創価教学研究室 (Tommyのブログ)

創価学会・一壮年部が作成した御書講義・創価教学研鑽のためのブログです。

  四条金吾殿御返事(法華経兵法事)

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注記
1 第13巻(0691~0895)は本来一冊の本ですが、御書全集のページに従ってカデコリを作成しているため前(0691~0700)後(0848~0853)に分割します。
2 唱法華題目抄は講義録は三冊(1巻上・中・下)になっていますがひとつのカデコリにまとめてあります。
3 同様に開目抄上・下二巻をひとつにしてあります。
4 聖愚問答抄も上下の区分はしていません。
5 御義口伝上・下は単独で「品の大事」とたてたものと、2~4品でまとめたものがあります。
6 2~6の注記はカデコリ定数をいっぱいに使った上での立て分けです。
7 以下の御書は資料不足のため、現代語訳のみのもの、全編または一部未編集となっています。
  現代語訳のみ
   四信五品抄(0338~0343)
  全編未編集
   御講聞書(0804~0847)
   本因妙抄(0870~0877)
   産湯相承事(0878~0880)
  一部未編集
   唱法華題目抄(0001~0016)
   百六箇抄(0854~0869)
   

四条金吾殿御返事(法華経兵法事) 第一章 金吾の存命を喜びその理由を明かす

1192
四条金吾殿御返事    弘安二年十月    五十八歳御作
01   先度強敵ととりあひについて御文給いき委く見まいらせ候、さても・さても・敵人にねらはれさせ給いしか、前
02
 前の用心といひ又けなげといひ又法華経の信心つよき故に 難なく存命せさせ給い目出たし目出たし、 夫れ運きは
03
 まりぬれば兵法もいらず・果報つきぬれば所従もしたがはず、 所詮運ものこり果報もひかゆる故なり、 ことに法
04
 華経の行者をば諸天・善神・守護すべきよし属累品にして誓状をたて給い・一切の守護神・諸天の中にも我等が眼に
05
 見へて守護し給うは日月天なり争か信をとらざるべき、 ことに・ことに日天の前に摩利支天まします、日天・法華
06
 経の行者を守護し給はんに所従の摩利支天尊すて給うべしや、 序品の時・名月天子・普光天子・宝光天子・四大天
07
 王・与其眷属・万天子倶と列座し給ふ、 まりし天は三万天子の内なるべし、もし内になくば地獄にこそおはしまさ
08
 んずれ、 今度の大事は此の天のまほりに非ずや、 彼の天は剣形を貴辺にあたへ此へ下りぬ、此の日蓮は首題の五
09
 字を汝にさづく、 法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず、 まりし天も法華経を持ちて一切衆生をたすけ
10
 給う、 「臨兵闘者皆陣列在前」の文も法華経より出でたり、 「若説俗間経書治世語言資生業等皆順正法」とは是
11
 なり、

 さきごろ強敵と争いあったことについてお手紙をいただき、くわしく拝見しました。
 それにしても、以前から、あなたは敵人にねらわれていたでしょう。しかし、普段からの用心といい、また勇気といい、また法華経への信心が強盛な故に、無事に存命されたことは、このうえなくめでたいことである。
 いったい、福運がなくなってしまえば、兵法も役に立たなくなり、また果報が尽きてしまえば、家来も従わなくなるのである。結局、福運と果報が残っていたからである。
 ことに法華経の行者に対しては、諸天善神が守護すると、法華経属累品第二十二で誓いをたてている。一切の守護神・諸天善神の中でもわれわれの眼に、はっきりとその姿が見えて守護するのは日天と月天である。それ故どうしてこの諸天善神の守護を信じないでいられようか。
 とくに、日天の前には摩利支天がいる。主君の日天が法華経の行者を守護するのに、家来の摩利支天尊が法華経の行者を見捨てることがあるだろうか。法華経序品第一の時に「名月天子・普光天子・宝光天子・四大天王有り、其の眷属万の天子と倶なり」とあるように、諸天善神は、皆列座した。摩利支天は、そこに列座した三万天子の中に入っているはずである。もしその三万天子の中にいなければ地獄に堕ちているであろう。
 結局、この度あなたが強敵からのがれられたのは、この摩利支天の守護によるものではなかろうか。摩利支天はあなたに剣形の大事を与え、守護したのである。この日蓮は、一切の諸天善神の守るべき首題の五字をあなたに授ける。法華経受持の者を守護することは断じて疑いない。摩利支天自身も法華経を持って一切衆生をたすけるのである。剣形兵法の呪文である「兵闘に臨む者は皆陣列して前に在り」の文も結局、法華経より出たものである。法華経法師功徳品第十九に、「若し俗間の経書、治世の語言、資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん」とあるのはこの意である。

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四条金吾殿御返事(法華経兵法事) 第二章 強靭な信心を勧める

11    これに・つけても・いよいよ強盛に大信力をいだし給へ、 我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべ
12
 からず。

 これにつけても、いよいよ妙法に対して強盛な大信力を出していきなさい。自分の福運が尽きて、諸天善神の守護がないと恨むようなことがあってはいけない。

13   将門は・つはものの名をとり兵法の大事をきはめたり、されども王命にはまけぬ、はんくわひ・ちやうりやうも
14
 よしなし・ただ心こそ大切なれ、いかに日蓮いのり申すとも不信ならばぬれたる・ほくちに・火をうちかくるが・ご
15
 とくなるべし、はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし、 すぎし存命不思議とおもはせ給へ、 なにの兵法よ

1193

01 りも法華経の兵法をもちひ給うべし、 「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、 兵法剣形の大事も此
02
 の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候、恐恐謹言。
03
       十月二十三日                     日蓮花押

04     四条金吾殿御返事

 平将門は、武将としての名を高め兵法の大事をきわめていたが、朝廷の命令には負けてしまった。樊噲や張良のような中国の武将の力も決局かいがなかった。ただ根本は心が大切なのである。
 日蓮がいかにあなたのことを祈ったとしても、あなた自身がこの仏法を信じなければ、濡れた火口に火を打ちかけるようなもので無駄になってしまう。
 したがって、なお一層、自分自身を励まして、強盛な信力を出していきなさい。過日、強敵にあいながら、無事に助かったことは、全く御本尊の不思議な功力と思いなさい。いかなる兵法よりも法華経の信心を用いていきなさい。法華経薬王品第二十三の「諸の余の怨敵、皆悉く摧滅す」とある金言は決して空しくないであろう。兵法剣形の大事もこの妙法より出たのである。このことを深く信じていきなさい。あえて臆病では何事も叶わないのである。恐恐謹言。
       十月二十三日                     日蓮花押

     四条金吾殿御返事

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四条金吾殿御返事(法華経兵法事)2008・04月号大白蓮華より。先生の講義1

法華経の兵法」師から弟子に伝える「絶対勝利の信心」
 55年前の昭和28年(1953)、25歳の私は男子部の第一部隊長として「人材・拡大」の先頭を走り抜きました。
 会員75万世帯という師匠・戸田先生の願業の達成へ、共に戦う「師弟直結」の青年の陣列を、一人また一人と手作りで築き広げた。当初は300人ほどであった第一部隊を、1年で「1000人の正義の人材城」へと拡大しました。
 躍動する後継の青年が集った年末の総会。戸田先生は「じつに諸君の意気さかんなので、私も20代によみがえった。初代会長もおったならば、さぞ喜ばれたと思う」と満面の笑みを浮かべられた。
 そして、一人一人を深く見つめるように、こう言われたのです。
 「ところで、私から君たちに相談したい。広宣流布をどうやってするか、その方法を考えてもらいたい」。
 青年を信じ、青年を尊敬し、青年の成長のためなら、なんでもしてあげたい! そういう先生でした。
 先生は常々、言われました。
 「若い時代とくに大切なものは、自分の心を信ずるということである」
 「青年は自ら信ずるものを持たねばならない。自らの心を信じなければならない」
 自らの心を強く、確かなものにするための信心です。一切は心で決まる。 「心こそ大切なれ」 これが、日蓮大聖人の仏法の結論です。
 仏法は勝負です。
 人生は「法性」と「無明」との戦いです。
 広宣流布は「仏」と「魔」との闘争です。
 すべて、勝負を決するのは心です。心で勝利した人は、絶対に負けない人生を築き上げることができる。
 晴れ晴れと、わが生命と人生を勝ち飾っていく秘術が、「法華経の兵法」です。
 この「絶対勝利の信心の要諦」を教えられている「四条金吾殿御返事」をともに学び、心に刻んでいきましょう。

四条金吾殿御返事(法華経兵法事)2008・04月号大白蓮華より。先生の講義2

01   先度強敵ととりあひについて御文給いき委く見まいらせ候、さても・さても・敵人にねらはれさせ給いしか、前
02
 前の用心といひ又けなげといひ又法華経の信心つよき故に 難なく存命せさせ給い目出たし目出たし、

 さきごろ強敵と争いあったことについてお手紙をいただき、くわしく拝見しました。
 それにしても、以前から、あなたは敵人にねらわれていたでしょう。しかし、普段からの用心といい、また勇気といい、また法華経への信心が強盛な故に、無事に存命されたことは、このうえなくめでたいことである。

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四条金吾殿御返事(法華経兵法事)2008・04月号大白蓮華より。先生の講義3

02                                                夫れ運きは
03
 まりぬれば兵法もいらず・果報つきぬれば所従もしたがはず、 所詮運ものこり果報もひかゆる故なり、 ことに法
04
 華経の行者をば諸天・善神・守護すべきよし属累品にして誓状をたて給い・一切の守護神・諸天の中にも我等が眼に
05
 見へて守護し給うは日月天なり争か信をとらざるべき、 ことに・ことに日天の前に摩利支天まします、日天・法華
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 経の行者を守護し給はんに所従の摩利支天尊すて給うべしや、 序品の時・名月天子・普光天子・宝光天子・四大天
07
 王・与其眷属・万天子倶と列座し給ふ、 まりし天は三万天子の内なるべし、もし内になくば地獄にこそおはしまさ
08
 んずれ、 今度の大事は此の天のまほりに非ずや、 彼の天は剣形を貴辺にあたへ此へ下りぬ、此の日蓮は首題の五
09
 字を汝にさづく、 法華経受持のものを守護せん事疑あるべからず、 まりし天も法華経を持ちて一切衆生をたすけ
10
 給う、 「臨兵闘者皆陣列在前」の文も法華経より出でたり、 「若説俗間経書治世語言資生業等皆順正法」とは是
11
 なり、これに・つけても・いよいよ強盛に大信力をいだし給へ、 我が運命つきて諸天守護なしとうらむる事あるべ
12
 からず。

 いったい、福運がなくなってしまえば、兵法も役に立たなくなり、また果報が尽きてしまえば、家来も従わなくなるのである。結局、福運と果報が残っていたからである。
 ことに法華経の行者に対しては、諸天善神が守護すると、法華経属累品第二十二で誓いをたてている。一切の守護神・諸天善神の中でもわれわれの眼に、はっきりとその姿が見えて守護するのは日天と月天である。それ故どうしてこの諸天善神の守護を信じないでいられようか。
 とくに、日天の前には摩利支天がいる。主君の日天が法華経の行者を守護するのに、家来の摩利支天尊が法華経の行者を見捨てることがあるだろうか。法華経序品第一の時に「名月天子・普光天子・宝光天子・四大天王有り、其の眷属万の天子と倶なり」とあるように、諸天善神は、皆列座した。摩利支天は、そこに列座した三万天子の中に入っているはずである。もしその三万天子の中にいなければ地獄に堕ちているであろう。
 結局、この度あなたが強敵からのがれられたのは、この摩利支天の守護によるものではなかろうか。摩利支天はあなたに剣形の大事を与え、守護したのである。この日蓮は、一切の諸天善神の守るべき首題の五字をあなたに授ける。法華経受持の者を守護することは断じて疑いない。摩利支天自身も法華経を持って一切衆生をたすけるのである。剣形兵法の呪文である「兵闘に臨む者は皆陣列して前に在り」の文も結局、法華経より出たものである。法華経法師功徳品第十九に、「若し俗間の経書、治世の語言、資生の業等を説かんも、皆正法に順ぜん」とあるのはこの意である。
 これにつけても、いよいよ妙法に対して強盛な大信力を出していきなさい。自分の福運が尽きて、諸天善神の守護がないと恨むようなことがあってはいけない。

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四条金吾殿御返事(法華経兵法事)2008・04月号大白蓮華より。先生の講義4

13   将門は・つはものの名をとり兵法の大事をきはめたり、されども王命にはまけぬ、はんくわひ・ちやうりやうも
14
 よしなし・ただ心こそ大切なれ、いかに日蓮いのり申すとも不信ならばぬれたる・ほくちに・火をうちかくるが・ご
15
 とくなるべし、はげみをなして強盛に信力をいだし給うべし、 すぎし存命不思議とおもはせ給へ、 なにの兵法よ

1193

01 りも法華経の兵法をもちひ給うべし、 「諸余怨敵・皆悉摧滅」の金言むなしかるべからず、 兵法剣形の大事も此
02
 の妙法より出でたり、ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候、恐恐謹言。

 平将門は、武将としての名を高め兵法の大事をきわめていたが、朝廷の命令には負けてしまった。樊噲や張良のような中国の武将の力も決局かいがなかった。ただ根本は心が大切なのである。
 日蓮がいかにあなたのことを祈ったとしても、あなた自身がこの仏法を信じなければ、濡れた火口に火を打ちかけるようなもので無駄になってしまう。
 したがって、なお一層、自分自身を励まして、強盛な信力を出していきなさい。過日、強敵にあいながら、無事に助かったことは、全く御本尊の不思議な功力と思いなさい。いかなる兵法よりも法華経の信心を用いていきなさい。法華経薬王品第二十三の「諸の余の怨敵、皆悉く摧滅す」とある金言は決して空しくないであろう。兵法剣形の大事もこの妙法より出たのである。このことを深く信じていきなさい。あえて臆病では何事も叶わないのである。恐恐謹言。

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