2017年03月21日

2017/3/20 プロフェッショナルクラス(3)インプロジャパン池上奈生美


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様々なジャンルに挑戦しているクラスですが、
今期は、ミュージカルです。
発声、ハモリから始まり、今日はロックを歌いました。
音楽に合わせること、章節を意識することで、
いつもと違った感覚で言葉が生まれてきていました。
当たり前の言葉や会話も、メロディがあることで、
特別な意味や感情が加わり楽しかったです。

最後は、音楽室に取り付いた心霊と戦い、愛を掴んだ男女のお話でした。

2017年01月26日

2017/12/16 ベーシッククラス(4) インプロジャパン 下田明正

11月後半からスタートしたベーシッククラス。
いよいよ明日1/27(金)、発表会を迎えます!

インプロを通じて、お互いのアイデアを楽しみ、いつもアットホームな空気が流れていたこのクラス。
心温まるお話やシーンがたくさん生まれました。

その一つをここでご紹介しましょう。

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「チュー太とメアリーおばさん」

ネズミのチュー太は、今日も天井裏からメアリーおばさんのキッチンを覗いていました。
「しめしめ…今日もシチューを作るのにチーズを鍋の横においてやがる」
チュー太は天井からはい出てきました。

はい出て来たチュー太は、薄汚れたキッチンに飛び乗ってチーズの所にたどり着きました。

チーズのかたまりを目の前にしたチュー太は、そのチーズの周りを鼻をくんくんさせて匂い嗅ぎ、
そして光の加減で品定めして、このチーズを食べるところを想像していると、
お腹が空いてキュルルルルというお腹の音が鳴ってきました。

すると、チュー太はメアリーをのぞき、おばさんがうたた寝しているにを良いことに、
ついに、大きな口でガブリとチーズを食べ出してしまいました。
そのチーズはカビ臭く、はじめはこれは腐ってるかと思いましたが、バクバク食べていったのです。

そして、バクバク食べて気持ち良くなったチュー太は、天井の穴のそばで寝てしまいました。


目が覚めたメアリーは、「私の大好きな高級ブルーチーズが!ワインとあわせて飲もうと思ってたのに!」と
言い、よく見ると鍋の横の包み紙から点々と跡がありました。
それはダイニングに繫がり、そして天井の穴に繋がっていました。
そこで、チーズの跡に気が付いたメアリーは、今度は別のチーズを置いてみました。
そのチーズというのは、今度は簡単にとける、すごくやわらかいチーズでした。
そしまたテーブル戻り、うたた寝する振りをしました。

一方、天井の穴の近くで寝ていたチュー太は、今度はさっきのブルーチーズとは違い、別の種類のチーズの匂いによって、今度はチーズフォンデュを食べてる夢を見てニヤニヤしていました。

ニヤニヤしながら目が覚めたチュー太が、台所を見るとメアリーが寝ていたので、
「しめしめまた寝てる」と重たいお腹を抱えながら、駆け寄ってみました。
今度のチーズはとてもいい匂い。なので、全部食べたいとグルグルとその周りを周り出し、メアリーはその様子をずっと見ていました。
すると、とうとうチュー太はチーズに飛びつきました!
むさぼりつくチュー太。

メアリーは今だとばかりにフライパンをバン!と被せました。…捕まえる感じで。
フライパンで捕まえたメアリーはサッと隙間をあけ、そのチーズごと手で掴み、掴んだ時にチーズの間からチュー太のしっぽがピクピク動いているのを見て、メアリーはしっぽを掴み目の前に出し見つめました。

「おい、ネズミ!私が大事にしていたチーズを、ブルーチーズだけでなくこっちも食べようとするなんて、なんという不届き者だ。罰として振り回してやろう!」

メアリーはそういうと、しっぽを掴んだままグルグルと回わし始めました。
目が廻ってしまったチュー太は「ごめんなさい」と謝りました。
チュー太の目がくりくり回ったのを見て、メアリーは「あなたよく見たらかわいいじゃないか」と言って、チュー太をポケットに入れました。
チュー太は「これでもう殺させる!」と怯えましたが、しかし、メアリーは逆に「このポケットの中でおとなしくしていたらチーズをあげる」と言って、チュー太の頭を撫でてくれたのでした。
それはとても気持ち良く、そのおかげでチュー太はとてもおとなしくなりました。

それからといいもの、チュー太はメアリーおばさんと仲良くご飯を分け合うようになったのでした。

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発表会は、1月27日(金)20:30開演。@インプロジャパンスタジオ

観覧無料です。
全員が、初めてのインプロ発表会を迎えるメンバー達です。

是非、応援にいらしてください!

お待ちしています。


2016年12月16日

2016/12/10 アドバンスクラス(9) インプロジャパン 峰松 佳代

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9月からスタートした「アドバンスクラス」もいよいよ次回は発表会。

先日、発表会を前に行われた代表の池上による代講では、キャラクターの目的を意識したシーンづくりをやりました。

このクラス、全員で創るシーンがとっても面白いんです!
それぞれのキャラクターがそのシーンの中に存在し、役割をしっかりと果たしているからでしょう。
インプロジャパンのレギュラークラスでは、代講の時は、クラスの最後に、インプロのゲームではなく、フリーで架空の物語を演じ創っていくのですが、このクラスは、それが、毎回、実に面白いんです。

今回も、傑作が誕生しました。
ここでご紹介しましょう。

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これは、ある小さな村での出来事・・・。

悪を牛耳る魔王の力がその村にどんどん災いをもたらした。
ただの災いで飽き足らなくなった魔王は、
村人達を石にしてしまったり、狼にして、魔王に仕えさせたり・・と、村で好き放題していた。

そんなある日、魔王の力は、ある不思議な石によってもたらされているということがある書物によって分かった。
それを見つけた村人は、若い勇者を集め、魔王の隙を見て、それを奪い取ってしまう事を計画した。
しかし、選ばれた勇者達はまだ小さな少年達で、魔王に勝てる力があるとは到底思えなかったが、行くしかなった。

魔王がいると思われる洞窟までやってくると、そこは真黒な石だらけ。
きっとこれも元は人間だったんだと思うと、その異様な空気に負けてしまいそうだったが、妹や友達が石にされてしまった悲しい想いを胸に、自分達を奮い立たせ、一歩一歩と前に進んで行った・・
その時だった!

「ガォ〜!!!!!!」
目の前に、狼が現れた。
「ウァ〜!!!!!」
あまりの恐怖に、一同は逃げようとした。すると、
「僕だよ、ジョンだよ!君の友達のジョンだよ!」
と、狼がある少年に向かって言った。
そう、実はこの狼、魔王の力で狼にさせられ、番犬のように、使われていたのだった。

彼らが石を取りに来たと聞いた狼のジョンは、
「じゃあ、僕が魔王の気を引いているからその間に取ってきて!」

こうして、計画は実行に移された。

魔王「おい、狼!何やら外が騒がしくないか?!」
ジョン「魔王様、そんなことはございません。それは全て私でございます。1人で芝居をしていたのでございます」

実はジョンは、狼になる前は、サーカス小屋で働く少年だった。
それを知った魔王は、ジョンに自分の目の前で芝居を見せるように命令した。

一方その頃の勇者達。
ジョンが上手に魔王の気を引いてくれたおかげで、何と、簡単に石を奪うことに成功したのだった!
こうして、石を持って洞窟から逃げようとしたその時、あと一歩のところで、魔王に見つかってしまったのだ。

怒った魔王!しかし、少年達は小さく、すばしっこく、なかなか捕まえられない。
しかも、石が魔王の手から離れていったことで、どんどんと力が衰え始め、、、
狼のジョンも、人間に戻り、勇者側についてしまった。
やがて、魔王の姿も少しずつ変化し始めた。

数分後、なんと、魔王はカメになってしまったのだ!

「やった!これなら僕達でもやっつけられるぞ!やっつけてしまえ!!」
足で蹴ろうとした時、魔王ならぬカメから声が聞こえてきた。

「僕をいじめないでくれ。もう、僕も悪さはしないから。許してください!
実は、僕は、昔、人間達にいじめられていて、強くなりたい!!って毎日思っていました。
ある日、持っていると強くなれる石があると書物に書いてあって、この洞窟にやってきたんです。手にすること本当に強くなって、石の不思議な力で、気がつくと魔王になってしまったんです・・
仲良くしてくれたら、もう石もいりません!」

「元々は、僕達、人間が君をいじめたからなんだね。分かった。もういじめないよ。一緒に村へ行こう!」


1ヶ月後。

ここはサーカス小屋。
客席はたくさんの少年達で埋まっていた。

「寄ってらっしゃい見てらっしゃい!今日もこれからお芝居が始まるよ〜」

舞台の上では、人間に戻ったジョンとカメが楽しそうに共演していた。

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彼らのインプロは、誰一人として欠けることができない作品ばかり。
自分も仲間も活かし合う彼らのインプロを、是非、生でご覧ください。

観覧無料です。

日時:12月17日(土)18時開演
場所:インプロジャパンスタジオ https://goo.gl/maps/EoTJth1gBFn

2016年12月03日

2016/12/3 スキルアップ3(2)インプロジャパン池上奈生美

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今日はいろいろなキャラクター作りをしました。
キャラクターづくりも頭でとらえてしまうと、
演技ではなく、説明になってしまいます。
まず、体でとらえる。
そのために、球体を感じたり、紙になったり、棒を演じたり、
いろいろな物質、形態から役作りを学びました。
キャラクターがしっかりしていると、奇想天外な物語も自然と楽しめます。

最後は、笠地蔵のその後のお話。
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よいお爺さんにたくさんの宝物をお礼としてあげたお地蔵さん。
おかげで借金地獄になってしまいました。
おまけに、利子はどんどん上がるばかり。
このままでは大変!と、むかし意地悪をした悪いおじいさんからお借りしようと、盗んできてしまいました。
そして、借金を完済しようとしたら、その場に悪いおじいさんが!!
借金取りと悪いおじいさんはグルだったのです。
そして、お地蔵さんたちは監禁され、
お地蔵さんたちがいた山は壊され、カジノや温泉になってしまいました。
お地蔵さんたちはなんとか抜け出し、全く変わってしまった山にショックをうけるのですが、7人力を合わせ、なんとか悪者たちを退治しました。

「せっかくなので、足湯は残そう」
と、必死で立て直していると、
良いお爺さんが、「大統領が変わり、利益があがった!」
と大金を持って戻ってきました。

そして、笠地蔵たちは、金地蔵になり、山を通る旅人たちを、足湯で癒やし、旅人の平和を祈るのでした。
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2016/12/3 スキルアップ4(6)インプロジャパン池上奈生美

ミニフェスが終わり、より明るく自由になったメンバーたち。
最初のゲームから(良い意味で)わがままに盛り上がりました。

お互いのオファーを読み取ることも、するどく、
オファーが出ていないのにわかり合ったり、、、
すごかったです(笑)

最後は、80代の老カップルが、若かりし日を思い出すお話。
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ラーメン博物館で出会った二人は、
食欲が止まらず、二人で大食い選手権に。
しかし、食べすぎて体を壊した二人は、真っ白い病院で監禁状態に。
すると、いつしか完全に食欲がなくなり、霞を食べるようになった。

もう一つは、水族館でサメに襲われている彼女を助けに水槽に飛び込んだことをきっかけに仲良くなった二人。
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実は彼は珍獣ハンターで、家にはいろんな珍獣が。
家に行ってみると、ネッシー、ユニコーン、ツチノコ、、、
不思議な動物ばかり。
しかも、彼は「今夜一緒にチュパカブラを探しに行こう」を言うのだ。
一緒に探しに行くと、案の定チュパカブラに襲われてしまう。
そのせいで、実は官女が人魚だったことがバレてしまったのだ。

両方とも不思議で可愛らしいお話でした。
彼ららしい世界。
次回は、らしいの先に挑戦です。





2016年11月29日

2016/11/28 プロフェッショナル(1)インプロジャパン池上奈生美

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ミニフェスが終わって、ようやくこのクラスも再開です。
新しい仲間も加わり、新鮮ではありますが、
前半はなんだかみんな心ここにあらず、、、
集中するために、ちょっと難しいゲームをしてもらいました。

後半は、いろんな性格の役の演じ分けをしました。
登場するたびに、はっきりと違う人物になり、
内面に集中し演じ切る。
おかげで、一つ一つのシーンが色濃く印象的になっていきました。

最後は、総理官邸の地下室には、
秘密の工場があり、実は国内のテレビは支配されているという物語。
ある日、誤った映像を流してしまい、国中が大騒ぎに!

コミカルでもあり、ドラマティックでもあり、
とても見ごたえのあるシーンでした!



2016年11月02日

2016/10/30 ベーシッククラス(7) インプロジャパン 峰松佳代

9月からスタートしたベーシッククラス。
あっという間に、来週は発表会です。

回を重ねるごとに、それぞれが解放され、それぞれの個性がどんどんと輝き、発揮されてきたクラス。
前回のクラスでは、お仕事でお休みが続き、久々に参加したメンバーが、皆の成長にびっくりしていました。

発表会前のこの日は、それぞれの個性が混じり合って創られていく、まさにインプロの面白さが存分に表れたクラスとなりました。

この日最後に創ったお話をご紹介しましょう。
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ここは六本木ヒルズの最上階の一室。
実は、ここはある秘密結社の隠れ家である。

宇宙からの侵略者から地球を守る為に選ばれた勇士達は、今宵もこの場所に集まってきた。
彼らは普段、仮の姿で社会に溶け込んでいた。
レストランオーナー、公務員、お笑い講師、保育士、発明家、占い師、ゲイバーのママ。
社会で生きる中、いつしかその能力がどんどんと磨かれて言っていた。

そんな中、占い師であり宇宙と交信をできる力を身につけた女から、ある衝撃の事実が明かされた。
遅れて入ってきたその女は、皆に向かって、こう言った。
「いよいよ宇宙から侵略者が、この六本木にやってくるわ。」
「それはいつなんだ?」
驚いたメンバー達は、その時がいつかなのかを気にし始めた。
「明日よ」
「明日〜?!」「ムリだ」「何の準備もできていない」「どうしたらいいんだ!」
慌てふためく一同。
「博士、何か、発明していないのか?」
「時速40劼琉賣惻屬阿蕕い靴・・・」
「それじゃあ、時速100劼亮屬砲眈,討覆い犬磴覆い!」
「いや、速さでは勝てないけど、小回りが利いて、どんな所でも入っていける!」

「よし!ならば、それぞれが今持っている力を使って、彼らの注意を引き、その間に彼らの隙をついて、
一輪車で宇宙船に乗り込み、全ての機能を支配してしまおう!」

彼らは、それぞれに、自分が仮の姿で磨かれた今持つスキルを話し始めた。

「私は六本木でレストランを経営しているから、シェフ達にパスタをたくさん作らせることができる。
美味しい香りで彼らを引き寄せられるかもしれない」
「うちのゲイバーには、肉体派がたくさんいるわ。力なら任せて!」
「お笑いを学んでいる若い芸人をたくさん集められるから、彼らを笑いのツボで倒すことができる」
「私は公務員だから、彼らに書類手続きをさせるのは得意ですよ!」
「私は、彼らをあやして手なづけられるわ」




彼らの戦略会議は、夜通し続いた。

その頃、宇宙では、占い師の予想の通り、宇宙人達が地球戦略を狙っていた。

「あのきらびやかな所にそびえ立つ建物の天辺を支配すれば、地球は我々のものだ!」
「私はあそこが欲しい!」
そう、彼らは、紛れもなく六本木ヒルズの天辺を狙っていたのだった。


そして、その時はやってきた・・。

六本木の上空に、まばゆい光を発した未確認飛行物体が現れ、ヒルズの屋上に上陸した。
秘密結社のメンバー達は、戦略通り、パスタの香りで惹きつけ、笑いで注目を奪い、
この土地を気に入ったといった宇宙人達を手玉にとって、書類に判を押させ、自分達を信じ込ませ、
極めつけに、優しい言葉で彼らをあやし、手なづけて、彼らの心を奪った。
その頃、すっかり忘れられた宇宙人達の司令塔である宇宙船は、
すり抜けて入っていった一輪車に奪われた。
気づいた宇宙人達がやってくると、彼らの周りをすごいスピードで走り始め、
目が回ってしまった宇宙人達は、気持ちが悪くなり、「こんな星はたくさんだ〜」と言って、
逃げて行った。


侵略者排除が成功となった秘密結社。
しかし、一つだけ、計算外なことがあった。

それは、宇宙人達にお笑いを気に入られてしまった講師が連れ去られてしまったことだ。


一方、宇宙では、地球人へのリベンジを考える宇宙人達の中に、そのお笑い講師がいた。
彼は、一台残された一輪車を使って、地球がいかに素晴らしい発明をする人類がいることを
説き伏せた。
試しに、一輪車に乗ってみた宇宙人達はその技術の素晴らしさに驚き、彼の言葉を信じ、
地球を滅ぼすのはもったいないと考えるようになった。

それからというもの、宇宙で、地球は一目置かれる存在になった。

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それぞれのアイデアがあったからこそ出来上がった物語。
発表会でもそんな場面をたくさん見せてくれるでしょう。

発表会は、
11月6日(日)12時開演 @インプロジャパンスタジオ
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html

観覧無料です。

是非、彼らのフレッシュなインプロを観にいらしてください。



2016年08月25日

2016/8/20 アドバンスクラス(7) インプロジャパン 峰松佳代

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毎週土曜日の夕方に開講している「アドバンスクラス」の発表会が、いよいよ今週末に迫りました。

今期は、更に皆が一皮むけて、インプロパフォーマーとしての成長を大きく感じた期でした。
個々の成長への大きな要因として、仲間への信頼感、チーム力の向上が挙げられます。
まるで、先日のオリンピックで日本の選手達が見せてくれたように・・・

発表会前、最後のクラスとなった前回、
全員で創ったフリーシーンでは、まさに、チーム力の結晶と言えるほど、
お互いの力がいかんなく発揮され、素晴らしい世界観ある物語となりました。
終わった後、「発表会に取っておきたかったな〜」と呟いている人がいたほど(笑)

その内容はこちら。

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タイトル「誰にも知られていない島」

ここは、衛星写真にも写らないほど、細ーい島。
人々は、道はおろか、部屋の中でもすれ違うことはできない。
食事をする時も一列、会議の時も一列、、、円になって、互いの顔を見合わせるなんて、
もちろんやったことがなかった。
昔からそれを当たり前として生活してきた人々だったが、中には、不便を感じ始める若者達も出てきた。

ある日、若者達は、少しでも領土を横に広げようと考え、海に潜って死骸となった魚達を集め、埋め立て始めた。
そこにやってきた長老達は、目を丸くして怒った。

「何をしている!!そんなことをしたら、また、この島の存在を誰かにばれてしまうではないか!!!」
「どういうことですか?昔何があったのですか?」

この島の歴史を知らない若者達は、長老達がなぜそんなに怒るのかわからず、聞いた。
すると、長老はこう答えた。
「昔々、コロン○○とかいう者がこの島に上陸して、島の若い者を奴隷として連れて行ってしまった。
もう二度とそんな事が起こらないよう、それ以来、我々は存在が分からないように、島を細ーくして、
面積を作らなかったのだよ」

そんな話をしている中、上空からバタバタと羽根が回る音が聞こえてきた。
明らかに鳥ではない。

「見つかってしまった!!!」

何とか攻撃をして、追い返そうとした若者達は、一列になって、急いで、島の一番高い木に登り出した。
実は、その空高くそびえ立つ木のてっぺんには、魔法の剣があり、それに触れれば、
何でもできるという伝説があったのだ。

木のてっぺんに登り、そのバタバタと音を立てる乗り物よりも高く上がった若者達は、
魔法の剣に触れて、空高く飛び、その乗り物に乗っている人達を捕まえた。

捕まえてみた彼らはとてもフレンドリーな人達で、「日本」という国からやってきた探検家だと言っていた。
「おにぎり」という食べ物を差し出し、その味に感動した若者達は次第に彼らは良い人なのではないかと
思うようになっていった。

しかし、一方で、長老の周辺にいる人々は、それでもなお彼らを怪しんでいた。
そして、ある夜、その日本人をやっつけてしまおうと、彼らを閉じ込めている牢屋へやってきた。
が、「おにぎり」をいたく気に入った若者達は、
「この人達はいい人だよ!こんなおいしいものをくれるんだから」と体を張って、日本人を守った。

助けてもらった日本人の探検家達は、「領土を広くして、米を栽培してはどうか」と島民達に提案してみた。
彼らの食は魚だけ。田畑を耕した食文化は、考えたこともないことだった。

「しかし、やはり、横には広げられない。縦なら伸ばしてもよいが」と長老は難色を示した。
「ならば、縦に伸ばしましょう!」

こうして、島民達は、土を盛ったところに苗を植え、それを長く細く伸ばしていった。
年月が過ぎ、その島は、なんと日本の沖縄諸島の近くまで続いていき、
そして、とうとう島民達は、一列になって、初めて他国に上陸したのだった。

沖縄で歓迎を受け、上陸した島民達は、この日、生まれて初めて、車座になって、食事を楽しんだのでした。


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ものすごくファンタジックな世界観でしたが、誰ひとり、頭を抱えることなく、
その世界の登場人物として、リアルに生きていました。
「きっと自分のオファーを受け取ってくれる!」
そう信じて表現する姿、オファーを受けて役を演じる姿、、、
その様子に、素晴らしいチームワークを感じました。

そのメンバー達が、8月27日(土)3チームに分かれてチーム対抗戦で戦います!

「アドバンスクラス発表会」
日程:8月27日(土)18時開演
場所:インプロジャパンスタジオ
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
観覧無料

お時間合いましたら、是非、お待ちしております!

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2016年08月13日

2016/8/11 シーンドラマ(1)インプロジャパン池上奈生美

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インプロをしている人たちは優しい人が多いなぁと、いつも思います。
そもそも、人を受け入れる「イエスアンド」に共感している人たちの集まりなのですから、当たり前かもしれません。
ですので、生まれてくるシーンも「優しく、暖かくハッピーエンド」が多くなります。

でも、時に
「ハッピーエンドにしなくてはいけない。」
「相手に心地よくいてほしい(自分不在)」
になる時があります。

このクラスは、暴力的な映画すら怖くて見ないという特に優しいメンバーばかりなのですが、今日は、あえて、全員が悪者になるシーンを演じてもらいました。

ルールは一つ
「この中で1番の悪者になってください。」

最初は、戸惑っていたメンバーたちも、
他者優先のイエスアンドではなく、自分主体の自己主張であふれていきました。
おもしろいのは、自己主張するために、より相手の主張を理解しようとしていることです。

おわってから、全員が、「いつもと違う感覚が面白かった。」
と言ってくれ、安心しました。
そして、全員が
「悪役を思いっきりできたのは、仲間を信用していたから。」と言ったのが印象的でした。

とはいえ、毎回悪役ぞろいでは、嫌な気持ちのはけ口がなくなるので(笑)、
またタイミングを狙って挑戦したいと思います。

*写真は、メンバーの喜多方みやげです!

2016年08月12日

2016/8/9 プレイヤ―ズクラス(9)インプロジャパン池上奈生美

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実年齢は、立派な大人であり、
論語で言えば、「天命を知る」方々の集まりなのですが、
今、まさにインプロ成長期なクラスです!

そして、どんなに講師の目から見て「成長している」と思っていても、
本当に変化するのは、自分でその成長を自覚する時なのだと、
教えてくれるメンバーでもあります。

今日は、働きすぎて疲れた神様が夏休みをとりたいと、人間界におりてきます。
そして、倒産寸前の会社を救うというお話が生まれました。

いよいよ来週発表会。
今回はいろんなジャンルに挑戦します。

日時:8月16日(火)20時半〜
【会場】インプロジャパンスタジオ
千代田区岩本町3-9-1 花岡ビルB1F
(JR秋葉原駅より徒歩3分/JR神田駅より徒歩8分/地下鉄岩本町駅より徒歩1分)
http://www.improjapan.co.jp/company/map_ij.html
入場:無料
予約:不要


お待ちしております!!