2012年05月01日

GTX680でマルチモニタしたら管理ツールの使い勝手がヤバイ

3年くらいぶりにGeForceに帰ってきたらnTuneもnViewも無かったでござる。
ついに立体視の本場(?)nVidia GPUに立ち返った静音ブログ「ゆるゆる回す」です。8800GTS512M以来。

とにかく安いの
てことでIvyBridgeスタンプラリーで沸く人々を尻目にGeForce GTX 680買ってきました。
Palitの安いやつ。
一応nVidiaのバールのような物発表会で凄いサプライズが無いかチェックしてから購入。
GTX690が8+6pinだったら690にしてたかもしれないんだけどね。
まずはGTX680の動作チェックてことで、Ivyは連休明けの次の週末まで様子見というか、現状騒がれてる熱問題を考えるとスルーも視野に・・・

今回はこのGTX680のパフォーマンスとか消費電力とか水冷化とか3D Visionとかは置いといて、
nVidia初対応となる1GPU4画面同時出力をいろいろ使おうとして四苦八苦した話です。
Radeon引き合いに出します。ていうか愚痴ります。ぐだぐだ。ぐだぽよ。

これらの試行を行ったのは2012年4月末で、OSはWindows7 64bit Ultimate、GeForceのドライババージョンは301.10及び301.24β、301.32βです。
近いうちに解決されると信じたい。それでは参りましょう。

(※2012/05/02 追記)
なんかnVidia公式には3DSurround+Accessory Displayの4面同時表示できるって書いてありますね。
スクリーンショットもあります。
http://www.geforce.com/whats-new/articles/nvidia-surround-on-the-geforce-gtx-680/

でも調べると自分と同じように困ってる人が結構いたり、
http://forums.guru3d.com/showthread.php?t=360920
http://forums.nvidia.com/index.php?showtopic=226952
最新βに問題ある事を把握してるぽい公式の返答もあるね
しかしコメント見てるとホットキーで切替用意しろ!とか同じ要望多くて吹いた。

(※2012/05/07 追記)
3DSurround+Accessory Displayの3+1画面構成できました。
詳細はエントリ末尾で。


あらシンプル
Palitのカバーはひたすら無愛想で凄く好み。
まあどーせ水冷化しちゃいますが。

4面配置
んでタイトルに絡むモニタ構成ですが、ご覧の3面モニタ+テレビの4台同時出力を行う公算。
モニタ3台はDVIとDPを用い、テレビはHDMI接続。
テレビ部分はHDMI切替機通して他にもHMZ-T1やXL2420TXのHDMI出力にも繋がるようにします。

普段は3面モニタでいろいろ表示しつつ、動画を見る時なんかにテレビでーというプラン。
さらに対応ゲームによって3D Surroundによる3画面出力や3D Visionも利用し、特に3D Visionに関してはディスプレイポート経由でXL2420TXに出力する場合とHDMI経由でHMZ-T1に出力する場合がある、という感じです。

これらを状況次第で使い分けるとすると、要件定義としては以下の感じ。
1.4画面同時出力
2.モニタ3台による3D Surround構成
3.プライマリモニタをXL2420TXにしての3D Vision実行
4.プライマリモニタをHMZ-T1にしての3D TV Play実行
5.上記をショートカットキー等のお手軽な方法で切り替えられる
6.音声出力をサウンドカード経由とHDMIケーブル経由で使い分け


6については置いといて、5まではなんとなく出来るだろーと簡単に考えていたのですが・・・


◎3D Surround構築に関するいろいろ酷い仕様

モニタとテレビ合計4枚接続して表示するところまでは問題なく行えたので、その次は3D Surroundを構築にチャレンジ。
3D Surroundとは複数枚のモニタを合わせて1枚のモニタとして設定し、ゲームなんかを全体に表示させる技術です。
AMD Radeon環境の同等技術であるEyefinityでは対応しているGPUを使えば最大6画面をまとめて構築できるのですが、nVidiaの場合は最大3画面が限界となっています。
自分は3面モニタしか用意できないのでそこはいいんですが、3D Surround接続を行うと対象の3枚以外のモニタに表示させる事が出来ません。
「3画面Surround+1画面通常表示」が出来れば最高なんですが、そこもまあ我慢しましょう。
しかし・・・

LGの席ねえから
4つのモニタからどれを使うか選べないのは明らかにオカシイ

自分の環境ではHDMI接続のテレビが強制的に対象に入ってしまい、LGのモニタが仲間外れに。
どうもモニタ識別番号順に上の3つを選んでいるっぽい。

なんとか識別番号を変えられないかとドライバアンインスコして、DriverSweeperでレジストリ綺麗にして1からやり直して〜ってやっても無駄でした。
2つ目のDVIに繋いでるLG IPS236Vがどうやっても識別番号4になってしまいます。

結局、モニタ3つで3D Surroundを構築するにはテレビの繋がっているHDMIケーブルを抜かないとダメでした。

さらにもう一つ不具合発生。
XL2420TXのリフレッシュレートを120Hzにして、リフレッシュレート60Hzのモニタ2枚と合わせて3D Surroundを構築しようとすると
CPU1コアの使用率が100%に張り付きつつ描画がフリーズ寸前な超カクカクに。

120Hzモニタと60Hzモニタを合わせての3D SurroundはNGのようです。そこはちゃんと自動で低い方に合わせて欲しい。


◎設定の使い分けが出来ない

最初に挙げた要件定義の通り、自分としては
1.BenQ XL2420TXをプライマリとした4画面出力
2.モニタ3枚での3D Surround環境
3.HDMIをプライマリとした状態(画面数問わず)

この3つの状態を状況に応じて使い分けたいと考えています。

こんな時、Radeon GPUならば、CCCで設定をプリセットとして保存することが出来ます。

神機能
こんな感じで設定をプリセットとして保存し、ショートカットキーを使って一発で呼び出す事が可能。
しかもプリセット適応時に実行するファイルも指定できるため、自分はゲームの設定ファイルを書き換えるバッチファイルを用意して、1画面設定と3画面用設定を切り替えていました。
リフレッシュレートやプライマリモニタの設定も自由自在でコレはとても便利。


で、翻ってnVidiaコントロールパネルにはそのようなプリセット設定はありません。

単騎
先ほどの3D Surroundの問題に加え、3D Surroundを解除したら強制的に1画面表示になります。これは酷い。
もちろんプライマリモニタを一発で切り替えるような便利機能もありません。
常時3D Surround状態で運用するのは結構辛いものあると思うんだけど。
うーん、少なくとも3画面以上の環境ではプリセット切替は必須の機能だと思います。
そうでなくとも、モニタを縦表示にしたりとか一発で設定切り替える需要は確実にあるよねえ。


◎nVidiaさん何とかして下さい

てことで提言。

・出力機器を4つ繋げた状態で3D Surroundを構築する際に、どれを使うか自由に選べるようにする
・解像度やプライマリモニタ、3D Surround、3D Vision等のあらゆる設定をプリセットとして保存し、ショートカットキーで変更できる


この2つは絶対必須だと思うので早いとこ対応して欲しいですね。
ていうかnTuneの時にあれだけ細かな制御が出来たのに、なんで今のnVidiaコントロールパネルはやれる事こんなに少ないんだ・・・

いや正直、Skyrimに関するちょっと残念な事(これは次回以降)もあって、買ったその日にGTX680売却する事も本気で検討しました。
それを思いとどまったのは買取価格が微妙だったからいろいろ弄っているうちに裏技的な対応方法を見つけたからで。


◎3D Surroundと4画面同時出力の強引な使い分け

とりあえず、あくまで自分の環境では出来た、という話になりますが、任意の3画面での3D Surround+4画面同時出力を行うための方法を。

1.3D Surroundを構築したい3つのモニタだけをGPUに接続する
まずは普通に3画面で3D Surroundを構築。3つしか繋がなければ問題無く設定可能。
ちなみに、ベゼルの調節設定をやる場合はここで設定しておかないと後から調節するのが面倒です。

サラウンド時の解像度
モニタ解像度を見ると(ベゼル調節してない場合)解像度5760*1080のモニタが1つ+無効のモニタ2つという状態になってます。


2.3D Surround構築後、Win+PでノートPC用の出力設定画面を出して拡張を選択

本来ノートPC用の設定
Windows7限定と思いますが[Windows]キー+PでノートPC用の外部モニタ設定を呼び出せます。
ここで「拡張」を選ぶと1920*1080のモニタが3つの一般的な表示状態に戻ります。


3.残る1台のモニタをケーブル接続し、「画面の解像度」から適切な状態に設定

4画面時の解像度
2で拡張設定にした後でモニタを接続するとWindows標準の「画面の解像度」設定で4つめのモニタを有効にできます。
ここで配置等を適切に設定します。
また、120Hz対応モニタが一部だけ混ざっている場合はここで個別に120Hzにしてやる事ができます。


4.Win+Pで「コンピューターのみ」を選ぶと3D Surroundに戻る

設定は3までで終了、後はWin+Pのメニューから「コンピューターのみ」を選ぶと最初に設定した3D Surroundの設定に戻ります。
この際、追加した4台目のモニタは無効化されます。
そして、またWin+Pで「拡張」を選ぶと3で設定した通りの4画面同時出力になります。
以後は状況に応じてWin+Pで切り替えてやればOK。

微妙に設定は矛盾
なお、こうやって「拡張」モードで表示していてもnVidiaコントロールパネル上では3D Surroundが有効になっていると認識されています。
「拡張」モードの状態で3D Surroundを解除したりすると不整合が起きて微妙に変なことになるので注意。
また、4つのモニターを繋いでいる状態だと3D Surroundのベゼル幅調整が変更できないので、調整したい時はモニタ接続を3つに戻す必要があります。

てことで、かなり力技ですが、なんとか3D Surroundと4画面同時出力を少ない操作で切替出来るようになりました。良かった良かった。
調子に乗って3D Surround3画面+追加1画面表示も出来ないか試したけどさすがに無理だった。

ただしこの方法、3D Surroundにした後で4画面表示に戻すとサウンド再生から4画面目に対する出力が無くなってしまいます。
一応、再起動かスリープして解除すれば復活するんだけど手間。
(追記:テレビの電源オンオフでも復活しました)
うーん・・・なかなか完璧には上手くいかないねえ。

上の不具合以外でも、いつ使えなくなってもおかしくないし、AMD Radeon環境でのCCCを用いたプリセット管理と比べればまだまだ利便性に欠けます。
まあCCCも11.2くらいまでEyefinity機能が上手く設定できないバグあったんだけど。

そんな訳でnVidiaには一刻も早く、マルチモニタ管理機能の改善と追加をお願いしたい所です。


・・・ってサポートに報告しようと思ったら英語の窓口しか無くて泣き寝入りしたのでここで愚痴ってます。ぐだぐだ。


◎音声出力のお手軽切替

そうそう、冒頭で述べた以下の問題。

6.音声出力をサウンドカード経由とHDMIケーブル経由で使い分け

いちいちサウンドの再生プロパティ開くのは面倒くさい。
無さそうで有りそうなこの要望。対応ツールが有りそうでなかなか見つからなかったんですが、
この件については下記のツールで解決しました。

App=Device
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/art/se486862.html


ショートカット作ってコマンドラインオプションで指定すれば一発指定も可能だし、ポップアップからの選択も可能。
ただ、GTX680の例だと4つモニタ繋いだ状態で実行すると

無効&切断は非表示に
こんな感じで大量に候補が出てくるので、サウンドの再生プロパティから無効なデバイス&切断されたデバイスを非表示にしておきましょう。

このツールと4画面出力のおかげで、動画サイトなんかはお手軽にテレビ側で視聴出来るようになって万歳。
しかし3面モニタ+テレビ+アンプの消費電力で宇宙がヤバイ

(※2012/05/07 追記)
3DSurround+Accessory Displayの3+1画面構成できました。
やり方としては、
1.3D Surroundにしたい3つのモニタだけを接続してSurroundを有効にする
2.4つめのモニタを接続する
(3.上の操作で4画面別々の表示になった場合はWin+PでSurround表示に戻す)
4.Surroundかつ4つ接続状態でnVidiaコントロールパネルの「複数ディスプレイの設定」へ
5.4つ目のモニタをAccessoryDisplayとして有効化できる


なぜか英語表記だが気にしない
これで行けました。わーい。
ただし、この3+1画面表示にすると計2画面表示になり、Windows7的に拡張表示扱いになってしまうため、Win+Pによる3D Surroundと4画面拡張表示の切替が出来なくなります。
nVidiaコントロールパネルからSurroundを解除した場合もSurround3画面の両隣が無効化されてしまいます。
これはさすがに使い勝手がかなり悪い。そういう意味では果てしなく微妙。
ただし、手間こそかかるものの、任意の3モニタで3D Surroundを構築しつつ残り1画面をAccessoryDisplayとして使える事は分かりました。
あとはホットキーによる状態切替が実装されれば、快適なマルチモニタライフを過ごせそうです。

いやホント、nVidia公式ブログのコメントとか「ホットキー実装しろ」って要望一杯上がってます。
> I will switch to NVIDIA from AMD, the second u got the preset features... (it is very crucial matter for multimonitor users)
とか、やっぱ元Radeonユーザーは同じ事考えるよなあ

つーことで、要望も一杯上がってる事だし、ホットキーによるプリセット切替はその内実装されるんじゃないかと楽観的に見てます。(追記終わり)

inainao at 21:23│Comments(0)TrackBack(0)clip!GPU 

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