今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のこずえさんです。

普段は、メーカーの営業として、平日は毎日遅くまで働いているこずえさん。
彼が受講するクラスは、土曜の早朝にもかかわらず、
日々の忙しさも疲れも全く見せないほど、いつも仲間達と楽しそうにインプロをされていて、
そんな彼のインプロの姿からは、温かい人間性と楽しみを生み出す
クリエイティビティを感じます。

一緒にいる仲間達も見ている観客も笑顔にさせるこずえさんに、
インプロについて、聞いてみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。

こずえ(K):
会社の先輩がインプロをやっている姿を見て、
面白そうだなと思って、始めは体験クラスを受講しました。


IJ:
どんな点が面白そうに見えたのですか?


K:
「イエスアンド」の考え方に興味を惹かれましたね。
ただ受け入れるだけでなく、自分のアイデアを出していくところが
面白そうだなって。
実際にやってみて、その楽しさを実感しました。


IJ:
こずえさんは、本当に、いつも楽しそうにインプロをしていますね(笑)。
その姿に、観ているこちらもどんどんそこに引き込まれていきます。


K:
はい、すごく楽しいです。
自分を取り繕わずに、思ったことを出して、皆でワイワイと楽しみ、自由でいられる。

最初はみんな知らない間柄なのに、短い時間であっという間に、親密になれる。
インプロの「受け入れ合う」という場が、誰でも楽しく安心して、出しやすい空間を作っているんだと思います。


それと、特に発表会は好きですね。
クラスで皆で一緒に積み上げていき、最終日に、お互いが集中して、その時出来上がる空間が良いです。
皆との繋がりを感じられます。

IJ:
インプロのレギュラークラスに通い始めて3年ということですが、
始めた当初からその楽しさはずっと変わりませんか?


K:
楽しいということには違いないですが、
楽しく思っている内容が変わってきていると思います。


始めの頃は、皆でワイワイすることが楽しかったけど、今は、皆と「創る」ことが楽しいです。


IJ:
その「創る」ということについて、もう少し詳しく教えてもらえますか?


K:
インプロって、何気ないことでも、ぽっとそこにあるものでも、そこにいる一人ひとりが繋がり、
積み重なっていくことで、思いもよらない世界が生まれる・・・

クラスを継続していく中で、その「創る」感覚が面白くなってきました。

一人ひとりがすごい事を言ったり、やったりしなくても、それぞれが自分らしくいることで、
いろんな味がつき、そこに世界や作品が生まれる、という実感を味わえてきたからかな。

特に、今、インプロをやっていて楽しいと思うのは、
バラバラに存在しているモノや人や世界観だったりが、意図せず繋がってきて、
一つのコンセプトとなって創り出されるところ。


うまくいった時って、それぞれの主張が重なっていく中で、
自然と皆が同じ一つの世界の中にいるって感じられます。


それって、インプロだけに限らないですね。


IJ:
日常生活の中で、リンクする場面はありますか?


K:
普段は会社員ですが、会社も一人ではなく、色んな人々と繋がって、重なって、何かを成し遂げる。
これはインプロの「創る」と同じ感覚です。


自分に固執していると、何も生まれないけど、柔軟に対応して、
色々なことを積み重ねていくと、前に進めます。


インプロで培った力はそういう面でも役立っています。


IJ:
インプロを継続してきたことで感じる、ご自身の成長について、教えてください。


K:
「受け入れること」に、自分の意志を持てるようになったところかな。


トラブルに対しても、「困った」と悩むではなく、「それであれば、自分はこうしたい」と、
次へのアクションを意識するようになってきています。

人との関わりの中でも、同じことが言えます。
自分が思ったことと違う反応や答えが相手から来た時、
以前は、その違うことにフォーカスしていて、「なぜ?」って思っていました。
自分の出す考えやアイデアに固執していたのかもしれません。


でも、今は、相手の反応を受け入れ、そこで自分がやりたいことを生み出せるようになってます。

「相手を喜ばせたい気持ち」こそが「イエスアンド」だって思うんです。
その気持ちが、瞬間瞬間で自分の意志を生み出している気がします。


IJ:
どんな時にも自分の意志を持つ。
だから、いつもインプロのステージ上で楽しそうなのですね。
観ているこちらも一緒に遊んでいる気分になるほど、楽しくなる理由はそこにあるのかもしれませんね。

最後に、3年間レギュラークラスを継続している理由を教えてください。


K:
ここに、何でも受け入れ合える仲間がいるからです。