本番一週間となり、稽古も大詰め・・・・？てか、これからひっくり返る
怒涛の期間なのです。

昨日は通し稽古。これからはどんどん通しが増えていくのです。
数回の抜き稽古（場面、シーンを区切って稽古すること）より
一回の通し、というくらい重要です。
全体の流れをとおしてみることで、足りない部分が浮き上がってくる。

昨日もたくさんの改善された点、改善すべき点が見えた。

そんな中で出た「キャラクターで考える」。
当たり前のようでいて、なかなかできない。
ミスったときなどつい素の自分が出てしまう。
それで芝居が崩れるのがとてももったいない。ということであらわになった課題。


今回から伊那舞台に参加している池上友美どの。
伊那舞台の上昇気流に乗りつつあった平均年齢をグッと下げてくれた彼女は、
こんなことを考えておった。若いながら演劇に対する情熱は人一倍です。

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昨晩の稽古終わりの、
自分ではなくキャラクターで行動を考える、について私なりの持論です。


キャラクターのことを考えて作っていくのは、稽古をしているときはもちろん、
日常でもできることです。


例えば、ご飯を食べながら、お風呂に入りながら。


そうやって考えて考えた末に見えてくるのが、
そのキャラクターの気持ちや、良いところや性格、周りとの関係などなど。
そうやって考えれば考えるほど、キャラクターがいとおしくなってきます。


自分が愛を注いだ分だけ、キャラクターもそれに応えてくれると思うのです。



たかだかハタチの娘が、何を言ってるんだと思うかもしれませんが、
私は今回の役に精一杯の愛を捧げています。