新緑の眩しい季節となりました。

 

先日、名古屋大阪インプロワークショップを終え、

ゴールデンウィーク初日に東京での一日集中クラスが開催されました。

 ワークショップを終え

初対面の方も旧知の友人のように和気あいあいと会話をはずませながら笑顔でスタジオを後にする参加者の皆さん。

後姿を見送りながら「インプロっていいな~」とつくづく感じます。

 

今回、参加者の方々が振り返りの時に話が尽きなかったのが”エクステンド会話”というゲームです。

二人一組となり、話し手の話に聞き手が「~をエクステンド」というコールを入れます。

話し手はそのことについて詳しく話します。本日は自分の子供のころの話をしてみました。

(※エクステンドとは、引き伸ばす、広げるという意味があります。些細な物事も、いろいろな角度から詳しく表現し、情報を広げていくことで、状況や出来事が具体的にイメージされ、伝わりやすくなります。)

 

話し手は詳しく話しながらその時の状況がより鮮やかによみがえり、声にも表情が出て話が生き生きしてきます。

聞いている方も話により興味がわき、もっと知りたい気持ちになり、会話がはずみます。

そして自分の体験がよみがえったり、相手に親近感がわいてきます。

また、自分が思い込んでいたことが実は違っていたということが分かったり、ミスコミュニュケーションもなくなります。

 

このエクステンド会話、日常の中でも「~それってどういうこと?」「~もっと詳しく話してよ」「~その時の気持ちはどうだったの?」といったように自然に会話の中で使われています。

 

周りに”話が上手だな、あの人と話していると会話がはずんで話が尽きないな”という方、エクステンドを上手に使ってはいませんか。

 

ほんの少しエクステンドを意識して会話をしてみましょう、コミュニュケーションがより豊かになり楽しいものになることでしょう。

 

また、クラスに参加してゲームの中で"エクステンドしながら"会話をしてみて改めて感じること、気づくことはたくさんあります。

おしゃべり好きな方も、苦手だなと思っている方も、インプロシンキングワークショップでぜひこのゲームを体験してみてください。

 


東京での一日集中クラスに参加された受講生のゲーム後の感想をいくつかご紹介しましょう。

振り返りの感想より>

 ・聞き手も話に興味が湧いてくるし、話をする方も話しやすくなり会話が盛り上がりました。

 

・詳しく話してもらうことで、気持も近づいたし、話がよりリアルに鮮明なった。

 

・一人で一方的に話すときはなんとなく不安な気持ち(相手がこの話をどれだけ理解してくれているのか。)エクステンドとコールをされると相手の興味のあるところがわかり、安心して話を進められた。

 

・エクステンドとコールしてみたら自分の思っていたものと違っていた、意外な発見があった。

 

・詳しく話しているうちに自分も記憶がよみがえり話が生き生きしてきた。

 

 

インプロシンキングワークショップでみなさんもこのゲーム体験してみませんか。