10月公開予定の映画を番組資料として一足お先にビデオにて鑑賞。もともとはNHK FMのラジオドラマだったものを三谷氏が舞台化して好評をはくし、海外でも公演されるまでになった「完成された作品」(各所の評判)。そんな完成度の高い作品が、この度晴れて映画化。昭和15年の浅草が舞台。「お笑い」に命を賭ける劇作家と、やがて戦争に突入してゆく時代に日本の風紀を乱す娯楽を検閲するのが仕事の男が、警視庁の取調室という密室で繰り広げるセリフ劇。三谷作品の特徴である一幕モノでもあるので、ドラスティックな展開には乏しく映画化は無理だと誰も手を染めなかったらしい。三谷氏とは「古畑任三郎」シリーズを立ち上げた共同テレビのドラマディレクターが2年間固辞してきたものの説得されて、今回監督デビューなんだそうである。
映画の公開前に地上波テレビで放送するPR番組の構成を頼まれた。三谷映画の事前番組は実はこれまでにも関わっているので。「ラジオの時間」のPR番組は三谷監督もお気に入りで、作品DVDにまでボーナスとして収録されています。「みんなのいえ」のPRもやりました。その時に組んだディレクターのKクンがなかなかこだわりのある男で、それ以来のお付き合い。今回も久しぶりに電話をもらい、断るスジはないだろうとスケジューリング。で、今日の14時からCXにて会議。密室劇の撮影風景に密着はしたものの、絵代わりというのがなくこの素材だけで1時間はもたないということで、PR番組全体をくくる枠組みのアイデアを求められた。三谷作品だけに本体の映画の脚本がしっかりしているので、それをPRする番組の構成が珍妙だと恥ずかしいものになる。と、自らにNG項目を確認したところで。これからメモをまとめて台場に向かいます。
三谷さんが昔のパイロットの帽子かぶって、みんな椅子に座ってインタビュー受けて、お互いを褒めちぎる。あの番組かなあ??
あれメチャクチャ面白かったので、よく覚えてます。あれが君の手になったものだったとは。尊敬。
でも、映画は観にいかなかった。PR番組だけで充分楽しませてもらったから。