2017年08月16日

北朝鮮ミサイルに備え訓練

北朝鮮ミサイル発射に備え、中国・四国の9県でJアラート訓練

北朝鮮がグアム島周辺にミサイル発射計画

 北朝鮮がアメリカのグアム島周辺に向けた中距離弾道ミサイルの発射を検討している最中、グアム島で15日正午過ぎ、地元のラジオ2局が島に脅威が差し迫っていることを示す緊急警報を誤って放送したことから、一時、騒ぎになったという。

 グアムの騒ぎを受けたからではないが、日本政府も北朝鮮がアメリカのグアム島周辺に向け弾道ミサイルを発射計画で、島根・広島・高知の3県を飛行ルートとして検討しているとの発表を受け、中国・四国地方の9県を対象としたJアラート(全国瞬時警報システム)などを活用した緊急情報の送受信訓練を行うという。

北朝鮮ミサイル対処

 政府は昨年2月に、北朝鮮が「人工衛星」と称した弾道ミサイルの発射を予告した際にも、同様の対応を取っており、警戒に万全を期すこととし、17日に全国の都道府県の担当者を対象に緊急時の対応を確認する説明会を行い、緊急情報を受信する機器の点検の徹底などを要請するとしている。

 安倍総理は15日、アメリカのトランプ大統領と電話での会談で、北朝鮮に発射を強行させないことが重要との認識で一致し、国際社会が連携して圧力を強めることはもちろん、日米両国で防衛体制と能力の向上に備えた具体的行動をとることなどを確認しているのだが、日本の上空を飛行する弾道ミサイルを迎撃できずにグアム島周辺を攻撃された場合には、稲田元防衛大臣の言動などに揺れる自衛隊のメンツも丸潰れになり、これまで専守防衛を掲げて国民と国土を守ってきた自衛隊の存続にも関わる問題となるのは必至であり、自衛隊と政府が総力を挙げて迎撃しようとの体制を整えるのは当然である。

北朝鮮がグアム島周辺にミサイル

 トランプ大統領の米国の核戦力は北朝鮮に比べてアメリカが数段勝っているというのは事実であり、日本が迎撃できずとも米軍が100%迎撃する実力を有しているのも事実であり、グアムへの攻撃に対して先制攻撃を辞さないとの声明は、北朝鮮にとって脅威であることは間違いのない事実と言える。そして、金正恩朝鮮労働党委員長が弾道ミサイル発射を強行するような姿勢を見せれば、北朝鮮幹部に因るトップの暗殺もないとは言い切れないだけでなく、既にヒットマンが北朝鮮に潜入している可能性も否めない。

 人民を苦しませながらも、核ミサイル開発に躍起になってきた金委員長の思惑とは?
 核戦力を持ってアメリカとの会談による平和的な解決なのか?まさか、核戦力の実力行使に因る世界征服などとバカげた思想を持っているとは考えられないのだが・・・・。

inakakisya at 06:42コメント(0) | 領土  

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
楽天市場
admax