山の草木に息吹を与える風

2011年04月

2011.04.24(日)
 
メンバー単独
 
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稲山からの茅ヶ岳と八ヶ岳
 
久しぶりの日曜休み。ラッキーなことに晴天の予報。
夫を山に誘ったら、90回目の献血に行きたいからと断られた。

 
今回のお山の選定は、人がいない。
日曜日なのに人がいないなんて無理があるかな?
前日に大雨が降り、人気のある山は登山道が液状化するし、
また沢渡りのない山を物色。
もちろん、家から登山口まで2時間以内。
山梨百名山の中でないかな?
 
候補は、黒富士・曲岳・太刀岡山・三石山・滝戸山まだまだ登れそうな山が沢山ある。
 
その中で、山と高原地図に載っていない春日山に白羽の矢が当たった。
富士山の展望は、期待できないが条件は満たしている。
春日山までは、芦川から黒坂里道林道からの方が時短で登れるらしい。
けどこの林道は、冬季閉鎖かも?
鳥坂トンネルからも登れるらしいが地図が無い。
分県登山ガイドには、春日沢の頭しか載っていないが
稲山の展望は良いらしいので稲山ケヤキの森に車を置いて春日山を目指すことにした。
しかし、本にも書かれている通り稲山ケヤキの森Pまでの道は解りにくかった。
 
御殿場では雲がかかり、ちょっとガッカリしながら運転する。
籠坂トンネルを抜けると快晴になり、河口湖畔ではカメラマンがうじゃうじゃ。
それを横目に若彦トンネルから鳥坂トンネルを抜け(ここからの方が解りやすそうだったから)くねくねと下る。
左手に水色の鉄橋を目指し、鉄橋を渡ってすぐに左折、ここから道なりに登っていけば稲山ケヤキの森に着きます。
 
稲山ケヤキの森P8:04――西尾根登山口8:16――稲山9:25~9:35―――春日沢の頭9:59――鞍部(小峠)10:13――春日山10:23――鞍部(小峠)――春日山の頭10:53~11:27―――稲山11:42――東尾根登山口12:34―――稲山ケヤキの森P12:45
 
駐車場は1番のり、トイレは使用禁止であった。イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 13駐車場からは舗装道路歩き、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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車止めのゲートをかわしカーブを曲がると稲山登山口になる。
 
 
 
 
 
 
 
 
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昨夜の雨が残っているのだろう。ちょっとじめじめしている登山道。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
最初に迎えてくれた花は、わずか1cmの恥ずかしそうに下を向いた花だった。イメージ 21
 
ニリンソウの蕾?
 
 
 
 
 
スミレの花はそこらじゅうにある。
 
 
 
 
 
 
                                    そして、一人静。
イメージ 22イメージ 23     
 
木の階段を登る。                         
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ツツジの仲間かな?
 
 
 
イメージ 24やがて登山道は乾き、西尾根はそこそこ整備されていて迷うようなところは無い。
樹林の雰囲気が良い、新緑や紅葉の時期はお奨めだ。
2度ほど偽ピークに騙され稲山についた。
 
 
 
 
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笛吹市を見下ろせる。
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展望は、八ヶ岳と茅ヶ岳が重なっている。

白根三山~鳳凰三山~甲斐駒も見渡せる。
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昼食にはまだ早いのでひとしきり展望を楽しみ、水分を補給し春日山の頭にむかう。
登山道で響くのは、小鳥のさえずりと私の鈴の音だけ。
 
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ほどなくアンテナの立つ広場に出る。春日沢の頭であった。
この樹が刈り払われれば、南アルプスの全貌を見ることが出来るが・・・昔は伐採されていたという。
水分補給の後、春日山にピークハントに向かう。

一度下って登るのですが下りは急勾配これをまた登り返さなければならないかと思うと憂鬱になる。
春日山と春日山の頭では、春日山の頭の方が背が高い。
春日山に近くなると工事の関係で登山者迂回の看板がある。
イメージ 8工事現場をぐるりと歩いてもうそろそろと思ったところに春日山の道標があった。
山頂というよりは登山道に立つ道標にがっかり。
ここでご飯は食べないよなぁと写真だけ撮って引き返す。
 
 
 
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またまた下って登り返し春日山の頭についてようやくランチにする。イメージ 10
カップラーメンを食べ夏みかんを食べコーヒーを飲んでいると男女の登山者が稲山から登ってきた。
彼らは休まずに春日山に向かった。
 
 
春日山の頭にあった
アブラチャンの雄花?
 
 
イメージ 11食事を終え稲山まで来た道を戻る。
稲山からは、当然東尾根を選択。
(同じ道じゃつまらないからね。)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
踏み跡が薄い広い樹林の中、テープを見逃さないように歩き尾根に出た。
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ここからは、左の樹林越しに南アルプスをみながら歩く。
ときおり、荒川三山なども見渡せる。

快適な尾根歩きの後で道標に突き当たる。イメージ 14
ロープが張ってあり左に折れるようだが道が無い。
ガイド本のコーピーを読み返すと『傾斜の強い小尾根の下り』と書いてある。
小尾根自体見当たらない。仕方がないのでそのまま下る。
 
 
 
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時たま薄い踏み跡を確認しながら正規の登山道に出る。
木の階段を下りながらここでまた道標が立っており、左に折れる道があるのに道標が無い。
 
 
 
 
 

自分の感では左に曲がったほうがいいと思っていたので左に曲がるが悪路であった。
木の階段ではあるが、草ぼうぼうで倒木をまたぐこと2回、登山道の真ん中に大蛇が横たわっている。
夫は大の蛇嫌い(好きな人はいないわな。)心臓が止っていたかも?
 
この冬眠から覚めた大蛇に木の枝でつんつんしたらやっと退いてくれた。
退いてくれたところから小さな赤蛇が顔を出した。
どうやら蛇の巣らしい。イメージ 16

木の階段を下り終わったところが東尾根登山口である。
林道に出る。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ケヤキの森を横切り歩き始めた車道に出、駐車場に無事ついた。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ケヤキの森の楓。
 
この春日山でやっとこさ山梨百名山50座制覇したぷぅでした。
 
間違えました。富士山を入れて51座でした。
 
 

2011.04.20(水)
メンバー単独
 
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展望台からの富士山
 
ごめんなさい・ごめんなさい・ごめんなさい。今回も快晴でごめんなさい。
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最初の岩場での富士山 

さて、今回のお山の選定は天気がイマイチなら山梨百名山のピークハントを予定した。
けれどあまりにいい天気なのでお気に入りの富士五湖周りのお山からチョイス。
二度目だけど仕方がない。ちょっくらカタクリの花でも見に行こう。
http://blogs.yahoo.co.jp/nann_puu/33864093.html (一度目の御坂黒岳)
 
家を6時20分に出たが、東富士五湖道路須走り~山中湖間は、13時まで工事中のため使えなかった。
ガソリンを入れたり、御坂トンネルPにはトイレが無いのでコンビニに寄ったりして
駐車場につくのに8時を過ぎてしまった。
 
御坂トンネルP8:13―――広瀬分岐9:19―――展望台10:13――
黒岳10:17~12:32―――御坂峠13:10~13:35――御坂トンネルP14:26 

駐車場は、1番乗りそして1番最後でもあった。
前回は、すずらん群生地Pから登ったので今回は御坂トンネルPからの出発。
前にここに車を置いたのは本社ヶ丸に登った時だ。
1度登りに使った道なので今回は下りに使おう。
そう思い登山口の看板を左に折れた。トンネルの上の登山道を歩きます。
今日は、そんなにあわてなくても大丈夫。イメージ 9    何の花?↓
標準コースタイムは、4時間だからのんびり歩くことが出来る。
春の花を探しながらゆっくり標高を上げる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 10沢沿いを歩き、沢渡りを2回の後は枯れ沢を何度か渡りながら
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 11イメージ 12
 
 
 
沢と平行した木の階段を登る。
イメージ 4登山道に1番多かったのはハシリドコロだ。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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エイザンスミレ?→
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
沢から離れると急坂になり広瀬分岐だ。イメージ 13
 
広瀬分岐からは、急坂で岩場もある。
急なところは虎ロープが張ってあり、遠慮なく使わせてもらう。
 

 
 
 
 
 
 
イメージ 3急坂・岩場なだらかを繰り返し、何度かピークを過ぎると富士山の見える岩場にでる。
富士山が見える3個目の岩場が展望台だ。
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
南アルプスも見えるが今日は白根三山は雲の中。
イメージ 14
 
イメージ 16

イメージ 15とりあえず山頂を目指して歩き始めた。(山頂まではとてもなだらか)
山頂には1番のり、登山口Pでも1番だったので当たり前か?
 
 
標柱の写真を撮り、御結びを食べ味噌汁を飲んでいたらご夫婦(埼玉さん)が御坂小屋方面から歩いてきた。
埼玉さんは、奥さんが尾根縦走が好きなので天下茶屋に車を置き、登ってきたと言う。
何度も黒岳は登っているので地図も持たずに登っているという。
天気を見て今日は越前岳に登るか迷ったが黒岳にしたといった。
早朝、ヤフー天気予報を確認して御殿場は雨と出ていたと言っていた。

コース取りの話になって地図を広げて話しているとどんべい峠から単独男性(富士さん)が登ってきた。
 
埼玉さんは、展望台に行ってくるとと言って山頂を後にし、富士さんと私の二人が残った。
富士さんと山の話しで盛り上がる。そうこうしている内に埼玉さんが戻ってきて世間話で盛り上がる。
雲が出てきて日陰になるとかなり寒い。リュックからダウンを取り出して着込む。
埼玉さんは、ネットへの書き込みはしないけど温泉や山登りのブログはチェックしているというので
ブログタイトルを富士さんと埼玉さんへ教えた。

山頂に2時間もいるなんて初めてだよ。 
 
その後埼玉さんは山中湖のパノラマ台に行き、湖畔のホテルに泊まると言って天下茶屋に下っていった。
 
そしてまた富士さんと山野草の話しで盛り上がる。
『北斜面(どんべい峠側)がカタクリがまだ葉だけしか出ていない』『カタクリを見たいなら桧峰神社に行けばあるよ。』と言われ、『先週行きました。』と言えば富士さんは『先々週に行った』という。
山の花が好きでチングルマの実が風に揺られて行儀良く同じ方向を向く時が可愛くて好きだと言った。↓
 http://blogs.yahoo.co.jp/nann_puu/GALLERY/show_image_v2.html?id=http%3A%2F%2Fimg.blogs.yahoo.co.jp%2Fybi%2F1%2F6e%2Fa0%2Fnann_puu%2Ffolder%2F1186745%2Fimg_1186745_33810362_2%3F1281962638

富士さんと話していると若者数人が山頂素通りして展望台に向かった。
その後、富士さんは展望台に向かい 、私も山頂を後にした。イメージ 8
下り始めてすぐに壮年ご夫婦とすれ違う。この二人が最後に会った登山者であった。
 
カタクリの花は咲いているか周りを見ながら歩いたけれど葉しか確認できなかった。
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御坂峠でも小休止
(ドンだけ休むんだ?)小屋からの下りは九十九折れの道で歩きやすかった。
車の音が聞こえてくると登山口はもうすぐだ。イメージ 6
 
登山口で山吹の花が春を待っていた。
 
 
 
 
 
山登りが好きな人との話は楽しいですね。

2011.04.13(水)
 
メンバー単独
 
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お休みとお天気が合いすぎて怖いぷぅでございます。
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赤岩からの富士。
2日続けての山登り、2日目も良すぎるくらいのお天気なので登る山が決められないでいた。
最近の山は、身延山・毛無山・釈迦ヶ岳とくれば東から富士を眺めたい。
春にしては雲ひとつ無い天気、360度の展望がある山。
 
間近で見れる菰釣山はどうか?西側しか開けていない。
以前 登った時に富士山が隠れていて残念だったんだ。
 
そう言えば、山を始めたころに今倉山に登った時に『赤岩が360度の展望がある』と勧めてくれた男性がいた。
その時は、菜畑山と今倉山のセットで登るので地図も無いからと菜畑山に向かったのだった。
 
今日は、赤岩と道志二十六夜山をセットで歩いてみよう。
 
7時20分にハンドルを握り、毎度の事 通勤渋滞に巻き込まれる。
イメージ 21どうし道の駅でトイレを済ませ、トンネルの駐車場には3台の先客がいた。
川越と神奈川と大阪ナンバー。
(神奈川の地名を覚えられない。)
たぶん、地名を見て『あっ、神奈川ね』と頭にインプットされるらしい。
 
大阪ナンバーの単独男性が登り支度をしていた。その隣に車を置いた。
本当に大阪の人で御正体山に登ると言った。
その男性が登山口から登って行き、私は車道を歩きはじめた。
 
道坂トンネルP9:12―――ゲート9:16―――登山口9:18―――西ヶ原(分岐)10:13―――松山(赤岩)10:26~10:57―――林道横断11:34―――二十六夜山11:49~12:18―――林道12:30―――ゲート13:14―――道坂トンネルP13:20
 
イメージ 22道坂トンネルPから4分ほど歩くとゲートに着く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 23さらに2分歩くと登山口。
 
 

最初は今倉山から登ろうとも考えたが、展望がないのは解っているのでパラジマ沢コースを取ることにした。
 
 

 
このコースは、不明瞭。イメージ 24
最初は登山道の看板が随所にあったが、突然道が無くなった。
ゴツゴツした枯れ沢を右に左に渡り返すので 迷った時にそのまま直登し登山道に戻った。
迷った人の足跡がとんでもないところについていたりする。
(地震の影響だろうか?)
イメージ 25あちこちにトリカブトの葉が出ていた。
秋には紫の花を咲かすのだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

沢が終わると笹原になりやがて西ヶ原に着いた。
イメージ 4
 
 
 
 
 
 
西ヶ原からは、道がはっきりしていて快適である。
やがて前方が明るくなり聞いていたとおりの360度にであう。
 
 
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まずは、記念撮影、それから方位盤で山座同定。
なんと、空気が澄んでれば東京湾や新宿のビル、日光白根山まで見渡せるようだ。
 
 
 
 
 
 
 
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富士山は、左に御正体山、右に杓子山をしたがえている。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに右を見れば遠方に荒川三山、三つ峠のかげに北岳が見える。イメージ 8
八ヶ岳は、うっすらと浮かんでいた。
 
展望のない今倉山よりも赤岩の方が山梨百名山にふさわしい?
 
背の高い鹿留山よりも杓子山が山梨百名山だし。

 
 
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三つ峠の後に北岳。
 
 
 
 
方位盤を見ていると人の気配が上がってきた。
トンネルPに1番に着いたという川越の年配のご夫婦であった。
彼らは二十六夜山から芭蕉月待ちの湯に降りてタクシーを呼んで車に戻ると言った。イメージ 11
しばらく話をした後、先においとました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ヤマハンノキ。
みみずみたい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
赤岩から小さいアップダウンの後に舗装道路にでる。イメージ 13
少し歩いたあとで二十六夜山の登山口だ。
ゲートが開いていればたやすく登れてしまう。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 14後で知ったことだけど二十六夜山は、花の百名山に選ばれているそうだ。
4月末からエイザンスミレが咲く。
登山道にはスミレの葉が春を待っていた。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 15
 
山頂では都留市が見渡せる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 16
 
山頂でカップラーメンを食べ、コーヒーを飲み、下山途中に川越さんとすれ違った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
二十六夜山から道路に出て舗装道路歩き、ゲートが締まっているから車は来ないのであっちへフラフラこっちにフラフラと草木を鑑賞しながら歩く。
 
イメージ 17
 
ねこやなぎは
いい香りがした。
 
いつもはつまらない道路歩きであるが木々の芽吹きが楽しい。 
 
 
 
 
 
 
 
 
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きぶし
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 20名前不明。
ブロッコリーみたいだ。
 
 
イメージ 19ふきのとうが群生しており、今夜の食卓に彩を添える。

ふきのとうの香りは独特な香りがする。味も苦味がある。

 
 
 
 
 
 
 
その夜、天ぷらを食べた夫に何の天ぷらか聞くと『え、たらの芽?』と言ったのでふきのとうであることを教えた。
私が出したものは何でも口に入れるのか?無防備な奴。
 
二日連続山登りの後は6連勤が待っていたぷぅでございます。

2011.04.12(火)
 
メンバー単独

檜峰神社8:50―――トビス峠9:10―――大栃山9:46~10:00―――トビス峠10:30―――神座山(黒打ノ頭)11:04(10分休憩)―――分岐11:28―――釈迦ヶ岳12:23~12:55―――近道分岐13:16―――林道14:00―――檜峰神社14:10

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釈迦ヶ岳まではアップダウンがあるが、歩きやすい道であった。イメージ 2
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3せまりくる釈迦ヶ岳の山肌。
 
 
 
小ピーク中ピークを過ぎ、近道分岐を確認して岩場になる。
注意が必要だ。
 
 
 
 
 
 
イメージ 9イメージ 10
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
            
神座山側からは、二つのロープがある。
急に見えないけど急なんです。イメージ 11          ↓釈迦ヶ岳の山肌と大栃山
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上から鈴の音が聞こえ女性が降りてきた。
女性は『私も単独でバイクで家から30分なのでしょっちゅうこの山に登るのよ。』と言った。
女性は、『昨年は剣に登り3日間晴れてくれて最高だったわ』と言った。
山談義に花が咲いてしまう。山頂のカラスの話や新道峠の話とつきない。
山頂に誰かいますか?と聞けば『単独の男性がひとり』だという。
芦川さんと別れてすぐに単独男性が降りてきた。
 
イメージ 12
歩いてきた神座山からの稜線小ピーク中ピーク。
その上に南アルプスが整列している。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
山頂は独り占め。イメージ 14
360度の展望だ。
ただし、大栃山よりも霞んでいる。
リュックとお地蔵さんの写真だけ撮って昼食にする。
烏が近づいてきて様子を見ている。
 
 
 
 
 
イメージ 15イメージ 16
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
味噌汁を飲んでいると同年代と思われるご夫婦(東京さん)が府駒山から登ってきた。
私はリュックに荷物を入れふたをかぶせただけで立ち上がり展望を楽しんでいると
(2mほどリュックから離れた)
烏がリュックのふたを開けてゴミ袋(スーパーの袋)をくわえて飛び立つところを
東京さんの奥さんが大きな声を上げて知らせてくれた。
もう、びっくり。

その事件があり、お二人と山談義。
なんでも桧峰神社に行こうとしたことがあり、ゲートが締まっているので大栃山に登れなかったと言っていた。
二人に別れを告げて下山を始める。
イメージ 4
緊張の岩場を降り、近道分岐から下山するがあまり歩かれていないようで落ち葉たまりすべりやすい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 5
    近道分岐→
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6親切にピンクのテープが随所に結んであり、虎ロープも張ってあるから道に迷うことは無いが
急坂で岩もゴロゴロしていて歩きにくい。
 
 
 
 
 
 
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とにかく慎重に歩く。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 8自然林から桧林になり、車で通った林道にでた。
そこからは若干上り坂である。

←ここにも何台か停められます。
 
 
 
 
 
 
駐車場につくと私の車と赤いプリウスだけであった。
プリウスのもち主は、藤沢さんであった。
『あのあと予定を変更して神座山を周回して下山しました。駐車場できっと会えると思っていたよ。』と旦那さんが言った。

しばらく駐車場で立ち話をして解散した。
おしまい。

2011.04.12(火)
 
メンバー単独
 
笛吹市には、山梨百名山が9座ある。
兜山・大蔵経寺山・黒岳・達沢山・春日山・釈迦ヶ岳・滝戸山・大栃山・・あとなんだっけ?
 
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大栃山からの富士山
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今日が 天気がいいのはわかっていたが、朝起きたときは曇り空だった。
予定より20分遅れてハンドルを6時50分に握った。
246バイパスは、通勤渋滞が始まっていた。もう少し早く出られるといいんだけど・・・。
 
須走りICから東富士五湖道路に入る。
高速無料化実験が延長されて嬉しい。籠坂峠を越えないだけでも時間短縮になる。
どうやら『道の駅すばしり』が4/15にオープンするらしい。震災の影響で4月にのびた?
 
富士吉田ICで降りる。
河口湖大橋を渡り、137号は新しいトンネルができていて快適でした。
御坂トンネルを抜け、道なりに車を走らせると黒い鉄橋の先の左側に檜峰神社の表記を左折。
解りにくく、行き過ぎてUターンして車を走らせる。
 
イメージ 3聞いていた通り、ダートではないが舗装路は痛んでいる。
ダート道と同じくらい車が揺れる。
対向車が来ないことを祈りながらの運転であった。(すれ違い困難)
途中鹿柵?があり、開けたら締めよと書いてある。
 
 
駐車場は2段に別れていてトイレもあるが期待しないように。
イメージ 4
あるだけありがたいことです。
 
先客は、伊豆ナンバーと神奈川ナンバーだった。イメージ 5
 
神社にお参りをして笛吹市の天然記念杉を鑑賞してから登山の始まり。
 
 
イメージ 6歩き始めてすぐに単独男性が降りてきた。
いったいぜんたい何時から登っているのか?
『登山口を間違え、登っている内に道が不明瞭になり、道無き急坂を登った先が神座山だった。
そして大栃山を周って降りてきた。』と言った。
イメージ 7 
 
 
 
 
 
 
単独男性と別れてからかたくりの花を探しながら歩くが、残念ながら蕾であった。
 
 
 
カタクリの葉の模様って変わっているよね。イメージ 8
樹林がいい雰囲気だ。
 
 
ほどなくトビス峠に到着する。
鳶巣峠って書くんだね。そう言えば鳶のような大きな鳥が上空を飛んでいたな。
トビスから大栃山は、前半が急坂、後半がなだらかであった。イメージ 9
 
山頂手前に樹が借り払われており、富士山が顔を覗かせている。
(1枚目の写真)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 10イメージ 11 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 イメージ 12
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
                ↑
展望は、霞んでいるが白根三山、甲斐駒、八ヶ岳、金峰、国師、甲武信まで肉眼で見渡せた。
イメージ 13
眼下には笛吹市がピンクのジュータン、ちょっとだけ。
 
山頂一人ぼっちなので記念写真を撮る。
ここで水分と少しだけエネルギーを補給してとりあえず次の目的地の神座山を目指すことにする。
       八ヶ岳→
 
イメージ 14←金峰山
 
 
トビスまで半分に差し掛かったところで年配のご夫婦が休んでいた。
 
 
 
 
 
 
 
 
さらに下ったところで年配のご夫婦(藤沢さん)とすれ違う。
奥さんが先に上がってきて登りなのに先に下りるよう促す。
『どうせ夫を待たなきゃならないから』が理由である。
だんなさんが登って来るまで雑談を交わす。
 
藤沢さんの話では単独男性は6時に出発したと判明した。
 
藤沢から来ており、自宅から檜峰神社まで3時間かかったという。
私は、檜峰神社までの道路に懲りたのでもう2度とここには来れないと言った。
藤沢さんは、大栃山だけにして帰ると言っていた。
昨年、釈迦ヶ岳を登った話をしたら同じだと言って握手をして別れた。
その後、トビス峠付近で年配の夫婦とすれ違う。
イメージ 15 
 
トビス峠から神座山までは誰とも会わず。
右手には樹林越しに南アルプスが見える。
天気もよく ときおり冷たい風が吹くが快適な道のり。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
神座山では、目の前に釈迦ヶ岳が見える。イメージ 17
まだ11時を回ったばかり、道標には釈迦ヶ岳まで75分の表記がありもう一つの看板には90分と書いてある。
いったいどっちを信じればいいの?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 16山と高原地図を確認すると90分であった。何とかなりそうなので釈迦ヶ岳まで足を伸ばすことにする。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
檜峰神社8:50―――トビス峠9:10―――大栃山9:46~10:00―――トビス峠10:30―――神座山(黒打ノ頭)11:04(10分休憩)―――分岐11:28―――釈迦ヶ岳12:23~12:55―――近道分岐13:16―――林道14:00―――檜峰神社14:10

釈迦ヶ岳につづく・・ 

2011.04.05(火)
 
メンバー単独
 
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あまりに良い天気なので どこか展望の良い山はないか考えた。
富士山周りで登っていないのは、雨ヶ岳。
何もさえぎるもののない富士山を目の前で見たい。
ここまで空気が澄んでいれば南アルプスを見ることも出来るだろう。
雨ヶ岳の展望はどうなのか? 
当初、根原から登ろうと考えていたが 運転している時にやっぱり富士山周りの1番
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高い山から眺めたい。
そう気持ちが変わり麓方面にハンドルを切った。

ふもとP9:03―――レスキューポイント10:07―――富士山展望台11:13―――北アルプス展望台11:26―――山頂11:38(1時間休憩)―――ふもとP

 
 
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家を出たのは7時半、246と469は通勤渋滞であった。

普段なら1時間程度で麓駐車場に着くはずが。
駐車場は、木材が置いてあり少し狭くなっていた。
先客は、沼津ナンバーの青い車だけ。
 
イメージ 2今日は、2時間半で登れるか?それが課題。
麓宮でお参りをし、ごつごつした枯れ沢を渡る。
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ここからいよいよ登山道の始まり。不動の滝の写真を撮り、標高を上げると後ろの樹林越しに富士山が見える。イメージ 13
2合目でダウンを脱ぎ、4合目でもう1枚セーターを脱いだ。4合目でちょうど1時間経過していた。
6合目を過ぎたあたりで先客が降りてきた。ご夫婦が軽快に下っていった。
まだ、10時半を過ぎたばかり、いったい何時に登り始めたのか?
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山頂を独り占めできる喜びとともに浮かぶのは、遭難したら明日の登山者が見つけるまでほったらかしだよ。 という思い。

 
 
これだけ岩が多い山なのにイワカガミの葉がないのが不思議だ。
陽だまりではカタクリの葉もでてない。お隣の長者ヶ岳には咲いているけどここにはないのかな。イメージ 16
8合目(2時間経過)を過ぎると富士山展望台である。
ここで記念撮影。体は休みたいと言っているけど、2時間半の壁を越えるのは微妙だ。
 
 
 
 
 
 
イメージ 179合目のすぐ上が地蔵峠との分岐である。
そこを進んですぐに北アルプス展望台がある。
でも見えるのは南アルプスと八ヶ岳。
ここからこんなに展望がいいのは初めてだ。
大きな岩に登り、『おぉ~!』と歓声を上げてしまった。
山頂に誰かいたら絶対に聞こえただろうね。
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空気が澄んでいるのに風がなく暖かい。イメージ 20
北アルプス展望台で景色を楽しんでから山頂を目指す。
9合目からは登山道は凍結している。
踏みしめられ、真ん中をあるくと転ぶので端っこの雪がふかふかなところを歩く。
 
今回も2時間半の壁は厚かった。

写真を撮らなければいいのかとも思うが、今この瞬間の写真は1枚きりしかないからね。
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イメージ 4写真を撮ったり、オムスビと味噌汁・コーヒーを飲みながらのんびり過ごし、
1時間ほどで山頂を後にした。
 
 
 
 
 
 
 
 

そしてもう一度アルプス展望台に登り景色を眺め、膝を痛めないようにゆっくりと下山した。
 
甲斐駒
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帰りは違う道(地蔵峠)とも思ったけど この間の富士宮地震で登山道がどんな状態か知らない。
道幅は狭く、凍結していたらと思うとこのまま引き返したほうが無難である。
 
下山後 駐車場に向かって歩いていると1台の車が駐車場を出るところであった。
朝に、見た車は青い車で先に下山したご夫婦だろうからと不思議に思っていると
富士山ナンバーの男性が声をかけてきた。
『山頂には雪がありましたか?』と聞かれ、
『9合目から雪があり、登山道は凍結しています。凍っていない端っこを歩いたのでアイゼンは付けませんでした。』と答えた。
 
今日は、竜ヶ岳に登った帰りだと言った。

自称フーテンの寅さんのその男性は、山を始めて1年余りで麓駐車場のフリーパスを持っていた。
毛無は、10回以上登っていると言う。
フリーパスは、3千5百円だか、3千円だそうで この山だけ登るなら8回登れば元が取れる。
しかも雪山の八ヶ岳にも登っていると新しいピッケルを見せてくれた。
 
さらに、『初めて登った南アルプスに参っちゃったんだよ。』と言う。
意味が解らず、何か嫌なことでもあったのか?とよくよく話を聞いてみると
『初めて連れて行かれたアサヨ峰と栗沢山で山に魅了されたのだ。』といった。
 
それ以来、昨夏は車で寝泊りして この1年で150回山登りしたと言う。
天気を見ながら上っていると言ったが、雨のない日はほとんど登っているのかな?
山の魅力に取り付かれたといった。
ほとんどが単独で 家族のために3つの山岳保険に入っていると言った。
 
山を始めて12キロやせたと言う。羨ましい話である。
 
『静岡の熊は越冬するから気をつけた方がいいよ。』と言い
『最近、長者ヶ岳でも山菜取りをしていた人が鼻を取られたんだよ。』と付け加えた。
そしてネットで買った熊スプレーを見せてくれた。
なんでも熊スプレーは、9mも飛ぶという、唐辛子が主成分だそうだ。

ネットをやるならと寅さんにブログタイトルを教えて またいつか山で会いましょうと別れた。
同じ趣味をもつ方との会話は楽しいものです。
ブログ名詞でも作っておけば良かったな。
 
山登りをするきっかけって誰でもあるのだろう。
私の場合は、いつの間にか好きになっていたので一目惚れではありません。 
若い頃に若者の集まりで日光の山に連れて行かれたり ツアーで尾瀬を歩いたりもしたけれどその時はそれほど好いとは思わなかった。

金時山に思い付きで登り、近くに富士山があるから一生に一度は登らないとと練習で宝永山に登り・・
そうこうしている内にいつの間にか山登りにはまっていた。
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八ヶ岳

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