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先日、小学生と大人達が一緒にインプロショーを行いました。

思いついたことを何のためらいもなく、大人に遠慮することもなく、
それでいて、周りをよく見て、話をよく聞いて、表現する子ども達。

もちろん発想や表現する内容にも感心しましたが、
このショーで、私が最も「この子達、すごいな!」と感心したのは、
人前だからと言って、自分を取り繕うことなく、
あるがままの自分でいられるその姿でした。

お客さん達がいて、なおかつ照明が当たっている舞台の上。
にもかかわらず、いつものクラスと全く変わらない姿。

自分のアイデアをじっくり考える
舞台に生まれたイマジネーションの世界を駆け回って遊ぶ

お母さんが見てる、お父さんが見てる、誰かが見てる・・・ 
その中で、正解を探すのではなく、
自分の『したい・やりたい』を見つけて、躊躇なくそれを楽しむ。
そんな無邪気な姿を目の当たりにし、強さを感じました。

と同時に、それが叶っているのは、
それを見ている視線に、愛情溢れる温かさが詰まっているからだとも思いました。

そう、子ども達の『したい・やりたい』を引き出す最大のカギは、
周りの大人達の「受け入れ、関わる」つまりは「イエスアンド」だと改めて感じた一日でした。

終わった後、
「楽しかったー、もっとやりたい!」
「明日もやろうよ!」
と、はしゃぐ子ども達。
なんでそんなに好きなの??と聞くと、
「つくりたいお話がつくれるからー」と、口を揃えて答えてくれます。

これは、インプロジャパンキッズクラスの特徴かもしれません。
今は大学生・高校生になった子達も、かつてキッズクラスの時、
同じようなことを言っていました。
そして、今、その彼らは、人生において自分がしたいことと向き合う時を迎えました。

これからも、インプロを通じて、
子ども達に自分の中にある答えを自分で見つけ、
自ら実行に移す力を養うお手伝いが出来たらと思います。

その為には、私自身も日々「イエスアンド力」を磨かなくてはです!

ちなみに、写真は、キッズシニアクラスに通うお嬢さんが
「インプロの仲間を増やしたい」という気持ちから描いてくれたポスター。
そういえば、以前にもポスターを描いてくれた子がいました。
これもキッズクラスの伝統かも(笑)