2005年05月18日

インプラント治療の利点欠点

インプラント治療のみならず歯科治療には、それぞれを選択した際に生じる利点と欠点が存在します。

インプラント治療の利点は、
インプラントは従来歯のあった部分の骨に対して人工の根を埋め込み、そこに歯を接続する治療です。従って、失ったかみ合わせを回復際に残っている他の歯を巻き込んで治療する必要が無いため、残存する他の歯に対して優しい治療と言えます。
また、咬む機能を支える能力は高く、強い力で咬む事が出来るため、治療後の使用感は優れています。
義歯を使用していた方の改善ぶりには目を見張るものがあると言えます。
治療後は長期間わたり機能する事が、多くの研究者の統計から立証されています。

しかしここで述べる利点は、正しい診断のもと、正確な治療が行われた事が条件です。


インプラント治療の欠点は、
インプラント治療には外科手術を伴うことか第一に上げられますが、このことは多くのサイトにありますので省略します。外科的な要素以外を考えてみます。
インプラント治療は歯周病を発病していている場合は、治療が出来ない事。正しいかみ合わせでなければ、長持ちしない事が解っています。そのため、インプラント治療を受診するためには、他の歯も治療する必要が生じる事が多いのも事実です。ですから利点として他の歯に優しいのは事実ですが、他の歯を治療しなくて良いとは別となり、治療が大掛かりになります。

インプラント治療の目的が、治療結果が長持ちする事とするならば、長持ちするための治療計画の診断、そして外科的、歯周的、かみ合わせ的に良好な状態に具現化する事に、高度な臨床技術が必要な事が治療を複雑で困難なものとしています。

そして、欠点の特徴として、やり直しが困難な事もあげられます。骨に埋まったインプラントは簡単にはとれません。そのため不適切な位置や、好ましくない方向にインプラントが埋入されてしまうと、治療後に、かみ合わせ的、歯周病的にトラブルが生じても再治療が困難な場合が多いのです。

治療の事とは少しずれますが、広義の意味の欠点とは、
現在インプラント治療は急速な勢いで普及しし始めました。インターネットを初めとする数々の広告媒体でインプラント治療が取り上げられています。しかしそこで高い歯科臨床の質が提供されているかどうかには、ひとりの臨床家として疑問思う臨床例に遭遇します。他院でインプラント治療を受診した後に相談に見える方の状態を見たり、歯科技工士の方々と話をする機会にです。バーチャルな世界で有名な臨床家が、歯科界から見て良質かは、ギャップがある様に思えてならないのは私だけでしょうか..........

欠点とは、どこで受診すれば良いかの、社会的基盤が整っていない事も上げられるのではないでしょうか...........


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