初夏のような暑さの昨日、キッズシニアクラス(小4~小6)があり、
今回は、キッズクラス出身者の高校生たちも参加。
実は、ここ最近、時々、高校生たちが遊びに来てくれます。
シニアクラスの子ども達の中には、先輩達とやるのを楽しみにしてくれている子もいます。
頼もしい先輩達!!
高校生クラスとはまた違う関わり方で、彼女達の成長も見られました。

さて、新学期が始まり最初のクラス。
進級したばかりの子ども達、、
3年生から4年生になった子は、ジュニアクラスからシニアクラスへやってきました。
お姉ちゃんお兄ちゃんがいるクラスにちょっと緊張気味。
前半は、ジュニアクラスのメンバーにもなじみがある、
10秒で、言葉を使わずに、皆で協力して、状況や物を体で表現するゲームで、遊びました。
身体を動かすと、あっという間に、お互いの距離が縮まります。
言葉がない中でのキャッチボール。
自然と、お互いに影響し合っていく様子が見られました。

一体化してきたところで、3人ずつに分かれて、今度はこのゲームの発展版。
ポーズしりとり・クイズです。

相手のチームが作った形が何を表現しているのかを当て、
その答えのお尻の文字が、次に表現する形の頭文字となる言葉を探し、表現します。
しかも、何を表現するかは、チームメイトと相談はできません。
例えば、相手のチームが「カメ」を表現したら、次は「メ」から始まるものを考え、
「メガネ」と思ったら、他のチームメイトに分かるような部分を表現し、
チームメイトは、それが何であるか察して、関わり、創り上げるのです。

もちろん、最初に思いついたものになるとは限りません。
最初の子が「メガネ」と思って形を作っていても、後から入る子がそれをどう捉えて関わるかで変わり、
最終的に、「メガネ」が「メダカの成長の様子」になることだってあります。

この日、このゲームの最中に、思わず大きな拍手をした印象的な場面がありました。

お題は、「ず」から始まるもの。

始まる前、緊張していた新4年生がすぐに何かを思いつき、右腕と左腕を前に出して、
交差させるしぐさを繰り返し始めました。
躊躇なく、思ったことをやる姿にも感動したのですが、
それに加えて、後から入った新5年生達も素晴らしかったのです。

彼らは、一人目の子が何をやっているのかわかりませんでした。
でも、制限時間が迫ってきます。「6,7・・」とカウントアップしていた、その時でした。
一人の子が、「うん、いいや、これで!」と、小さい声で独り言を言いながら、
向かい合って、同じ動作を始めたのでした。
そして、もう一人の子は、その間に立った時、ちょうど「10」の合図が!!

当てる側のチームの子達は、それを見て、「分かった!ズワイガニ!」と答えました。

実は、最初の子が思っていたのは、「図工」でした。
両腕を交互に動かしていたのは、ハサミを表現していたのです。
他の2人は、それが何をやっているか分からなかったそうです。
でも、「分からないー」とさじを投げたり、引いたりすることはなく、
最初にやったこのことをよく見て、その様子を受け入れ、そこに関わったのです。

結果、最初の子が思ったものにはなりませんでしたが、
その子も、自分がやったことに、皆が躊躇なく関わった結果、新しいものになって、嬉しそうでしたし、
後から入った二人も、何になるか分からないけど、まず関わってみたら、
それを見ていた子たちが、「ズワイガニ!!」と決めてくれたことで、面白がっていました。

形をつくる→「ズワイガニ」と答える。
わずか12,3秒の出来事ですが、彼ら達の成長と共に、ここにこそ、子ども達に忘れてほしくない感覚が
あったように思えた瞬間でした。

「インプロ」は答えのない世界。
「人生」も同じ。

答えを決めるのは、自分たち。


これからも、「インプロ」で、創造世界を楽しみながら、無限に広がる自分達の可能性をどんどん開拓して、
自分の答えをたくさん生み出して欲しいです。

追伸:ここ最近、シニアクラスで流行っていること。
それは、クラス終了後、スタジオにある小道具をデコレーションして、キャラクターをつくること。
こちらは、前回の作品。
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そしてこちらは、今回。
あの…私、小道具ではないんですけど・・・(笑)
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