2015年11月01日
演劇班赤眼鏡 最後のご挨拶

2015年10月18日、演劇班赤眼鏡は最終公演をもちまして、約10年5ヶ月の活動を終了しました。
最終公演『リバース』の千秋楽には、柿沼に新堀と私河合が加わって、3人で終演のご挨拶をさせて頂きました。
10年の中で私は活動休止していた期間もありますので、10年間すべての公演を動かしていたのは、柿沼と新堀だったと思います。
柿沼の役者としての実力と新堀の台本。この2つがあったからこそ、演劇班赤眼鏡は計17本もの公演を行えたと思っています。
2人には本当に感謝しています。
終わったあと、何人かの人に、「演劇班赤眼鏡は、あなたにとって何でしたか?」と聞かれました。
考えて、私は『青春だった』と答えました。
がむしゃらになり、壁にぶつかり、時には3人で意見がぶつかり、頭を悩ませ、たくさんの客演さん、スタッフさんと出会う事ができ、たくさんのお客様に観て頂き叱咤激励していただく。
こんなに幸せな期間は、今後の人生でもきっとそうそうないと思います。
その分解散後の精神的ダメージが大きく、こんなに期間が空いてのご挨拶となってしまいましたが、昨日3人で公演の精算会をして、少し立ち直る事ができました。
演劇班赤眼鏡という枠組みを取り払い、みんなが自由に活動できるようにしただけで、私達3人の絆はきっとそうそう変わらない、そしていつかなんらかの形で『rebirth(再生)』そして『reverse(逆転)』していければという思いは一緒でした。
それがすごく嬉しかったです。
このブログは赤眼鏡が私にくれた大切な皆さんへの発信場所です。
なので、これからも続けて行きます。
自分の事が多くなると思いますが、柿沼や新堀、班員や赤眼鏡に関わって頂いた皆様の活動情報をお伝えできればと思っています。
ですのでこれからもよろしくお願いします。
最後になりますが、演劇班赤眼鏡に関わって頂いた皆様、応援して頂いた皆様、そして観に来て頂いた皆様、お一人お一人に、本当にありがとうございました。
演劇班赤眼鏡 河合奈帆
※写真について
『リバース』全ステージが終演したあと、客演の皆様と班員しおりからこんな赤眼鏡を頂きました。
私達の宝物です。