現在、インプロジャパンでは、毎月10以上のクラスが開講しています。
受講生の多くは、企業や学校などにお勤めの会社員や公務員の方々です。

このコーナーでは、その受講生の方々に、日常生活とインプロの関わりについて、伺っていきたいと思います。

第6回目の今回は、あっきーこと、石田明人さんのインタビューです。
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Q.現在のお仕事について、教えてください。
A.都内の小学校で教員をやっています。 


Q.インプロワークショップに参加された動機をお聞かせください。
A.子どもと接するにあたって、表現力を身につけたく参加しました。


Q:小学校の先生でいらっしゃいますが、学校で子ども達とインプロをやったことはありますか?
A.はい、あります。
以前は、授業の前のウォーミングアップや、少し早めに終わったときなど、連想ゲーム、ワンワード(一単語ずつつないで、みんなで文章を作るゲーム)などをやったりしました。
クラスが一体化し、子ども達のエネルギーも上がって、授業後に子ども達が自発的に友達とお話を創っている姿も見かけました。現在は、特別支援学級の担当ですが、そこでも週1回、インプロで物語を作ったりしていますが、物語を即興で、一緒に創っていくということを通して、子ども達が少しずつ関わりを学び、変化してきていることを感じます。


Q.学校教育の中で、インプロを活用していくことはできるのでしょうか。
A.インプロはただの楽しいコミュニケーションゲームではなく、人前で表現をする創作活動なので、学校でインプロを活用するのならば、指導者がインプロのパフォーマーであることが大切だと思います。

自分自身はインプロをやってきているので、即興で物語を創る上で、どう子ども達をナビゲートしていくか、瞬間瞬間判断しています。

子ども達と一緒に即興で物語を創ることが、ただのゲームで終わらず、一体となって創造する楽しさを伝えられるのではないでしょうか。


Q.では、今度はご自身の変化について教えてください。
インプロをやってみて、子どもとのコミュニケーションはどのように変化しましたか?
A. 子どものことを感じてあげられるようになりました。
子どもが起こすアクションの向こうの気持ちがわかるようになったというか、、、。

例えば、やってはいけないことをやってしまった子どもがいたとして、その子が何か理由があってやったのか、または何の理由もなく起こした行動なのか。
子どもの感情、気持ちが分かりやすくなったと思います。

それから、子ども達のアクションに対しての反応をきちんと出すようになりました。子ども達とのそんなキャッチボールが、より気持ちを理解しやすくなったように思います。


Q.その他にも、ご自身に変化があったら教えてください。
A.色々なところに自分の変化を感じています。
まずは、職場や日常生活において、コミュニケーションを取ることが楽になりました。余裕を持って人とコミュニケーションを取れるようになったと思います。


Q. コミュニケーションが楽になったというのはどういうことですか。なぜなのでしょう?
A.インプロって、即興でお話を作っていくので、一緒にやっているメンバーとコミュニケーションをとっていかなくてはできません。それも、とても濃密なコミュニケーション。

インプロでの人との濃密な関わりを通して、より良いコミュニケーションが何かを知ることができました。
なので、自分自身の関わり方も変わりましたし、他の方達のやりとりを見ていても、今、どこが問題で、何を解決したら、よいかということも見えるようになり、その上での関わりができるようになりましたね。 


Q.今後、どのような力を身につけたいですか?
A.さらに、相手を感じ取る力を鍛えて、子どもに対しても、誰に対しても、安心感を与えられるようなコミュニケーションをとれるようになっていきたいですね。