2012年02月10日

2012/2/9 アドバンスプラス(2)インプロジャパン池上奈生美

1回目は、きちんと「今」を感じること。
役として知っている「過去」と、知らない「未来」を、
混在させないことをやりました。
2回目の今日は、その世界の日常と非日常を意識しました。
インプロのショートフォーム(短いゲーム形式)をやると、
つい「何か起こさなくては!」と、ハプニングが乱雑することがあります。
しかし、それではドラマにはなりません。
主人公の日常、その世界のあたりまえの生活があって、
はじめてハプニングがドラマになります。
今日は、登場人物の日常がどんな生活を送っているのか、
その世界では、何が当たり前のルールなのか、描いていきました。

その世界が生まれてくると、自然とワクワクし、
みんなの言葉も止まりません。
「きっと、こんな人いるよね」
「こんな毎日なんだよ」と、
時にリアルと、時にファンタジーを楽しみました。

最後は、筋肉を愛する村と自然を愛するのお話でした。

筋肉を愛する村は、肉ばかりで野菜を全然食べません。
ある日、筋肉を鍛えたいばかりに、隣町から妖しい薬を手に入れます。
しかし、飲めば飲むほど、身体に異変が、、、
それを治すには、「いろんな種類の野菜を食べること」でした。
これをきっかけに、みんな野菜をきちんと食べるようになったのです。

自然を愛する人たちは、お互いに信頼し合いとても仲良し。
毎晩20時に村人全員で夕食を食べるのです。
そのおかずは、一匹の動物。
実は動物たちが率先して、犠牲になっているので、
動物たちは、人間に食べられれば神様になれると信じていたのです。
しかし、ある日動物が2匹現れました。
恋人同志のブタです。
「太郎さんが食べられるなら私も」と、
雌豚の花子が着いてきたのです。
その姿に感動した人間達は、動物を食べるのをやめ、
動物と一緒に野菜生活をすることになったのです。

偶然にも、両方とも「野菜を食べよう」というテーマになりました。
ほんとに偶然なんですけどね(笑)

今日は、「自分ひとりで何とかしない」を、実感したんではないかと思います。


2012年02月07日

2012/2/6 SK1(9)インプロジャパン池上奈生美

久々の男子クラスもいよいよ来週発表会。
純粋なクラスは今日が最後でした。

昨年からはじまったこのクラスは、
2011年は、爆発的な元気なチームワークで、
何が来ても大丈夫!どんな変化にも微動だにしない強い信頼を築いていきました。
そして、2012年になり、その上で、しっかりしたストーリーを作れるように、
クラスをすすめていきました。

ストーリーとは、出来事が結ばれていく1本の道のような物だと思います。
その道は、どこに続いているか分りません。
でも、どの場所にいても、過去も未来も続いています。
それを無視した出来事は、ストーリーとは違いますよね。
このクラスの後半では、
・何故、こうしているのか(過去)
・この先、どうしたいのか(未来)
を、感じ、共有し、世界を膨らませていきました。
その道が見えてくると、自然とその場に必要な物、こうあってほしいという好奇心が生まれ、
身体が動き出していきました。

では、本日生まれたお芝居を1つご紹介します。
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ここ未開の地、アマゾンを開拓しようと2人の男が訪れた。
あやしいその男に、原住民達は敵意をあらわにするのだった。
男達は、「おいしい料理を作る」と、食欲で信頼を得ようとした。
彼らが作る料理は、とてもとてもおいしそうな香りがし、一瞬心を許した。
しかし、その具材を見たとたん、彼らの顔は曇り、身体は小刻みに震え始めた。
「それは、私たちの神であるカエルさまだ!!!」
その言葉の意味を理解するよりも早く、大きな揺れが2人をおそった。
その土地の神、巨大なカエルが怒り、よそ者2人をその口に投げ入れ、
食べてしまった、、、、
原住民達は、神の恐ろしさにひれ伏し、神が去った後もしばらく石のように動かなかった。

静けさを取り戻したその場所に、最初に目に入ったのは、
残された「料理」だった。
何事もなかったかのように漂う香りに、右手が伸びていき、、、、
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テンポよく、展開していくストーリーに、みんな釘付けになりました。

今期、とても成長した9人の男子たちです。
みんな魅力的なメンバーばかりです。
女性の皆さん!来週の発表会、是非チョコレートを渡しにいらしてください!

発表会は、2月13日(月)20時半です。
入場料:無料
場所:インプロジャパンスタジオ
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
お待ちしております!


2012年01月18日

2012/1/17 ベーシック火曜クラス(発表会)  インプロジャパン 峰松佳代

昨日、「ベーシック火曜クラス」が発表会を終え、全8回のクラスを終了いたしました。
いや〜、本当に楽しいクラスでした。

それは、子ども以上に子どもな大人集団。

「今」に、がむしゃらにしがみつく大人達。
できない自分を繕わずに、自分を裸になってさらけ出す大人達。
どんなことも楽しんで遊ぶ大人達。

そんな彼らが、発表会を終えて見つけたもの。
それは、「今の自分」だったようです。

昨日の発表会、皆の心の中で、舞台の上で、色々なことが起こりました。
まさに、インプロ。
「生」の瞬間がそこにはありました。
舞台上には、「生の人間」達が必死に生きていました。

やはり、「人間」はキュートです。愛くるしいです。面白い生き物です。
メンバー達が、インプロを通して、それを見せてくれました。
私は、講師としてだけでなく、一人間として、その場所に皆と一緒に入れたことを、
今、とても嬉しく、改めてみんなに感謝しています。


このクラスの集大成となった最後の作品。
それは、とっても皆さんらしく、一体感のある作品となりました。

それをご紹介しましょう。
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タイトル「ブータンの人形」

ここは、世界一幸せな人達が住んでいる国、「ブータン」。
ここの人々が幸せな理由、それは、山奥にある巨大な人形が
いつも幸せの光を手から発していたのであった。
そして、その人形を守るため、村の人々は毎朝磨いていた。

ある日、村人達がいつものように、人形を磨いていると、その人形が踊り始めた。
その踊りはとても楽しく村人達もつられて踊り出した。
村は、一層楽しく幸せになっていった。


一方、ブータンから遠く離れた国では日照りが続き干ばつとなっていた。
その国の人々は、毎日雨乞いをするため、ノロシを上げていた。

ある日、人々の真ん中で燃えていたノロシが、どんどん大きくなり龍になって飛んで行ってしまった。
飛んで行った先は、ブータン。
龍は、彼らの踊りで雨を降らせて欲しいというのだ。
ブータンの人々は、益々激しく踊り、その足音は雲を動かした。
人形はその雨雲を先導するように、空へと舞い、そして龍と共に干ばつの国まで行った。
そして、恵みの雨はその大地を覆ったのだった。


ブータンの国では、人形がいなくなったと村人達が騒いでいた。
すると、そこに、人形から1通の手紙が届いた。

「もう、あなた達に私は必要ない。
しかし、あなた達の笑顔を必要としている人々はまだまだたくさんいる。
これからもあの踊りと共に世界で一番幸せな笑顔を咲かせてほしい。
あなた達自身が幸せをつくる人形なのです」

人形からの想いを聞いた人々は、この約束を永遠に守っていくのでありました。
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皆さんが全員でつくった巨大な人形。
村人達が人形と共に楽しく踊るさま。
そして、ノロシが龍へと変わり、空を飛んでいく様子。

どれも、目に焼きついて離れません。

皆さんが創り上げた「空間」は、リアルに存在しました。

素敵な8回をありがとう!

また、次のクラスでお会いしましょう。













2012年01月14日

2012/1/12 アドバンス(9)インプロジャパン池上奈生美

NEC_0201

同じシーンにいて、同じストーリーを創っていても、
先を不安に思う人もいれば、先をワクワク期待する人もいます。
そう、どちらを想うかは本人の自由です。

でも、不安に思っている人は、
常に、「正解探し」をしています。
1つのアイデアを出した瞬間に、試験を受けているような感覚になります。
ワクワクしている人は、
常に、どうなるか分らない無限の可能性を見ています。
目の前で生まれる世界に興味を持ち、創造していきます。

今日は、常にワクワクしていられるように、一瞬一瞬を楽しんでいきました。

仲間よりも、観客よりも、まず「自分」が目の前の物語に興味を持ち、
次の展開を期待する。
こうなったらいいなぁ。
こうなったらおもしろい。
そんな積み重ねで、シーンが生まれていきました。

最後は、
公民館で、骨董品をこどもたちに見せ、昔話をすることが大好きなおじいちゃんのお話。
おじいちゃんは、毎週のように「お楽しみ会」を開き、自宅から骨董品を持ってきました。
子ども達もそれを楽しみにしているのです。
しかし、おかげで公民館が骨董品だらけ。
いくら言っても、おじいちゃんはやめません。
困った館長は、「盗まれた」と嘘をつき処分しようとしました。
しかし、おじいちゃんの骨董品は、普通の骨董品ではありません。
「急須の魔神」があらわれ、その嘘をあばいたのでした。

もう一つは、笑いが止まらない楽しくなる温泉のお話。
温泉ではいつも笑い声が響いていました。
誰もが楽しくなる温泉は、入っているだけで笑いが止まらないのです。
しかし、そこにいるのは猿ばかり、、、、
宣伝が下手な女将さんは、お客が来ないと嘆いていました。
そこに、人生に疲れた女性客がひとり。
「もう、この場所で人生を終わらせよう」
そう、決意していたのですが、部屋に乱入してきた猿のバナナを食べると、
自然と笑いが止まりません。
そのまま猿に連れられ温泉に入ると、もう悩みなんてあっという間に消えていました。
実は、その女性。
有名なニュースキャスターだったのです。
彼女の宣伝のおかげで、温泉は大繁盛となりました。

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両方とも、心温まる素敵なお話でした!

このメンバー達の発表会は、1月19日20時半です。
入場料:無料
場所:インプロジャパンスタジオ
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
お待ちしております!


2012年01月13日

2012/1/10 ベーシック火曜クラス(7) インプロジャパン 峰松佳代

昨年11月からスタートした「ベーシック火曜クラス」もいよいよ来週1月17日(火)に、発表会を迎えます。

年齢層が少し高めの「大人集団」なのですが、これがとっても素敵な大人達なのです。

このクラスの特徴は、
大人達ばかりなのに、誰も眉間に皺が寄っていないこと。
大人達ばかりなのに、みんないつも笑顔で、笑い声が絶えないこと。
大人達ばかりなのに、限界を考えず、面白がってどんどんとエスカレートしていくこと。

時折、体を動かしすぎて、息切れが聞こえてくることもありますが(笑)、
とにかく、キュートな大人達で、大好きなメンバー達です。


先日、発表会前の最後のクラスが行われました。
その日は、代表の池上による代講。


いつものように楽しみながらも、この日はインプロの深いところも、
ちょっと触れてもらえたようです。

クラス後半には、今までの発想の面白さだけでなく、ストーリーの面白さが見えてきた
作品がいくつも誕生しました。

特に、全員で創った最後のお話は素晴らしかったです!

ここでご紹介しましょう。

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舞台は、かつてはきれいな砂で覆い尽くされていた砂浜。
しかし、地球に太陽が大接近してしまったことで、今は砂はなく、岩盤となってしまっており、
地球上、全てがそのような状態であった。

この岩盤の下に、この状態を救うヒントが必ずあるはず!
そう思った調査隊と担当長官は、この岩盤を掘ることを決めた。
しかし、岩盤の固さは尋常でなかった。

「この岩盤の壊すためには、昔、船橋の固い岩盤を掘ったあの職人しかいない!」
そう思った長官は、早速、その職人のところに行ったが、
職人は、機械に頼る社会になり、職人の技術をないがしろにしてきた国に
今更力になりたくないと断固拒否。

しかし、長官は何でもするからとすがり、職人は条件付きで協力することとした。
その条件とは、ドリルの先端に長官が入るということであった。

長官は、自らの体を捧げ、いよいよ岩盤採掘の作業が始まった。
長官をつけたドリルは、どんどんと掘り進め、長官はやがてあるものを見つける。

「二酸化炭素だ!」

すると、上にいた職員の一人がこう言った。

「二酸化炭素を燃やし、炭化すると、それがダイヤモンドに変化する!」

それを聞いた他の職員が、

「全てをダイヤモンドにしてしまえば、太陽が反射され、地上に溜まっていた光の熱が外に放たれるかもしれない!」

と。

それには岩盤の下の長官の犠牲は避けられなかったが、長官は進んで引き受けた。

ほどなくして、全てがダイヤモンドになった時、岩盤だった地上全体が光り輝き始め、
余りの眩しさに、なんと太陽が逃げていったのだ!


こうして、地球の高温化は落ち着きを取り戻し、砂浜は元の姿になった。

この計画には、忘れてはならない人がいた。

そう、自らの体を犠牲にして、地球を救った長官である。


彼は、ダイアモンドに覆われて、発見された。

今では、砂浜にダイアモンドに包まれた長官の像が飾られているのである。
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この他にも、空飛ぶ絨毯を見つけた少女が、その絨毯に誘われ、
懐かしい風景の広がる花畑に到着するが、実はその少女は花の精だったというお話や、
好きだと告白できなくて、化けて人間界に修行に出たタヌキが、
10年後に、見事、告白して、大盛り上がりをするタヌキ山のお話など、

ちょっとした小さなアイデアに、皆で乗っかり、それを大きくしていくことで、
とてもファンタジックなお話を創ることができるようになりました。


以前、メンバーの一人がこんなことを言っていました。

「自分に縛りをせず出せるのは、この空間のおかげだな」

そして、あるメンバーは、7回目のクラスの振り返りで、

「このクラスを受ける前までは自分に自信がなかったけど、今は、自信を持って表現できる。
これも皆のおかげです。感謝してます」

と言っていました。


全く知らない者同士からスタートしたベーシッククラス。
7回を終えた今、このクラスには、自分をロックせずに表現できる「信頼」が生まれました。

そして、このチーム力に『不可能』という文字はありません。
何でも可能にします。


来週の火曜日、インプロジャパンスタジオで、
初めて人前でインプロをする大人達が、がむしゃらに動き、インプロを楽しみます。

是非、観にいらしてください。


日時:1月17日(火)20時半開演
場所:インプロジャパンスタジオ
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html


2011年12月20日

2011/12/16 SK3(1)インプロジャパン池上奈生美

年の瀬にこのクラスは始まりました。
来年まで待てない!というメンバー達のクラス、、、
いやいや私が一番待てなかったのですが(^^;
2年半年位の経験者が対象のクラスですが、なかには5年くらいのベテランも居て刺激的なチームになりそうです。

今日は、そんな新鮮さを感じながら、
「先が分りすぎる世界」と「先が分らなすぎる世界」の間を意識的に作っていきました。

「先が分りすぎる世界」は、
いわゆる平凡、普通、一般的、どこかで見たことがある世界ということです。
そのこと自体が悪いわけではないのですが、この世界にはまるとプレイヤー達は、
見えないレールに縛られ、それを壊すことができなくなります。

その逆に
「先が分らなすぎる世界」は、なぜか突飛なこと、ギャグ的な面白さを良しとしてしまい、
お互いのオファーの真意がどこにあるのか、感じられず混乱を生み出します。

どちらもそこに「協力」「共感」というものはなくなります。
正解でも、ギャグでもない、
今この瞬間に生まれていくことの積み重ねをあらためて意識していきました。

最後のシーンは、
経済ががた落ちになったある国が、消費税を50%にし、
最後の頼みの綱は国民が大好きなミュージカル!
となり、大統領が見守る中最高のミュージカルを上演した劇団のお話でした。

初回と思えぬ、心地よいテンポで最後まで創り上げてくれました。

もう、今年はこのクラスはおしまいです。

みんな、良いお年を!


2011年11月16日

2011/10/31 アドバンスP(9)インプロジャパン池上奈生美

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ハロウィーンのこの日、発表会に向けての稽古が盛り上がりました。
先週、自然とヒーローものも話しができあがり、そのテンションがスタジオに残っているのか、
次々に生まれるお話しも、爽快な流れでした。

この日は、物を自ら演じることによって、その場をより具体的にみせたり、人間役を演じている人を助けたりしていきました。
また、ミラーというメソッドを使い普段とは違ったキャラクターを演じていきました。
物語を演じていると、自然とのその内容に夢中になり、ついつい最初のキャラクターから離れて言ってしまうことがありますが、今日はそのキャラクターで挨拶をする、主張することから、身体の中に深めていけました。

最後は、「南極のお城」のお話です。
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南極にお城があった。
そのお城を守っているのは、たくさんのペンギンである。
その城壁を囲むように、ペンギンたちが列をなしていた。
入り口には、2匹の犬がいた。
「タロー」「ジロー」であった。
この城は、通常は海に囲まれている。
しかし、年に一度だけオーロラが出る日には、陸とつながるのであった。
そう、それは年に1度だけのはずだった、、、

ある日、温暖化が影響しオーロラが出ない日にも、城は陸とつながってしまった。
そして、2人の人間が城に近づいてきた。
「人間には注意しろ」
そう、言い聞かされてきたタローとジローだったが、
人間達の甘い言葉に、その門を開けてしまった。

ペンギンたちは、数十年前の悪夢がよみがえった。
城の中の物をほしがった人間達によって、城はめちゃくちゃにされたのである。

「また、人間たちにやられる、、、」
身構えたペンギン達だったが、人間の目的はそうではなかった。
城の中心にある機械。
城はそれを守るために建てられた物、ペンギンたちはその機械を守っていたのだが、
守っているだけで、全く管理はしていなし。
実は、その機械は地軸を守っている物だった。
しかし、ここ数年、その機械が故障し、地軸が乱れ、その結果温暖化が進んでいるのであった。
ただ、見守っているだけのペンギンには機械の故障など分らない。
人間達がやってきて、ようやく機械を修理することができたのだった。
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このクラスらしい、愛くるしいキャラクターがたくさん出てきました。


2011年11月04日

2011/10/29 ベーシック土曜クラス発表会 インプロジャパン 峰松佳代

9月からスタートした「ベーシック土曜クラス」が、先日、最終回の発表会を行いました。
少人数ならではの結束で、クラスにはいつもホンワカした空気が流れていました。

発表会も、彼らのもつそのホンワカした温かさと初めてのことに挑戦する果敢な姿勢が、素晴らしい空間を創ってくれました。
8回目の発表会が、やはり一番皆輝いていました!

今日は、最後に創ったお話をご紹介します。

お客さまからいただいた「イングランド」というタイトルの作品です。

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幼い頃テレビで見たイングランドの衛兵のカッコよさに憧れていた日本人の青年、タケル。
憧れの衛兵を見に、とうとう、ここイングランドの宮殿にやってきた。
そこには、夢にまで見た衛兵が、カッコよく動き、交代式を行っていた。
「かっこいいな〜」そう言いながら、タケルは、一人の衛兵をじっと見ていた。
するとその衛兵が、タケルに声を掛けてきた。

タケルが衛兵への想いを語ると、なんとこの衛兵は自分がちょっと用事を済ませてくる間だけ、
代わりに立っていてくれと言ってきたのである!

思わぬところで、夢を叶えることができたタケルは、ばれないように、頑張って動かず宮殿の前で立っていた。

すると、そこに、とても貧しい格好をした少年がやってきた。

「すごい服だね。これ売ったら、お金になるんだろうな〜」と彼の着ていた服装をシゲシゲと見つめた。

話を聞くと、この少年は家もなく、食べるものもなく、お金になるものを拾って集めてるとのこと。
不憫に思ったタケルは、思わず衛兵の服を彼にあげてしまうのであった。

その後、衛兵が戻ってくると、もちろんこのことは大騒ぎに発展。

事の重大さに気付いたタケルは、この衛兵と一緒に街中を探し回った。

すると、街の外れのスラム街で、さっきの少年に似た子ども達に遭遇した。
「落ちていたすごい服を売ったら、こんなにたくさんの食べ物になったよ!」と彼ら嬉しそうにパンをほお張っていたのである。

「衛兵さん、宮殿の人達は高価な立派な服を着ていますが、同じ町のこの子ども達は食べ物すら手に入れるのが容易ではないのは、可哀そうです。洋服の分を彼らに回してあげてください」
少年達の姿を目の当たりにしたタケルは、思わずそう叫んだ。
そのタケルの熱い想いは、衛兵達の心も動かし、衛兵達は宮殿を守るだけでなく、街の子ども達の為にできることをし始めたのであった。

そして1年後。
この街のスラム街には、子ども達の姿は見えなくなった。
彼らは、新しくできた宮殿前の公園で、楽しく遊び、食べ物も与えられていた。
そこには、公園を守る衛兵達もいた。

そして、この新しい公園、それには彼らを救った青年の名前から、『タケル公園』と名付けられたのであった。

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初めてのインプロ発表会。
堂々と、そして生き生きと表現していたメンバー達に、改めて大きな拍手を送りたいと思います。

また、次のクラスでお会いしましょう!


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2011年10月06日

2011/9/16&30 SK2(1&2)インプロジャパン池上奈生美

初回は、ストーリーよりゲームらしいゲームで、
まず楽しむこと、気持ちよいテンポ、そしてお互いを良く感じ会うことを大切にしました。
時間制限があるゲームでは、いつも以上の集中力が身体の決断力を呼び起こし、
短くても、非常に興味深いシーンになりました。

最後は、南国にロケットで雪を降らすお話。
これも、前半の勢いのままテンポの良いお話なりました。

2回目はいろいろなスタイルで、名作のその前や後を創っていきました。
仲が良かった頃の「かちかち山」のうさぎと狸のお話や、
王子様に嫁いでしまった「白雪姫」にどうしても会いたい小人のお話を、
アフレコ風に、声を吹き替えて創っていきました。
自分からは言わないような言葉を仲間が吹き替えてくれることで、
新鮮な挑戦が飛び交いました。

最後は、かぐや姫にどうしても会いたい帝が、竹藪の先に月につながる道を発見。
しかし、その頃かぐや姫を失った竹は徐々に異様な熱を発し、あたりが危険なことに、、、
かぐや姫は、月に戻れないことを覚悟で再び地上に。
命がけで会いに来てくれた帝と出会い、二人揃っておじいさん、おばあさんの元にいくのでした、、
という、SFラブストーリーでした。

今期は、ストーリーの内容よりも、
スピード感やキャラクターに挑戦していきたいと思います。


2011年09月07日

2011/9/3 ベーシック土曜クラス(1)  インプロジャパン 峰松佳代

9月3日より、また新しいベーシック土曜クラスが開講いたしました。

ベーシックの初日は、私もいい意味でとっても緊張します。
高揚感もあり、ついテンションも高くなります(笑)。

スタートは、オニゴッコから。
大人になって、オニゴッコ。
なかなかやらないですよね。

相手を追いかける、逃げる。

子どもの頃あんなにやったのに、最初は、追いかけるにも逃げるにも、
ちょっとぎくしゃくしたりして(笑)

でも慣れてくると、とにかく必死。
そんな真剣になる大人達の様は、面白いものです。

体も心も空間も温まったところで、早速、インプロスタートです。


空気になれたのか、皆、最初っから色々な発想をどんどん表に出してくれました。


大きな鳥に乗って、クジラの上に着陸したと思ったら、そのクジラの中に潜入したり、
島で収穫した食べ物を入れる籠を作る為に、動物を捕えて、その肉は食べて、骨で籠を作ったり、、、
ライオンや猿を従えてみたり・・・。


まるで、子どものようになって、何もない空間に色々な世界を創りだしていくメンバー達。
そう、インプロは、何の装置もありません。
舞台上に組まれる舞台装置は、パフォーマー達の、見ている人達の頭の中に描かれたものがそうなのです。
想像したものを信じる心が、様々なミラクル架空のストーリーを生み出します。


この日最後に誕生した物語は、お互いが想像したことを信じ、受け入れ合った結果、誕生しました。


ある日、見たこともない卵を見つけた青年達。
これは、きっと宇宙人の卵に違いないと一人の青年が言う。
この卵を、研究所に持ち込んで高く買ってもらおうとたくらんだその瞬間だった。

空が眩しく光り、そこに2体の宇宙人が・・・。

最後は、青年達は、宇宙人に触れられた瞬間、彼らも宇宙人となってしまい、
自分達が人間だったことは忘れ、そのまま宇宙に連れ去られてしまうという
SFミステリーが誕生しました。


宇宙人に触れられた瞬間、次々と疑うことなく、宇宙人に変化していく様は、
初めてインプロをやった人達とは思えないほど、潔く、見ていて気持ちがよかったです。


次回も、皆さんのどんな発想を見せてもらえるのか、今からとても楽しみです。