2018年01月18日

検証!不法投棄事件

不法投棄Vol-1=解体家屋の廃材の不法投棄

fuhoutouki-解体廃材

 これまで、廃掃法など不法投棄や公共事業に関する不正などについてお便りが寄せられていたが、2017年11月30日、株式会社龍野土木の廃掃法違反をたつの署に告発したことを掲載して不法投棄など環境問題についてもっと知りたいので取り上げて欲しいとのお便りが寄せらており、シリーズで掲載させて頂くことにした。

 その第一弾として、昨日、神戸新聞に掲載された解体家屋の廃材を不法投棄した容疑で逮捕された事件のことを取り上げさせて頂きます。


解体家屋の廃材を不法投棄 容疑で3人逮捕
2018/1/17 20:22神戸新聞NEXT
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201801/0010905955.shtml

jititai-兵庫県警本部

兵庫県警本部=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県警生活環境課と加古川、姫路両署は17日、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで、解体工事業の男(45)=明石市=と解体作業員の男(45)=神戸市、会社役員の男(66)=稲美町=の3人を逮捕した。

 逮捕容疑は、昨年9月23日午前8時ごろから午後0時半前までの間、稲美町の土地に、廃プラスチック、木や金属のくずなど産業廃棄物約33・5立方メートルを不法投棄した疑い。3人とも容疑を認めているという。

 加古川署によると、解体工事業の男と作業員の男は家屋解体で出た廃材を運び、投棄したという。土地は稲美町の男の会社が所有しており、事前に投棄を了解していたとみられる。


 これまで起きた不法投棄だが、人目につかない民家のない山中のみならず、近くに民家があっても、建設業の看板を上げて、プレハブを設置し事務所や営業所などとして活動を始めると、その業者が法を順守し、適正な営業を行っているかどうかは一見して判別できないのが盲点となっている。

 冬場なら、暖をとるために解体して発生した廃材を燃やしていても、大きな火にならなければ、ご近所の方もそんなに気にしないのが普通なのだが、それが徐々にエスカレートするようになる。

 地面を掘って、コンクリガラなどを埋めるのも、プラスチック系の廃材を埋めるのも、正規に処分場へ持ち込むと高額な処分代金を支払わなくてはならないが、埋目てしまえば処分料は0円であり、利益が増える。

 不法投棄に走るのは、利益を得るためであるのは言うまでもない。

 ご近所などで不審な行動を見かけたら、市役所や県民局の環境課、最寄りの警察署の生活安全課へ通報しよう。

 処分する廃棄物が大量になれば、処分料が膨大になり、業者が倒産すれば税金を使った代執行による処分となるが、これも我々の血税であり、違法行為を行って利益を得る輩から回収できないとなれば、大事になる前に行政や司法に因って、食い止めるのがベターなのだ。

inakakisya at 12:13コメント(3) | 不法投棄  

コメント一欄

1. Posted by アハハ   2018年01月18日 17:23
龍野土木の事にはえらいご執心だわな。
公平、公正に欠け、ジャーナリストとしてどうよ??
2. Posted by たつの市の未来を考える会   2018年01月18日 21:48
断固として、1円の金銭や要求にも応じるつもりはありません。
3. Posted by 三木市民   2018年01月21日 15:57
まっちゃん、噂は本当だったんやね。
正義の味方やと思とったで。

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