今日は一日仕事で遠出でした。電車で移動中は読書するか寝る(座れたときだけ)ことにしているのですが、昨日持ち運びできる文庫本サイズの本がないことに気付き、急遽、昨夜、妻とワンちゃんの散歩を兼ねて本を買いに行きました。ワンちゃんと妻を外で待たせていたので、本屋でゆっくり本を選ぶ時間もなく、小さくて気軽に読めそうで何となく読む価値がありそうな、ふと目についた本を購入することにしました。それが「チーズはどこへ消えた?」でした。

昔からロングセラーで常に目にしていたにもかかわらず、意外や買って読む気にはならなかった本でしたが、今回は翌日の携行本として衝動買いをしてしまいました。

「1時間で読めて、10年間役に立つ永遠のロングセラー」なんて帯に書いてあるし、確かにパラパラめくってみても文字は詰まっていない。計画通り、読んだり寝たりしながらちょうど往復の電車で読み終えることができました。

めずらしく、読書感想文のようなものを書きたくなったのは、偶然手に取った本が、今の自分に一番必要な本だったと感じたからです。

中身は当たり前のことが書いてあって、ある意味読んでも分かっていることばかりと思える本でもあるし、本のストーリーとは全く逆の展開を物語にすることだって容易だけど、それでは啓発本にならないからこんな物語なんだとも思えるのだけど、それでも、今の自分にとっては読んで価値のあるものだった。

中学、高校、大学、そして就職してからもずっと平凡で退屈な人生よりも挑戦を選択して、今は行政書士、税理士で独立してる。常に不安と恐怖を感じながらも果敢に挑んできたはずなのに、ここ数年は変化よりも安定を心の拠り所にしてきた気がする。それなりに事業も軌道に乗り、スタッフや家族を思うと、現状維持がベストのような気になっていたのだ。

知らぬ間に腐りかけたチーズを必死で抱えていたのかもしれない。

新しいワクワクするような極上のチーズが、それもちょっと手を伸ばせば届くところに転がっているかも知れないのに…、それに気付かずにいたのかもしれない。

「選択肢が複数あって迷ったときは、心がワクワクする方を選ぶべし」こんなことを書いていた人がいた。

答えはみんな同じ。

でも、必要なときに、必要なメッセージが自分に届いたことにちょっと感動した。