2019年04月15日

2019/4/13(土) ベーシッククラス(7)インプロジャパン 峰松佳代

今度の土曜日4/20(土)は、平成最後の「ベーシッククラス」発表会!

発表会前の最後の回は、皆で少し長いお芝居を即興で作ってみました。

お芝居なんて、子どもの頃だってやったことない・・
そんなメンバーも、自然に物語の中に溶け込んで、演じていました。

ここで、皆のアイデアを即興で紡ぎながら出来上がった
SFワールドな物語をご紹介しましょう。

=====================
ここは、月の宇宙基地。

もう、ずっと昔に、地球という星から人類がやってきて、
お友達になってからあと、月にはどこからも誰もやってこなくなっていた。

「新しい友達が欲しいね〜、また、違う星の人達が来てくれないかな〜」
そう話す月の住人である ぴょんきち、ぴょんみは、
「そうだ、遠い星からでも気づいてもらえる目印がある基地を作ろう!」
と、目立つ基地をつくることにした。
しかし、目印をどうするか、考えていた。

そこへ、仲間のさとぴょんが「ね〜、餅、食べない?」とやってきた。

ぴょんきちとぴょんみは、さとぴょんが持ってきた餅を食べながら、
「そういえば、以前、地球人がやってきた時は、我々の臼と杵を目印にやってきたんだよね」
と当時を思い出していた。
その時、ぴょんみは思い出した。
「そうだ、私、その時の輝く臼を作った師匠を知っているよ!その師匠にもう一度作ってもらおう!」
と、早速、師匠のところに行くことにした。


しかしながら、師匠は、あれ以来、臼を赤く光らせることが出来なくなっていた。
到着したぴょんきち、ぴょうみ、さとぴょんが目にしたのは、
青白い臼の前で、腕を組んで悩んでいる師匠だった。

彼らが事情を話すと、師匠はこう言った。
「あの時、愛と情熱を臼に込めると、赤く光ったのだが、、どんなに込めてもダメなんだ」
それを聞いた3人は、人数が増えれば大丈夫かもしれないと、
師匠と共に、「愛と情熱」を臼に向けて発信したが、やはり臼は青白いままだった。

うなだれる師匠と3人。
その時、臼からかすかな声で「もんじろう・・・もんじろう・・・」と聞こえてきた。

「もんじろう・・」
師匠は思い出した。
そういえば、地球人が来る少し前、「もんじろう」という火星人がやってきて、
その火星人が月の餅をとても気に入り、その時に、臼が赤く光っていたのだった。
しかし、その後、もんじろうは自分の星に戻り、その代わりに、その光った臼に導かれて、
人類がやってきたのだった。

「火星に行こう!」
臼をもんじろうと会わせれば、もう一度赤く光るかもしれないと思った、
3人は、臼を持って火星に行くことにした。


その頃、火星では、餅の味が忘れられないもんじろうが、火星の友人たちに、
月で食べた餅について、来る日も来る日も語っては懐かしんでいた。

火星についた月の住人たちは、
臼の心の赴くままに、もんじろうさんを探していると、
あるところで、臼が止まった。

と同時に、もんじろうの鼻に香ってくる臼の香り・・・
2人は出会った!

その時だった!!
臼は赤く光りはじめた。
もんじろうの愛と情熱が臼に届いたのだ。

餅が食べたい、、もんじろうはその一心で、すぐさま餅をつきはじめる。
どんどん赤くなっていく、臼・・・

「すごい、眩しい〜」「光ってる!!」
月の住人たちも、火星人たちもその様子に大興奮だった。

そして、その光に驚いたのは、彼らだけではなかった。

その頃、地球の宇宙研究所。

「??なんだ、あの光は!!」「見ていると、餅が食べたくなる!」
「餅をついているウサギではないか?まるで、昔見た月のようだ」
「よし、あれを目印に、あの星に行ってみよう!」

その後、地球人は、初めて火星着陸に成功した。
それからというもの、人類を呼び寄せる臼は、
もんじろうと共に、様々な場所で光り続けるのであった。

================================-
彼らの発表会は、

平成31年4月20日(土)15時開演。
@秋葉原インプロジャパンスタジオ。
http://www.improjapan.co.jp/aboutus/access/

観覧無料です。

是非、お誘いあわせの上、いらしてください。
お待ちしています。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔