模型と地震

光造形模型

写真は光造形模型の製作行程です。
光造形模型は、ある液体に特殊な光を当てることによって固まる性質を利用した模型造りの方法ですが、歯科界では主にインプラント手術のためのドリルガイドに応用されています。

光造形によるインプラントのためのドリルガイドを用いた手術は、2000年に日本での4症例目の手術を担当する機会に恵まれ、今日に至っています。

10年以上の間、ガイドを使用した手術に対する意見やアイデアを製作企業に述べ、より高い精度と安全性を持ったガイドへと進化してきました。2008年からはフラップレス手術といった無切開手術がいるようにまで成りました。この事について昨年は論文を発表しました。

今日はガイド製作の企業とミーティングでした。その最中になんと地震が...
製作現場では、ガイドを製作中...

先にも書きましたが、ガイドは初めは液体なんです。それを光で固めながら、0.1mmづつ固めては積み重ね、固めては積み重ねの繰り返しを15時間くらいかけて形造りをしていきます。
超.超精密作業なのです!
そんな最中に地震が...
液体が揺れてしまいました...(^^;)

医療用です...万が一の寸法誤差を案じて...

作りかけの模型を破棄して、一から作り直すそうです。

だからこそ我々は安心して手術に望めるのですね...(^_^)v  
Posted by implant418 at 20:21Comments(0)TrackBack(0)