先日、都内のある小学校で1年生を対象に、「インプロ絵本」ワークショップが行われました。
子ども達はみんな、表現することとお話づくりが大好き!
はじめに、パフォーマー達が子ども達が出すアイデアを使って、その場でお芝居を見せると、
体を前かがみにし、次の展開をどんどんと発言してくれる子ども達。
彼らの止まらないアイデアラッシュに、驚かされました。
その後、お友達と協力して、瞬時に表現をすることをやりましたが、
暑いにもかかわらず、体いっぱいに表現する姿に、大人達も負けてられません。
参加していた保護者の方々も、気がつくと子ども達に負けじとやってくれていました。
休憩を挟んで、後半はインプロ絵本の時間です。
休憩中、子ども達がやってきて、
「お話作ろうよ!」「お話、いつ作るの?」
と話しかけてきてくれました。
前半、表現することを楽しんだ子ども達は、はじめに観たお芝居のように、その先が作りたくなったのです。
そして、お待ちかねのインプロ絵本の時間。
この日は、子ども達と夢の国を作りました。
まず、子ども達に渡したのは折り紙。
好きな色を取って、夢の国にありそうなものを作ってもらいました。
折るだけでなく、丸めたり、ちぎったり、繋げたり・・子ども達の発想は色々。
それを使って、インプロ朗読とインプロ絵画がスタートです。
子ども達が作った作品を使って、絵を仕上げていく画家。
子ども達に語りかけながら、物語を語っていくパフォーマー。
彼らと掛け合いによって、お話が少しずつ出来上がり、7ページの絵本の絵が完成しました。
この日は、海の中に行ったことがないツルが、海の中で竜宮の使いと出会い、
海のトラブルを一緒に解決するというお話が出来上がりました。
終了後、子ども達は絵を見て、自分達が作った作品が絵本の一部になって、大喜び。
また、保護者の間では、その絵の撮影会が始まったほど。
猛暑の体育館で行われた1時間半にわたって行われたワークショップでしたが、
とにかく子ども達の集中力に、我々大人達もびっくり。
先生方には、「子ども達を惹きつける姿がとても勉強になりました」
と、有難いお言葉まで頂きました。
次の学校ではどんなお話が誕生するか、楽しみです!
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