もうすぐ8月もおしまい。
学校によっては、もう新学期がスタートしているみたいですね。
私の子どもの頃は、8月31日ギリギリまで夏休みを満喫し、9月1日は防災訓練!(関東出身なので)でしたので、学校に向かう子ども達を見て、「あれ、もう9月?」とビックリしてしまいました(笑)。

今年の夏休みも、子ども達対象のイベントがたくさんありましたね。
アミューズメント施設はもちろんですが、宿題の自由研究の参考になるイベントや創作活動がある体験教室などもとても魅力的です。
ここ最近、「インプロ・ワークショップ」も行政主催のイベントや学校の体験教室などで呼ばれることが増えてきました。芸術表現活動のコミュニケーション教育への有効性が注目されてきたからかもしれませんね。

先日、ある私立の中学校のサマーキャンプでの1コマで呼ばれました。
このキャンプでは、子ども達は異文化について学び、最後はグループでのプレゼンがゴールでした。
我々は、『人前で、自信を持って表現する』その心を鍛えるトレーニングとして、「インプロ・シンキング・ワークショップ」を実施してきました。

とても初々しく笑顔が可愛らしい生徒さん達ばかり。
2時間があっという間に過ぎるほど、終始盛り上がり、楽しんでくれていました。
インプロの時間の最後は、チームで力を合わせて、人前でインプロゲームを披露。
どのチームも、しっかりとバトンを渡し合い、大きな声で表現してくれていました。

「楽しむ力」

楽しませてもらうことを待つのではなく、自ら楽しみを創り出す。
彼女達のその能動的な姿勢こそが、持っている力を最大限に引き出すエンジンだなと改めて感じました。

そうそう、彼女達の「楽しむ力」の火種は、一緒に参加してくれた先生。
やるたび、「なにこれ、楽しい~」「面白すぎる~」と、子どもになって、誰よりも楽しんでくれていました。

大人が素直に関わる場は、子ども達にとって、一番安全で楽しい場所になるのですよね。

一緒に、この楽しいワークショップを創ってくれた、先生方、生徒の皆さん、有難うございました!