2017年09月05日

2017/9/4(日)ベーシッククラス(7) インプロジャパン峰松佳代

先日のベーシッククラスは、代表の池上による代講でした。
7回目を迎えた今回。
最後には、インプロゲームのスタイルではなく、即興で演じていく中で、それが物語となり、
まさしく「即興劇!」ができました!

今日はそのお話をご紹介しましょう。

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「キレイな湖」

ここは、空の雲がくっきり湖面に移り、底の石や泳ぐニジマスも見えるほどの透き通った湖。
いつも太陽の反射が眩しくキラキラと輝いていた。
海のように広い湖は、遠くの方に出島が見えていた。
ボート乗り場もあり、カップルなどに人気のスポットだった。

ただ一つ、この湖には、怖い噂もあった。
それは、昔、あるカップルがここでおぼれてなくなっており、
それ以来、水に触れると足をすくわれると言われていたのだった。


ある日、この湖に、噂を聞きつけたミステリー番組の撮影クルーがやってきた。
スタッフ一行は、地元ガイドの女性・田村さんにボートに乗せてもらい、湖の中心の方へと向かっていった。
揺れるボート、ボートのふちにつかまりながらもカメラを回す撮影隊。
すると、カメラに黒い影が。よく見ると浮かんでいるかの様子。
「あれは何ですか?」と撮影隊が尋ねると、
ガイドの田村さんは、「あれは、もっこり。月1くらいで出没しますが、危険ではないので」とその場を立ち去ろうとした。

その時だった。
「おにいちゃん?!!」
撮影クルーの一人、さおりがそう叫んだ。

「あれは、5年前に行方不明になったタカフミ兄ちゃんだわ!タカフミ兄ちゃん、なんでこんなところに??」
僅かな隙間から見たタカフミの顔を見て確信したさおりは、物体に向けてそう声をかけた。
はじめは何の反応もなかった「もっこり」と言われる物体だったが、さおりが持っていた焼き芋を差し出すと、
黒い物体の中から、手が出てきてその芋を食べた。
すると、徐々に覆っていた藻が取れ始め、全てがはがれた時、そこに現れたのは紛れもなく男だった。
そして、芋を食べ終わった時、男は言った。
「思い出した!昔恋人の由美とこの湖に遊びに来た時、この人に連れてこられたんだった!!」
そう彼が指したのは、ガイドの田村だった。

取り繕いながら、まず彼をボートの上に乗せ、彼と撮影隊にお茶を飲ませる田村。
そう、実は、この湖で人が消えるという噂は本当で、その元凶こそがこの田村だったのだ。
実は、この田村、587歳。
年を取らない為に、湖に近づいてきた男たちを掴まえ、そのエキスで若返っていたのだった。
その威力は、男一人につき100歳の延命。
そして、この出島に住む女性達すべてが500歳以上で、その中には、かつてのタカフミの恋人、
由美も以前の若さを保ったまま、そこで暮らしていたのだった。

まんまとお茶を飲ませ眠らせ、出島に運ぶ田村。
そして、タカフミとスタッフ達が目が覚めた時、そこには、その由美の姿もあった。
再会した由美とタカフミ。若さを手に入れた由美は、最初は帰ろうとしなかったが、
タカフミの説得で、帰ることに。
そして、意外にも、ガイドの田村も、素直に彼らを帰らせてくれた。
ただし、帰り際、田村は「この箱を持っていきなさい」とそれぞれに一つずつ箱を渡したのだった。

湖を渡り、戻ってきた一行は、田村に渡された不思議な箱を開けてみることにした。
するとそこには、自分達の100年後の姿が写っていたのだった…

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最後、箱を開けた時、皆が目を合わせて、恐怖に震えている様子は
まるで、映画のワンシーンのようにリアルでした。

7月に初めてインプロを始めたメンバー達がほとんどのこのクラス。
2ヶ月であっという間に、即興でお芝居までできるようになりました!

さぁ、次回は発表会。
どんな物語が生まれるか、楽しみにしていてください!

観覧無料ですので、立派な大人ながらも初々しく、可愛らしい、皆さんのインプロを是非観にいらしてください。

日時:9月10日(日)18時開演
場所:インプロジャパンスタジオ http://www.improjapan.co.jp/aboutus/access/


2017年08月31日

2017/8/27 ベーシッククラス(6) インプロジャパン 峰松佳代

7月中旬からスタートしたベーシッククラスも、6回目を迎えました。
出会ってたった1ヶ月半ですが、まるで仲の良い家族のよう。
日曜の夜の家族と言えば、サザエさんですが(笑)、
私は、皆さんの温かい笑顔と笑い声に包まれて、毎週、癒されています!

さて、前回のクラスでは、即興でお互いのイメージを共有しながら、
物語を紡いでいくのに使えるちょっとしたエッセンスを、皆さんにお伝えしました。
お互いがイメージした光景を、真っ白なキャンバスに描くかの如く表現し始め、
それが影響し合って次の表現が生まれていき、、、
今までよりもより立体的な、そしてストーリーがある作品が出来上がっていきました。

「竜神の涙」という高価な宝石が飾られている屋敷に怪盗がやってくると知った家主が、
セキュリティにお金を投資し、最強の防犯システムを置いたことで、「絶対大丈夫!」という過信を生み、
自分自身に隙を作ってしまい、薬の入ったシャンペンを飲んでしまって、まんまと怪盗の罠にはまってしまう・・
というシーンでは、何もない舞台上に、お屋敷がどんどんリアルにイメージされていき、
「竜神の涙」をめぐり、間抜けな家主と賢い怪盗の間で交わされるやり取りが滑稽で、
台本に描かれたコメディを見ているようでした。

また、この日は、全員で1つの物語を即興で語っていくことにも挑戦しました。

最後にそのお話をご紹介しましょう。

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「宇宙飛行士に憧れていた少年」

宇宙飛行士に憧れていたタケシは、毎晩、星を眺めるのが日課だった。
「今日は良い星が見えるかなぁ」と呟きながら、毎日、空を見上げていた。
タケシは、毎日星を見ているので、星のちょっとした変化にも敏感であった。
今日もタケシは望遠鏡で、北東の方角を見ていると、一つの星が、いつもと違って色鮮やかに輝いていた。
「あれ?あの星、段々近づいてくるぞ・・」
タケシは望遠鏡を外し、星をじっと見てみた。
すると、星は小さな点から、豆サイズになり、更にピンポン玉くらいに大きくなっていった。
タケシは、そのピンポン玉に手を伸ばして取ろうとした。

するとどうだろう!
何と、その星は、タケシの手の中に入ってきたのだ!
しかも、星は一つではなく、無数で、しかも光り輝いている。
それが、タケシの手の上に乗っているのだ!
不思議に思いながらもそれを見ていると、なんということだろう!!
ついに、タケシはその中に吸い込まれていったのだった。

気が付くと、そこは宇宙。
宇宙に憧れていたタケシは、宇宙を浮遊しながら、「これが宇宙か〜、こういう構造だったのかぁ」と、
ポケットに入っていたスマートフォンを取り出し、メモ機能に観察したことを残し始めた。
周りはキラキラ輝いていて、すごく眩しかった。その空間を泳ぐ格好で、前へ前へ進んでいくタケシ。
不思議なことに、息は全然苦しくなく、また、自分の体が少しずつ変化していることに気づいた。
よく見ると、既に火星人のような体に変わっていたのだった。

「僕は宇宙の卵だったのだなぁ」と、タケシは持っていたスマートフォンで変化した姿を、自撮りするのであった。

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ファンタジックな世界観でしたが、聞いているこちら側にも、はっきりくっきりと映像が浮かんでくるような物語でした。

次回のクラスを終えると、その次は、発表会!

初めてのインプロ発表会、どんな作品が誕生するか、今から楽しみです!!

2017年08月15日

2017/8/15 プレイヤーズクラス(7)インプロジャパン池上奈生美

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このクラスは、論理的な人、直感的な人のバランスが良く、
だからこそ、お互いに刺激しあい、補い合っています。

そのため、物語もとても丁寧でわかりやすくなったと思えば、
まさに破天荒で、どこに行くか分からない奇想天外にもなっていきます。

基礎トレーニング中は土台を作るのが全員とても上手で、
ワクワクする世界が次々に生まれてきます。
ただ、少し長めのシーンになると、
若干慎重になったり、逆に楽しみすぎて雑になったり。
ということが見られます。
それもこのクラスの個性ですが、
少しずつバランスが取れてくるといいなぁと思います。

今日の最後のお話をご紹介しましょう。

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刑務所にいる囚人たち。
しかし、みんな軽犯罪なのに終身刑なのだ。
そして、1日中労働し続けている。
この劣悪な環境から逃げだすため、穴を掘り続けていた。

ジョンたちがかなり掘り進んだ時、反対側から音が聞こえてきた。
「え!!!」
目の前の壁が崩れ落ち、反対側には別の囚人が、、、
別の刑務所から逃げ出してきた囚人と鉢合わせしてしまったのだ。

実はこれは初めてのことではない。
ほってもほっても、何処か別の刑務所につながってしまうのだ。

おかしいと感じた囚人たちは、政府の真下に行き盗聴した。
すると、恐ろしい会話が聞こえてきた。

「ついに、この国はこの官邸以外すべて刑務所になったな。
国民たちは、みんな無償で労働してくれる。
こんな素晴らしいことはない。」

万引きで終身刑。
こんな馬鹿馬鹿しい判決は全て政府が意図的に行っていたことだった。

囚人たちは一致団結し、地下にある水道管を壊し、
その勢いで大臣たちに復讐した。

それから、大臣たちが囚人となって労働するようになったのだった。


<お知らせ>
ベーシッククラス開講
8月23日〜10月11日毎週水曜日 19:00〜22:00
http://www.improjapan.co.jp/2017/07/24/performance_b/
現役アメリカ人パフォーマーによる特別クラス
9月2日(土)10時〜17時
http://www.improjapan.co.jp/2017/07/20/duvalws/

2017年07月21日

2017/7/15 ACT1(9)インプロジャパン池上奈生美

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普段の生活の中で、何か作業をしている時、
どれだけの人が「おしゃべり」をしているでしょうか?
仲のいい友達同士で喫茶店に居る。
などのように、「お喋りの場」であれば、
当然、大体がどちらかか(または両方)がおしゃべりをしているでしょう。
しかし、たとえば、エレベーターの中、で他人と二人きりになった時、
おしゃべりが弾むということは、まれなことだと思います。
私は今まで、同じマンションのエレベーターでさえも、
見知らぬ人がと二人きりになって話す言葉は大体「こんにちは」のみです。

でも、インプロの中でそのようなシチュエーションになると、
「シーンを作ろう」という意識が動き、殆どの人がおしゃべりになっています。
何かを作ろう、という思いが「発信」「表現」という能動的な行動に駆り立てるのでしょう。

でも、実際は、
「相手はどんな気持ちなんだろう?」
「相手はどんな人だろう?」
「相手の状況はどうなんだろう?」
「話しかけても大丈夫かな?」
という、受動的な感覚があってから、「話しかける」という行為があると思います。

今日は、そのまず「受信する」ということを意識していきました。

そして、前半に100人の王様の国のお話作りました。
100人の王様の国の人口は101人。
つまり、たった一人で、100人の王様のお世話をする国民が居るということです。
その国民は、毎日働き詰め。
ある日、隣の国では、100人の国民と一人の王様しか居ないことを知ります。

そして、いつしかその国の人と仲良くなっていく、、、、というお話が生まれました。

いよいよ明日が発表会です。
日に日に仲良くなり、愛が溢れるクラスです!
是非是非、観にいらしてください!

日時:2017年7月22日(土)12時開演
【会場】インプロジャパンスタジオ
千代田区岩本町3-9-1 花岡ビルB1F
(JR秋葉原駅より徒歩3分/JR神田駅より徒歩8分/地下鉄岩本町駅より徒歩1分)
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
入場:無料
予約:不要

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<お知らせ>
1日集中クラス
8月11日(金祝)10:00〜16:00(昼食休憩1時間有/15時〜発表会予定)
http://www.improjapan.co.jp/2017/07/12/peformance_1day/
インプロシンキングクラス
8月2日(水)19:00〜22:00
http://www.improjapan.co.jp/2017/06/26/thinking-2/






2017年07月20日

2017/7/19 ベーシッククラス(7) インプロジャパン 峰松佳代

6月からスタートした水曜ベーシッククラスもいよいよ来週は発表会。
何と、今回のベーシックは経験者が集まったクラスとなりました。
ちょうど公演があったこともあり、基礎を振り返りたいと受講してくれたメンバーが多かったのです。

顔ぶれはそれほど新鮮ではありませんでしたが(笑)、でも、インプロって、どんなにやっていても、
一つとして同じお話ができることはなく、いつでも新鮮。
いつだって、『初めて』を実感できるんですよね。
でも、もしかしたら、普段ルーティーンと思っていることでも、見方や角度を変えれば、
新鮮に感じるのかもしれませんね。
なーんてことを、皆さんのベーシッククラスを通して感じたりしていました。

さてさて、本題に戻り、そんな皆さんのインプロだったので、毎回面白い作品を生み出してくれていました。

消えた母を探しに、初めて森を一人で歩き回った狼のウルボーが外には広い世界があると気づくお話や、
一人ぼっちだった野良猫ニャンタが、仲間ができ、合唱団まで創り上げたお話、
はたまた、100年に一度地球から見えると言われているハンニョウ彗星とその星のハンニョウ星人が地球に落ちてしまったお話など、、毎回、愛くるしい人物が必ず登場し、興味をそそるお話ばかりでした。


発表会前の7回目は、代表池上による代講。
ここまでインプロゲームばかりでしたが、そこで培った基礎力を使って、長めのお話も作りました。

タイトルは、ラベンダー畑。

ここでご紹介しましょう。
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地球環境の変化により、植物が世の中から消えてしまったこの時代、
世の中の植物は全て人工的になっており、ここのラベンダー畑も例外ではなかった。

しかし、博士は夢を捨てていなかった。
いつか、植物の力で元の地球を取り戻したい。
その一心で、毎日ラベンダーの研究に明け暮れ、世話ばかりをしていた。
博士が、ラベンダーに思いを馳せるのには、もう一つ大きな理由があった。
それは、亡くなった妻を思ってのことだった。
妻が大好きだったラベンダーの世話をしている間、博士は妻の面影を感じることができたのだ。

ある日、いつものように、助手に任せず、自らでラベンダーの観察をしていると、
一人娘のミキがそこにボールを持ってやってきた。
「パパ、またラベンダーばかり。たまには私とキャッチボールぐらいしてよー」
いつもは子どもにせがまれても、遊ぼうとしない博士であったが、
今日は不思議とラベンダーの下で、娘と遊ぶことにした。
そして、その二人の上には、その様子を天から笑顔で見守る妻がいたのだった。
「ママが見える!」
ラベンダーが呼んだ奇跡なのだろうか、久しぶりの親子3人水入らずの時が過ぎた。

楽しくなってきた娘はついはしゃぎ、ボールを大きく投げ、ラベンダーに直撃。
「あー、ラベンダーが・・・・」
駆け寄る二人。
見ると、当たっていなかったラベンダーも、なぜかしおれ始めていた。
実は、地球環境がさらに悪化し、人工的な植物であっても、どんどん根が侵され始めていたのだった。
消えゆく母の姿。
「その株だけは、絶やさないで…」
そんな母の声が聞こえた二人の先には、他のと少し違って、キラキラ光り、香りがずっとずっと強いラベンダーがあった。
その強い香りに誘われ、次第に眠くなっていった2人は、とうとうそのラベンダー畑の中で眠ってしまった。

夢の中で、ミキはまた母に会え、母はこう言った。
「あのラベンダーの株は、パパとママの思い出の地である湖の水を掛ければ、必ず育つわ。あれが育てば、ラベンダーはどんどん広がり、パパの願いが叶うはずよ」
母はそう言うと、ミキは目を覚ました。
「パパ、ママとの思い出の湖はどこ?そこの水を取りに行こう!」
早速、ミキと博士は、湖に行ってみると、そこは干上がっていた・・。
がしかし、そこにたまたま訪れていた地元の釣り人が、唯一水が少しある場所を案内してくれ、大急ぎでその水を汲み、例のラベンダーの株の下へ持っていき、じゃぶじゃぶと掛けた。

すると、、どうしたことだろう!
あっという間に、キラキラと大きく光りはじめ、どんどんどんどん芽を増やし始めた。
「あ、土に植物が!!」
それまでは、人工的なプランターからしか芽を生やせなかったラベンダーが、土に根を生やし始めていたのだった。

奇跡のラベンダーは、土に地球に必要な養分をどんどんと作り出し、瞬く間に世界中はラベンダーでいっぱいになり、そして、土の変化により、次々と色々な植物が復活し始めた。
こうして、亡くなった妻と娘の想いにより奇跡を起こし、博士は長年の夢を叶えることができた。
世界中に中継された記者会見では、博士の横に、もちろん亡くなった妻の遺影を持った娘ミキもいたのだった。
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彼らの発表会は、7月26日(水)20時30分開演。

丁寧に、そして、じっくりとアイデアを繋げていくメンバー達のインプロを、是非観にいらしてください。

<お知らせ>
1日集中クラス
8月11日(金祝)10:00〜16:00(昼食休憩1時間有/15時〜発表会予定)
http://www.improjapan.co.jp/2017/07/12/peformance_1day/
インプロシンキングクラス
8月2日(水)19:00〜22:00
http://www.improjapan.co.jp/2017/06/26/thinking-2/

2017年07月17日

2017/7/17 R50指定クラス インプロジャパン池上奈生美

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待ちに待っていた(笑)R50以上の方向けのクラスです。
自己紹介から、いつもと空気が違っていました。
「同年代だけ」という空間は、想像以上に安心と共有で溢れていました。
いつもなら、「これ分からないよな〜」と、ストップを掛けてしまう昭和の話題も、遠慮なく出すことによって、みんなのテンションが上っていきます。
長島、大鵬、力道山、のらくろ、赤影、白黒テレビ、、、、
それらが、いきいきと現れてきました。
「公園のドカン」というだけで、みんなが同じように土の香、草の感触、落ちている五寸釘、を想像しているのです。

今日インプロを初めて経験するという方も居ましたが、
インプロの経験に関係なく、共有できる世界があることは、
あっという間にチームワークを生み出し、安心できる世界が広がっていくのですね。

もちろんインプロは、違う年代の方とやることも刺激的であり、
まさに何がおこるかわからないわくわくがあります。
でも、今日のように同じ年代の方と、子どものようにのびのび演じている大人たちを見ると、世代の中にある知識、感覚は、表現する上で貴重な技術なんだと思いました。
皮膚感覚で伝わり合うオファーが、見事な世界を創り出していました。

最後は発表会です。
チーム名は、「昭和少年少女隊」
秘密基地を作ったり、駄菓子を買ったり、
「記憶が蘇る水」「過去を洗い流せる洗濯機」のCM
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そして、最後に2つの長めの芝居です。
一つ目は、
明治時代から続く老舗のホテルに、きれい好きで有名な女優が現れます。
チリひとつ見ても発狂するくらいの綺麗好き。
ホテルは完璧に掃除していたのですが、なんと!女優の方にホコリが、、
気づかれないうちにホコリをとろうと、掃除婦のちえこが掃除機を持ってきます。
その掃除機は、特別なもので、「汚いもの」は全部吸い取るのです。
その掃除機のスイッチを入れた瞬間!
「きゃ〜〜〜!!!!」
女優自身が吸い込まれてしまったのでした。

もう一つは、
豪華客船が集まる港、
結婚50週年のお祝いに一組の夫婦が、「出会った場所」であるここにやってきました。
妻のゆみえは、50年前にここで聞いたYMCAの曲が忘れられません。
すると、なんと船の甲板にひ◯きがいたのです!!
ゆみえは、興奮のあまり、倒れてしまいます。
その姿を見て、夫はひ◯きに、「YMCAを歌ってくれ」と頼むです。
しかし、帽子がないと歌えない、、、というひ◯きに、
ゆみえは片時も離さず持っていたひ◯きの帽子を差し出し、
港中で大合唱するのでした。
感動するゆみえの横で、自分よりひ◯きに夢中な姿に複雑な思いの夫が佇むのでした。

ステージも客席も打ち上げ開場も大盛り上がりです。
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益々インプロジャパン初のゴールデンエイジ劇団の夢が広がるのでした!

次回は、9月18日(月・祝)です。
今回参加できなかったR50以上の皆様、
お待ちしております!!
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<お知らせ>
1日集中クラス
8月11日(金祝)10:00〜16:00(昼食休憩1時間有/15時〜発表会予定)
http://www.improjapan.co.jp/2017/07/12/peformance_1day/
インプロシンキングクラス
8月2日(水)19:00〜22:00
http://www.improjapan.co.jp/2017/06/26/thinking-2/


2017年07月07日

2017/7/6 シーンドラマ(5)インプロジャパン池上奈生美

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公演があったため、久々のクラスになりました。
しかも、公演に出演したメンバーはこの期間ショートフォーム漬けだったので、なんとなく新鮮なスタートでした。

今期のテーマは、「いろんな年齢を演じ分ける」ことです。
3組に分かれ、それぞれ違う年齢の同じ人物を演じていきました。
違う年代の「もう一人の自分」から刺激を受けて、
役が深まっていきます。
「こんな過去が会った人間の今」
「こんな未来になる人間の今」
を、想像しながら演じていき、いろんな背景が見えてきました。

後半は、1時間のロングフォーム。
一人ずつ順番に主役になり、人生を演じていきました。
・お見合い22回の女性
・手品が得意な有能営業マン
・不器用な営業マン
・離婚して工場ではたらう男性
・定時制の学校で教える先生
・純粋無垢なホステス
が登場しました。

色んな出来事がある中で、振れない軸や変わらないものが見えてくると、
人生が色づいていくのだと思います。

このメンバーならではのフォーマットなので、
今から発表会が楽しみです!

<お知らせ>
7月16日〜9月10日毎週日曜日
ベーシックラス(基礎クラス)開講!
http://www.improjapan.co.jp/2017/06/08/performance_b/

7月17日(月・祝)
<ワークショップ>13:00〜16:00
<発表会>17:00〜18:00
R50限定。大人のインプロクラス
http://www.improjapan.co.jp/2017/06/13/peformance_r50/

2017年06月21日

2017/6/21 プロフェッショナルクラス(4)インプロジャパン池上奈生美

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7月の公演に出るメンバーもゲスト参加し、大人数でのクラスでした。
人数が多いので、常にいろんな集中が必要になります。
その分、刺激されること、吸収することが多く、
脳が筋肉痛状態でした。

今日は、全体的に体を動かすことで作られる「キャラクターづくり」がテーマでした。

最後は、2017年のネバーランドのお話。
子どもしか入れないお部屋、
門番も10歳の子ども。
しかし、あるジャーナリストにこの場所がバレて、、、

子どもたちは、自分たちの世界を守るために、いろんな大人たちをもう一つの
ネバーランドに連れて行って子どもにしちゃうのでした。

今日参加したメンバーたちは、全員↓に出演します。
おまちしてま〜〜す!


<お知らせ>
「IMPROJAPAN PROJECT 2017」
〜 We don’t know what happens next? 〜

日程:2017.7.1.(sat) 〜7.3.(mon)
劇場:新宿・プーク人形劇場

詳細はこちら。
http://www.improjapan.co.jp/ijp2017/

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<お知らせ>
7月4日(火)トライアルクラス
7月16日〜9月10日毎週日曜日
ベーシックラス(基礎クラス)開講!
http://www.improjapan.co.jp/

2017年06月17日

2017/5/28 ベーシッククラス(5) インプロジャパン 下田明正

5月最後のクラスでは、物語クラスに挑戦。
お互いのアイデアを楽しむことができるメンバー。
今回の作品では、皆の想いが、物語の中に出てきた登場人物に反映され、
愛くるしいキャラクターが登場しました。

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「チュー太とメアリーおばさん」

ネズミのチュー太は今日も天井裏からメアリーおばさんのキッチンをのぞいていた。
おばさんの作るおいしそう朝ごはん。
一般的なネズミなら狙いはチーズ…なのだが、このチュー太は違う。
チュー太のお気に入りはメアリーおばさんの食べるパンのクズ。

そのパンくずはおばさんが口からこぼすタイミングによって固さと柔らかさが違うので、
おばさんが5回噛んだ物・10回噛んだ物・30回噛んだ物…とそしゃくした回数別にパンくずを採取し、
食べたいのを我慢して天井裏の棚に並べて保存していた。
ネズミ界では4年に1度 、1番美味しいパンくずを決めるオリンピックが開催されるのだ。

その優勝者には口からこぼれるパンくずを直接食べれるという権利が与えられるので,
チュー太は張り切っていたのだが、残念ながら4位となってしまった。
しかし転んでもただでは起きないチュー太は引越しを決め、メアリーおばさんの家を出ていった。

チュー太がいなくなってメアリーおばさんは寂しくなってしまった。
食欲もなくなりパンくずも食べ落とさなくなっていた。
耐え切れずメアリーおばさんはチュー太を探し回ったが見つけることが出来なかった。

その頃、チュー太は、メアリーおばさんが食べやすい、もっと美味しいパンを探すべくパン屋を
巡っていたのだった。
チュー太はおばさんの好きそうなパンを見つけそれをチェックしていると、
主人に可愛さを見込まれ、店の看板ネズミになる事を勧められた。
そんなチュー太をたまたま通りかかったメアリー叔母さんの甥が見つけて、メアリーおばさんに伝えた。
おばさんが飛んでやって来ると、そこにはパン屋のお客と笑顔で記念撮影に応じているチュー太の姿があった。
しかし、そのチュー太の笑顔はキッチンにいた頃とは違う作られた笑顔だった。
おばさんはチュー太に駆けより抱きしめた。感動の再会…一滴の涙がこぼれた。

お家に戻るとチュー太はこの場所を好んでいた訳がパンくずの美味しさなのではなく、
メアリーおばさんの存在であった事に気付いた。
チュー太は「ここが僕の住む場所だ!」と天井裏からおばさんの口へと飛び込んでいった。
メアリーおばさんは笑顔でこれを受け入れた。本当に可愛いものは口の中に入れるものなのだッ…。

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いよいよ、明日、6月18日(日)は、メンバー達の初めての発表会。

お互いのアイデアを楽しみ合う姿を、是非、観にいらしてください。

観覧無料です!

<発表会情報>
6/18(日)14:00〜「インターミディエイトクラス発表会」
15:30〜「アドバンスクラス発表会」
      18:30〜「ベーシッククラス発表会」

<お知らせ>
「IMPROJAPAN PROJECT 2017」
〜 We don’t know what happens next? 〜
日程:2017.7.1.(sat) 〜7.3.(mon)
劇場:新宿・プーク人形劇場
http://www.improjapan.co.jp/ijp2017/


7月4日(火)トライアルクラス
7月16日〜9月10日毎週日曜日
ベーシックラス(基礎クラス)開講!
http://www.improjapan.co.jp/


2017/5/14 ベーシッククラス(3)インプロジャパン 下田明正

4月30日からスタートした、ベーシッククラス。
3回目には、丁寧にキャッチボールをしていくことを行いました。

そこで出来上がった人物がこちら。
身体を動かしながら、お互いの言葉を丁寧に繋ぐことで、
人物像がくっきりしてきました。

======================
毎日フランスで修業をしているパティシエは、
いつか宇宙一のホットケーキを作りたくてオリジナルのパンケーキを日々焼き続けていました。

なかなか思い通りに出来ず失敗続きでしたが、彼は失敗作をただ捨てるだけじゃなく
愛犬や従業員に食べてもらい、その反応を見ながら、たまに感情的に大爆発しながらも
日々楽しんで修業を積んでいました…。

そして今日は四年に一度の師匠の来店日。
パティシエはオリンピック気分で"パワフルパンケーキ"という新作のアイディアを思い付き、
それを形にする為、いつも以上にこねては練って、こねては練ってをくりかえし…
夜なべをしながらも遂に理想のパンケーキを焼き上げました。

それを食べた師匠はついてた杖も手離し走り出す程パワーがみなぎり、
地球の裏側まで聞こえるくらいの大声で「美味いぞ〜!」と叫びました。

パンケーキに人生をかけたパティシエのパワフルパンケーキは想像以上の力を持っていました!