2007年03月25日

以下、時事通信社の記事からの引用です。

**********************************
脳神経網形成の関連遺伝子が異常=自閉症の早期診断期待−理研と都立病院
(時事通信社 - 03月25日 16:10)
 脳の発達障害と考えられる自閉症は、脳神経ネットワークの形成に重要な役割を果たす物質の分泌を促進する遺伝子の異常が一因であることが分かった。理化学研究所と東京都立梅ケ丘病院の研究チームが25日までに、米医学誌ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーションの電子版に発表した。

 自閉症は3歳ごろまでに発症し、対人関係の障害や関心対象の狭さ、同じ行動の反復などが特徴。この遺伝子「CADPS2」に異常があるかないか、早期に調べて診断できれば、教育などによる症状の改善効果が高まると期待される。
**********************************

この研究成果により、症状からしか判定できなかった自閉症が、より正確に診断できるようになります。

ADHDと誤診された自閉症の子や、女性で自閉症かどうかが判別つきにくい子について診断可能となりますし、成人の診断も容易になります。

高次脳機能障害との判別も可能となるでしょう。

ただし、積極奇異型、受動型、孤立型を含む全ての自閉症を含んでいるかどうかは、記事を読んでいないため、まだ分かりません。

場合によっては、いくつかの遺伝子が発見されて将来的に細分化される可能性もあるでしょう。

正確な診断や治療、リハビリテーション、療育、教育のためには、遺伝子診断は必須だと思いますので、全体的には「朗報」だと思います。

正確な遺伝子検査が受けられる医療機関が増えることを切に望みます。

(23:17)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔