"インプロシンキング"スタジオ報告

インプロジャパンのインプロ・ワークショップ のスタジオ報告です。

【インプロとは】「インプロヴィゼーション(即興)」の略語。「その瞬間のできごとに即興で対応しながら作り上げられていくエンタテイメント」です。詳しくはインプロガイドブック (http://impro.jp) をご覧ください。

【インプロジャパンのコミュニュケーションコース】職場や学校等、日常生活の中でインプロ・シンキングを行うことにより、コミュニ ケーションスキルの向上や発想力の強化を目指すクラスです。(人間関係力の強化に最適)人前で演じることよりもインプロゲー ムを楽しみながら様々な能力を伸ばすことを目的としています。
詳細:インプロジャパン http://www.improjapan.co.jp

【受講生インタビュー44】~「意志を持ったイエスアンド」~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のこずえさんです。

普段は、メーカーの営業として、平日は毎日遅くまで働いているこずえさん。
彼が受講するクラスは、土曜の早朝にもかかわらず、
日々の忙しさも疲れも全く見せないほど、いつも仲間達と楽しそうにインプロをされていて、
そんな彼のインプロの姿からは、温かい人間性と楽しみを生み出す
クリエイティビティを感じます。

一緒にいる仲間達も見ている観客も笑顔にさせるこずえさんに、
インプロについて、聞いてみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。

こずえ(K):
会社の先輩がインプロをやっている姿を見て、
面白そうだなと思って、始めは体験クラスを受講しました。


IJ:
どんな点が面白そうに見えたのですか?


K:
「イエスアンド」の考え方に興味を惹かれましたね。
ただ受け入れるだけでなく、自分のアイデアを出していくところが
面白そうだなって。
実際にやってみて、その楽しさを実感しました。


IJ:
こずえさんは、本当に、いつも楽しそうにインプロをしていますね(笑)。
その姿に、観ているこちらもどんどんそこに引き込まれていきます。


K:
はい、すごく楽しいです。
自分を取り繕わずに、思ったことを出して、皆でワイワイと楽しみ、自由でいられる。

最初はみんな知らない間柄なのに、短い時間であっという間に、親密になれる。
インプロの「受け入れ合う」という場が、誰でも楽しく安心して、出しやすい空間を作っているんだと思います。


それと、特に発表会は好きですね。
クラスで皆で一緒に積み上げていき、最終日に、お互いが集中して、その時出来上がる空間が良いです。
皆との繋がりを感じられます。

IJ:
インプロのレギュラークラスに通い始めて3年ということですが、
始めた当初からその楽しさはずっと変わりませんか?


K:
楽しいということには違いないですが、
楽しく思っている内容が変わってきていると思います。


始めの頃は、皆でワイワイすることが楽しかったけど、今は、皆と「創る」ことが楽しいです。


IJ:
その「創る」ということについて、もう少し詳しく教えてもらえますか?


K:
インプロって、何気ないことでも、ぽっとそこにあるものでも、そこにいる一人ひとりが繋がり、
積み重なっていくことで、思いもよらない世界が生まれる・・・

クラスを継続していく中で、その「創る」感覚が面白くなってきました。

一人ひとりがすごい事を言ったり、やったりしなくても、それぞれが自分らしくいることで、
いろんな味がつき、そこに世界や作品が生まれる、という実感を味わえてきたからかな。

特に、今、インプロをやっていて楽しいと思うのは、
バラバラに存在しているモノや人や世界観だったりが、意図せず繋がってきて、
一つのコンセプトとなって創り出されるところ。


うまくいった時って、それぞれの主張が重なっていく中で、
自然と皆が同じ一つの世界の中にいるって感じられます。


それって、インプロだけに限らないですね。


IJ:
日常生活の中で、リンクする場面はありますか?


K:
普段は会社員ですが、会社も一人ではなく、色んな人々と繋がって、重なって、何かを成し遂げる。
これはインプロの「創る」と同じ感覚です。


自分に固執していると、何も生まれないけど、柔軟に対応して、
色々なことを積み重ねていくと、前に進めます。


インプロで培った力はそういう面でも役立っています。


IJ:
インプロを継続してきたことで感じる、ご自身の成長について、教えてください。


K:
「受け入れること」に、自分の意志を持てるようになったところかな。


トラブルに対しても、「困った」と悩むではなく、「それであれば、自分はこうしたい」と、
次へのアクションを意識するようになってきています。

人との関わりの中でも、同じことが言えます。
自分が思ったことと違う反応や答えが相手から来た時、
以前は、その違うことにフォーカスしていて、「なぜ?」って思っていました。
自分の出す考えやアイデアに固執していたのかもしれません。


でも、今は、相手の反応を受け入れ、そこで自分がやりたいことを生み出せるようになってます。

「相手を喜ばせたい気持ち」こそが「イエスアンド」だって思うんです。
その気持ちが、瞬間瞬間で自分の意志を生み出している気がします。


IJ:
どんな時にも自分の意志を持つ。
だから、いつもインプロのステージ上で楽しそうなのですね。
観ているこちらも一緒に遊んでいる気分になるほど、楽しくなる理由はそこにあるのかもしれませんね。

最後に、3年間レギュラークラスを継続している理由を教えてください。


K:
ここに、何でも受け入れ合える仲間がいるからです。

【受講生インタビュー42】~「感動を生みだす」インプロ~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のNINOさんです。

NINOさんは、インプロジャパンのレギュラークラスの中で、最年長の66歳!
誰よりも好奇心旺盛で、チャレンジ精神に溢れるNINOさんのインプロ人生は、
昨年の「東京インプロフェスティバル」観劇からスタートし、
なんと、今年のフェスは、9公演全てをご覧になってくださいました。

定年前は外資系認証機関に勤務され、現在は、国際ファシリテーター協会で
アジア地域を舞台に活躍されているNINOさん。
数多くの人生経験の中で、既に多くの喜びや感動をご存知のNINOさんが、
なぜ、今、インプロにはまっていらっしゃるのか、その魅力について、
お話を伺ってみました。

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インプロジャパン(IJ):
インプロのワークショップを受講し始めたきっかけを教えてください。


NINOさん(N):
元々、活動しているファシリテーション協会の仲間から、
「インプロ」の話は聞いていました。
「即興劇」と言っても、きっとその場に反応する程度の
表面的なことなんだろうと思いつつ、まずは観てみようかと、
昨年の「東京インプロフェスティバル(TIF)」に行ったのが、
きっかけです。


実際観てみると、「インプロ」は、表面的な面白さではなく、
人間の深いところやそれぞれの関係性とそのドラマがあり、
通常の演劇とはまた違った深いものが見えてきて、非常に驚きました。
舞台上で感情のやり取りがドラマになっていく様子とその奥深さに
興味を持ち、その後すぐに、ワークショップを受講し始めました。


IJ:
なぜ、そこにご興味を持たれたのでしょうか?


N:
例えば、ファシリテーションを行う会議では、環境、背景の違う人達が
それぞれの立場で参加します。
表面的に話すだけではなく、それぞれの想いが絡み合い、
互いの感情も生まれてきます。
そういった人間同士の絡み合いの中で、
この「インプロ」が、いいヒントになると思ったからでしょうね。


私はこれまで、左脳的な思考を必要とする仕事が多く、
議論を論理的に組み立てたり整理したりする事に重点をおく世界にいました。
あるビジネスモデルを元に、体系立てて、答えを導き出していくタイプの思考です。


でも、「インプロ」を観て、感情が言葉を生み、ストーリーが創られ、
また、言葉だけでなく、体の表現で間接的に伝え合い、感じ合うことで、
直感・感覚から答えが生まれていく右脳的な創造の世界があること知りました。


コミュニケーションの場では、瞬間的に相手との間に沸々と湧き出てくる感情や
空気を捉えていく右脳と、論理的に冷静に組み立てていく左脳の両方の融合が大切です。


そこで、「インプロ」で右脳を鍛え、左脳と右脳が融合された感覚を身につけたいと始めました。

そのTIFがきっかけなので、
インプロを始めて、もう1年になりますね。


IJ:
継続のご受講、有難うございます。
実際、インプロをやってみて、お気づきになったことを教えてもらえますか。


N:
クラスを受講していて感じることですが、インプロでは
リスクに飛び込むということの意味を身体で体験できます。

いきなりお題を与えられると、迷いとかこれはだダメだと絶望に近い行き詰りを
感じることがあります。
しかし、目をつぶって思い切ってそのドアを蹴破って飛び込んでみると、
入る前には思いもよらなかった感情が生まれ、イメージが広がり、
そこにドラマが展開し、そして。何よりも一緒に演じている仲間が
突破口を見つけてくれたりします。 
これはドアを開けなければ絶対に見えない世界ですね。


恐らく、これが、私のような初心者が感じるインプロの
一番難しいところでかつ醍醐味なんだろうと思います。


これって実社会にも当てはまるのではないでしょうか。
例えば、新しいプロジェクトに直面した時、始める前にはうまくいくかどうか
大きな不安にかられます。
しかし、実際に行動してみると次々と新しい情報が入り、
難局があっても助けてくれる仲間が現れ、しばしば感動的な
チームワークが生まれます。

そうなるだろうと頭では分かっていても、実際にリスクに飛び込むのは大変です。
でも、インプロではそれを何度も何度も体験させてもらえます。


素晴らしいことですね。


IJ:
NINOさんのその姿に、我々講師陣も多くの感動と刺激を頂いています。
恐らくお仲間の皆さんもですね!


N: 
いえ、こちらこそ、ここまでの1年間情熱あふれる講師陣と
毎週会う素晴らしい仲間達からとんでもないエネルギーを頂いています。 

うまく行かなくて自己嫌悪に陥ることもしょっちゅうありますので、
本当に助けられています。


IJ:
さて、ここで、今回の「東京インプロフェスティバル」をご覧になった
感想を伺いたいと思います。

9公演全てご覧になっていただき、本当に有難うございます。
ご覧になって、何をお感じになりましたか?


N:
ひと言でいうと、『可能性』ですね。

人が絡み合うと、こんなことが生み出せるんだという
人の創造力の可能性を見せてくれました。

意外性が散りばめられ、客の想像力を超えて、恐らくパフォーマー達も
想像を超えた結論に辿り着くからこそ、イキイキとしていているんでしょうね。

それに、観客からこんな世界が観たいと要望が出せて、それを活かして
見せてくれるし、皆で驚きを創って楽しむエンターテイメントでした。


公演では様々な団体の色々な個性のパフォーマー達が同じ舞台で共演していました。
団体が違えば、やり方も違うでしょう。
なのに、その人達が、打ち合わせなしで瞬時にコラボし合い、噛み合っていくのが、
とても印象的でした。


インプロは思いつきで出来上がる軽いお笑いと思っているようでしたら、
一度観てみるといいと思います。


IJ:
ご覧になりながらも、NINOさんの右脳も、存分に動いていたのでしょうね。


さて、NINOさんの今後の夢をお聞かせいただけますか?


N:
インプロを通して、よりたくさんの『感動』を得たいし、あわよくば仲間達と一緒に提供したいです。 
それが夢です。

やはり、「生きててよかった」と思えるのは、考えてもみなかった『感動』に出くわして泣いたり、
笑ったり、ワクワクしたりする時ですからね。 
振り返ると、学生の頃から、それが自分にとって一番大切な想いだったような気がします。


IJ:
失礼ながら、NINOさんは、既に多くの感動と出会ってきていると思うのですが…。


N:
今までの人生では、『感動』の多くは偶然に向こうからやってきていました。
インプロは、自ら『感動』を生みだすことができます。
だからいくらだって『感動』と出会えるのです。

新しいものを創造することで、深い『感動』をたくさん得たいですね。


IJ:
そう考えると、未来にワクワクしますね!


では、最後に、今年のTIFのテーマは、『リンク』でしたが、
NINOさんは、インプロで未来に何を繋げたいですか?


N:
もちろんワクワクする、感動する世界。


その意味で、自分が関わるコミュニティとインプロを繋ぎ、
融合させて、将来新しい感動の方程式が生まれれば最高ですね。


そんなことがいつか起きる予感がしています。

【講師インタビュー】~大塚みずえ(ココロコラボ主宰)~

6月28日(日)14時~15時30分まで、親子向けインプロ・ワークショップ
「Impro workshop for parents & kids ~インプロで子育てが楽しくなる~」
https://www.facebook.com/events/949909201727213/
が開催されます。

今回、講師にお迎えするのは、「ココロコラボ」主宰の大塚みずえ先生。

みずえ先生は、1997年、インプロジャパン代表の池上が教える
ワークショップで初めてインプロと出会い、以来、声優をする傍ら、
インプロヴァイザーとしても、様々な舞台に立っています。
その一方で、最近では、子どもの関わり方を伝える
母向けインプロワークショップを各地で開催しています。


今回のワークショップ開催に当たり、みずえ先生にお話を聞いてみました。

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インプロジャパン(IJ):親向けにインプロWSを開催しようと思ったきっかけを教えてください。

 
みずえ先生(M)
2007年に娘が生まれました。その時はたまたま仕事が暇で、せっかく子どもが生まれたから
勉強でもするか・・と育児書を読みあさってました。
読めばよむほど、子どもに対してこういう対応をしたほうがいい…と書いてある内容が
インプロで他人にこう接したほうがいい…と書いてあることに似ているので
「YES AND子育て」を実践してみようと思いたち、7年経ちました。

まだ子育て中ですが、「YES AND 子育て」は親子のきずなをはぐぐむのに
とてもいいと思います。
 
IJ:子育てのどのような点に、インプロが役立つのでしょうか?
 
M:
たとえばインプロで「コントロールしない、されない(コントロールを手放す)」という考え方があります。
親が子どもをコントロールしようとすると、いつか必ず反発が来ます。
それはイヤイヤ期かもしれませんし、思春期かもしれません。
イヤイヤ期も反抗期ももちろん成長にはとても大事な時期ではありますが、
その時に、親の言うことを聞くいい子(親にとって都合のいい子)に育てようとすると、
親子のきずながうまくはぐぐまれなくなってしまうことがあります。
親を恨んでしまったり、逆に自分の意見を言えない子になってしまう可能性があります。
また、親が子どもにコントロールされてしまうと、子どもが我慢することができない子どもになってしまいます。

コントロールを手放す感覚が、感覚ででわかっていけると、子育てが楽になってきます。
 
また、インプロをやっていくと、「こども心」が取り戻せます。
親が子ども心を思い出すと、子どもがなぜ、親にとって好ましくない行動をとってしまうのか、
わかるときがあります。
そこがわかった上で注意するのと、全く分からず頭ごなしに怒るのとでは、
その後の親子のきずなが変わってきます。
 
IJ:
6月28日のWSには、どのような方達にいらしていただきたいですか?
 
M:
子どもの気持ちがよくわからない。
毎日怒ってしまい、寝顔にごめんね・・といっているという親御さんとそのお子様。
もしくは、親子で、お話しの世界でおもいっきり遊びたい!という方々にも来ていただきたいです。
 
インプロってなに?というインプロのことを全く知らない方、大歓迎です。
知ってるけど、いまいち子育てに生かせてない方も大歓迎です。


IJ:親子関係の新しい発見と出会えそうですね。
最後に、読者の皆様に一言お願いします。
 
M:
なかなか親子で遊ぶ暇がないと悩まれている方もいらっしゃるかと思いますが、
短い時間でも深く楽しめる遊びがたくさんあります。
遊びながら、表現力や想像力も養われます。
百聞は一見にしかず。ぜひ体験しにいらしてください。

【クラス紹介】パフォーマンスコース・ベーシッククラス

今日は、「パフォーマンスコース」について、ご紹介いたします。



「パフォーマンスコース」は、810回の連続講座で、最終日には発表会があります。

段階別に分かれているこのコースは、「ベーシッククラス」からスタートします。



現在開講中の「ベーシッククラス」は、先日6回目を終え、いよいよ来週は発表会です。

発表会を前に、先日、クラス終了後、皆さんにここまでを振り返り、「ベーシッククラス」を受講してみての感想を書いてもらいました。

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■受講してみて、インプロの楽しさをとても実感しています。
入門クラスや短期集中クラスでは明かされなかった発想を思いつくための方法を
見つけることができました!
日常生活でも新たな発見や面白いアイディアが生まれてくるようになっています。(
Dango)


■インプロのレギュラークラスを受講するようになって、

世の中の見え方が変わった~!人の表情の変化に敏感になりました。
とてもハッピーです!(のりさん)


■ほぼ勢いだけで始めたインプロですが、友人にインプロジャパンを勧められた訳がわかりました。
基礎をとても丁寧に教えていただけるので、このまま積み上げていけば、
きっと成長できると期待できます。
実はまだ、横文字についていけてませんが続けていきたいです。(のりっぷ)

■僕は自分の気持ちや思っていることを発散するのが苦手だったのですが、
 ベーシッククラスを受講してから少しずつ積極的に自分が出せるようになってきたなと、
インプロをしていても、私生活の中でも感じることが多いです。

自分を出せることがちょっとでもできるようになって、とても気持ちいいです! (ジマ)


■今までは、仕事などでいきなり怒られたり、不機嫌そうにされたりした時、
気持ちがパニック気味になることが多かったけど、受講を始めて、
相手を「受け入れる」ことが自分の中で落ち着いてできるようになりました。
怒った相手も、パニックも自分も受け入れられるようになって、
だんだんと対話がスムーズになってきたと感じています。(ひとみ)


■受講してみて、「インプロ」は直感もとても大切だなと感じます。
自分と繋がること、そして相手と繋がること、自分を信じること。
自分の引き出しが増えていくこと。インプロで得るものの多さ・・・。
それを今感じています。週
1回の楽しみです!
それって、きっと、これからインプロに出会う方にとっても、きっとそうだと感じます!(なお)


■「
Don't think.Just action!!(考えるな、行動するんだ!)」
それに気づくことができました。(だいち)


■特別な流れを自分で創ったりするのではなく、今ある流れに乗れるようになることが
面白いものを創ることに繋がると感じるようになりました。
それを自然と行動にうつせるようになるまでは、練習練習…!!(トミー)


■即興は大好き、自分にわいてくること、起こっていることを
口に出すのは大好きな私。
けれども、クラスの中で、役を自分で決めて、そのシーンに飛び込んでいくということに、
手も足も出なくなった自分に出会いました。それは、自分の中の深い記憶と関連があり、
小学校まで遡って、その想いを抱きしめることになりました。
次の回の時、ちょっとだけど、自分から役をやろうとしている自分に気づきました。
その時、小さく自分でお祝いしました。「よくやったよ!」って。
まだ恐々だけど、自分の中に、役を引き受けたい、その役で呼吸したい、
表現したいって思いがあることに気づいています。
コースに入らなかったら、出くわさなかった私のテーマ。
このテーマに関わったら、いいことがあるって分かっています。
そんな機会をありがとう!コースの仲間とかよさんへ
(まーちゃん)


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発表会を前に、既に多くの気づきとご自身の変化と出会っている 「ベーシッククラス」の皆さんは、まもなく発表会を迎えます。 人前で『仲間』達と一緒に「インプロ」をする経験を通じて、更なる発見と出会うことでしょう。

 

彼らの発表会は、 523日(土)14時~、インプロジャパンスタジオにて行われます。 観覧無料ですので、是非、イキイキとしたメンバー達のインプロを 観にいらしてください。



また、「ベーシッククラス」に興味を持った方は、受講してみませんか?

来月から新規のクラスがスタートします!

65日(金)スタート:毎週金曜日19:3022:00 http://www.improjapan.co.jp/company/class_p1.html#b


 


 


 


 

【受講生インタビュー41】~チームが教えてくれた「自分は変えられる」~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のちーぼーさんです。

普段は、税理士事務所で左脳をフル稼働させてお勤めの彼女ですが、
インプロではいつも豊かなイメージ力で観ている人達を様々な世界に導き、
楽しませてくれます。

「どちらも自分。」
と自信をもって話してくださるちーぼーさんに、
インプロとご自身について振り返っていただき、お話を伺いました。
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インプロジャパン(IJ):
初めてお会いしたのは、2010年の8月。
始めたきっかけは、何だったのですか?


ちーぼー(C):
当時、演劇のワークショップに通っていて、
そこで一緒に受けていた人がよく「インプロ」の事を話していたんです。
そのワークショップが終わることになり、次に何やろうかと思った時、
その話を思い出し、気になって「インプロ」で検索して、
インプロジャパンを見つけ、ベーシッククラスを受講したのが最初です。


IJ:
お仕事とは全く違う分野の「演劇」ですが、昔からやっていらしたんですか?


C:
初めて、「演劇」に触れたのは、小学校3年生の時。
子どもの頃、とても内向的で心配をした母が、当時住んでいた広島で、
NHK児童劇団に入れて、5年生までやっていました。


IJ:
それから、活発になっていったんですか?


C:
いいえ。
その後、こちらに戻り、中学2年生ぐらいからは益々大人しくなって、
一人でいることが多かったです。
それでも、高校も「演劇部」には入っていました。

IJ:
恥ずかしくはなかったのですか?


C:
「私」として話すのは無理だったけど、芝居は他の人になれるので、
何でもできる気がしてました。
今考えると、「自分」でいることに、すごく構えていたと思う。
人の中に入るのが苦手で・・。


IJ:
それで、社会人になっても、余暇で演劇をやっていらしたのですね。
そして、その後、インプロと出会ったわけですが、やってみて、どうでしたか?


C:
はじめは、正解探しをしてしまう自分がいて、
自分が出ちゃうのも恐かったんです。
自分を出して傷つきたくないというか。


でも、インプロをやってるうちに、次第に楽しくなってきました。


IJ:
それはなぜですか?


C:
レールがあってその上を進むことはできるけど、
何もないところからスタートしてクリエイティブなことをするなんて、
やったことがなかったから、どうやっていいのかわからなかったです。


でも、やっていくうちに、自分には創りたいお話、
やりたいことがたくさんあるってことに気づいたんです。
ただ、勇気がなかっただけなのかなって。


IJ:
インプロを始めて、4年半ですね。
続けている理由は何でしょう?


C:
本当は、人と繋がっていたかったんでしょうね。


インプロを続けているのは、年齢関係なくどんな人とも違和感なく、
関われるから。
ここに来ると、どんなことも、皆が受け取ってくれるし、
皆と繋がっていると、どんどん広がって、面白くなっていって…。
相手が何をしようとしているかを見合って、受け取り合って、
出し合っていくのが楽しいです。


IJ:
既に語ってくださっていることもあると思いますが、
ここで、ご自身の変化について、教えてもらえますか?


C:
まずは、自分を褒められるようになったことです。

元々、私は、精神的に弱くて「どうせ」が口癖で、
やってみる前に敵前逃亡するのが得意技でした。


でも、ミニフェス(インプロジャパンが主催する祭典
「インプロ・ミニ・フェスティバル」)に出演するようになり、
チーム稽古等のおかげで、強くなれたと思います。


あるチームでの稽古の時、あまりにもうまくいかず、
精神的にいっぱいいっぱいの時期も重なって、
相手に原因を持ってしまったことがありましたが、
でもそれはうまくいきませんでした。


その時、気づきました。
私は相手を変えようとしていて、
でも、人をコントロールして変えることはできないんだということを。
そして、人にとやかく言う前に、自分がやったらどうなんだと気づき、
そこで、自分の考え方を変えてみました。
すると、それだけで、それまでの世界が違って見え、
どんなこともみんな素敵に見えて、楽しくなっていきました。


それに気づかせてくれたのはチームメイトです。
それからのチームの団結は言うまでもありません。


その後も、毎回、ミニフェスの度に、
「せっかく機会を与えてもらったんだから、何かひとつ乗り越えたい」
と思うようになりました。
その中で、うまくいかない原因を外に向けるのではなく、
自分自身に挑むようになり、
お陰様で毎回、精神的に前向きになっている気がします。


今、私から「どうせ」はなくなりました。
「逃げない」自分になれたので、ちゃんとやるべきことは
やっているという自信がついて、少しは自分を褒めてあげてもいいかな、と。


もう一つの変化は、他者に対して寛容になったと思います。
以前は、人との付き合いに「何もかも共感し合うこと」を望んでいて、
友達にも、感覚が同じ人を求めていました。
相手が違う感覚だと、自分の感覚が否定されている気がして、
そんなことないんですけど、どこかそう思ってしまっていました。


でも、インプロやって、これだけ違う発想があって、
それぞれの発想が違って面白いと思えるようになったことで、
そんなことを求めなくなってきました。


実は、昔は、職場で後輩の一挙手一投足を見逃さず、
すごく厳しく教えていたんです。
自分と同じやり方でないと許さなかったり、
少しの違いも認めなかったり、、、
まるで自分のコピーを作るような感じですね。
それが、コントロールしなくなったのは、
インプロのおかげで、何があっても、自分はフォローしてあげられるという
自信が出てきたこともあると思います。


昔の後輩は、何があったんだろうって不思議がっているみたいです(笑)。


IJ:
インプロのちーぼーさんしか知らない私には、どれも驚く話ばかりです。
インプロで、本当に大きなご自身の変化と出会えたのですね。


これからの夢や想いがあれば、聞かせてください。


C:
今日、こうやってお話して、自分を振り返ってみて、
今思うことは、「インプロを広めたい」ってことです。


今までは、インプロは自分が楽しむものでした。
だから本当にインプロの稽古に来るのが楽しみでした。
でも、今、色んな人に知ってもらいたい。観てもらいたい。


職場もそうですが、普段、コミュニケーションがなさすぎること、
イエスアンドじゃなくて、否定から始まることで、うまく回らない場面をよく見かけます。


私は、インプロと出会う前、生きるのが大変でしたけど、
今、人と繋がれて、生きるのが楽になってきています。
違いを感じ合えるし、色んな発想や自分が思いつかないことに出会い、
知ることができています。


だから、そんなインプロを皆に知ってもらいたい。
インプロを伝えたい。

そんな風に思っている自分に、今、気がつきました。


IJ:
胸が熱くなります。
せっかくなので、最後に、
読者の皆様に、今一番お伝えになりたいことをお願いします。


C:
インプロを通じて私が得たこと、それは、
「他者は変えられない」でも、「自分は変えられる」ということです。


現状を変えたいと思っている人がいたら、
ちょっとものの見方を変えてみて下さい。
物理的には何も変わらなくても世界が違って見えることもあります。


また、自分を変えたいと少しでも思っている人がいたら、
どうせ、と諦めずにやるだけやってみて下さい。
変わりたいとさえ思っていれば、必ず変わります。


IJ:
素敵なメッセージをありがとうございました!

【受講生インタビュー40】~「加点主義」のインプロ~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のにのきんこと、二宮貴彦さんです。

普段は、自動車部品メーカーで、総務人事のお仕事をされている二宮さんが、
インプロを始めて3年。
2度のステージも経験し、今では二宮さんの姿を見て、
ワークショップに通ってくださっている会社の同僚の方々も
いらっしゃいます。

一緒にやっている仲間達にも、観ているお客様にも愛され、
魅力たっぷりの“にのきん”さんに、インプロの魅力について、
伺ってみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。

にのきんさん(N):
インプロジャパンが出版している黄色い本「あなたも本番に強い人になれる
(フォレスト出版)」がきっかけです。

会社で発表する時に、評価されると思うとそこに意識がいってしまって、
あがってしまい、思うようにいかなかったりしていました。
子どもの頃から、順番が回ってきて発言するのも嫌で、
それは何を発言するかが分からないのではなく、周りの反応が
恐かったんです。
そんな時、この本を読んで、「失敗を恐れなくて、何事もイエスアンドで、
前向きに考える」というのがいいなと思いました。

その頃、仙台勤務でこんな楽しそうなワークショップ参加出来たらいいなぁと
希望的観測で思ってたら、なんと東京に単身赴任となり、ワークショップ受講が
希望がかないました‼︎ただ初回受けたベーシックコースの3カ月間だけと思っていたんですけど(笑)。

IJ:
もう3年ですね。(笑)。

N:
ベーシック終わった時は、クラスの皆が続けると言ったので自然と自分も・・

でも、そのうち、発表すること、自分で表現することが楽しくなってきまし
た。

それも、その場で自分が感じたことを表現することが楽しいです。

IJ:
恐がっていた「表現すること」が楽しいと思えるようになったとのことです
が、にのきんさんが思う「楽しい表現」とは何ですか?

N:
体が自然と動いて、皆と繋がったことが、形になることです。

もし思考に行ってしまい、自分だけで考え込んでしまって、
感じたことを表現できないとわけが分からなくなるし、
それは何とも繋がってないから。

IJ:
なるほど。
ただ単に「発信」だけの表現ではないのですね。

ここで、にのきんさんから見た「インプロ」の魅力について、
伺いたいのですが、会社の同僚の方も、にのきんさんの影響を受けて、
ワークショップに参加してくれていますね。

N:
総務人事の仕事をしてて、従業員のパフォーマンスが上がるように対策をすることが
求められる部署なんですけど、理想は、「減点指導」ではなく、
良いところを褒めて個性が伸びる組織風土。
インプロは、まさにそれだと思います。
少しでも、身近な人達から知って前向き、上向きに明るいチームワークが花咲かないかなぁと…。

IJ:
「加点主義」ですね。

N:
自分自身、チャレンジする前から失敗したらどうしょうと先に考えていたのが、「チャレンジしなければ始まらない」と
インプロで心を広げられる感覚を持てたので、会社という組織の中でも、そういうことが広がったらいいなと思っています。

それに、インプロの見方で、周りの人に、向き合うと人間関係が良くなっていく 気がするんです。
インプロの仲間達は、人の悪いところではなく、良いところを見ていています。
そういう目で接すると、仕事もうまい働きかけになっていくと思います。

IJ:
素敵ですね!
にのきんさんみたいな人が人事にいてくれたら、社員の皆さんは嬉しいですよね、きっと。

インプロをやって、ご自身の変化があれば、教えてください。

N:
以前は、上層部の人に報告する時、直属の上司に「緊張しないように」
と言われていましたが、今は、緊張しがちと言っても信じてもらえなくなりました!(笑)

それから、仕事柄、交渉ごとが多いですが、駆け引き的に行うのではなく、
心を込めて、皆が幸せになる大目的を意識して、話し合いをするようになりました。
ピンチをチャンスに変えることができるようになったのも感じます。
夏まで人事部門を任されていたのですが、昨秋から総務部門のマネジメントも任されることになり、
人事と総務の垣根を越えて相乗効果を生むこと出来たらとピ ンチをチャンスに捉えられて、
頑張れているのは、インプロの発想のおかげです‼︎


あと、プライベートでは、TVドラマを観る時、視点が変わりました。
以前はストーリーの面白さにしか興味がなかったのが、
今は、俳優達がどう演技をしているか、
どんな「表現」があるのかが気になるようになりましたね。

IJ:
「表現」のヴァリエーション・・
今後、インプロだけでなく、様々な場面で見せていただけそうですね!

最後に、にのきんさんの考える「インプロ」について、教えてください。

N:
「インプロ」は、「今」にある。
先を考えるのではなく、そこに何かが降りてくる感じ。
だから、うまくやろうとか、何をしてやろうとか、
「エゴ」にならずに、流れにそって導かれていくもの。
それが「インプロ」だと思います。

【受講生インタビュー39】~「イエスアンド」というギフト~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のマキこと、石巻遥菜さんです。

演劇を専攻する大学4年生のマキさんがインプロを始めたのは、
高校3年生の秋。
それから、4年。
先月、初めて「インプロ・ミニ・フェスティバル」に出演し、
チーム対抗戦のシアタースポーツで、見事優勝を果たしました。

来春には、いよいよ社会人として歩み出すマキさん。
今回は、学生生活をインプロと共に過ごしてきたマキさんに、
ご自身を振り返ってもらいました。
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インプロジャパン(IJ):
初めてワークショップを受講してくれたのは、高校3年生の受験前でしたね。

マキさん(M):
はい。
演劇系の大学への進学を考えていて、
志望校の受験項目に「インプロヴィゼーション」って書いてあったんです。

「それが何だろう?」とネットで検索したら、
インプロジャパンのワークショップが出てきて、
受けてみようかなと思ったのが最初でした。

IJ:
初めて、ベーシッククラスを受講した時の感想を聞かせてください。

M:
何でもやっていい遊び場みたいな感じがあって、楽しかったです。

今、考えると、まだ高校生だったから、自分の範囲の中での自由で、
既存(自分が知っている世界)での物語だったけど、
それでも、演劇をやりたかった自分にとって、
自由に自分じゃない人になって、芝居っぽいことができることが
すごく楽しかったです。
おままごとの延長みたいで。

IJ:
そもそも、演劇をやりたいと思ったきっかけは何だったんですか?

M:
中学3年の時、初めて演劇の舞台を観て。
内容が面白かったというより、舞台上で役者同士がぶつかって、
それが客席にもこぼれ落ちている感じで、その人達を見て、
「生きてる!」って思いました。
やりたいことやらないと、そういうパワーは出てこないなって。

その頃の自分は、引っ込み思案で、やりたいことをやるというより、
やるべきことをやっていて、それだけでただ安全に生きていられたけど、
その舞台を見た時、その人達に憧れたんだと思います。

「しなくちゃいけない」は、パワーないけど、
「やりたい」は、パワーがあって輝いている。
そう意味で、インプロはそれぞれが自分を解放して、
やりたいことができる場ですね。

IJ:
となると、やはり、「自分がやりたいことができる」ことが、
インプロの楽しいところですか?

M:
始めた当初は、そうでしたけど、今の楽しさはちょっと違います。
「自分がやりたい」と思うことは、周りの刺激があって
生まれてきているものだと思うようになりました。
自分だけでなく、皆の「やりたい」が掛け算して、
それぞれの想いが一つになるのが楽しいです。

IJ:
そうなんですね。
ここで、マキさんが考える「インプロの魅力」を教えてもらえますか?

M:
まずは、「イエスアンド」。
相手から出たものを受け取って、それを膨らまして、その場に返す。
その繰り返しで、その場でつくっている「生」感が好きです。
それがなかったら、インプロの意味がないと思う。

初めて、スタジオでインプロのショーを見た時、
あるプレイヤーがそこで生まれたもの、出てきたものをすべて拾って、
膨らましているのを見て、すさまじく面白くて、勢いを感じました。

そのイエスアンドのおかげで、プレイヤー同士が繋がって、
パワーが湧いてくるんだなと思いました。

もう一つの魅力は、インプロを始めてから、色んなことを「ギフト」と
思えるようになったこと。
自分に訪れるもの、投げかけられているものは、全て安全でワクワクする
「ギフト」だなと思います。
それなのに、折角出てきたものを拾えなくて、消えていっちゃうのは、
ギフトが無駄になったみたいで、とても悲しいですよね。

IJ:
「いろんなことをギフトと思えるようになった」って素敵ですね。
 そのことで、自分が成長したなと思うことはありますか?

M:
何気なく見てきたことをギフトだって思うと、
「チャンス」を見つけられるようになりました。
たとえ「リスク」も「チャンス」だって。

だから、何に対しても積極的に行動を起こすようになりました。
以前は、新しいことや未知に対して、不安が先行して、
やらなかったりしたけど、今は、やりたいと思ったら、
知らない人ばかりのところでも飛び込んでいけるようになりました。
折角そう思ったのだから、やってみようって。

「イエス」すると、世界が広がって、人との関わりが生まれますね。
例えば、人と出会う機会も増え、
そこで舞台出演の声を掛けてもらえるようになったりもして。


未知なことでも、楽しい絵面を想像できるようになったから、
色々なことをポジティブに捉えられるようになりましたね。

IJ:
積極的に行動するといえば、先月は、初めて、
「インプロ・ミニ・フェスティバル」に挑戦しましたね!
見事、チーム優勝をしましたが、その体験を通じて、
どんなことを得ましたか?

M:
今でも、一番思い出す瞬間は、
舞台袖で、チームメイトとずっと手を繋いでいた瞬間です。
そのおかげで、その後も舞台上でも繋がりを感じられました。

人と繋がっている瞬間って楽しいし、怖くない。
安心して、自分を解放し、自然と「こうしたい」「こんなことしたい」
という思いが次々にでてきました。

インプロって、自分の考えがオープンになって、自分自身がさらされて、
恥ずかしいことだし、怖いことじゃないですか。

でも、「拾ってくれる」、「受けとってくれる」、
と思うと、繋がりの安心感から、信頼が生まれて、
自分を出せると思うんです。

IJ:
これから、インプロでさらにどんなことを挑戦してみたいですか?

M:
もっと深いイエスアンドをしていきたいです。
アイデアのイエスアンドではなく、
心のイエスアンド。
相手が投げてくれたことを自分の心で感じて受け取って、
だから自分がどうしたいのかをアンドで返す。

自分の心にも正直になって、受け取ることも心掛けたいです。

例えば、もし何かを素直に受け入れられず、「ノー」と思ってしまった時、
その自分の心も受け取り、「なぜ、自分は、ノーなんだろう?」って考えると、
その感情を受け入れた上での「こうしたい」という、
自分の心を伴った「イエス」が出てくるって思うんです。

相手に合わせるだけの表面上の「イエスアンド」ではなく、
互いの想いを一緒に積み重ね、ぶつけ合うことができる本当の意味での
「イエスアンド」を目指します。

その為に、「ノー」と思ってしまったアイデアには、
受け入れたらどんな可能性があるか想像する時に、
ただイマジネーションを働かせるだけではなく、
自分の価値観の中で一番大事に思っていることと繋げるようにし
てみる。
そうすれば自然に、「素敵だな~」と感じれて、心からこうしたいと思う
「アンド」を出せると思うんです。

IJ:
自分の気持ちをも「ギフト」と思って、チャンスにしているのですね!
ポジティブな想像力、参考にしたい大人はたくさんいると思います(笑)。

そんなマキさんが思う、インプロがくれた最大のギフトは何ですか?

M:
自由になっていい、自分は自分でいいという考え方。

生きることが楽になりました(笑)。

IJ:
最後に、来春、大学を卒業するわけですが、どんな大人になりたいか
教えてください。

M:
やりたいことを待ってあげられる大人。
それをイエスアンドして、自由にやらせてあげられる大人。

社会って、協調、協調って言われて、やっちゃいけないとか、
皆がこうだからこうしなきゃいけないってことを求められるけど、
各々が自由に個性を出して、それをイエスアンドしたほうが
面白いし、気持ちを押さえつけてないから、
それがまとまると凄いエネルギーがあって、気持ちいいと思うんです。


自分には、自分を受け入れてくれる大人が周りにたくさんいたから、
自分がやりたいことができるようになったし、
今、「自分を好き」と思える時が多いんです。

だから、そんな大人になりたいです。
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