次の質問に答えてみましょう。


1.スケジュールは遅れるものである
2.実際の開発は、顧客の都合に振り回されるものだ
3.仕事に必要な知識や技術は、その仕事をしながら覚えるものだ
4.プロジェクトでは、納期以外は、直近のスケジュールだけしか立てられないものだ
5.プロジェクト管理のWBSはいらない
6.ソフトウェアは動けばいい
7.営業は無理な条件で仕事を取ってくるものだ
8.PMBOKだのCMMIだのシックスシグマだのは、資格のようなもの。楽な部署にいる時に取ればいい
9.ソフトウェア開発は妥協の連続だ
10.言われたとおりにつくればそれでいい
11.コンピュータを使って仕事をするのは、頭が良さそうに見えてかっこいい 


○が多くついた人ほど、非知識労働者の考えを持っていることになります。

「知識労働とソフトウェア開発 荒井玲子」より引用


知識労働者でプロ意識がないと、何故いけないのか?

仕事の仕方は人それぞれなので、いけないわけではありませんが、これからは、単に技術ができれば生きていける時代ではありません。「これだけ働いたからこれだけのお金を下さい」といった時間売りをしているエンジニアは、競争に生き残ることはできません。

単純な時間売りの仕事であれば、オフショアのほうがはるかに安いのですから。