今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースに通って2年になる「のりぞう」こと、小池教之さんです。
経営者団体の事務局で、団体職員としてお勤めの小池さん。
職場で、管理職として多くの職員を束ねるにあたって「共感力を高める」ことが課題だと感じていた時に、あるビジネス本で、「インプロ」という言葉を見つけたそうです。
その後、ネットで「インプロ」を調べ、インプロジャパンのコミュニケーションコースの受講から、彼の「インプロ人生」がスタートしました。
昨年暮れに「東京インプロフェスティバル」でショーデビューも果たし、「インプロは、人生を豊かにしてくれます!」と笑顔で語ってくれる小池さんに、「インプロの魅力」について、お伺いしてみました。


Q1.初めてインプロを受講した時のことを教えてください。

A1. 初めてコミュニケーションコースを受講した時、とても新鮮でした。1日で、当初の目的である「共感力を高める」だけでなく、多くの気づきとも出会うことができました。コミュニケーションで大事なのは、「伝える」ことではなく「伝わる」こと。「それってインプロそのもの!」ということで、その後の6回のレギュラークラスも続けて受講しました。 


Q2.その後、パフォーマンスコースを受講されるようになるわけですが、抵抗はなかったのですか?

A2. 自然な流れでした。 それまで、人前でお芝居をするなどやったことはなく、インプロ始めた時も、パフォーマンスをすることなどは全く考えていませんでした。「インプロをもっと続けたい」という思いがありましたし、コミュニケーションを目的としたクラスでなくても、パフォーマンスを通じて実践的に身につけられることが実感出来ていたので、何の抵抗もなく始めていました。


Q3.初めて「インプロ」と出会ってから2年半。日常において、小池さん自身に変化はありましたか?

A3. まず、当初の目的だった「共感力」については、共感しやすくなったことで、部下に対する接し方に変化が現れました。女性のパート職員が多い職場なのですが、彼女たちの仕事の仕方や態度などに問題があった際に、業務中の目に見える部分だけで判断し、指摘していました。でも彼女たちは仕事以外の時間で様々な事情を抱えながら仕事をしているんです。そういった背景を場面として想像し相手に気持ちに共感しながら指摘するようになったことで、これまでのネガティブなものの言い方ではなく、相手が受入れやすい伝え方が出来るようになりました。 それと、インプロのおかげで会話の仕方も変わりましたね。 色々な例え話や笑い話を盛り込んだりしながら仕事を依頼するようになったので会話も弾みますし、皆さんとの関係も変わり、職場の雰囲気が明るくなりました。 以前までは管理者として、「ミッションを果たす、やらなければ!」という意識が強く、それが回りにプレッシャーを与えてしまっていましたが、今では、ゆとりを持って指示を出せるようになったと思います。 

あと、まだあるんですけど、もっと言ってもいいですか? 


Q4.(笑)どうぞ!

A4. インプロのパフォーマンスをするようになって、どんどん人生が豊かになっている感じがするんです。今まで、自分の興味あることにしか目がいかなかったのが、インプロやるようになって、何でも目に入るようになったというか。 インプロって、創りたいと思えば、どんな世界でも創ることができるんですよね。だから、インプロのシーンでのアウトプットすることを意識して、色々なことを吸収するようになりました。なので、インプットの幅が広がったんです。読む本、見る映画、身の回りの出来事、日常で目にする光景、、、。インプロで使えると思うと、日常の全てが面白くなってきて、興味が出てきて、これって人生が格段に豊かになっていると思いませんか?


Q5.では、「インプロの魅力」を一言で言うと?

A5. 「幸せの体験の創造」です。  インプロでシーンをうまく演じることができた時、自分が今まで実際に体験した思い出に匹敵する匹敵するだけのリアリティがそこに生まれます。 舞台上で、即興でコミュニケーションをとり、シーンが創られていくので、自分自身の心がリアルに動き、その心の動きから物語が誕生します。 だから、そこで幸せに感じた感覚が、「本当の思い出」となって心に残るのです。インプロは、架空という非日常でありながら、色々な世界での幸せな体験をコミュニケーションをとりながら、自らの力で創造することができるのです。 


Q6.最後に、今後どのような力を身につけたいですか。

A6. これは、インプロでも人生でも職場でも共通していることですが、先のビジョン (夢)を提示できるようになりたいです。自分にとって、見えているゴールに対して、ミッションを決めて、クリアしていくことはそれほど難しくないのですが、先を提示するのは得意ではないんです。自分の「WANT」を表現していくこと。 これが、今の自分の課題だと思っています。