今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のべし。こと、安倍能行さんです。
普段は、プラントエンジニアリングメーカーで、
安全衛生部門にお勤めの゛べし。″さんは現在50代半ば。
とにかく「インプロ」が楽しくてたまらないそうです。
無邪気に楽しむ彼のパフォーマンス姿は、若い世代の人達をはじめ、
多く仲間達に刺激を与えてくれています。
今回は、べし。さんにインプロの魅力について、
お話を伺ってみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。
べし。さん(B):
所属している日本ファシリテーション協会で、インプロの企画メンバーを
募集していて、なんだか面白そうだなって。
その「インプロ」を知るために、インプロジャパンのトライアルクラスを
受講したのが最初です。
実は小学校のころ、学芸会でおじいさん役をやったんですけど、
スポットライトを浴びることが気持ちよかったのに、
うまくいかなかったことがずっーと心に残っていたんです。
「インプロ」に興味を惹かれたのも、心のどこかで、
もう一度演じる体験をしたいと思っていたのかもしれないです。
IJ:
そうだったんですね。
初めて体験した時のインプロの印象はどうでしたか?
B:
とにかく楽しかったです。失敗しても楽しいって、他にないですよね。
それから3年が経ちますが、それが続いている大きな理由の一つ。
今は、「インプロに出会えて、本当に良かった」って思います。
インプロで自己開示がスムーズになったし、それは、職場でもいい影響を与えて
くれていて、仕事の仕方も変わってきたんじゃないかな。
IJ:
どんなふうに変わったんですか?
B:
社内で安全教育をしていますが、
インプロを始めてから、まずこちらが自己開示をして話すことで、
相手を知ることができ、双方向からの指導ができるようになったと思います。
教育する上で、互いの垣根を取り払うことは大切ですから。
具体的に、アプローチ方法も変わりましたね。
一方的に知識を知ってもらう形から、
受講側にどう感じているかを考えて、話し合いをしてもらう時間を
作るようになりました。
インプロを通じて、「自分で気づくことで変化する」と
自分自身の体で知ったことが、大きく影響していると思います。
あ、それと、インプロで自然と感情表現が豊かになって、
親しみやすく感じてくれている新入社員達もいるようです。
IJ:
社内で、有名人なんじゃないですか?
B:
そうですね。
社内報でいろいろな話題で取り上げてもらったりしています。
そこで、インプロのフェスティバルに出演するときに、紹介もしてもらいましたよ。
IJ:
いろいろな場面で、インプロを紹介してくれているのですね。
有難うございます。
今までも、お知り合いの方に、ワークショップや公演をご案内してくださって
いますよね。
これから、どんな方々に、インプロをやってもらいたいですか?
B:
若い人達に、インプロやってもらいたいです。
いろんなことが楽しくなれるから。
知らない間に、楽しむ力が引き出されているので。
日本はこれだけ恵まれているのに、不満を言う人や不足感がある人達が
多いように思うんです。
インプロやっていると、小さなことがとっても楽しいことに感じられるから、
皆がインプロしたら、日々を幸せに感じられる人が増えるんじゃないかな。
あと、日本人の奥ゆかしさも大切だけど、内面をもっと出せて、
自己表現が豊かになると、コミュニケーションも楽しくなれると思います。
IJ:
インプロで自己表現が豊かになってきたということですが、
表現力に必要なことって何だと思いますか?
B:
表現する側というより、受け手側も大切だと思っていて、
相手に心を許せれば、表現力は自然と発揮できるようになると感じています。
だからこそ、自分はもっと器を大きく広げてあげて、
相手を受け止められるようになりたいですね。
IJ:
面白い観点ですね。
さて、表現と言えば、昨年の冬には、舞台出演デビューも果たし、
最近では、若い世代の人達とも一緒にパフォーマンスをしていらっしゃいますが、
彼らにどんな印象をお持ちですか?
B:
若い人達のもつ感性、言葉のチョイス、言い回しとか、すごいって思う。
僕が若い頃は仕事や身の回りことしか目を向けていなかったけど、
今の人達は、いろいろな事に目を向けて多様な見方を持っていて、
自分が思っていることと違う観点がとても刺激になるし、学びになりますよ。

IJ:
「最近の若い子達は~。」という表現ではないんですね。
彼らが聞いたら、きっと喜びますね(笑)。
世代が違うからこそ楽しめる。
べし。さんの、どんなことでも「楽しむ」その姿が、きっと、
会社でも、インプロの場でも、いろいろな場面で、多くの人達に刺激を
与えてくれているのでしょうね。
最後に、今後の夢を教えてください。
B:
2020年の東京オリンピックまでに、インプロのパフォーマーとして、
世間に認識されるよう、精進していきます!