2012年05月12日

3画面でスカイリムる(Dirt3とか3D Visionも少し)

締め切った狭い部屋でPCとゲーム機同時起動で5月にして既に室温30℃余裕で超えてしまう静音ブログ「ゆるゆる回す」です。
エアコン付けたら静音じゃなくなるじゃないすか!やだーー

ねんがんの
DisplayPort接続可能なXL2420TXをゲットした事でHD6950でも3画面同時出力ができるようになりました。
GTX680ならクロックジェネレータ3基あるからDVIとHDMIだけで3画面できるんだけどね。

ちなみに、

・XL2420TXにDPケーブル付いてくると思ったら付いて無い
⇒慌ててDPケーブル買ってきてHD6950に繋げようとしたらGPUの口がminiDPだった
⇒変換コネクタ付いてるだろとHD6950の付属品漁ったら変換コネクタと一緒にDPケーブル出てきた


なんて茶番で2200円無駄にしたのは秘密。

てことで3画面環境でSkyrimを動かすための準備とかfps低下とかVRAM使用量とかをチェック。
ついでにデフォで3画面対応しているDirt3も動作チェック。
さらにせっかくGTX680買ったのでHD6950(6970化)とGTX680の比較とかもしてみます。


◎3画面化基本準備 − Radeonのばあい

Eyefinity構築
この辺は駆け足で。
Radeonでゲームをマルチモニタ出力する場合にはCCCからEyefinity設定を行い、マルチモニタを一つにまとめます。
ちなみに3画面固定の3D Surroundと違い、Eyefinityは2画面から構築可能なのでRadeonなら割とお手軽にお試し可能です。
ベゼル間隔の調整とかもできますがこの辺の設定、何故か後から再編集できないです。
微調整とかするのにもわざわざ最初から設定し直す必要があって不便の極み。

AMDベゼル調整
ベゼル間隔自体も数値とか出ないので自分で何クリック移動させたかを覚えないといけないし、ほんとユーザビリティに欠ける。

プリセット設定
こうやって構築したEyefinityモードで普段からPCを運用するのは辛いので、この設定をプリセットとして登録しておきます。
ショートカットキーでこのプリセットを切り替えられるので、自分はctrl+alt+shift+AorZみたいな感じで通常設定とEyefinity設定をそれぞれ登録。
このプリセット設定も後から編集できないんだよね・・・

このプリセット切り替え時に実行するファイルを指定できるので自分は適当なバッチファイルを通常用とEyefinity用に用意して登録しておき、その中でskyrimとかゲームの設定ファイルを変更してます。


◎3画面化基本準備 − GeForceのばあい

GeForceでゲームをマルチモニタ出力する際にはnVidiaコントロールパネルから3D Surround設定を行います。
まあその辺は前回のエントリ参照。

現状使い勝手が激しく微妙ですが、Win+Pによる切替を使うか、ドライバアップデートに期待で。

nVidiaベゼル調整
ベゼル調整に関してはCCCより使い勝手いいかな。
ドット数を指定して調整できます。
また、Bezel Peekingと呼ばれる、ホットキーを押すとベゼルに隠れている領域を表示する(むりやり横方向に縮小表示する)機能があります。


◎Skyrimのマルチモニタ用UI修正ツール

Skyrimはそのままだと変則的な解像度に対応していないので、
SkyrimPrefs.iniの解像度を5760*1080にしただけでは動くのは動くんですが、UI表示がおかしくなります。

ということでそういった部分の修正ツールが以下

Flawless Widescreen
http://www.wsgf.org/forum/forums/gaming/mods-tweaks-tools-tutorials/21393/flawless-widescreen
https://www.flawlesswidescreen.org/


Widescreen Fixer
https://www.widescreenfixer.org/


それぞれ、Skyrim以外でもいろいろなゲームに対応してるのでマルチモニタ使いは要チェック。

Skyrimの対応については、ここしばらくはWidescreenFixerしか使えなかったのですが、先日FlawlessWidescreenプロジェクトが復活し、こちらでSkyrim Version1.5への対応が行われました。
WidescreenFixerでSkyrimを動かすといくつか不具合があるのですが、FlawlessWidescreenの場合は不具合はほとんどありません。
対象が近い時に表示されるクエストマーカーがずれるのとアイテム画面で3Dモデルがでかく表示されるくらいかな。
あとGeForce環境限定でMSAA有効にするとUIの表示対象が真ん中モニタのはずが左モニタにズレる事がたまに有ります。

flawless
さらにFlawlessWidescreenにはSkyrimのマルチモニタ時にFOVを少し修正したりするオプション機能があるので、これでFOVを15〜20くらい下げておくと良い感じです。
FOV65とか75だと左右画面のパースがヤバい感じだからね。

てことでSkyrimに関しては2012年5月現在のところFlawlessWidescreenが鉄板です。
プラグインの自動アップデートとかもあるしかなり利便性高いですね。
ただし、バックグラウンド起動してると1画面でゲームする時でも勝手に3画面用にUI調整して表示がおかしくなるので、使う時だけ起動する運用で。


◎パフォーマンスとVRAM使用量への影響

さて、では実際Skyrim動かしてみてどの程度パフォーマンスが落ちてどの程度VRAM喰うのかチェック。

CPUはi5 2500Kを4.2GHz、メモリ32GB、GPUはRadeon HD6950を6970化したもの(以下スペック上HD6970と表記)とGeForce GTX680。
Radeon、GeForce共にOCは無し。ドライババージョンはRadeonはCatalyst11.4でGeForceは301.24β。SkyrimはV1.5.26


実際に自分がやってる環境でそのまま計測してるのでMODとか適当に入りまくってます。
ただし、公式ハイレゾや2Kテクスチャは入れてません。VRAMが明らかにヤバそうなので。水質改善MODは有り。
その他、ENBはJasmineENBベースにちょろちょろ弄ってSSAOとDOFはオフ。ENB本体はV1.09βの最新版

設定はVSYNC無効にした上で
1.Ultraプリセット+ENB無効
2.Ultraプリセット+ENB有効
3.UltraプリセットからMSAA無効化+FXAA有効化+ENB無効
4.UltraプリセットからMSAA無効化+FXAA有効化+ENB有効


この4つ。
解像度はシングルの場合は1920*1080、Surroundの場合はベゼル調整を行わず5760*1080で。

ホワイトラン一望ロケーション
とりあえず重そうなシーンで計測すればいいだろーって例によってホワイトラン見下ろしでチェックしてみたんだけど、どーもこの場面はCPU依存度が高すぎてよろしくないらしい。

なので、4Gamerが行っているベンチマーク手法を採用してみた。

ここから
具体的にはニューゲーム開始して、「Mouseで辺りを見回す」が出てからの60秒間の平均等をFrapsで取得。
ロキールがしゃべり始めてからヘルゲンの門が見えてくるあたりまでです。
ホワイトラン見下ろしほどでは無いですが、かなり重いシーンの部類に入ります。

てことで、このオープニング60秒のAvg/Min/Maxと、参考値としてホワイトラン見下ろしの安定時の下限値を計測。

またVRAM使用量の計測として上記ニューゲーム時のVRAM使用量をGPU-Zで取得し、最大値を取りました。RadeonはVRAM値二種類出力されますが、Memory Usage (Dedicated)の値です。
ヘルゲンの門をくぐってロキールが「故郷はロリ(略」って言ってる辺りがVRAMピークです。
初見プレイヤーのテンションとだいたいシンクロしてますね(してません

結果が以下。

ニューゲーム時fps

ニューゲーム時vram

ホワイトラン見下ろし

んーどーですかね。
VRAM使用量を見るとGPUに関係なくMSAA*8の3画面はVRAMが2GB近辺で張り付いています。
VRAM2GBじゃ頑張ってもMSAA*2がギリギリ限界。
そしてVRAM限界の影響を受けてか、1920*1080環境下だとMSAAとFXAAで性能差がほぼ存在しないのに5760*1080だとMSAAの落ち込みが大きいです。
ただ、ホワイトラン見下ろしではGTX680は3画面でもMSAAとFXAAで差が無し。VRAMは勿論限界なんですが・・・視界動かしてないからかな?

結果を見た感じではMSAAを切ってFXAAを使えばパフォーマンス影響を最小限にしつつ相応の絵を得られます。
この場合GTX680ではオープニングのような結構重いシーンでENB有りAvg55だったのが3画面だとAvg43に。
重いシーンでも最低30は確保できるラインという事で及第点をあげても良いですが、どうかなー
解像度3倍の割に頑張ってるとも、板1枚じゃ3画面はやっぱりつらいとも言える微妙なとこですね。

とは言え、オープニング時Avg43で、ホワイトラン見下ろし時36.8というスコアはあまり良くないようにも見えますが、この設定(GTX680、5760*1080、Ultraプリセット、MSAAオフ、FXAAオン、ENBオン、SSAOオフ)でホワイトランの街中を走り回る分にはAvg60fps以上出ます。ワールドマップでAvg50くらい。
また、Ultraプリセットそのままだと影表示が荒いので実際はfShadowDistanceを下げるのが一般的だと思うんですが、iShadowMapResolution4096のままDistanceを8000から2000まで落とすとENB有り時のFPSが5〜10くらい上がります。
上記FXAA&ENB時の設定(GTX680、5760*1080、Ultraプリセット、MSAAオフ、FXAAオン、ENBオン、SSAOオフ)からShadowDistanceを2000にすると、ニューゲーム時43が49に、ホワイトラン見下ろしは36.8が46.3に上昇。

そんな訳でSkyrimやる分にはハイレゾテクスチャとMSAA諦めればVRAM2GBでなんとかなる範疇ですね。
逆に言えばハイレゾテクスチャやMSAAをフルに使うならVRAM2GBでは到底足りません。


フレームレート的にはGTX 680のスコアはマルチプレイFPSならともかく、Skyrim的にはまあ行ける範囲でしょう。
ただし、Radeon HD6970(化した6950)についてはFXAA+ENB有りでAvgが30を切っており、結構厳しい結果です。
この辺は割とGPUの性能差が順当に出ている印象です。
ただし、設定をHighに落とせば、GTX680のUltra設定相当くらいは出るので、チューニング次第ですかね。

トータルで見て、VRAMはそりゃやっぱ4GB有れば最高だなーって感じですが、完全最高設定で3画面やるにはGTX680シングルではVRAMだけでなく描画性能もまだ足りない感じです。
てことで、VRAM増やすのは次の世代でいいかなーってのが出ないと思ってたリファレンスデザインで水枕付けれる4GBモデルをZOTACがあっさり発表したのでIYHしないためのセルフ言い訳自分の感想。


◎Skyrimで3D Visionした場合のパフォーマンスとVRAM使用量への影響

本筋とは直接関係ないですが、密かに3D Vision Surround(3画面立体視)を画策しているので3D VisionのパフォーマンスとVRAM使用量もチェック。
3D Vision対応モニタまだ1枚しか持ってないので、とりあえず1920*1080環境でどの程度増えるか。
先の3画面検証と同じく、ニューゲーム時のfps平均とVRAM使用量、ホワイトラン見下ろしの安定fpsを計測。
3D Vision利用時はMSAAは強制的に*2にされるので、今回はFXAAのみ計測。どーせ3画面やるならMSAAは諦めざるを得ないし。
ENB有りの場合も計測しますが、実は現バージョンのENBとHelixMod(3D Vision用修正MOD)では3D Visionとの併用は正常動作しません。
左目画像に右目画像のブラー効果が適用され、クロストークっぽくなるのですが、ENB自体は適用され負荷的には正常に動作した場合と大差ないと思われるので、将来的な完全動作に期待して値を計測します。

3D Visionニューゲーム時fps

3D Visionニューゲーム時vram

3D Visionホワイトラン見下ろし

うん、辛い。
fpsは半減、VRAMは5割増しって感じですね。
描画量2倍の3D Visionの方が解像度3倍のSurroundより辛いとゆう。
設定をUltraからHighに落としてオブジェクト表示距離系だけUltraと同じMaxにすれば、だいたい2D+Ultra設定の状態に近いfpsになるのでこれなら快適にプレイ可能です。

でもまあHigh設定で妥協しても、3画面立体視やろうとしたらGTX680が1枚じゃ辛そうだね・・・
VRAMも2Gじゃ足りないし、現時点で快適にプレイするにはGTX680の4GBモデルでSLIするくらいしかなさそうです。


◎Dirt3のパフォーマンス

やっぱレースゲーとは相性がいい
SkyrimはDirectXアプリとしては割と特殊なケースなので、もう少し一般的な物でDirt3を動かしてみました。
設定はDirectX11モードでUltraプリセットとHighプリセットでオプションのベンチマークを実行しAvgを計測。垂直同期オフ、AAは共にMSAA*4で実行。
また、GPU-Zでベンチマーク実行中のVRAM使用量を出力し、最大値を計測。

Dirt3fps

Dirt3vram

1画面だとスカイリムより軽めですが、、3画面化による落ち込みの大きさが気になりますね。
つーか単にスカイリムのボトルネックが変なトコにあるだけの気もする。
とは言え、GTX680ではUltraプリセットから一部設定を落としたくらいが、HD6970でもHighプリセットでの動作がおおむね問題ないレベルです。

VRAMについては、Dirt3はVRAMのガベージコレクト(メモリ上不要なデータの削除)をあんまり頻繁にやらないみたいで、あんまり参考になりませんが、とりあえずUltra設定でMSAA*4が最大でも1.5GB未満ということでメモリ2GBで足りてます。
まあスカイリムみたいなメモリ馬鹿食いMODゲーで無ければVRAM2GBで3画面でも容量的に問題なさそうという事で。


◎総論

てことで、今回一通り試した感じ、

GTX680の2GBシングルでも何とかなるけど上を目指せばまだまだ足りない

といった感じです。
そもそも3画面化にどの程度の恩恵があるかって話ですが、インパクトという意味ではかなり面白いです。

1画面で一人称視点で前進すると前方のオブジェクトが拡大するだけですが、3画面だと周囲の景色が高速で横に流れていき、これが疾走感や臨場感を醸し出します。かもすぞー。
3画面化は臨場感、没頭感の向上という意味ではダントツの破壊力があります。
HMZ-T1も凄かったけど、なんせ解像度5760*1080、視野角120度だからね。

ただし、別段左右の画面がゲームを有利にする訳ではありません。
ガチFPSプレーヤーが3画面化しても視界内の情報量増えすぎて脳が処理しきれずかえって弱くなるという話も。
まあ、ホント、コストパフォーマンスの悪い遊びだと思います。

だがそれがいい

いやー、「最新のハイエンドGPU1枚では明確にパワー不足」というのはここ最近やること無くてマンネリ気味だった静音魂に火を付けた。

3画面ゲーム(+3D)を楽々こなす静音PC・・・燃えますね。

燃えるけど(主に経済的な理由で)来年から頑張るという事で宜しいでしょうか。


inainao at 16:44│Comments(0)TrackBack(0)clip!GPU | 3Dモニタ

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