ij20091223

12月、師走の街は賑やかですね。それにも負けないくらいのエネルギーが2009年インプロシンキングワークショップでは感じられました。

今月のレギュラークラスは最終回を迎え、じっくり一人ひとり課題と向き合い確実に成長を見せた印象的なクラスでした。そして一日集中クラスでは、初めてインプロを経験する方々の明るい笑顔を見ることができました。

クラスを終えた今、日常の中でインプロシンキングを実践し生かしていくことが、次への課題です。

先日レギュラークラスで日常のエピソードをみんなで話していたときにAさんがこんなことを述べてました。

「今まではトラブルはネガティブなものとしてとらえてましたが、インプロシンキングを日常に生かすようになって、逆にトラブルを”さ~こい!チャンスに変えるぞ”という気持ちでワクワクと待っていました。」

なんとも頼もしい言葉でした。 こんな心構えがあれば、少しくらいのトラブルならば悩まず立ち止まらずに前に進むこともできるでしょうし、まったく別の目線でチャンスを見つけることができるかもしれません。

クラス中、シェアードストーリ(数人で少しずつつないでストーリーを作っていきます)を行ったときのことです、徒歩で日本一周をするという話で、各地の温泉地をめぐる主人公のストーリです。話も中盤に差し掛かっていました。

『・・・ 東北の温泉街で白い長いひげのおじいさんに声をかけられる。「旅の方ですね」「はい、徒歩で日本一周をしています」「あなたには不思議な輝きがやどっていて、危険が迫っています。」・・・

Bさんからお話を引き継いだCさんはそのとき「危険」という言葉を聞いて、まず、「え、どうしよう~、大変だ・・・」という思いがよぎったようです。その時、表情も硬くなり言葉に詰まってしまいそうでした、そこで「トラブルはチャンスだよ、危険はチャンスかも」と、言葉をかけると、すぐに表情も和らぎ話を先に進めることができました。

もちろん、ゲームですから、危険という言葉を聞いても実際に危険がせまるわけではありませんが、お話を創る上で避けてしまいたい言葉だったに違いありません。しかしそこで「チャンスだ」と思うことで頭の緊張もとけとにかく話を前に進めることができたのです。

このお話の続きは、「危険」は好奇心を満たす「冒険」のことでおじいさんとも一緒に旅をすることになり、おじいさんも歩いたおかげで健康になったという結末となりました。

後で、Cさんはこのときのことを思い返して「先ほどのはゲームではあったけれども、私は今まで日常生活でも無意識に「トラブルだ、大変だ」とネガティブにとらえる癖があることに気付いた。」と話してくれました。

それに気づいただけでもめっけもんです。明日からの合言葉は「トラブルはチャンス!」です。

インプロシンキングは、継続することで力がついていきます。来年もレギュラークラス、トレーニングクラスと、日常に生かすためのインプロのクラスは定期的に開催いたします。ぜひ、またお会いしましょう。

インプロジャパン 講師 岡崎チカ