"インプロシンキング"スタジオ報告

インプロジャパンのインプロ・ワークショップ のスタジオ報告です。

【インプロとは】「インプロヴィゼーション(即興)」の略語。「その瞬間のできごとに即興で対応しながら作り上げられていくエンタテイメント」です。詳しくはインプロガイドブック (http://impro.jp) をご覧ください。

【インプロジャパンのコミュニュケーションコース】職場や学校等、日常生活の中でインプロ・シンキングを行うことにより、コミュニ ケーションスキルの向上や発想力の強化を目指すクラスです。(人間関係力の強化に最適)人前で演じることよりもインプロゲー ムを楽しみながら様々な能力を伸ばすことを目的としています。
詳細:インプロジャパン http://www.improjapan.co.jp

【受講生インタビュー45】~「チームが教えてくれたこと」~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中の『さとぼう』こと、原田里史さんです。

コーチ業を営むさとぼうさんとインプロの出会いは、
コーチングの勉強会でのこと。
色んな人と仲良くなれる方法として、また、普段自分の中に
押さえているものを表現できる場として、
インプロに魅力を感じ、始めたそうです。

あれから、3年。
さとぼうさんは、この冬、初めて「インプロ・ミニ・フェスティバル」の
「シアタースポーツ」(チーム対抗戦)の舞台に立ちました。

3年継続してきたインプロの魅力、そして、
初舞台の挑戦を通じて得たこと、ご自身の変化について、
お話を伺ってみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めた理由の一つが、「自分を出せる場」ということですが、
始める前、人前で表現することには抵抗なかったのですか?

さとぼう(S):
人前で目立つことや演技をすることに対しては恐い反面、興味はありました。

振り返ると、中学生の頃ですね。
ある日の英語の授業で、先生が机の上に椅子を置き、
一人ひとりそこに座らせ、教科書に載っていた『Humpty Dumpty』の
一節を読ませたのです。
普段は人前が得意ではなかったですが、自分を振り切って、
やりきったら、あまり褒めない先生が認めてくれて、
その時、人前で表現することの興味が芽生えたと思います。

また、仕事柄、コミュニケーションを学ぶ中で、
感情表現の大切さ、出し切ることで快を覚える体験を通じて、
表現への興味は湧いていました。

そんな中、インプロのことを知って、自由に自分を表現できるように
なるのではないかと思い、始めました。

IJ:
実際、インプロを始めてみて、いかがでしたか?
また、やってみて分かったインプロの楽しさを教えてください。

S:
インプロを始めた頃は、とにかく無我夢中でできるし、
他の人のアイデアが面白くて、人の数だけの体験ができることが
楽しかったです。
人が好きなので、週1回定期的にクラスメイトと会って、
どんどん仲良くなっていき、インプロ以外でも遊ぶようになったり、
関係性が深まっていく環境も嬉しかったです。

続けていくうち、次第に、インプロでチャレンジしたことを
日常でチャレンジ出来たり、日常で挑戦したことがインプロでも
挑戦できたりするようになっていきました。
例えば、インプロで『動きが停滞すると感情が止まり、
感情が止まると話の展開がなくなる』ことを体験して、
次の時に、その逆をチャレンジしたら、話が進んでいったので、
日常でもそれに置き換えて、挑戦してみたり。
人間関係の作り方でも、インプロでの場の作り方が活かされてて、
学んだことが自分の仕事やプライベートと繋がることで、
インプロがより楽しくなっていきました。

だからか、元々元気なタイプでしたが、
周りから「パワーアップして元気だね」と言われることがあります(笑)。

それに、インプロをやるようになって、普段でも『自由』を
感じられるようになったことも嬉しいですね。
でも、インプロって本当に日常と繋がっているなって思いますよ。
シーンをやっていて『​何をやるのも​自由​なのに、動けなくなる』
そんな自分に驚きます。それって普段も同じ。
どこか、「そうしなきゃいけない」「こうしなきゃいけない」という意識が
出ちゃって、チャレンジしない。

インプロを続けているから、日常でも意識してチャレンジできるように
なってきているのかも。

IJ:
インプロと日常がリンクして、互いにフィードバックされていることで、
自分自身にチャレンジしているって、素晴らしいですね!!


さて、今回、インプロでは、「舞台に立つ」という挑戦を果たしましたね。
発表会ではなく、興行としての『舞台』ということで、
稽古等も、今までと違う経験があったと思います。
今、全てを終えて、どんなことを感じていますか?

S:
今回、チーム対抗戦に出場と言うことで、約2か月間、
チームメイトと稽古を重ねていきました。
稽古前は、クラスメイトだった二人とチームメイトになっていく過程は、
お互いを大きく成長させてくれたと思います。
自分を含め、3人とも​変わっていきました。​

​稽古を通じて、自分自身は、自分が大切にしてきたものをまず置いておいて、
皆で創ることにこだわるようになり、自分のアイデアに固執しなくなっていきま
した。
以前は、自分のアイデアと他を比較してしまったり、
そこへの対抗のアイデアを必死に考えてしまっていましたが、
自分で頑張って出そうとならなくても、2人がいれば先の未来に
困ることはない「3人でいれば大丈夫!」って、
安心できるようになっていました。

あと、ミニフェスに向けて、チームメイトと真剣に向かい合い、
お互いが捉えたことを話したこともいい経験でした。
普段は言いづらくてそのままにしてしまうことも伝え合って。
そうすることで、​自分と相手のこだわりを知ることができました。
稽古は、主観でのやりたいこと​​、シーンの中で客観的に求められることを
チューニングするトレーニングって感じでした。

ただ、今回、実は、終わって悔しさもありました。
それは、優勝を逃したことというより、稽古で「周りを活かす楽しさ」
の感覚を得ていたので、​自分の関わり方ひとつで、
もっと仲間を輝かせることができたのではないかとも思うんです。

IJ:
では、またあの舞台に戻ってこないといけませんね!
その時が今から楽しみです。

ミニフェスを通じて、インプロでの変化について教えていただきましたが、
日常でもご自身の変化を感じていますか?

S:
人ともっと深く関わろうと思うようになりましたね。
稽古でチームワークが生まれていく過程で気づいたことです。

相手はこういう人だとか相手が苦手だとか決めつけて
足を踏み入れずにいたり、心地良い人だけを求めたりなど、
関係性作りを諦めるのではなく、敢えて関わることで関係性は
変わるんだって、そう思います。

そこまで​深く​関わってくれた2人にとても感謝しています。

これからは、​もっと暑苦しく(笑)人に関わりたいです。

IJ:
ここまでお話を伺っていて、さとぼうさんが「人」に対して
とても興味を持っていることが伝わってきましたが、
どういったところに興味があるのですか?

S:
その人の​歩んでいる​ストーリーに興味があります。
誰しも過去があって、「今」があって、これからどこに行くというストーリー。
また、人それぞれ興味あるものに対する温度感が全然違って、
そこにも、ストーリーがある。
「今」を中心に、その人にあるストーリーにとても興味があります。

IJ:
さとぼうさんが「今」を創るインプロが好きな理由は、
そこにもあるのかもしれませんね。
これからも、さとぼうさんが仲間と“今”を創造し、
生み出すインプロ・ストーリーを楽しみにしています。

有難うございました。

【出演者インタビュー】~「可能性と共創にワクワクするインプロ」~

今回のインタビューは、11月27日~開催の「インプロ・ミニ・フェスティバル」
の第1回目に出演し、今回、10年ぶりに出演される即興歌劇団・ハイスピリッツ
代表の大浦さやかさんです。

インプロ歴は、まもなく20年。
インプロジャパン設立当初からクラスを受講し、
公認講師として、たくさんのクラスで、指導に携わっていてくれていました。
現在活躍するインプロパフォーマー達の中には、さやかさんに教わった方達も
多くいることと思います。

その後、独立し、即興集団インプロモーティブの主宰として、
数々の公演をプロデュース、出演の他、インプロ講師として活躍。

3歳の息子さんがいらっしゃる現在では、「ママタレント」ならぬ
「ママインプロヴァイザー」として、いつも元気にパワフルに活動されています。

「即興女優」として、既に多くの舞台に立っていながら、
今回、古巣「インプロジャパン」で久々にクラスを受講し、
“ミニフェス”に戻ってきたさやかさんに、お話を伺ってきました。

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インプロジャパン(I):
さやかさんにとって、インプロの魅力を一言でいうとなんですか?

さやか(S):
「可能性と共創にワクワクする!!」です。 
  
I:インプロのおススメの見方を教えてください。

S:踊るあほうに見るあほう、同じあほなりゃ踊らにゃ損!損! 
というかんじで、
参加して一緒に楽しんで見るほうが何倍も楽しいですよ。

I:講師として、パフォーマーとして、活躍し、インプロ公演の演出なども
手掛けているさやかさんですが、今、また、なぜ、インプロジャパンの
クラスを受講されているのですか?

S:リーダーや講師をしていると、自己流になりがちだったり、
誰も指摘してくれなくなりますよね。
なので、師匠の下で指導を受けてスキルアップをしたり、新しい気づきや
発見をする事は講師としてもパフォーマーとしても、とても大事な事だと
思っています。海外の女優や声楽家は、プロになっても、師匠の下でレッスンを
受け、技術のメンテナンスをしているそうです。

そして、色々なメンバーとインプロする事で様々な体験経験する事は、
インプロの幅を広げてくれます。
インプロは、学べば学ぶほど、奥が深く、いつになっても「習得できた!」
というゴールを感じる訳でなく、
もっと自由に、もっとクリエイティブに、もっと直感的に、
もっとチームワークよく、もっと表現豊かに、、、、
と楽しみが∞ですよね。
『Yes!And~』ですら、まだこんなに奥があったか!というくらい、
何層にも深みがあり、楽しいのです。
できた気になっていい気になるよりも、さらなる向上と深みと成長への探究心も
あります。

インプロ愛ですね。

見る目は肥えていて指摘はできても 自分では実行や体現出来ていない、
そんな風になるのは嫌ですしね。
井の中の蛙や、お山の大将で、指導していい気になっていても、
本当に実力はつかないと思うので。
小さいプライドとかこだわりでカッコつけてないで、いいパフォーマー、
表現者、役者、になる事のために指摘をしてもらえる環境に飛び込んで、
一喜一憂しながら、精進したいと思います。
  
いろいろ、並べましたが、一番は、なおみさんが好きだから、
また師匠の下で学びたいというのがありますね。

あ、あと、子連れでインプロができるなんて、最高です!!!
世の中のママさんにも、そういう機会を沢山作ってあげたいと思うくらい!!

I:今回、数年ぶりに「インプロ・ミニ・フェスティバル」にご出演されますが、
どんなことを楽しみにされていますか?

S:今回、マエストロに出演します。
最近ではディレクターの側にいたり、アシスタント側にいたりして演出サイドか
らマエストロショーに関わっていましたが、出演者側で即興作品を作れる事が
楽しみでワクワクしています。

I:最後に、読者の皆様に、ミニフェスの見どころを教えてください。

S:社会人だったり、主婦だったり、年齢層も仕事も個性もスキルも、経験値も
バラエティー豊かな仲間達がステージに立ちます。
インプロジャパンでトレーニングを真摯に積んで来たメンバーが、
満を持して臨む晴れの舞台。
意気込みや、気合いの入り方が違います。
シアスポのチームも、隙間の時間を見つけては稽古を重ね、
ロングフォームのメンバーも稽古を重ね、
舞台の成功だけでなく、自己成長もこの期間にしていこうという試みで、
皆さん参加されて取り組まれています。
熱さや熱意やチームワークや命がけ具合は かなりの温度が感じられると
思います。
寒い冬でも観に来たらホクホク気分で帰れるんじゃないでしょうか。

I:有難うございました!

今回お話をお伺いした、大浦さやかさんの情報は、
下記でご覧いただけます。

さやかHP http://sayaka.jp.net/
ハイスピリッツと さやか ブログ http://ameblo.jp/ing48
ハイスピリッツ Facebookページ https://www.facebook.com/improvHighSpirits

【受講生インタビュー44】~「意志を持ったイエスアンド」~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のこずえさんです。

普段は、メーカーの営業として、平日は毎日遅くまで働いているこずえさん。
彼が受講するクラスは、土曜の早朝にもかかわらず、
日々の忙しさも疲れも全く見せないほど、いつも仲間達と楽しそうにインプロをされていて、
そんな彼のインプロの姿からは、温かい人間性と楽しみを生み出す
クリエイティビティを感じます。

一緒にいる仲間達も見ている観客も笑顔にさせるこずえさんに、
インプロについて、聞いてみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。

こずえ(K):
会社の先輩がインプロをやっている姿を見て、
面白そうだなと思って、始めは体験クラスを受講しました。


IJ:
どんな点が面白そうに見えたのですか?


K:
「イエスアンド」の考え方に興味を惹かれましたね。
ただ受け入れるだけでなく、自分のアイデアを出していくところが
面白そうだなって。
実際にやってみて、その楽しさを実感しました。


IJ:
こずえさんは、本当に、いつも楽しそうにインプロをしていますね(笑)。
その姿に、観ているこちらもどんどんそこに引き込まれていきます。


K:
はい、すごく楽しいです。
自分を取り繕わずに、思ったことを出して、皆でワイワイと楽しみ、自由でいられる。

最初はみんな知らない間柄なのに、短い時間であっという間に、親密になれる。
インプロの「受け入れ合う」という場が、誰でも楽しく安心して、出しやすい空間を作っているんだと思います。


それと、特に発表会は好きですね。
クラスで皆で一緒に積み上げていき、最終日に、お互いが集中して、その時出来上がる空間が良いです。
皆との繋がりを感じられます。

IJ:
インプロのレギュラークラスに通い始めて3年ということですが、
始めた当初からその楽しさはずっと変わりませんか?


K:
楽しいということには違いないですが、
楽しく思っている内容が変わってきていると思います。


始めの頃は、皆でワイワイすることが楽しかったけど、今は、皆と「創る」ことが楽しいです。


IJ:
その「創る」ということについて、もう少し詳しく教えてもらえますか?


K:
インプロって、何気ないことでも、ぽっとそこにあるものでも、そこにいる一人ひとりが繋がり、
積み重なっていくことで、思いもよらない世界が生まれる・・・

クラスを継続していく中で、その「創る」感覚が面白くなってきました。

一人ひとりがすごい事を言ったり、やったりしなくても、それぞれが自分らしくいることで、
いろんな味がつき、そこに世界や作品が生まれる、という実感を味わえてきたからかな。

特に、今、インプロをやっていて楽しいと思うのは、
バラバラに存在しているモノや人や世界観だったりが、意図せず繋がってきて、
一つのコンセプトとなって創り出されるところ。


うまくいった時って、それぞれの主張が重なっていく中で、
自然と皆が同じ一つの世界の中にいるって感じられます。


それって、インプロだけに限らないですね。


IJ:
日常生活の中で、リンクする場面はありますか?


K:
普段は会社員ですが、会社も一人ではなく、色んな人々と繋がって、重なって、何かを成し遂げる。
これはインプロの「創る」と同じ感覚です。


自分に固執していると、何も生まれないけど、柔軟に対応して、
色々なことを積み重ねていくと、前に進めます。


インプロで培った力はそういう面でも役立っています。


IJ:
インプロを継続してきたことで感じる、ご自身の成長について、教えてください。


K:
「受け入れること」に、自分の意志を持てるようになったところかな。


トラブルに対しても、「困った」と悩むではなく、「それであれば、自分はこうしたい」と、
次へのアクションを意識するようになってきています。

人との関わりの中でも、同じことが言えます。
自分が思ったことと違う反応や答えが相手から来た時、
以前は、その違うことにフォーカスしていて、「なぜ?」って思っていました。
自分の出す考えやアイデアに固執していたのかもしれません。


でも、今は、相手の反応を受け入れ、そこで自分がやりたいことを生み出せるようになってます。

「相手を喜ばせたい気持ち」こそが「イエスアンド」だって思うんです。
その気持ちが、瞬間瞬間で自分の意志を生み出している気がします。


IJ:
どんな時にも自分の意志を持つ。
だから、いつもインプロのステージ上で楽しそうなのですね。
観ているこちらも一緒に遊んでいる気分になるほど、楽しくなる理由はそこにあるのかもしれませんね。

最後に、3年間レギュラークラスを継続している理由を教えてください。


K:
ここに、何でも受け入れ合える仲間がいるからです。

【受講生インタビュー42】~「感動を生みだす」インプロ~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のNINOさんです。

NINOさんは、インプロジャパンのレギュラークラスの中で、最年長の66歳!
誰よりも好奇心旺盛で、チャレンジ精神に溢れるNINOさんのインプロ人生は、
昨年の「東京インプロフェスティバル」観劇からスタートし、
なんと、今年のフェスは、9公演全てをご覧になってくださいました。

定年前は外資系認証機関に勤務され、現在は、国際ファシリテーター協会で
アジア地域を舞台に活躍されているNINOさん。
数多くの人生経験の中で、既に多くの喜びや感動をご存知のNINOさんが、
なぜ、今、インプロにはまっていらっしゃるのか、その魅力について、
お話を伺ってみました。

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インプロジャパン(IJ):
インプロのワークショップを受講し始めたきっかけを教えてください。


NINOさん(N):
元々、活動しているファシリテーション協会の仲間から、
「インプロ」の話は聞いていました。
「即興劇」と言っても、きっとその場に反応する程度の
表面的なことなんだろうと思いつつ、まずは観てみようかと、
昨年の「東京インプロフェスティバル(TIF)」に行ったのが、
きっかけです。


実際観てみると、「インプロ」は、表面的な面白さではなく、
人間の深いところやそれぞれの関係性とそのドラマがあり、
通常の演劇とはまた違った深いものが見えてきて、非常に驚きました。
舞台上で感情のやり取りがドラマになっていく様子とその奥深さに
興味を持ち、その後すぐに、ワークショップを受講し始めました。


IJ:
なぜ、そこにご興味を持たれたのでしょうか?


N:
例えば、ファシリテーションを行う会議では、環境、背景の違う人達が
それぞれの立場で参加します。
表面的に話すだけではなく、それぞれの想いが絡み合い、
互いの感情も生まれてきます。
そういった人間同士の絡み合いの中で、
この「インプロ」が、いいヒントになると思ったからでしょうね。


私はこれまで、左脳的な思考を必要とする仕事が多く、
議論を論理的に組み立てたり整理したりする事に重点をおく世界にいました。
あるビジネスモデルを元に、体系立てて、答えを導き出していくタイプの思考です。


でも、「インプロ」を観て、感情が言葉を生み、ストーリーが創られ、
また、言葉だけでなく、体の表現で間接的に伝え合い、感じ合うことで、
直感・感覚から答えが生まれていく右脳的な創造の世界があること知りました。


コミュニケーションの場では、瞬間的に相手との間に沸々と湧き出てくる感情や
空気を捉えていく右脳と、論理的に冷静に組み立てていく左脳の両方の融合が大切です。


そこで、「インプロ」で右脳を鍛え、左脳と右脳が融合された感覚を身につけたいと始めました。

そのTIFがきっかけなので、
インプロを始めて、もう1年になりますね。


IJ:
継続のご受講、有難うございます。
実際、インプロをやってみて、お気づきになったことを教えてもらえますか。


N:
クラスを受講していて感じることですが、インプロでは
リスクに飛び込むということの意味を身体で体験できます。

いきなりお題を与えられると、迷いとかこれはだダメだと絶望に近い行き詰りを
感じることがあります。
しかし、目をつぶって思い切ってそのドアを蹴破って飛び込んでみると、
入る前には思いもよらなかった感情が生まれ、イメージが広がり、
そこにドラマが展開し、そして。何よりも一緒に演じている仲間が
突破口を見つけてくれたりします。 
これはドアを開けなければ絶対に見えない世界ですね。


恐らく、これが、私のような初心者が感じるインプロの
一番難しいところでかつ醍醐味なんだろうと思います。


これって実社会にも当てはまるのではないでしょうか。
例えば、新しいプロジェクトに直面した時、始める前にはうまくいくかどうか
大きな不安にかられます。
しかし、実際に行動してみると次々と新しい情報が入り、
難局があっても助けてくれる仲間が現れ、しばしば感動的な
チームワークが生まれます。

そうなるだろうと頭では分かっていても、実際にリスクに飛び込むのは大変です。
でも、インプロではそれを何度も何度も体験させてもらえます。


素晴らしいことですね。


IJ:
NINOさんのその姿に、我々講師陣も多くの感動と刺激を頂いています。
恐らくお仲間の皆さんもですね!


N: 
いえ、こちらこそ、ここまでの1年間情熱あふれる講師陣と
毎週会う素晴らしい仲間達からとんでもないエネルギーを頂いています。 

うまく行かなくて自己嫌悪に陥ることもしょっちゅうありますので、
本当に助けられています。


IJ:
さて、ここで、今回の「東京インプロフェスティバル」をご覧になった
感想を伺いたいと思います。

9公演全てご覧になっていただき、本当に有難うございます。
ご覧になって、何をお感じになりましたか?


N:
ひと言でいうと、『可能性』ですね。

人が絡み合うと、こんなことが生み出せるんだという
人の創造力の可能性を見せてくれました。

意外性が散りばめられ、客の想像力を超えて、恐らくパフォーマー達も
想像を超えた結論に辿り着くからこそ、イキイキとしていているんでしょうね。

それに、観客からこんな世界が観たいと要望が出せて、それを活かして
見せてくれるし、皆で驚きを創って楽しむエンターテイメントでした。


公演では様々な団体の色々な個性のパフォーマー達が同じ舞台で共演していました。
団体が違えば、やり方も違うでしょう。
なのに、その人達が、打ち合わせなしで瞬時にコラボし合い、噛み合っていくのが、
とても印象的でした。


インプロは思いつきで出来上がる軽いお笑いと思っているようでしたら、
一度観てみるといいと思います。


IJ:
ご覧になりながらも、NINOさんの右脳も、存分に動いていたのでしょうね。


さて、NINOさんの今後の夢をお聞かせいただけますか?


N:
インプロを通して、よりたくさんの『感動』を得たいし、あわよくば仲間達と一緒に提供したいです。 
それが夢です。

やはり、「生きててよかった」と思えるのは、考えてもみなかった『感動』に出くわして泣いたり、
笑ったり、ワクワクしたりする時ですからね。 
振り返ると、学生の頃から、それが自分にとって一番大切な想いだったような気がします。


IJ:
失礼ながら、NINOさんは、既に多くの感動と出会ってきていると思うのですが…。


N:
今までの人生では、『感動』の多くは偶然に向こうからやってきていました。
インプロは、自ら『感動』を生みだすことができます。
だからいくらだって『感動』と出会えるのです。

新しいものを創造することで、深い『感動』をたくさん得たいですね。


IJ:
そう考えると、未来にワクワクしますね!


では、最後に、今年のTIFのテーマは、『リンク』でしたが、
NINOさんは、インプロで未来に何を繋げたいですか?


N:
もちろんワクワクする、感動する世界。


その意味で、自分が関わるコミュニティとインプロを繋ぎ、
融合させて、将来新しい感動の方程式が生まれれば最高ですね。


そんなことがいつか起きる予感がしています。

【講師インタビュー】~大塚みずえ(ココロコラボ主宰)~

6月28日(日)14時~15時30分まで、親子向けインプロ・ワークショップ
「Impro workshop for parents & kids ~インプロで子育てが楽しくなる~」
https://www.facebook.com/events/949909201727213/
が開催されます。

今回、講師にお迎えするのは、「ココロコラボ」主宰の大塚みずえ先生。

みずえ先生は、1997年、インプロジャパン代表の池上が教える
ワークショップで初めてインプロと出会い、以来、声優をする傍ら、
インプロヴァイザーとしても、様々な舞台に立っています。
その一方で、最近では、子どもの関わり方を伝える
母向けインプロワークショップを各地で開催しています。


今回のワークショップ開催に当たり、みずえ先生にお話を聞いてみました。

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インプロジャパン(IJ):親向けにインプロWSを開催しようと思ったきっかけを教えてください。

 
みずえ先生(M)
2007年に娘が生まれました。その時はたまたま仕事が暇で、せっかく子どもが生まれたから
勉強でもするか・・と育児書を読みあさってました。
読めばよむほど、子どもに対してこういう対応をしたほうがいい…と書いてある内容が
インプロで他人にこう接したほうがいい…と書いてあることに似ているので
「YES AND子育て」を実践してみようと思いたち、7年経ちました。

まだ子育て中ですが、「YES AND 子育て」は親子のきずなをはぐぐむのに
とてもいいと思います。
 
IJ:子育てのどのような点に、インプロが役立つのでしょうか?
 
M:
たとえばインプロで「コントロールしない、されない(コントロールを手放す)」という考え方があります。
親が子どもをコントロールしようとすると、いつか必ず反発が来ます。
それはイヤイヤ期かもしれませんし、思春期かもしれません。
イヤイヤ期も反抗期ももちろん成長にはとても大事な時期ではありますが、
その時に、親の言うことを聞くいい子(親にとって都合のいい子)に育てようとすると、
親子のきずながうまくはぐぐまれなくなってしまうことがあります。
親を恨んでしまったり、逆に自分の意見を言えない子になってしまう可能性があります。
また、親が子どもにコントロールされてしまうと、子どもが我慢することができない子どもになってしまいます。

コントロールを手放す感覚が、感覚ででわかっていけると、子育てが楽になってきます。
 
また、インプロをやっていくと、「こども心」が取り戻せます。
親が子ども心を思い出すと、子どもがなぜ、親にとって好ましくない行動をとってしまうのか、
わかるときがあります。
そこがわかった上で注意するのと、全く分からず頭ごなしに怒るのとでは、
その後の親子のきずなが変わってきます。
 
IJ:
6月28日のWSには、どのような方達にいらしていただきたいですか?
 
M:
子どもの気持ちがよくわからない。
毎日怒ってしまい、寝顔にごめんね・・といっているという親御さんとそのお子様。
もしくは、親子で、お話しの世界でおもいっきり遊びたい!という方々にも来ていただきたいです。
 
インプロってなに?というインプロのことを全く知らない方、大歓迎です。
知ってるけど、いまいち子育てに生かせてない方も大歓迎です。


IJ:親子関係の新しい発見と出会えそうですね。
最後に、読者の皆様に一言お願いします。
 
M:
なかなか親子で遊ぶ暇がないと悩まれている方もいらっしゃるかと思いますが、
短い時間でも深く楽しめる遊びがたくさんあります。
遊びながら、表現力や想像力も養われます。
百聞は一見にしかず。ぜひ体験しにいらしてください。

【クラス紹介】パフォーマンスコース・ベーシッククラス

今日は、「パフォーマンスコース」について、ご紹介いたします。



「パフォーマンスコース」は、810回の連続講座で、最終日には発表会があります。

段階別に分かれているこのコースは、「ベーシッククラス」からスタートします。



現在開講中の「ベーシッククラス」は、先日6回目を終え、いよいよ来週は発表会です。

発表会を前に、先日、クラス終了後、皆さんにここまでを振り返り、「ベーシッククラス」を受講してみての感想を書いてもらいました。

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■受講してみて、インプロの楽しさをとても実感しています。
入門クラスや短期集中クラスでは明かされなかった発想を思いつくための方法を
見つけることができました!
日常生活でも新たな発見や面白いアイディアが生まれてくるようになっています。(
Dango)


■インプロのレギュラークラスを受講するようになって、

世の中の見え方が変わった~!人の表情の変化に敏感になりました。
とてもハッピーです!(のりさん)


■ほぼ勢いだけで始めたインプロですが、友人にインプロジャパンを勧められた訳がわかりました。
基礎をとても丁寧に教えていただけるので、このまま積み上げていけば、
きっと成長できると期待できます。
実はまだ、横文字についていけてませんが続けていきたいです。(のりっぷ)

■僕は自分の気持ちや思っていることを発散するのが苦手だったのですが、
 ベーシッククラスを受講してから少しずつ積極的に自分が出せるようになってきたなと、
インプロをしていても、私生活の中でも感じることが多いです。

自分を出せることがちょっとでもできるようになって、とても気持ちいいです! (ジマ)


■今までは、仕事などでいきなり怒られたり、不機嫌そうにされたりした時、
気持ちがパニック気味になることが多かったけど、受講を始めて、
相手を「受け入れる」ことが自分の中で落ち着いてできるようになりました。
怒った相手も、パニックも自分も受け入れられるようになって、
だんだんと対話がスムーズになってきたと感じています。(ひとみ)


■受講してみて、「インプロ」は直感もとても大切だなと感じます。
自分と繋がること、そして相手と繋がること、自分を信じること。
自分の引き出しが増えていくこと。インプロで得るものの多さ・・・。
それを今感じています。週
1回の楽しみです!
それって、きっと、これからインプロに出会う方にとっても、きっとそうだと感じます!(なお)


■「
Don't think.Just action!!(考えるな、行動するんだ!)」
それに気づくことができました。(だいち)


■特別な流れを自分で創ったりするのではなく、今ある流れに乗れるようになることが
面白いものを創ることに繋がると感じるようになりました。
それを自然と行動にうつせるようになるまでは、練習練習…!!(トミー)


■即興は大好き、自分にわいてくること、起こっていることを
口に出すのは大好きな私。
けれども、クラスの中で、役を自分で決めて、そのシーンに飛び込んでいくということに、
手も足も出なくなった自分に出会いました。それは、自分の中の深い記憶と関連があり、
小学校まで遡って、その想いを抱きしめることになりました。
次の回の時、ちょっとだけど、自分から役をやろうとしている自分に気づきました。
その時、小さく自分でお祝いしました。「よくやったよ!」って。
まだ恐々だけど、自分の中に、役を引き受けたい、その役で呼吸したい、
表現したいって思いがあることに気づいています。
コースに入らなかったら、出くわさなかった私のテーマ。
このテーマに関わったら、いいことがあるって分かっています。
そんな機会をありがとう!コースの仲間とかよさんへ
(まーちゃん)


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発表会を前に、既に多くの気づきとご自身の変化と出会っている 「ベーシッククラス」の皆さんは、まもなく発表会を迎えます。 人前で『仲間』達と一緒に「インプロ」をする経験を通じて、更なる発見と出会うことでしょう。

 

彼らの発表会は、 523日(土)14時~、インプロジャパンスタジオにて行われます。 観覧無料ですので、是非、イキイキとしたメンバー達のインプロを 観にいらしてください。



また、「ベーシッククラス」に興味を持った方は、受講してみませんか?

来月から新規のクラスがスタートします!

65日(金)スタート:毎週金曜日19:3022:00 http://www.improjapan.co.jp/company/class_p1.html#b


 


 


 


 

【受講生インタビュー41】~チームが教えてくれた「自分は変えられる」~

今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のちーぼーさんです。

普段は、税理士事務所で左脳をフル稼働させてお勤めの彼女ですが、
インプロではいつも豊かなイメージ力で観ている人達を様々な世界に導き、
楽しませてくれます。

「どちらも自分。」
と自信をもって話してくださるちーぼーさんに、
インプロとご自身について振り返っていただき、お話を伺いました。
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インプロジャパン(IJ):
初めてお会いしたのは、2010年の8月。
始めたきっかけは、何だったのですか?


ちーぼー(C):
当時、演劇のワークショップに通っていて、
そこで一緒に受けていた人がよく「インプロ」の事を話していたんです。
そのワークショップが終わることになり、次に何やろうかと思った時、
その話を思い出し、気になって「インプロ」で検索して、
インプロジャパンを見つけ、ベーシッククラスを受講したのが最初です。


IJ:
お仕事とは全く違う分野の「演劇」ですが、昔からやっていらしたんですか?


C:
初めて、「演劇」に触れたのは、小学校3年生の時。
子どもの頃、とても内向的で心配をした母が、当時住んでいた広島で、
NHK児童劇団に入れて、5年生までやっていました。


IJ:
それから、活発になっていったんですか?


C:
いいえ。
その後、こちらに戻り、中学2年生ぐらいからは益々大人しくなって、
一人でいることが多かったです。
それでも、高校も「演劇部」には入っていました。

IJ:
恥ずかしくはなかったのですか?


C:
「私」として話すのは無理だったけど、芝居は他の人になれるので、
何でもできる気がしてました。
今考えると、「自分」でいることに、すごく構えていたと思う。
人の中に入るのが苦手で・・。


IJ:
それで、社会人になっても、余暇で演劇をやっていらしたのですね。
そして、その後、インプロと出会ったわけですが、やってみて、どうでしたか?


C:
はじめは、正解探しをしてしまう自分がいて、
自分が出ちゃうのも恐かったんです。
自分を出して傷つきたくないというか。


でも、インプロをやってるうちに、次第に楽しくなってきました。


IJ:
それはなぜですか?


C:
レールがあってその上を進むことはできるけど、
何もないところからスタートしてクリエイティブなことをするなんて、
やったことがなかったから、どうやっていいのかわからなかったです。


でも、やっていくうちに、自分には創りたいお話、
やりたいことがたくさんあるってことに気づいたんです。
ただ、勇気がなかっただけなのかなって。


IJ:
インプロを始めて、4年半ですね。
続けている理由は何でしょう?


C:
本当は、人と繋がっていたかったんでしょうね。


インプロを続けているのは、年齢関係なくどんな人とも違和感なく、
関われるから。
ここに来ると、どんなことも、皆が受け取ってくれるし、
皆と繋がっていると、どんどん広がって、面白くなっていって…。
相手が何をしようとしているかを見合って、受け取り合って、
出し合っていくのが楽しいです。


IJ:
既に語ってくださっていることもあると思いますが、
ここで、ご自身の変化について、教えてもらえますか?


C:
まずは、自分を褒められるようになったことです。

元々、私は、精神的に弱くて「どうせ」が口癖で、
やってみる前に敵前逃亡するのが得意技でした。


でも、ミニフェス(インプロジャパンが主催する祭典
「インプロ・ミニ・フェスティバル」)に出演するようになり、
チーム稽古等のおかげで、強くなれたと思います。


あるチームでの稽古の時、あまりにもうまくいかず、
精神的にいっぱいいっぱいの時期も重なって、
相手に原因を持ってしまったことがありましたが、
でもそれはうまくいきませんでした。


その時、気づきました。
私は相手を変えようとしていて、
でも、人をコントロールして変えることはできないんだということを。
そして、人にとやかく言う前に、自分がやったらどうなんだと気づき、
そこで、自分の考え方を変えてみました。
すると、それだけで、それまでの世界が違って見え、
どんなこともみんな素敵に見えて、楽しくなっていきました。


それに気づかせてくれたのはチームメイトです。
それからのチームの団結は言うまでもありません。


その後も、毎回、ミニフェスの度に、
「せっかく機会を与えてもらったんだから、何かひとつ乗り越えたい」
と思うようになりました。
その中で、うまくいかない原因を外に向けるのではなく、
自分自身に挑むようになり、
お陰様で毎回、精神的に前向きになっている気がします。


今、私から「どうせ」はなくなりました。
「逃げない」自分になれたので、ちゃんとやるべきことは
やっているという自信がついて、少しは自分を褒めてあげてもいいかな、と。


もう一つの変化は、他者に対して寛容になったと思います。
以前は、人との付き合いに「何もかも共感し合うこと」を望んでいて、
友達にも、感覚が同じ人を求めていました。
相手が違う感覚だと、自分の感覚が否定されている気がして、
そんなことないんですけど、どこかそう思ってしまっていました。


でも、インプロやって、これだけ違う発想があって、
それぞれの発想が違って面白いと思えるようになったことで、
そんなことを求めなくなってきました。


実は、昔は、職場で後輩の一挙手一投足を見逃さず、
すごく厳しく教えていたんです。
自分と同じやり方でないと許さなかったり、
少しの違いも認めなかったり、、、
まるで自分のコピーを作るような感じですね。
それが、コントロールしなくなったのは、
インプロのおかげで、何があっても、自分はフォローしてあげられるという
自信が出てきたこともあると思います。


昔の後輩は、何があったんだろうって不思議がっているみたいです(笑)。


IJ:
インプロのちーぼーさんしか知らない私には、どれも驚く話ばかりです。
インプロで、本当に大きなご自身の変化と出会えたのですね。


これからの夢や想いがあれば、聞かせてください。


C:
今日、こうやってお話して、自分を振り返ってみて、
今思うことは、「インプロを広めたい」ってことです。


今までは、インプロは自分が楽しむものでした。
だから本当にインプロの稽古に来るのが楽しみでした。
でも、今、色んな人に知ってもらいたい。観てもらいたい。


職場もそうですが、普段、コミュニケーションがなさすぎること、
イエスアンドじゃなくて、否定から始まることで、うまく回らない場面をよく見かけます。


私は、インプロと出会う前、生きるのが大変でしたけど、
今、人と繋がれて、生きるのが楽になってきています。
違いを感じ合えるし、色んな発想や自分が思いつかないことに出会い、
知ることができています。


だから、そんなインプロを皆に知ってもらいたい。
インプロを伝えたい。

そんな風に思っている自分に、今、気がつきました。


IJ:
胸が熱くなります。
せっかくなので、最後に、
読者の皆様に、今一番お伝えになりたいことをお願いします。


C:
インプロを通じて私が得たこと、それは、
「他者は変えられない」でも、「自分は変えられる」ということです。


現状を変えたいと思っている人がいたら、
ちょっとものの見方を変えてみて下さい。
物理的には何も変わらなくても世界が違って見えることもあります。


また、自分を変えたいと少しでも思っている人がいたら、
どうせ、と諦めずにやるだけやってみて下さい。
変わりたいとさえ思っていれば、必ず変わります。


IJ:
素敵なメッセージをありがとうございました!

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