今回の受講生インタビューは、インプロジャパン・パフォーマンスコースを
ご受講中のにのきんこと、二宮貴彦さんです。

普段は、自動車部品メーカーで、総務人事のお仕事をされている二宮さんが、
インプロを始めて3年。
2度のステージも経験し、今では二宮さんの姿を見て、
ワークショップに通ってくださっている会社の同僚の方々も
いらっしゃいます。

一緒にやっている仲間達にも、観ているお客様にも愛され、
魅力たっぷりの“にのきん”さんに、インプロの魅力について、
伺ってみました。
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インプロジャパン(IJ):
インプロを始めたきっかけを教えてください。

にのきんさん(N):
インプロジャパンが出版している黄色い本「あなたも本番に強い人になれる
(フォレスト出版)」がきっかけです。

会社で発表する時に、評価されると思うとそこに意識がいってしまって、
あがってしまい、思うようにいかなかったりしていました。
子どもの頃から、順番が回ってきて発言するのも嫌で、
それは何を発言するかが分からないのではなく、周りの反応が
恐かったんです。
そんな時、この本を読んで、「失敗を恐れなくて、何事もイエスアンドで、
前向きに考える」というのがいいなと思いました。

その頃、仙台勤務でこんな楽しそうなワークショップ参加出来たらいいなぁと
希望的観測で思ってたら、なんと東京に単身赴任となり、ワークショップ受講が
希望がかないました‼︎ただ初回受けたベーシックコースの3カ月間だけと思っていたんですけど(笑)。

IJ:
もう3年ですね。(笑)。

N:
ベーシック終わった時は、クラスの皆が続けると言ったので自然と自分も・・

でも、そのうち、発表すること、自分で表現することが楽しくなってきまし
た。

それも、その場で自分が感じたことを表現することが楽しいです。

IJ:
恐がっていた「表現すること」が楽しいと思えるようになったとのことです
が、にのきんさんが思う「楽しい表現」とは何ですか?

N:
体が自然と動いて、皆と繋がったことが、形になることです。

もし思考に行ってしまい、自分だけで考え込んでしまって、
感じたことを表現できないとわけが分からなくなるし、
それは何とも繋がってないから。

IJ:
なるほど。
ただ単に「発信」だけの表現ではないのですね。

ここで、にのきんさんから見た「インプロ」の魅力について、
伺いたいのですが、会社の同僚の方も、にのきんさんの影響を受けて、
ワークショップに参加してくれていますね。

N:
総務人事の仕事をしてて、従業員のパフォーマンスが上がるように対策をすることが
求められる部署なんですけど、理想は、「減点指導」ではなく、
良いところを褒めて個性が伸びる組織風土。
インプロは、まさにそれだと思います。
少しでも、身近な人達から知って前向き、上向きに明るいチームワークが花咲かないかなぁと…。

IJ:
「加点主義」ですね。

N:
自分自身、チャレンジする前から失敗したらどうしょうと先に考えていたのが、「チャレンジしなければ始まらない」と
インプロで心を広げられる感覚を持てたので、会社という組織の中でも、そういうことが広がったらいいなと思っています。

それに、インプロの見方で、周りの人に、向き合うと人間関係が良くなっていく 気がするんです。
インプロの仲間達は、人の悪いところではなく、良いところを見ていています。
そういう目で接すると、仕事もうまい働きかけになっていくと思います。

IJ:
素敵ですね!
にのきんさんみたいな人が人事にいてくれたら、社員の皆さんは嬉しいですよね、きっと。

インプロをやって、ご自身の変化があれば、教えてください。

N:
以前は、上層部の人に報告する時、直属の上司に「緊張しないように」
と言われていましたが、今は、緊張しがちと言っても信じてもらえなくなりました!(笑)

それから、仕事柄、交渉ごとが多いですが、駆け引き的に行うのではなく、
心を込めて、皆が幸せになる大目的を意識して、話し合いをするようになりました。
ピンチをチャンスに変えることができるようになったのも感じます。
夏まで人事部門を任されていたのですが、昨秋から総務部門のマネジメントも任されることになり、
人事と総務の垣根を越えて相乗効果を生むこと出来たらとピ ンチをチャンスに捉えられて、
頑張れているのは、インプロの発想のおかげです‼︎


あと、プライベートでは、TVドラマを観る時、視点が変わりました。
以前はストーリーの面白さにしか興味がなかったのが、
今は、俳優達がどう演技をしているか、
どんな「表現」があるのかが気になるようになりましたね。

IJ:
「表現」のヴァリエーション・・
今後、インプロだけでなく、様々な場面で見せていただけそうですね!

最後に、にのきんさんの考える「インプロ」について、教えてください。

N:
「インプロ」は、「今」にある。
先を考えるのではなく、そこに何かが降りてくる感じ。
だから、うまくやろうとか、何をしてやろうとか、
「エゴ」にならずに、流れにそって導かれていくもの。
それが「インプロ」だと思います。