2016年08月13日

2016/8/11 シーンドラマ(1)インプロジャパン池上奈生美

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インプロをしている人たちは優しい人が多いなぁと、いつも思います。
そもそも、人を受け入れる「イエスアンド」に共感している人たちの集まりなのですから、当たり前かもしれません。
ですので、生まれてくるシーンも「優しく、暖かくハッピーエンド」が多くなります。

でも、時に
「ハッピーエンドにしなくてはいけない。」
「相手に心地よくいてほしい(自分不在)」
になる時があります。

このクラスは、暴力的な映画すら怖くて見ないという特に優しいメンバーばかりなのですが、今日は、あえて、全員が悪者になるシーンを演じてもらいました。

ルールは一つ
「この中で1番の悪者になってください。」

最初は、戸惑っていたメンバーたちも、
他者優先のイエスアンドではなく、自分主体の自己主張であふれていきました。
おもしろいのは、自己主張するために、より相手の主張を理解しようとしていることです。

おわってから、全員が、「いつもと違う感覚が面白かった。」
と言ってくれ、安心しました。
そして、全員が
「悪役を思いっきりできたのは、仲間を信用していたから。」と言ったのが印象的でした。

とはいえ、毎回悪役ぞろいでは、嫌な気持ちのはけ口がなくなるので(笑)、
またタイミングを狙って挑戦したいと思います。

*写真は、メンバーの喜多方みやげです!

2016年08月12日

2016/8/9 プレイヤ―ズクラス(9)インプロジャパン池上奈生美

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実年齢は、立派な大人であり、
論語で言えば、「天命を知る」方々の集まりなのですが、
今、まさにインプロ成長期なクラスです!

そして、どんなに講師の目から見て「成長している」と思っていても、
本当に変化するのは、自分でその成長を自覚する時なのだと、
教えてくれるメンバーでもあります。

今日は、働きすぎて疲れた神様が夏休みをとりたいと、人間界におりてきます。
そして、倒産寸前の会社を救うというお話が生まれました。

いよいよ来週発表会。
今回はいろんなジャンルに挑戦します。

日時:8月16日(火)20時半〜
【会場】インプロジャパンスタジオ
千代田区岩本町3-9-1 花岡ビルB1F
(JR秋葉原駅より徒歩3分/JR神田駅より徒歩8分/地下鉄岩本町駅より徒歩1分)
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
入場:無料
予約:不要


お待ちしております!!


2016/8/8 プロフェッショナルクラス(9)インプロジャパン池上奈生美


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いよいよ来週発表会。
ということで、今期の内容の復習です。

・登場人物のいろんな視点を描いていくこと
・ドキュメンタリー的なインプロ
・瞬時にキャラクターを演じ分ける
ことを今期学んできました。

なかでも、ドキュメンタリーが面白く、
シーンの途中でさまざまな登場人物の本音をインタビューしたり、
いろんなカメラワークを手で表現していきました。

どんな、表現か知りたい方は、是非来週の発表会にいらしててください。

日時:8月15日(月)20時半〜
【会場】インプロジャパンスタジオ
千代田区岩本町3-9-1 花岡ビルB1F
(JR秋葉原駅より徒歩3分/JR神田駅より徒歩8分/地下鉄岩本町駅より徒歩1分)
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
入場:無料
予約:不要

です!

2016年08月03日

2016/7/13 ベーシッククラス(5) インプロジャパン 下田明正

6月からスタートした、ベーシッククラスも、8月3日(水)は発表会。
チームワークばっちりなメンバー達が、クラスの中で創った作品をここでご紹介しましょう。


発表会は、8月日(水)20時30分開演@インプロジャパンスタジオ。

観覧無料ですので、是非、皆様、観にいらしてくださいね。

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「星が教えてくれた未来」

ハルコは10歳の誕生日に天体望遠鏡を買ってもらった。
しかし、その天体望遠鏡を部屋に置いてみたものの使い方がわからなかった。
そこで、図書館で調べようと図書館へ向かった。図書館にはたくさんの専門書が並んでいた。
とても古びた専門書で中には子供用の薄い絵本もあった。ハルコはその薄い絵本を手に取った。
中を開くと、その本はすべてひらがなで書かれていた。
天体望遠鏡の使い方からはじまっていて、どうりで薄いと思ったら、次のページが外れていた。
外れたページをよくよく見ると、小さな天体望遠鏡の絵が絵本の上から下まで埋め尽くされていた。
その中のひとつ覗くと自分の天体望遠鏡があった。

本を家に持って帰ると天体望遠鏡の使い方がわかったので、さっそく天体望遠鏡を空へ向けてみた。
しかし、今度はピントがうまく合わないのでまた絵本を見直した。
すると、そこには「心に強く思えば見たい星が見えるようになる」と書いてあった。
「だれも見たことがない星がどうしても見たいから見せて下さい」とハルコは願った。
すると、北極星の3倍ぐらいの、ピンク色でキラキラしている 土星の輪っかのようなホワホワとした星が見えてきた。
「これはすごい発見かも!」とパソコンで調べた。
しかし、北極星…右横 …ピンク…と検索するも、やはりその画像は1枚もなかった。
ピンクのホワホワをよく見ると、ゆっくり回り、裏側になった時、動物の顔のような模様が見えた。
それを見てハルコは何かを感じながらも、その動物をどうしても思い出す事が出来ず、
もう一度パソコンの前で検索すると、名前はわからないが、
普通のうさぎより耳が後ろに垂れていて下の足がふつうより長いとてもキレイなうさぎの仲間だとわかった。
するとその矢先、父のタイゾウがそれと同じうさぎを抱いて下の部屋から上がってきた。
タイゾウは「お前は秘密を知ってしまったな…」と言った。
タイゾウのうさぎを抱く手の傍らには、あの本の外れたページを持っていた。
そして、その紙を渡し、ハルコに再びあの星を見るよう言いながらうさぎをハルコの肩に乗せた。
するとハルコの目の前にはホワホワとした小さな星のカケラが宙に浮かんでいて、とてもとても美しく広がっていた。

…そして時は流れて…ハルコは20歳になりNASAに入ったのであった。


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2016年08月02日

2016/7/30 アドバンスクラス(6) インプロジャパン 峰松佳代

先日のアドバンスクラスも、面白い作品ばかりが誕生しました。
お腹がねじれるくらい笑いました〜
AとNの大口を開けたちょっぴりマヌケで愛くるしい姿は、今でも目に焼き付いています(笑)


「感情が行動を引き起こし、更に、それが誰かの心を動かしその人の次の行動に繋がる」
「行動することで心が動き、次の行動に繋がる」

この日皆が見せてくれたインプロのシーンは、改めて、そんなことを感じさせてくれるものばかりでした。

・羨ましさがエスカレートし、甘えん坊になってしまった王様。
・必死に金魚すくいをする子ども達を微笑ましく見ていた店主の心が急変したのは、ある子ども達の行動だった。

また、
「感情が違えば、例え同じシチュエーションであっても、他者との距離や態度・行動は異なってくる」

ということも、皆が創ったインプロのシーンから見えてきました。

・ホームステイをしているマイクの帰りを待つ夫婦とそこにやっと帰ってきたマイク
・家庭訪問にやってきた先生とそれを待っていた母子
・深夜のコンビニで買い物をするカップルと店員


その場に集中し、出来上がっていく世界を捉え、感情を動かし、行動する。
そんなイエスアンドから見えてたシーンは、いずれも『その世界でのリアルさ』を感じました。

最後に、この日、あるチームが創ったシーンをご紹介しましょう。
ちなみに、これは、日本語ではなく、「ジブリッシュ」という、メチャクチャな語を台詞としてしゃべりながら創られました。しかしながら、観ている我々には、しっかりとその世界がリアルに想像できました。

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ここは、野菜市場。
今日も、ある1人の農民が自分がつくった大切な果物をキレイに磨いては道行く人々に声を掛けていたが、なかなか売れなかった。

そこに、一人の少年がやってきた。
農民は、いつもと同じように果物を勧めようとしたが、彼から異臭が漂うことに気づき、無視をした。
すると、目を離した隙に、少年に果物を奪われてしまった。
そして、その少年を追いかけている隙に、今度は他の少年が盗んでいった。

少年達に盗まれることが続いてしまったことで、農民はとうとうこの市場を離れていってしまった。

実は少年達はストリートチルドレン。
孤児だった少年達にとって、彼が売っていた美味しい果物は何よりもご馳走であった。
あの果物がもう一度食べたい…そう思ってやってきても、もうあの人はどこにもいなかった。
途方に暮れ、空腹になる少年達。
次第に、イライラしてきて、「お前のせいだ」、と互いを罵り、攻め合い、取っ組み合いのけんかに・・・
でも、そんなことをしていても、お腹が減るばかりで、逆にどんどん悲しくなってきた。
すると一人の少年が、「おじさんを探しに行こう!」と立ち上がった。

彼らは、空腹に耐えながら、あちこち探した。
山を越えようとしたその時、その先に、リアカーを押しているあの果物売りが!
駆け寄る少年達。
しかし、彼はまだ少年達を許しておらず、振り切っていってしまった。

でも少年達は諦めなかった。
追いかけ、立ちはだかり、精一杯の想いで謝り、手伝わせてもらいたいと懇願し、
荷物持ちを手伝いはじめたのだ。
彼らの想いに心打たれた農民は、山向こうの自分の農園まで連れて行った。
そこには広大な農地が広がっていた。
一つひとつ丁寧に農作業を教えてもらった少年達は、いつしか「働く」ということを覚えていった。
その姿はとてもイキイキとしており、収穫した果物を美味しそうに食べる彼らの瞳は、
大人の目を盗んで、果物を奪っていた、あの頃のものとは全く違っていたのだった。

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毎回、インプロのシーンを通して、新しい挑戦と発見をしてくれているメンバー達。
次回も、どんなシーンを生み出し、どんな発見と出会えるか、楽しみにしています。


追伸:
休憩時間は、恒例のお土産タイム〜。
今回は、大阪に帰省したメンバーといつもお土産買ってきてくれるメンバーから、2つもありました!

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2016年06月13日

2016/6/13 プロフェッショナルクラス(4)インプロジャパン池上奈生美

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どんなにがんばっても、人は自分の目線からしか物事を判断できないですよね、
そのことで、事実が違って見えてくる、
むしろ違う真実が生まれてくる、、、
そんなことを感じるクラスでした。

芥川龍之介の「羅生門」と「藪の中」を原作に創った黒澤明監督の「羅生門」という映画があります。
ある殺人事件について、関係者たちが違った証言をするという内容です。

これをもとにしたインプロのゲームをやりました。

殺人のように、恐ろしい事件ではなく、
壺が割れた、など、たわいもない出来事ですが、
「みんなが押すから割れたんだ。」
「○○が興奮して割ったんだ」
「先生がわざと割ったんだ」
など、それぞれの見方で違った出来事に見えてきました。

まだまだ模索中ですが、このクラスはいつも新しいスタイルを生み出してくれています。
このメンバーが創りだす「羅生門」楽しみです!

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2016年05月24日

2016/5/21 スキルアップ1(4)インプロジャパン池上奈生美

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今日は最初に、ちょっと混乱するゲームを行いました。
”ちょっと”のつもりが”かなり”混乱したようで(笑)
一気に脳が活性化されました。

そして、後半には強い感情を出すゲームを立て続けに行いました。
私たちの社会は感情を出さないトレーニングをしているようなものです。
ですので、時に身体を動かすより、心を動かす方が、
ずっと疲労感があります。
そして、その分、終わってからの爽快感はたまりません。

プレイヤーたちが、素直で強い感情を出してくれると、
観ている側も、同じように心が動いていきます。
私はずっと座っていたのですが、
かなり、心を動かされ、心地よい疲労感がありました。
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2016/5/21 スキルアップ2(5)インプロジャパン池上奈生美

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今日も目的を広げていくことをしていきました。
目の前の目的、すぐにかなう目的にだけ集中すると、
世界はどんどん小さくなり、
目的を達成すると、また次の目的探しになってしまうことがあります。
でも、最初から大きな目的を持っていると、
目の前の小さな目的へのかかわり方が変わっていきます。
小さな目的は達成しなくてもよくなるのです。
そして、小さな失敗こそ、大きなチャンスを生み出すことが、
実感できていきます。

最後にできたお話はとても壮大でした。
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小さなアトリエで、肖像画を描いている画家。
すると、突然目の前のキャンバスが語り始めた。
「君が、こんな小さな部屋の中にあるものばかり描いているから、
地球が怒っているよ!」

地球が怒っている???

画家は驚いた。

すると、キャンバスはさらに話し続ける。
「自然こそ、君が描くべきものだ。
美しい地球を僕に残してくれ!」

画家は、すぐにボリビアに旅立った。
すると、モデルも一緒についてきた。
画家の様子のおかしさに気付かないモデルは、
自分を描いてくれるものだと、ついてきたのだった。
そして、裸になった。

「そうじゃない、このモデルではなく自然を描くんだ!」
キャンバスの悲鳴とともに、地球も動き始め、
今まで見たことのない、地球の活き活きとした姿を見た。

画家は、夢中になって描き続け、
最高の絵を完成させたのだった。
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2016年05月20日

2016/5/19 シーンドラマ(3)インプロジャパン池上奈生美

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役を表現する
役を演じる
役になる

似ているようで全く非なるもの。

台本がないつくりももの世界ですが、
「限りなくその場で生まれた人物となり、役とともにその世界を経験し、成長する。」
そんな瞬間が生まれたら素敵ですよね。

そのためには、柔軟な心と身体が必要です。
今日も、いろいろな角度からストレッチしてきました。

最後にできたお話を一つご紹介します。
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賭け事が好きで、奧さんに逃げられてしまった吉田。
大学を卒業したのに、必要とされるのは知識ではなく体力。

しかし、やっと自分を受け入れてくれる会社と出会った吉田は、
嬉しくて必死になって働いた。
すると、いつの間にか社内でもトップに。
そんな吉田の姿を見た社長は、長年の夢を彼に託すことにした。
それは、
「子ども時代に育った町の川をきれいにして、町を整備すること。」
肉体を駆使し、無我夢中で吉田は取り組んだ。

そして、予定よりもずっと早く街がきれいになったとき、
妻が戻ってきたのだった。
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2016年05月17日

2016/5/15 ベーシッククラス(7) インプロジャパン 峰松佳代

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ベーシッククラスも7回目、来週は発表会。
今回は、代表の池上による代講の日。

一つの世界を掘り下げていきながら、ストーリーを紡いでいくことをやりました。

この日最初に創った作品は、皆で思わず笑ってしまうほど、いろんな出来事盛りだくさん。
アイデアいっぱいは楽しいけど、その分混乱もいっぱい(笑)。

でも、意識を変えるとあっという間に、繋がり、色濃い世界が出来上がっていきました。

言葉を繋ぐのではなく、イメージを繋ぐ。
点から線ではなく、点が膨らんでいく。
1次元から3次元。

言葉の先をイメージし、そこを深く濃くして世界を創る、
皆のインプロからそんなことを感じました。

その後作ったお話はどれも秀逸!!

・部員一人で廃部の危機にある山岳部
・徳川の末裔に献上する銘菓を作る和菓子屋

どちらも、大変な出来事が起こったのですが、素晴らしい起死回生な出来事により
ハッピーエンドを迎えました。
出てきたキャラクター達が、とにかく愛くるしい。
それぞれに個性があり、見ているこちらも思わず感情移入したくなりました。


そして、最後に作ったお話。
こちらも、登場人物、一人ひとりがきちんと立っていて、見応えのある作品が出来上がりました。

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ここは、最新技術を搭載した自動車づくりを目指す自動車工場“セブンズ”。
以前は、業界トップを走っていたが、ここ最近、他の企業の追随により、業績ダウン。

何とか復活しようと、開発部リーダーの山田は、戦略会議を行うべく、メンバーを招集した。

業績ダウンで機嫌の悪い社長、こんなの無駄だとイライラしている技術部長の佐藤、
いつも能天気で人が言いづらい事でも平気で口に出してしまう佐藤、
そんな空気の悪い中、彼らを前に、山田はこの会議の口火を切った。

「A社は空飛ぶ車、B社は大きさを変えられる車を開発した今、わが社もあっと言わせる車を
作らなければなりません。どなたかアイデアがある方はいますか?」

「やまちゃんが言い出したんだから、やまちゃんが考えれば〜」
いつものように、問題意識なくへらへらしている佐藤の言葉に、山田は言った。

「では言います!光合成できる車です。車の上に木を載せ、
ガソリンなく光を動力として動く究極のエコカーです。」

それを聞いた社長、技術部長、問題児佐藤は、一瞬シーンとなった後、
「夜運転できないじゃないか」「高価すぎる」「トンネルを通る時、木は邪魔だ」と文句の嵐。

でも、「何かするしか、この会社に道はない」そう分かっていた山田は、諦めなかった。
何とか、彼らを言いくるめ、とりあえず試作品だけでも作るところへ話を持っていった。

「あいつら、なんだよ。ブーブー文句言うだけで、何にもアイデア出さねーで!」
彼らのあまりの態度に腹を立てる山田。
でも、実際、それらを解決するアイデアがないのも事実だった。
途方に暮れていた彼のところに、その会議の様子を隅でじっと見ていた営業の
鈴鹿ひとみが入ってきた。

「あの、私は山田さんのアイデアすごいと思います。私にできることがあればと思うのですが・・。私の実家、農家なので、使う木を育てるとか、そういうことなら何か力になれるかもしれないですが」
「ホントに?それなら、製造ラインがonestopで、コスト削減になるかもしれない!助かるよ!!」

早速、ひとみは、母に相談した。しかも、高さ調節ができる木ができないかということを。
母は、難しい顔をしながらも、ニヤニヤしていた。
「あんた、その人のことが好きなんだね〜」
ひとみは照れて否定してたが、母にはその気持ちがよく分かっていた。

近所の人や、山田も集まり、連日、いい方法がないか試行錯誤を重ねるが、
なかなか成功には至らなかった。

そんな彼らの頑張る姿に、文句を言っていた社長や技術部長も、
山田に協力するようになっていき、少しずつ、光合成できる車の実現に近づいてきていたが、
やはり、最後までネックになったのは、「木の高さを調節できる」ということだった。

山田たちが頭を悩ませていたところ、そこに、すごい勢いで、あの問題児佐藤が
駆け込んできた。

「夢に降りてきた!車中に木を植え、天面から出せば木は低くなる。上の部分だけモコモコと葉を生やせばいいんじゃないかな。それなら車中も森林浴できて、ダブルエコだ!!」
「そういう木なら作れるよ!」鈴鹿の母がそう言うと、早速試作の木を作り始めた。


時が経ち、“セブンズ”復活を目指す新車発表会の時がやって来た。
そこには、山田の思いがこもった「光合成できる車」が・・・。

その木には、サナギもいた。
「生き物も育つ車だ」
感慨深そうに車を見つめる山田。
その横には、鈴鹿ひとみもいた。
それを嬉しそうに見つめる母。

この後、“セブンズ”は、この車のおかげで、見事業績を上げ、
世界に注目される自動車メーカーとなったのだった。

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つい、2か月前に出会ったばかりのメンバー達ですが、お互いの台詞や動きに素直に反応しながら、シーンを作ることができるチームワークばっちりのメンバー達です。


発表会は、次回の日曜日5月22日。
15時〜、インプロジャパンスタジオで行われます。
観覧無料です。

お時間ある方、是非、彼らのインプロを観にいらしてください。
お待ちしています。