2016年09月13日

変形労働時間制

所定労働時間の設定のしかたによって大きく違ってくる残業代。
今日は、法律のお話をしようと思います。(^^)

あるクリニックでのご相談。

院長先生「6月なんかは休みが少ないので、月の労働時間が多い。だいたい30時間分くらいオーバーして、残業代を払うことになる。
5月、8月なんかは逆に休みが多く、月の労働時間としては30時間ぐらい不足することになる。でも、月給制だから給料は全額払っている。こういうのって、なんとかならないですか?」

私「1年単位の変形労働時間制を使うといいですよ。設定によっては、6月の残業代はなくせるかも知れません」

院長先生「どうするんですか?」

私「1年の総労働時間は2,085時間と決まっているので、これを1年間に割振るイメージです。
1日の労働時間が8時間なら、2,085÷8=260.6日となり、260日を各月に割振ります。
6月に多く、5月、8月は少なくなるように設定します。設定した労働時間を超えたら残業代が必要です」

このクリニックの場合は、1日の労働時間を8時間30分に設定し、6月の残業はほとんど発生しなくなりました。(^^)v

変形労働時間制は、ほとんどの会社で有効です。
ぜひご活用を!!

「労働基準法がよくわかる本」の改定版が出ました~♫
2005年に出版されてから、法改正にあわせて改定版を毎年出していただいています。
改正のポイントも巻末に載せているので、毎年買ってくださる方もいるようです。
皆様、本当にありがとうございます!!

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来年度の助成金

来年度の予算概算要求が厚生労働省から出されました~♫
これは、来年度の助成金を知る上で、とても参考になります。

結論的には、来年も助成金はたくさん出されそうですよ(^^)v

目新しいものとしては、「勤務間インターバルの導入」に対する助成。
勤務間インターバルというのは、労働者が退社してから次に出社するまで、一定時間を空ける制度です。
長時間労働がなくならないため、これを削減するための取り組みが強化されるようですね。

また、介護休業法が来年1月に大きく改正されるため、その内容を着実に浸透させるための予算も組んであります。
今年、「介護支援取組助成金」というオイシイ助成金が出されましたが、同様の助成金が期待できますね!!

見逃せないのが、今年イチオシの助成金「キャリア形成促進助成金(制度導入コース)」が「抜本的見直し」されると書かれていること。

今の制度であれば、どの業種の会社さんでも最大250万円が受給できる制度です。
これは、5つの制度を導入・実施すれば、1つ50万円もらえるもので、最大50万円×5=250万円です。
まだ申請されていなければ、早めに取り組まれる方がいいと思いますよ!!

助成金は、情報+行動力!!
逃さず、ゲットしましょうね(*^_^*)

事務所では、個別相談会を無料で行っています。
予約はすぐにいっぱいになるので、お早目のご予約をおすすめします。
http://www.osakajoseikin.com/

本日のおやつは、東京みやげのパウンドケーキ★くるみ入りでおいしかった
会社の発展と人々の幸せのために♫

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最低賃金

毎日暑いですね~(>_<)

今年も、最低賃金があがるという情報を聞くようになりました。
全国平均で25円アップ、823円という案になっています。

大阪では25円アップ、883円になりそうです。(まだ決まったわけではありません)

「きゃあ、大変~!!」という社長さんの声をすでにたくさん聞いています・・・

せめて、「入社してすぐでパフォーマンスが上がっていない人だけでも、最低賃金よりも低く設定したい」という声もよく聞きます。

そこで・・・
最低賃金には、「減額の特例」という制度があるのをご存じですか?
「試の使用期間中の人」は、最低賃金よりも低い賃金とすることができるとされています。
ただし、労働基準監督署に申請をして、許可を受けなければなりません。

以前から、気になっていたこの制度。これを使ってみようと、調べてみました。

いくつかの要件の中に、つぎのものがあります。
①業種または職種の本採用労働者の賃金水準が、最低賃金額と同程度であること
②業種または職種の本採用労働者に比較して、試の使用期間中の労働者の賃金を著しく低額に定める慣行が存在すること

つまり、「試用期間中は最低賃金よりも低く定めていることが、業界の慣行としてあること」ということです。

労働基準監督署に確認すると、大阪府では、実態として対象はなく、ほとんど使われていないようです。(しょぼん・・・)
 ちなみに・・・

「精神又は身体の障害により著しく労働能力の低い人」も特例の対象になり、こちらは事務所で申請したことがあります。
障害者を雇っている会社さんは、申請されるといいかも知れません。

しかし、申請をすると、労働基準監督署の方が、会社に来られます。そして、その労働者の仕事ぶりを見て、金額を決められます。

そこの社長さん曰く、「決められた賃金は、仕事ぶりからみて、非常に高い」ものだったそうです。
う~ん・・・

8月は2回東京に行きました。2時間ちょっとで行けるようになったので、ほんと、近くなりましたね~。

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2016年08月01日

祝日の扱い

今年から、8月11日が「山の日」になり、祝日が1日増えましたね~。
嬉しい?楽しい?
祝日はどんどん増えて、経営者としては「売上が下がる~(>_<)」という人もいるかも知れませんね。

そもそも、祝日だからって会社を休みにする義務はありません。
そこは、就業規則の書き方の工夫次第ですね。

就業規則を見ると、休日のところに「祝日」って書いてあるのをよく見ます。
この就業規則の場合、何もしなくても年間1日の労働時間短縮。

これからも祝日はどんどん増えるし、いったん休みにしてしまうと、後で出勤日に戻すのは「不利益変更」となり、大変です。

いえいえ。労働時間の短縮はとてもいいことなんですよ。
ただ、このような外的要因ではなく、前向きな、福利厚生的な思いですすめたいなあ~、と思うのです。

また、同じ休みでも、年次有給休暇の一斉取得という方法もあります。
休日が増えるのではなく、労働日のまま、実質的にはお休みになる。
この方法は、経営者にも労働者にもハッピーかも知れませんね。(*^_^*)

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2016年06月09日

労働時間の把握

人材不足で、求人しても採用できなくて仕事が集中してしまう、とか、繁忙の差が大きくて、どうしても労働時間が長くなってしまうという業界もあるようですね。
日々、仕事をしていると、経営者の方のいろんな悩みをお聞きします・・・
労働時間は、会社も減らしたいですよね。

そんな中、労働時間を記録していない会社さんも結構多いなあ、と感じています。
会社には、労働時間を把握する義務があり、何もしていない状況が最もリスクが高いように思います。

記録がない状況というのは、労働者に何か主張されても、反論する材料がないということになります。
タイムカードでなくても出勤簿のパソコン入力などの方法もあります。

今年の2月に厚生労働省から出された通達では、労働時間がはっきりしない場合の資料として、「IC定期券の乗車記録」も労働時間の参考にすると書かれています。

これまでも、監督署の調査では、いきなりパソコンログの時間を取られたという話を聞いたりしていましたが、また少し、厳しくなったように感じます。

この通達では、この他に、同僚や家族からの聴取、建物の入退館記録なども挙げられています。

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2016年05月27日

定年後の再雇用 続き

前回の続きで~す。
今回の判決が、このあとどうなっていくかはわかりませんが、政府は「同一労働同一賃金」について議論をすすめています。

これは、年功序列が定着してきた日本ではかなりむずかしい問題で、そう簡単にはいかないと思います。

しかし、これからはさまざまな方法で、その方向に向かっていくんでしょうね。

今回の判決での教訓は、「同じ業務なのに賃金を下げられた」ということ。
仕事も責任も同じままで賃金を下げるのは、避けるほうがいいということになります。

とすると、定年後の賃金を下げるには、仕事を変える、または責任を変える、ということを検討せざるを得なくなる。

労働者が「給料が下がってもいいから、これまでと同じ仕事がしたい」と思っても、会社は仕事を変えざるを得なくなる・・・結果、労働者のためにならなかったということも起こってきます。
もっとも、中小企業の場合、変えようにも変える仕事もなかったりしますが。

視点を変えれば、日本の中高齢者の賃金は高いという考え方をする人もいます。
定年になるまで、年功序列でどんどん賃金があがってしまう・・・そういう会社も多いです。

であれば、中高齢者の賃金を上げず、その分60歳以降の賃金も引き下げない、というやり方も会社にとっては必要かも知れませんね。

現に、60歳以降の雇用が義務化されたときのアンケートでは、半数程度の会社が40~50歳台の処遇を「見直した」または「今後見直す」と答えています。

その内容は、半数以上が「全体のバランスを見て賃金カーブを見直す」と答えています。(2013年7月労務行政研究所「中・高年齢層の処遇に関する実態調査」)

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2016年05月25日

定年後の再雇用

大変な裁判が出されましたね。
定年後、再雇用された人の賃金引き下げが、東京地裁で違法とされました。

そもそも、定年後の継続雇用が義務化されたとき、「年金が支給されるまでの間、再雇用でも構わないから雇用してほしい。」というのが政府の要請でした。

「再雇用であれば、労働条件は会社が提示して構わない。本人の同意は必要ない」という主旨でした。

だからほとんどの会社が、「再雇用制度」を導入し、賃金を引き下げるというやり方をしてきました。
調査結果でも、6割程度に下げるという相場があります。

このような判決がでると、定年後の再雇用に慎重にならざるを得なくなりますね。

どんなこともいろんな側面があります。
労働者によかれと考えられた法改正が、結局労働者の雇用をなくす結果となることも多いです。
昨年改正された、労働者派遣法なんかも現場の声は厳しいです。

この判決での教訓は、「同じ業務なのに賃金を下げられた」ということ。
仕事も責任も同じまま賃金を下げるのは、要注意ということになります。

まだ、地裁判決なので、変わる可能性もあります。

先週、仕事の途中に中之島のバラ園に行ってきました。
いろんなバラが満開で、きれいでしたよ~♫

バラって、トゲはあるし、虫はつくし、けっこう手がかかるんですね。
大変な思いで育てていただいたんだなあ~、と思いました。
ありがとうございます(^^)
 

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2016年04月26日

キャリア形成促進助成金・制度導入コース

250万円もらえる今年新しくだされた助成金のお話で~す♫
名前は、キャリア形成促進助成金・制度導入コース!!

次の制度を導入し、「実施」したらもらえる助成金で、1つにつき、50万円です。
5つの制度があり、このうちできるものをいくつでも申請できます。
50万円×5 最大250万円です(^^)v

ここでいう「実施」は、20人未満の会社であれば1人以上、30人未満なら2人以上・・・50人以上でも5人に実施すればOKです。ただし、大企業は受給額が半額になります。

1つずつ簡単にご説明しますね♪

1.教育訓練・職業能力評価制度
評価制度を導入して、実際にその制度で能力評価をします。
教育訓練制度を導入してもかまいません。いずれか一つです。

2.セルフ・キャリアドック制度
キャリアコンサルティングの機会を労働者に提供する制度です。
キャリアコンサルティングというのは、労働者が自分のキャリアプランを主体的に考え、それに沿って働こうとする意欲を高める相談で、厚生労働省が最近とても注力している制度です。

3.技能検定合格報奨金制度
労働者が技能検定に合格したら、報奨金を出す制度です。
「技能検定」は、厚生労働省が指定しており、127種類あります。
建設業、製造業が多いようですが、ウェブデザインやファイナンシャル・プランニングなんかもあります。詳しくは、コチラ

http://www.osakajoseikin.com/…/information/225/post-215.html

お仕事に関連のある技能検定があったらラッキー★という感じですね。

4.教育訓練休暇制度
労働者が研修に参加するための休暇を取得する制度です。
ここでいう「休暇」とは、有給であれば1年間に5日以上、無給であれば1年間に10日以上となっています。

5.社内検定制度
社内の制度として、検定制度を導入、実施することです。

この制度は、昨年度「企業内人材育成推進助成金」として、ほんっとに、たくさん申請させていただきました。
昨年度は1つめ~3つめの制度だけでした。
今年は、名前が変わり、4つめと5つめが加わりました。ただし、1つずつの受給額は、昨年度より低くなりましたね~。

昨年度、申請された会社様は、同じ制度をもう一度もらうことはできませんが、まだ申請していない制度を申請することはできます。

オススメは、1つめ、2つめ、4つめですね。
該当すれば、3つめもおいしいなあ~、と思います。

http://www.improve1998.com/

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育休復帰支援プランコース

今年の助成金の詳細がだんだんわかってきましたね~★
「育休復帰支援プランコース」は、去年もありましたが、拡充されました!!

去年は1社につき1人までが対象でしたが、今年は2人まで対象になるようですよ。
育休を取得したとき:30万円
職場復帰したとき:30万円

合計60万円×2人分 ・・・を受給することが可能です。
今年度の後半からは、介護休業についても対象になりそうです。

この他、今年の助成金は例年以上にビッグです。
次回は、250万円もらえる助成金のお話をしま~す(^^)v

JR高槻は、拡幅工事が終わり、新快速の線路が新しく作られました。
オープンの日は、高槻のゆるキャラ「はにたん」とJRの「イコちゃん」が来ていましたよ!!

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2016年04月01日

企業内人材育成推進助成金は、今年度で終了

3月末日は、今年度ラストの日!!
1月15日に書いたとおり、今年度おすすめの企業内人材育成推進助成金は、今年度で終了です。

助成金は計画届を提出することで、予算枠を確保するので、駆け込みのご依頼をたくさんいただきました。
ここ数日は事務所総出で対応に追われ、昨日、今日は関西圏の窓口へ手分けして走り、提出しました。(>_<)

大阪は関西圏の中でもダントツの混雑ぶり。
昨日、今日は朝8時前からスタッフが並んで順番を確保してくれ、無事届出完了です(^^)v

東京では桜が満開とニュースで言っていましたね~♫
ここ大阪では、まだ5分咲きくらいですよ。今週土曜日くらいが見ごろでしょうか?

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