12月1日(土)&2日(日)、
独自のアプライドインプロヴィゼーションメソッドを取り入れた講座で、
ファシリテーターの養成を行っているアプライドインプロファシリテーター協会(通称:AIFA)と
2001年創立以来、数多くのインプロヴァイザーを輩出し、
企業や学校等で、インプロを活用したワークショップを行っていた
インプロジャパンが共同し、
インプロを様々な角度から体験できる2日間のイベントが開催します。


今回は、初日(12/1)「アプライドインプロを学ぶ」の担当講師である、
一般社団法人アプライドインプロファシリテーター協会の代表理事・
樋栄ひかるさんに、講座を前に、お話を伺ってみました。

インプロの基本原則を活かした学びの場への熱い想いも持つ樋栄さんは、
ついに、来春、その想いが形となった高校が京都に開講し、
校長先生として赴任されます。


インプロの考え方を学びの場に取り入れたいとお考えの教育関係者の皆様には、
特におススメの内容です!!
是非、ご一読ください。

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インプロジャパン:
代表理事を務めていらっしゃる『AIFA(社団法人アプライドインプロヴィゼーションファシリテーター協会)』について、教えてください。


樋栄さん:
もともとは、AIN JAPAN(アプライドインプロヴィゼーションネットワークの日本支部)として活動をしていたのですが、その中でアプライドインプロを通してファシリテ-ションの真髄を学びたいという声が多く上がり、そこで、インプロヴィゼーションの基本原則の「Yes,and」と「Be Present(In the moment)」を主軸とした5つの原則(principles)を基に、独自のコンピテンシー研究と開発を目的に、AIFAを設立しました。

AIFAでは、
「深い対話ができる学びの場をつくる人を養成することで、よりよい社会づくりへの貢献」を目的に、
変化対応力・想像力&創造力のためのコンピテンシー開発を目的とした学びの場をデザインするファシリテーターを養成しています。

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インプロジャパン:
なぜ『AIFA』を立ち上げようと思ったのですか?

樋栄さん:
インプロヴィゼーションの基本原則の「Yes,and」 というマインドセットを
持った人が増えると世界は平和になると考えたからです。

2001年9月11日に起こった世界同時多発テロで、
私は自分自身の無力感に一時期物が食べれなくなりました。
世界でこんな悲しいことが起こっているのに、自分は何もできない。
そんな時に、「Yes,And」という考え方に出会い、人の心の持ち方を変えることで
平和な社会に変えていくことができるのではと活動を始めました。

ちょうどその頃、勤めていたIT関連企業で、研修の部署に移ったところで、
既存の研修の中に少しずつ、マインドセットを取り入れた研修を始めました。

当初は、ノウハウを目的として研修や講座がまだまだ中心な中で、
マインドセットを目的とした研修や講座に特化するには非常に時間がかかりましたが、
体感として理解をし、腹落ちした人は主体的に物事に取り組む姿勢が育っていきました。

自身の頭で考え、行動を取れる次世代の人財を育てるためにも、
そのような場作りをできる人を育成・養成していかないといけないと感じ、
『AIFA』を立ち上げました。


活動をはじめて16年目になりますが、私の想いや活動に共感し、支えてくださる人たちのおかげ、
軸がぶれることもなく、くじけず勇気を持って活動を続けてくることができました。

そして、継続した活動が実り、この度、2019年4月開校予定の京都造形芸術大学附属高校の校長を任せていただくことになりました。

ホームページや学校パンフレットの校長メッセージとして、堂々とYes,Andな学校と紹介させていただけていることが、「Yes,And」の深さとパワフルさを感じ ていただけたからこそと深い喜びとさらなる責任を感じています。
よろしければ、ぜひ、こちらのホームページもご覧いただけましたら嬉しいです。


AIFAで、安心安全なYes,Andな学びの場をつくれる人を育成しながら、
新しい学びのかたちを提供できる日本のリーディングハイスクールを
つくっていくのが次の私の使命と思って活動しています。

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インプロジャパン:
ひかるさんにとって「インプロ」の魅力は何ですか?

樋栄さん:
自身と向き合い、自分を解放する快感がインプロにはあります。

自分が自分でいいんだ。
あるがままの自分!
「自分らしく生き」、そして、「自分らしく生きるを楽しめる社会を作りたい」
インプロをしている時、人は、自分らしい自分に誇りを持てています。

Yes,Andがどんどん身に染みていくと、生きることが楽になり、
どんなことが起こっても楽しめる耐性ができました。

もともと好奇心旺盛だったのですが、さらにその範囲が広まり、
どんなことにも挑戦を楽しめるようになったと思います。

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インプロジャパン:
「アプライドインプロ」と「インプロ」の違い、どのようにお考えですか?

樋栄さん:
アプライドとは、応用する、適応するという意味があります。
すなわち、「インプロ」をつかって、コミュニケーション能力の向上をはかったり、
組織開発やチームビルディングをしたりすることです。
なので、パフォーマンスの上手下手を問うわけではなく、
上記のような目的のためにインプロのゲームを行い、そこからの振り返りから自己や組織の成長の具体 的なステップを図ったり、学ぶことを目的としています。

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インプロジャパン:
「1212~イエスアンドでこころを紡ぐ2日間~」では、
ひかるさんのワークショップも行われますが、どのような内容になりますか?
また、これを通じて、どんなことをお伝えになりたいですか?

樋栄さん:
ワークショップの内容は、普段私が行っています教員・講師をされている方々(教え手)向けの講座の導入をご紹介いたします。
教え手として、想像力と創造力を引き出す学びの場をつくるためのマインドセッ トと知識を深めることをインプロを通して行います。

このワークショップを通じて、「教える」ということに携わる人たちのツールが 増えるといいなぁと考えています。

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樋栄ひかるさんのワークショップ
「アプライドインプロを学ぶ」は、12月1日(土)11:00~15:00。

インプロを活用した学びの場づくりにご興味がある皆さま、
是非、お待ちしております。

定員になり次第、募集を締め切ります。
お早めにお申し込みください。