8月もあっという間にすぎてしまいました。今年の夏、みなさんはどんな夏休みをすごしましたか、いろいろな場所で多くの方と出会う機会もあったのではないでしょうか。
つい先日のことなのですが、アイコンタクトの大切さを改めて感じたでき事がありました。あるカフェのカウンターでコーヒーを注文した時のことです、新人らしき女性がレジを気にしながら注文を聞いてきました。「~ をください」と声をかけてもこちらを見ようとしませんおそらく本人は手元が気になり必死なのでしょう、そっけない感じであまりよい雰囲気ではありません。案の定、頼んだものは間違って出てきました。「違いますよ、~です」と言うと、初めて私の顔を見て目を合わせました。これではお店にも不利益が出ますし、本人も仕事をしていて楽しくないでしょう。最初からアイコンタクトがあれば、感じのよいコミュニュケーションと注文の確認が行えます。しかも、表情から何かほかに欲しいものがあるのじゃないかと想像もわいてきます。それによっては、もう一つ商品も提案することができます。仕事柄、こういう場面に出くわすたびに残念だなという思いがします。

さて、インプロシンキングワークショップでは、ゲームを進めているうちに自然にアイコンタクトは身に付いてきます。
先日のワークショップからこんな場面をひとつご紹介しましょう。
”ナイフとフォーク”ゲームを二人組で行ったときのことです。(※言葉を使わずに10秒間でかたちを作ります)
「夏のひまわり」というタイトルを聞いてすかさずAさんが形をつくりBさんとアイコンタクト、Bさんはすかさず、花の部分の形を作りました。(その時Aさんの形をひまわりの葉の部分と思ったからです)
Aさんは(「あれ?Bさんは自分の意図したものと違う、葉と思ったんだな」)Bさんによりアイコンタクトを強くして、少し形を変えました。

実は、太陽をイメージしていたのですが、とっさに自分の最初のアイディアを捨てて葉になりました。BさんもAさんに強くアイコンタクトを返しました。(「あ、そうかAさんは最初違うものを意図していて、自分の動きを受けて変わってくれたんだな」)そして二人で一本の大きなひまわりが出来上がりました。その間、二人はアイコンタクトで会話していました。あっという間の10秒の中での出来事でした。

後の振り返りで、BさんはAさんのアイディアを思い違いしていたこと、Aさんはそれがわかってアイディアを変えて葉になってくれたこと、そういったやりとりがあって最後にひとつのひまわりの花になったこと、短い数秒の中ですがお互い目で会話していました。
AさんBさんは、「目を合わせることって大切ですね。」「言葉を交わさなくても意志疎通できました」と目を輝かせて話してくれました。

ゲームでの体験は日常生活にも自然に生かされていきます。アイコンタクトがあればミスコミュニュケーションも少なくなり、気持ちの良いコミュニュケーションが行えるでしょう。

芸術の秋、インプロの秋、まだやってみたことのない方はぜひこの秋、インプロを体験してみてください