今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のきよりこと、永田麻依さんです。

普段は、システムエンジニアとして、一般企業にお勤めのきよりさんは、
この8月で、インプロを始めて4年が経ちます。
現在では、公演に出演したり、ワークショップのアシスタントも
してくれています。

インプロと出会ってからのご自身の「変化」について、
お話を伺ってきました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。

きよりさん(K):
社会人2年目に入る時、仕事をしながら、自分のやりたいこともやろうと思い、
ナレーションの学校に通い始めました。中学~大学までずっと放送部だったの
で、興味があったんです。そこで、インプロについて知り、はじめは、
表現の勉強になるかなと体験クラスを受けたのがきっかけです。

IJ:
それから、間もなく4年が経ちますね。
ここまで続けてきた理由は何だと思いますか?

K:
はじめは、最後の発表会が楽しくて。
でも、アドバンスプラスクラスを受講した辺りからは、
インプロ自体が楽しくなり、ショーに対する興味が湧いてくるように
なってきました。
今では、出来上がる作品への意識が強くなってきて、
続けることが自分にとって当たり前になってきています。

IJ:
そう思うようになった具体的な出来事はありますか?

K:
「インプロ・ミニ・フェスティバル」での「シアタースポーツ」
(チーム対抗戦)出演の経験が大きかったと思います。
稽古で、チームのメンバーと出来上がった作品をその都度振り返り、
自分がやりたいインプロ、つくりたい作品を考え、話し合いました。
チームとして、どんな作品を作りたいかを共有していく中で、
周りの環境に左右されずに、作品を創造することを楽しめるように
なっていきました。

子どもの頃から、消極的で、遠慮がちなところがあったんですけど、
この公演を経験したことで、
出られなくなることを恐れて、ただ同調したり、
傍観したりしていた過去の自分と違って、
巻き込まれる中で、自分がやりたいことを見つけ、
自分を出すことができるようになりました。

はじめの頃は、インプロって演技の稽古だと思っていたんですが、
人として成長する場もここにはあるんだと思ったのも、驚きでした。

IJ:
インプロ継続する中で、気持ちの変化があったのですね。
「インプロをやって、自分が変わったな~」と思うところはありますか?

K:
メルヘンになりました(笑)。
現実主義だったんですが、想像力豊かになりました。
なので、情緒豊かになったんじゃないかな。
昔は感情表現が苦手でしたが、感情を出せるようになってきていると思います。

あと、明るい服を着ると思わなかった!

IJ:
それは、周りが言うから?(笑)

K:
というか、「自分が変わろう」と思ったことが大きいんです。
インプロで、人の意見を素直に聞けるようになりました。

紺色が好きで、子どもの頃から地味な色ばかり選んでいて、
周りから明るい色を勧められても、頑固だから、変えなかった。
今は、「ピンクも着てみようかな」と思える。

インプロジャパンでは、年始に皆で目標を絵馬に書きますよね。
私、今まで、「巻き込まれる」→「飛び込む」で、
今年は「変化、そして前へ」って書いているんです。

私にとって、自らの変化を求めるようになったことが、
一番の変化かもしれません。

IJ:
そこにも、継続してきた大きな理由があるのですね。
きよりさんにとって、インプロの魅力って何ですか?

K:
人との距離をすぐに縮めてくれるところ。
人見知りだから、人と仲良くなるのに、長い時間がかかるんですが、
インプロはいろんな手順をすっ飛ばしてくれる。
インプロの仲間達と、違う出会い方をしていたら、
こんなに仲良く、居心地が良い関係になるまで、
2倍も3倍もかかっていたと思う。
でも、それは一緒にやっている仲間達だけに限らないです。
以前、会社の人達に公演を観に来てもらったのですが、
自分の「インプロ」を観てもらったことで、
すごく仲良くなりました。

あと、インプロはネガティブを忘れさせてくれます。
インプロやる前までは、ネガティブな思考にならない為に、
「後悔しない」「後ろ向きなことは言わない」って、
自分で決めていたんですが、それって、結構辛くなることがあるんです。
でも、インプロをやって、楽しいことの方が先に見えるようになり、
自分で思い込もうとしなくても、自然とネガティブな気持ちに
目が向かなくなります。

そして、やっぱりインプロやると、気分が上がります。
見逃さないようにとか、相手を読み取ろうと思うと、自然と集中するので、
頭がスキっとします。
余計なことを考えることなく集中するので、
辛いことがあってもインプロやると、元気になりますよ。

IJ:
最後に、インプロを通じて、自分にどんな変化を期待しますか?

K:
もっと、素直になりたいです。
意地を張らずに、自分をさらけ出して、さらに幸せを掴んでいきたいです!