長引くコロナ禍。
「今年入学してきた高校1年生達は、昨年、中学校最後の学校行事がすべて中止となった学年。高校生活の新しいスタートをワクワクして迎えられるよう、我慢させるだけでなく、できることをしてあげたい」
そんな先生方の温かい想いを受け、インプロワークショップを行ってきました。
もちろん、少人数で、広い空間、また窓扉全面開放での換気、
非接触、物を共有しないことと、ことあるごとに消毒の徹底。。。
感染症対策をしっかり講じての実施です。
入学して一か月。
このコロナ禍で、少人数クラスであっても、
やはり、まだ決まった子としか、交流は取れていなかったそうです。
全体で3時間のプログラム。
最初は、恥ずかしがったり、緊張していた子たちも、
ノンバーバルなワークを中心にしたゲームで、繋がりからの安心感が増し、
自発的に楽しむ姿、関わりへの積極性が見えてきました。
最後は、グループごとに、前に出てもらい、
言葉を使わずに表現し、それを見ている生徒達で物語をつけ、
全員で一つのオリジナルストーリーづくり。
この頃には、それぞれの個性が見られ、
生徒達だけでなく、先生方も興味深く、楽しんでくださっていました。
後から先生に伺いましたが、
振り返りでは全員がそろって楽しかったと言ってくれたそうで、
今まで交流がなかったクラスメイトとグループワークをする中で、
今まで知らなかった新しい一面が見れたことを喜んでいる声や、
友達への興味関心が湧いた様子が見られたそうです。
この時期なので、物理的な距離は取らざる負えませんでしたが、
『みんなで、その場、その瞬間に関わり、創造する』
インプロのこの活動が、心の距離はグッと近づけてくれたのかなと思うと、嬉しくなりました。
今回、実は、生徒さん達の成長を生で見られたことと同じくらい喜びを感じたことがあります。
それは、先生方とのコミュニケーションです。
今回のご依頼は、校外学習を企画されていたところ、校外での活動が自粛となり、
校内で、しかも、感染症対策をしっかり講じた上で親睦を図れるものを、、
ということで、私たちにお声がけをくださいました。
この一年、オンラインだけでなく、スタジオでもご受講の皆さんが安心してインプロできるよう、
対策を学び、講じてきたことも、お声がけいただいた判断材料にもしてくださったようです。
その信頼にしっかりと応えるべく、今、この状況下の中で、
実施目的である「お互いを知り、交流を深める」を成す方法を
ソフト面、ハード面、あらゆる角度から考え、
工夫をして実施することが我々の責務であることを常に頭において臨みました。
結果、コロナ禍以前よりも増して、
先生方、そして間に入ってくださっている業者の方とも、
事前のお打ち合わせやメールでのやり取りを何度もさせていただきました。
その中で、我々が提案すると、先生側からそれ以上のご準備を頂くことも多くありました。
例えば、「飛沫保護」「物の共有を避ける」「密集させない」ために、
床に座らず、名前シールを貼った椅子を移動させることを提案すると、
それであれば、机も共有しないで済むように、、と、机付きの椅子をご用意いただきました。
こうなると、また次の可能性が広がるのは言うまでもありません。
そうなのです。
「生徒さんの安全を守る」と共通の目的を認識する中で、
自然とイエスアンドのキャッチボールが生まれ、
「今」こそできるワークショップが創られていきました。
実施当日も、先生方がお一人ずつ消毒液を手に持ち、ワークごと消毒を促し、
私たちがワークに集中しやすいように、場づくりに協力してくださいました。
今回の実施を通じて、
こういう時こそ、自分だけで何とかしようとするのではなく、
お借りできる力はお借りし、関わる人々が一つのチームとなって、
取り組むことが大事であることを改めて感じました。
まさに、関わる皆さんとワンチームとなって、
今、この瞬間を創り上げた時間は、とても尊く、大切なひと時となりました。
「今年入学してきた高校1年生達は、昨年、中学校最後の学校行事がすべて中止となった学年。高校生活の新しいスタートをワクワクして迎えられるよう、我慢させるだけでなく、できることをしてあげたい」
そんな先生方の温かい想いを受け、インプロワークショップを行ってきました。
もちろん、少人数で、広い空間、また窓扉全面開放での換気、
非接触、物を共有しないことと、ことあるごとに消毒の徹底。。。
感染症対策をしっかり講じての実施です。
入学して一か月。
このコロナ禍で、少人数クラスであっても、
やはり、まだ決まった子としか、交流は取れていなかったそうです。
全体で3時間のプログラム。
最初は、恥ずかしがったり、緊張していた子たちも、
ノンバーバルなワークを中心にしたゲームで、繋がりからの安心感が増し、
自発的に楽しむ姿、関わりへの積極性が見えてきました。
最後は、グループごとに、前に出てもらい、
言葉を使わずに表現し、それを見ている生徒達で物語をつけ、
全員で一つのオリジナルストーリーづくり。
この頃には、それぞれの個性が見られ、
生徒達だけでなく、先生方も興味深く、楽しんでくださっていました。
後から先生に伺いましたが、
振り返りでは全員がそろって楽しかったと言ってくれたそうで、
今まで交流がなかったクラスメイトとグループワークをする中で、
今まで知らなかった新しい一面が見れたことを喜んでいる声や、
友達への興味関心が湧いた様子が見られたそうです。
この時期なので、物理的な距離は取らざる負えませんでしたが、
『みんなで、その場、その瞬間に関わり、創造する』
インプロのこの活動が、心の距離はグッと近づけてくれたのかなと思うと、嬉しくなりました。
今回、実は、生徒さん達の成長を生で見られたことと同じくらい喜びを感じたことがあります。
それは、先生方とのコミュニケーションです。
今回のご依頼は、校外学習を企画されていたところ、校外での活動が自粛となり、
校内で、しかも、感染症対策をしっかり講じた上で親睦を図れるものを、、
ということで、私たちにお声がけをくださいました。
この一年、オンラインだけでなく、スタジオでもご受講の皆さんが安心してインプロできるよう、
対策を学び、講じてきたことも、お声がけいただいた判断材料にもしてくださったようです。
その信頼にしっかりと応えるべく、今、この状況下の中で、
実施目的である「お互いを知り、交流を深める」を成す方法を
ソフト面、ハード面、あらゆる角度から考え、
工夫をして実施することが我々の責務であることを常に頭において臨みました。
結果、コロナ禍以前よりも増して、
先生方、そして間に入ってくださっている業者の方とも、
事前のお打ち合わせやメールでのやり取りを何度もさせていただきました。
その中で、我々が提案すると、先生側からそれ以上のご準備を頂くことも多くありました。
例えば、「飛沫保護」「物の共有を避ける」「密集させない」ために、
床に座らず、名前シールを貼った椅子を移動させることを提案すると、
それであれば、机も共有しないで済むように、、と、机付きの椅子をご用意いただきました。
こうなると、また次の可能性が広がるのは言うまでもありません。
そうなのです。
「生徒さんの安全を守る」と共通の目的を認識する中で、
自然とイエスアンドのキャッチボールが生まれ、
「今」こそできるワークショップが創られていきました。
実施当日も、先生方がお一人ずつ消毒液を手に持ち、ワークごと消毒を促し、
私たちがワークに集中しやすいように、場づくりに協力してくださいました。
今回の実施を通じて、
こういう時こそ、自分だけで何とかしようとするのではなく、
お借りできる力はお借りし、関わる人々が一つのチームとなって、
取り組むことが大事であることを改めて感じました。
まさに、関わる皆さんとワンチームとなって、
今、この瞬間を創り上げた時間は、とても尊く、大切なひと時となりました。