ギリシャオレ達の修行と酒浸り日記

2017版。 酒とうまいもんをこよなく愛する男達のおき楽ギリシャ ブログ。 経済危機で世界を騒がすギリシャで2009年から暮らしています。 旅行、治安、生活情報と大好きな酒情報を気ままに発信中。 シーズン7、スタート!

ミコノス便り 

皆様ご無沙汰しております。広島のエセロックンローラーことゆじろすです。
酔っ払って滑ってこけて..鎖骨の骨折という実に痛い経験を経て精神的、骨も強くなって帰って参りました。後悔先に立たず。しかし今日も酔って候。ほどほどにします。


もし更新を待ってくれていた人がいたとしたら、申し訳ありませんでした。
最近のタカキスの記事更新ラッシュ(略してKKR)に尻を叩かれてようやくパソコンの重たい蓋を開けブログ管理画面の『記事を書く』をクリックする事ができました。
約1年ぶりのこの1クリックたかが1クリック、されど1クリック。天井からピエロの姿をした悪魔の化身が糸で僕の人差し指を引っ張ってるんじゃないかと思うくらいヘビーな1クリック。




というのは少し言いすぎましたが、ほんとに何かを続けるということは難しいことですね。
でも続ける事に意味がある。このブログで出会えた人も数知れず。日本にいる家族や友達への近況報告、ギリシャに興味がある人達に何か少しでもギリシャのいいところを知ってもらえたらなという情報発信や何より自分たちのギリシャで生きた軌跡にもなるので。出来るだけ更新頑張ります。





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自分の近況報告をさらっとさせてもらいます。
タカキスの前の記事でさらっと説明があってご存知の方もいらっしゃると思いますが自分は今ミコノスに居ます。

2013年以来のミコノス。そう、知る人ぞ知る世界のモーホーゲイパラダイス。
前のミコノスの記事に書いた通りここはやはりまだ、スキンヘッドでマッチョな男子が愛を語り合う特殊な島。しかも女子にはモテないが男子には何故かモテてしまう僕も特殊体質。
前回来た時は新しいスタートだ!何て言って気合い入れる為に 3ミリの丸坊主にしたはずが、ここの土地柄上何か他の新しい扉でも開ける為に頭丸めたみたいで後悔に更けたのはまだ記憶に新しい思い出。
今回はしっかり髪はあるし、そっちの新しい扉は一生分南京錠をかけてあるので大丈夫です。




仕事のことはというとinbiからは離れ、師匠兼友達タカキスからの一人立ちを決意。
自分の中で様々な葛藤もあったのですが、悩み抜いた末自分の思う道を進もうと決めました。
この決断も自分にとって大きなチャレンジなのでタカキスに負けないくらい頑張ろうと思います。

世の中の右も左も分からなかった19の時に勢いだけで日本を飛び出してから早10年。
日本を離れ、もがいて苦しんで、そしてなにより楽しんで文字通り、あっ と言う間でした。
遊ぶ事しか頭になかった当時からそれなりに歳もとって結婚もしてようやく何か形になるものが見えてきたような気がします。

今は新しいポジションや新しい環境、ギリシャならではの問題を抱えてなかなか大変な事もありますがきっとこの経験もきっといつか自分の糧になるはずと思って日々精進です。




日々の生活のベースとなる住居環境は、キクラデス諸島を一望できる丘の上、そして数あるビーチの中でも人気なその名もスーパーパラダイスビーチを目下に臨む事ができます。
近くの家々にはinbi時代からの仲間も住んでおり毎晩どんちゃん騒ぎ。ほぼ毎晩むさくるしい男どもが突然やって来るので奥さん夜は常に半ギレですが自分の作った料理を褒められるとすぐ機嫌は治ります。ふふふ。



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猫のミコも自分の生まれた島に肌が合うのか家の周りをちょろちょろしたり日向ぼっこをしたり。
当時は手のひらサイズだったミコが今ではなかなかはまる首輪が見つからないくらいの巨猫になっているのは置いといて。。。
助かるのは環境適応能力は非常に高くてどこに行っても新しい家に着くや否やばくばくご飯をたべてくれるのでどこに連れてくのも安心です。


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僕もとにかく今はミコを見習って新しい環境、課せられた課題としっかり向き合って真面目にやっていこうと思います。そしてまだ知られざるミコノスの裏の顔、普通の観光情報などのせていこうと思うのでたまに覗いてみてください
 


夜が明けてきたので今日はグラスに少しだけ残ったチプロを飲み干して寝ます




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追記;前回タカキスが書いていた僕の食物連鎖の話は本当ですが浦島太郎ばりに小魚達に人気だったのはどこの誰とは言いませんが僕だけではなかったはずです。ふふふ

これからもしっかり大いなる自然に還元していくべし。
ミコノスより




筆ゆじろす

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難破船ビーチ、ザキントス島。


今日は5月18日ですが、日中は30度を超えています。
すでにビーチは大盛況。

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僕は特段泳ぐという事が好きなタチではなく、むしろ小学校の頃ずうっと通っていたスイミングスクールの辛い日々を思い出してはっきりいってちょっとトラウマ。
あの女性コーチ、厳しかったなあ。
今どうされているのでしょうか。

姪っ子が同じように通わされて、ものすごく嫌がって母親(僕の姉です)に毎回怒鳴りつけられてましたが僕は心の中で、わかる、わかるぞぉ〜と自分に重ね合わせていたものでした。
そして時間がある時は送り迎えをしていたのでこっそりさぼらせてそのまま母も連れてゲーセンにいったり。
また残酷なことにすぐ裏手に楽しすぐるゲーセンがあったのです。
お陰で姪っ子は見事にカナヅチになってしまった様ですがw

そんなほろ苦い記憶もあり、海に行く時もガンガン沖へ出て泳ぐというよりはビーチでひたすらダラダラするばかりだったのですがギリシャの綺麗な海を見てからすっかりはまったのがシュノーケル。

毎年2−3千円位の安いシュノーケルを買ってはすぐに壊れて買い換えていたので去年は奮発して排出弁付きの高級シュノーケルを購入。

やはり安かろう悪かろうですね。良いものは良い。

シュノーケルあるあるとしてはあのパイプの部分だけ取れやすくて、油断するとすぐに外れて海の底へ沈んでいって取れなくなり、家の中にゴーグル部分だけ溜まっていくという現象。

しかし高級品は違います。
ゴーグルとパイプを繋ぐ輪っかもしっかりしている、ような気がします。

綺麗な海に潜ってリアル水族館、これぞギリシャの醍醐味。

意外にもこのブログでまだ書いていなかった場所もいくつかあったので少しづつ紹介していけたらと思っています。


まずはザキントス島(Zakynthos)。

観光地としてはギリシャでは大人気。
もちろん綺麗な海に囲まれ、さらにイングリッシュ、アイリッシュコミュニティーもあるのでちょっと海外に来たみたいで夜の飲み歩きも最高に楽しめます。

そしてベタですが紅の豚のモデルにもなったといわれているナヴァイオビーチ、やはりすごいです。
死ぬまでに行きたいなんちゃらシリーズにも毎年名を連ねていますね。

アテネからは飛行機かキリニ(Kyllini)港からフェリーが出ています。
船もでかく設備も充実しているのでゆったり船旅もおすすめです。

こないだ乗った時は、操縦室をかっこいいな〜と思いつつずっと眺めていたら船長さんがこっちへおいでと操縦席に入れてくれました。
宇宙船みたいな操縦パネル。
一生の思い出になりました。

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島にはタクシーもありますが、レンタカーをすると格段自由に動けます。
ビーチが崖の上から望めるお決まりスポットも市街からだいぶ離れているし、ビーチに行くのには船に乗って向かう必要があるので1日で回るのはまず不可能かな。

一番最初に訪れた時は調子に乗ってバギーをレンタルしましたが、寒いわ遅いわ馬力ないわであれ以来バギーは敬遠しています。

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前回行った時にナヴァイオビーチに向かうボートに乗り込んだのがこちらの小さな入り江、ヴロミ(Vromi)。

ここまでの道のりは山越えの連発で大変でしたが来た甲斐がありました。

本当に息を呑む様な美しさでまるで船が宙に浮いている様に錯覚させる程の海の透明度でした。

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20分程で着いたこれまたすごい色の海と難破船が打ち上げられたナヴァイオ、別名Shipwreckビーチ。


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気候や時間によって海の色も変わっていくので何度訪れても飽きない素晴らしいビーチです。



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帰りのボートでは途中の青い洞窟や穴場スポットで船を止めて泳ぐ時間を作ってくれますよ〜。


あ、ちなみにカフェもトイレも何も無いのでビールの飲みすぎや辛いものの食べ過ぎは注意です!
腹が弱い日本男児としてはトイレ問題は重要なのでちょっとだけ減点。




そもそもちゃんとしたトイレが付いている様なビーチなどはギリシャには皆無ですが、だんだん慣れていきます。


前に仲間内で行った無人島ツアーでも腹が痛いと突然姿を消したユジロス。
岩場の影にプカプカ浮かぶ彼の姿を見つけましたが、ぬぬっ? 何やら奴のまわりには小魚のすごい群れが。
浦島太郎ばりの大人気。

感の良い僕はすぐに何が起きているのかを察知して小学生悪夢のスイミングスクール時代以来の全力バタフライで避難したのはいうまでもありません。


し、食物連鎖。。。。大自然万歳!




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筆  タカキス。


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Miyabi Sushi Dining Lounge





今回はそろそろユジロスかな〜っと、彼の登場を楽しみにしている皆さん、すいません、また僕ですw


そのうちミコノスから突然記事があがるかもしれませんがそれまではまだ時間に余裕がある僕がイキってみたいと思います。


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さて、このブログでも何度も書いていますが、ギリシャの良いところのひとつはご飯が美味しいって事。

魚も肉も種類はたくさんあるし、安くて酒もがんがん飲めます。

こうして長くここで生活していると段々とお気に入りの決まったお店にしか行かなくなってしまいがちなのですが、視野を広げるためにも色々なお店に勉強しに行かなくてはですね。


全飲食店の中の8割以上はギリシャ料理店なので他ジャンルで外食をしたい時は結構探すのが大変なのですが、その中でもやはり日本食となると数も少ないのでそんな時は日本が恋しくなります。


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ここ数年でガラリと変わったギリシャの日本食シーン。
ものすごい勢いでsushiのお店が増えましたが、あくまでも”寿司”ではなく”sushi”と書かねばなりません。

かなりの低価格という事もあり、若者を中心にブームを巻き起こし、中心街のお店などでは連日行列ができています。

逆に高級店は経済危機の打撃をもろに受け苦戦中。

日本人シェフがいるお店も数を減らす一方です。

海外全般に言える事だとは思いますが、特にギリシャではどんな他国ジャンルにおいてもギリシャナイズされていないとビジネスとして難しい一面もあります。

例えば生のネギはあまり使わないとか辛味を抑えるとか、パスタは柔らかめとかボリューム重視とか。

そしてsushiもマヨネーズとかソース、チーズまでもがたっぷりかかってるのが皆さん大好きなんですね。

まあそういった部分では日本の回転寿司も最近はだいぶ攻めてますが。

そういえば前回日本に帰った時、実家最寄りのスーパー『さえき食品館』で稲荷寿司の上にでかいエビと錦糸卵といくらが数粒乗っている超モダンな一品をみて刺激を受けたっけw


良い悪いは別としてやはり日本人の僕としてはシンプルなお刺身とお寿司でゆっくり日本酒を楽しみたいところ。

そういうわけでいつもお世話になっているのがこちらのお店です。
Miyabi Sushi Dining lounge



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僕らのアニキ分、磯さんとカズさんが2015年にオープンした”逸軒”。

実は磯さんに初めて会ったのは2007年。
当時僕が勤めていたロンドンのお店に磯さんが期間限定で来ていて少しの間一緒に働ける機会がありました。

休憩中レストラン裏のテムズ川沿いで色んな話をしました。
あの頃は僕も磯さんも20代。懐かしい。。

ロンドン金融街の無機質な風景に少し疲れていた僕は磯さんの話してくれたギリシャでの人間味のある生活を羨ましく思ったものでした。

もちろんその当時はまさか自分がここギリシャで暮らすことになろうとは全く予想もしていなかったので本当に不思議なものです。


初めて一緒に行ったカラオケ屋さんで千春の『大空と大地の中で』を血管ブチ切れそうなくらい熱唱していた姿が凄く印象に残っていますが、あれから早9年、今でもたま~に全くもって似ていないモノマネで
僕らを笑かしてくれます。

そんな気さくな磯さんが握るお寿司、絶品です。

行く度に新しい発見と刺激をもらい毎度勉強させていただいています。


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僕の大好きな青魚、アジやニシン、サバ君などの寿司がいただけるのもギリシャでは超貴重。

カウンターもあるのでふらっと一人で来て磯さんの見事な包丁さばきをおかずに一杯、なんて粋な事もできちゃいます。

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先月無事一周年を迎えた雅、オープンまでの道のりやカズさんと磯さんの大変な努力も見てきたので自分の事のように嬉しかったです。すごいっ!


長年勤めていた有名店を辞めて独立すると決めて、かずさんとタッグを組んで立派に形にされたわけですがその中で誰にも見せない不安や困難や努力があったんだろうと想像すると、、、うぅっ、最近涙腺が弱いので、この辺でやめておきます。

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自分の夢を叶えた僕らの尊敬するアニキ達、カッコイイです!

スタッフの皆さんもあったかくて最高のお店ですよ〜。

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僕らも二人を見習って頑張らなきゃ!


磯さんかずさん、これからも応援してます!





筆 タカキス


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ギリシャの運転免許への切り替え③


こちらからお先にどうぞ。
その1。その2。










予定通りしっかり朝8時に起床。

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前夜いささか飲みすぎたウイスキーが体を重くしていますが、今日は行くところが盛りだくさん。

景気付けにキオスクで買ったレッドブル、大サイズを流し込み、飲んだ次の朝にコレにかなう飲み物はない事を再実感。



まずは眼科と内科で検診を受けて診断書をゲットせねばなりません。

どこの機関に行ってもいい訳ではなく自分の住所に基づき免許センター指定のお医者さんを選定する必要があります。

こういうのが外国人の僕にとっては地味に大変。

そしてネット情報によると検診はまず指定銀行に出向き、専用の口座に料金(各45ユーロ)を振り込んでからそのレシートを持っていかなければならないとあります。



予想通り、いざ銀行に行っても誰一人として分からずお医者さんに聞いてからまた戻ってきてくださいと
言われてしまいました。

一体何往復すればいいんだ。。。

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病院に直接行ってまずお金払ってからきてね、と言われるのが嫌だったので先に銀行に行きましたが結果は一緒でしたw

元々指定医の数が少ない中、フライング気味に既にイースター休暇に入っている所もちらほらあったので探すのに一苦労でしたがなんとか予約を取りまずは眼科へ。

銀行に行ったけど伝わらなくてお金はまだ払っていないと伝えると、なんのこっちゃノープロブレム、ここで払えばいいと。


わけわかりません。まあいいや、どうにでもなっちゃえ。

しかも事前情報では45ユーロだったけど10ユーロのみ。

海外で初の視力検査。
日本の様に右斜め上、とか左斜め下とかなんていうのかなぁとドキドキでしたが、数字だけでした、良かった。

勢いがついたところで内科にも予約なしで突撃、運良く空きがあったのでこちらもすんなりいきました。
こういう機会でもなければ内科検診などはまず受ける事がないので期待していましたが、聴診器をあてる事もないばかりか問診もなく住所と税金ナンバーを聞かれただけで終了。


健康診断を受けずして健康診断書をもらいました。。。

なんなんだこの国は。。。

次は税務署へ行って国庫収入証紙を発行してもらわねばなりません。

これが一番面倒臭そうだなぁと最初から思ってはいましたがやっぱりレアケースで分からないから免許センターに行ってもう一回聞いて戻って来いというアドバイス。。

全体を通してですが、受付窓口、支払い窓口、発給窓口が全部バラバラになっていて且つ各所に慣れている担当が誰もいないのでひとつの事をクリアするのにすごい手間と労力を要します。


免許センターの感じ悪かったオヤジにまた聞くの嫌だなーと思いつつ渋々戻りましたが窓口が綺麗で感じのいいお姉さんに変わっていて超ラッキー。 ついてます。



ここぞとばかりにその他諸々の租税や手数料の支払い方法と手続きの仕方を聞くと、なんとここでまた一番最初に訪れたKEP(支所みたいなとこ)に戻されるんですね。
まじ。めげそう。

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結局のところ、ここでは何をしてくれるかというと諸々の手数料などのバーコード付き支払い用紙を一括して発行してくれる業務、だと思われます。


きっと一番最初に当たった人がこの事を知っていればこんなにも右往左往しなくても良かったのでしょう。

ちなみに実際の支払いはまた銀行へ行かされます。

元々各所の業務時間が昼の1時か2時までと短いので、こんな事を繰り返しているうちにあっという間に何日もたってしまいます。

支払いを全て済ませ、やっと申請窓口へ戻り最後の難関、申請用紙の記入です。

う〜ん、見事に全てギリシャ語。

頼みの綱、iphone君に次々に翻訳を頼みますがギリシャ語→英語→日本語へと順をおっていかないと変な訳になってしまうので時間がかかってしょうがない。

迫り来る締め切り時間。
受付終了まであとわずか15分です。

期末試験の様に焦り、変な汗もでてきました。

記入も全てギリシャ語でしなければならず、ボールペンなので一度間違えると大変な事になります。

何年か前にギリシャ語の家庭教師さんに教えて貰っていたあの怠け者だった日々をここで後悔。

字を覚えたての幼稚園児の様な文字に思わず自ら吹いてしまいましたがなんとか3分前に書き終え急いで窓口に戻りました。

このギリギリの時間になると我先にと横から割り込もうとする不届き者が多く、僕も両サイドに付け入れられる隙をつくるまいとサッカー部でキーパーをしていた時以来の小刻みなステップでゴールポストならぬ、窓口を死守していましたが、、、、やられてしまいました。。。


たった一瞬横を向いていたその隙になんと金髪のおばさんが既に会話を始めている僕の真隣に歩を進め、気づけば僕のパスポートや書類たちがおばさんの肘の下に下敷きに。。。な、なんというツワモノ。。


どんな奴だと思っておばさんの免許を覗きこむとその写真は普通のおじさん。。


えっ?と思わずおばさんと写真のおじさん、3度見くらいしてしまいました。

世の中いろんな人がいますね。

ちょっと怖くなって後ずさり。。。

ギリシャの免許は有効期限がすごく長いそうなので昔にとった写真がずーっと残るというのも問題ありそうですね。

人生何が起きるかわかりませんw

色々ありましたが、無事に申請書も通りついに終了!と思いきや、最後写真を渡すとサイズが違うと言われもう1日余分にかかってしまいました。

写真屋さんが絶対このサイズで大丈夫って言ったのに。

かかった費用は
大使館での翻訳証明等47ユーロ、
外務省での認証手数料30ユーロ、
国庫収入証紙18ユーロ、
新免許作成手数料(プリント代)30ユーロ、
申請手数料50ユーロ、
内科検診10ユーロ、
眼科検診10ユーロ、
証明写真13ユーロ、
計208(2万6千円位)ユーロでした。

日本大使館のページ、注意点の最後にはこんな一文が。

ギリシャの運転免許証の交付時に我が国免許証は申請者の手元には返却されず、免許証発行事務所に一旦保管され、その後、当館に宛てて返送されることになるが、いつ免許証が返送されるかは先方次第である。

なかなかしびれます。

返ってくるのでしょうか。

最後に仕上がったらどうやって通知されるのか聞いたところ、そういうシステムはないと、だいたい20日くらいでできるからまたその頃ここに来て聞いてみてという事でした。

いやぁ本当に疲れました。

出向く場所多すぎるし、全然電子化が進んでいないし、会う人会う人、適当な事ばっかり言うので忍耐力が必要です。

でもなんとか目標通り全て一人でできたので合格点です。

まだ発給されてないのでわかりませんが。



頼むから失くさないでね。

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筆 タカキス




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ギリシャの運転免許への切り替え②

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(記事に関係ある写真が全くないのであしからず)


こちらからお先にどうぞ。
その1。




南アテネ免許センター。
一歩足を踏み入れると一階は窓口が20箇所くらいずらっと並んでいます。
イースターの連休前という事もあり、ものすごい人です。

頼みの綱、チケットマシーンはここにもありません。


英語表記もゼロ、インフォメーホンデスクも無し、しかもこんな時に限って整列レーンがあり、長蛇の列と全然並んでいない列色々、すごい差です。

どこの窓口で受付をすればいいのか全くわかりません。

呆然と空を見上げる僕(建物内)。

ギリシャ式ではインフォメーションデスクがない場合、既に会話中の窓口に横からぐいぐい無理やり話しかけ妨害するのが正しいやり方ですが、まだ甘ちゃんの僕にはそんなスキルはなくキョロちゃんばりに目玉をフル活用して周りの情報を探します。

ここで強引に行かないと長いこと並んだ挙句の果てに、ここじゃないから、とつっけんどんに瞬殺を喰らう可能性もおおいにあるのですが、意外とこういった場面では気の弱い僕。
もじもじもじ。
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目的によって幾つかに分けられている窓口の上に適当に貼られているA4紙に書かれたギリシャ語。

だいぶ読めるようにはなりましたが意味がわからないものばかり。

多分結構難しいギリシャ語なんだろうし、日本の役所でもどこの窓口に行けばいいのかってわかりづらい時ありますよね。

そんなんでここは自分の直感だけを信じ、一つの窓口に絞ります。

こういう時は文字や雰囲気に惑わされる事なく、一番重要なのは担当の人の顔を見て判断する事w

いやぁ本当にあからさまに横柄な態度を取ってくる人もいるし、今日のように激混みの日は係りの人もピリピリしてるはず。

僕の超個人的統計からいくとおじさんは大体怖い。


下手な聞き方をすると即、ティ イーネ アフトーレ!?(what the fuc⚪︎in' hell is this!?)とすごい勢いで言われます(注↑直訳ではありません)

このギリシャ人必殺、”ティ イーネ アフト返し”と呼ばれる技は至る場面で多用され、what is this? をwhat is this!?でそのまま返してくるという荒技。
(これの最後尾に『レ』つけると、ぁん?ぅおっ?みたいなニュアンス)
ちょっとだけ大げさですが。

あとおじさんは質問をすると、早口でだだだーっと一方的にマシンガントークをして以後質問受け付けません、みたいな人も多い。

ふしぎ発見の草野仁のようにどんな的外れな質問にもヒントを小出しにする優しい人はごく少数。

おばさんは一か八かの大勝負、当たり外れはデカイですね。
当たりバージョンは本当に親切で助かるのですが外れバージョンは小学生からもう一度やり直してごん?ってくらい相手を敬う気持ちがなく、とりあえず怖いw


全般に若い人は丁寧で外国人にも慣れてるのですんなり事が運ぶ場合が多いような気がしますが、やはり年齢のせいか今回の様なレアなケースでは知らないと言われちゃうので考えものです。

という事で、僕が独断と偏見で決定した選ぶべき窓口の人2016第1位は、、、中年のオカマさん!!

怒らせなければ、という前提条件つきですが皆99%優しくて親切。

振り返れば今回遭遇した数々の難局でも手を差し伸べてくれたのは彼ら(?)でした。




いずれにしても、どんな局面でもギリシャ人は本当は皆優しいんだと、今日はたまたま機嫌が悪いだけなんだと自分に言い聞かせ、そしてボクサーのようにこんなパンチが飛んできたらこう返す、と先に準備をしておく事が大切。

先に怒ったら負けです。心はオールウェイズ仏。

近づく順番、むむむ、直前で担当がおばさんに交代。

恐る恐る書類を見せ、レベルが低すぎる僕のギリシャ語で軽くジャブ。

、、、全く通じませんw

こうなったらボディランゲージと英単語でたたみ掛けるしかありません。

うわ〜、ものすごいしかめっ面。。
まあ結局間違ったところに並んでギリシャ語も喋れない僕が一番悪いです。
低姿勢を決め込み聞いてみると2回に受付があるそうです。


二階に進むと窓口の人が、オリジナルの書類はあるのか?と。
というのも日本大使館で作ってもらった書類、僕はコピーの方を受け取ったのですが、オリジナル(原本)は大使館から直接この免許センターに送られるというややこしい取り決めになっているらしいのです。

大使館からの注意点にも不慣れな窓口担当者が多い事が予想される、と書いてあったまさにその通り、窓口が変わるその度に本当は説明を受けたい僕が逆にこれこれこうで、という説明をまずせねばならずさっきまでの仏モードがものの5分で切れかかっています。

僕が聞きたいのにむこうから大使館からの書類はもうここに届いているのか?と。

そしてそれを確認するためだけにまず3階へ行って来るように言われ、またそこでさらに並びます。

高校時代授業で使った時以来に見た馬鹿でかいパソコン達がここではまだ現役ばりばり。
そしてそのパソコンに負けず劣らず態度の馬鹿でかいおばさんが検索をかけ、ちゃんと日本大使館が書類を送ってくれていたのを確認。

5桁の番号を紙に書き出し、それを持ってまた元の場所に戻り並ぶ。。。。

ものの10秒のこの仕事を何故わざわざ建物内たらい回しにせねばならないのか謎は深まるばかりですが、まあしょうがない、郷に入っては郷に従えです。

その後今回の一連の手続きの中でもワースト賞をあげたいとても不親切なオヤジに雑な説明を受けました。

一番聞きたかった大事なところはここに説明があるからとサイトのアドレスを渡され、何とも本末転倒な結末です。

何とも後味の悪い初戦でしたが、まあ必要な情報は手にする事ができました。

これから集めなければいけない書類。
眼科、内科の健康診断書。
国庫収入証紙、免許証作成申請証などなど。




めげそうですがこのまま勢いでいかないとまた途中で匙を投げてしまいます。


この日は金曜日だったのでまた来週から動こうと思います。

昼の2時で受付終了なので月曜日は朝一で起き、ちゃっちゃとテンポよくいきたいと思います。



行かなきゃいけない場所多すぎ。。

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頑張るぜ!


筆 タカキス



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ギリシャの運転免許への切り替え①



ここ数日こちらギリシャは雨が続いています。
時に雷がなったり、昼は暑いのに夜は結構冷えたりで
また体調を崩さないかどきどきの毎日です。

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夏のシーズンはもう目の前、
島流しになる前にアテネで絶対に済まさなければならないことがあります。
それは日本の運転免許からギリシャの免許への切り替え。

これまではイギリスの免許があったのでそれで運転していたのですが
10年間の期限がついに切れてしまい、
イギリスに住所がない僕はもう更新できません。

多分切れる前にイギリス→ギリシャへ切り替えていれば
簡単だったような気がしますが後回しにしまくっていたら
間に合わなくなってしまいました。


世界の免許事情は詳しくはないですが、
日本の免許って、、割と不便な部類に入るんじゃないでしょうか。

英語表記が一切なく、西暦の生年月日表記もないので身分証にすらならず
もちろんレンタカーもできません。
さらに有効期限が5年で更新が日本以外で出来ず代理申請もできないので
一度きらせてしまったことがあります。

期間前の更新手続き制度もあるし、
2、3年くらい過ぎても正当な理由があれば普通に更新してもらえる
場合もあるそうですが国際的に通用するような物に変えてもらえればな、
なんて思います。

というのも国際免許、これがまた1年間の有効期限しかないんですね。
1年に一回帰国して更新、、なかなかハードルが高い様に思いますが
みなさんどうされているんでしょうか。気になります。

せめて日本大使館で国際免許の更新あるいは申請ができる様に
ならないかな〜と思いつつ、9月にきれる僕の免許、
今やらないとまた大変な事になることうけあい。
ついに重い腰をあげ行ってきました。


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ネットで情報を探すも大使館以外の日本語の情報(2012年時点での)
は全くなく、英語サイトも古い情報がちらほらのみ。

これから日本の免許からギリシャの免許へ切り替える方のために、
(まずいないとは思いますがw)、僕の戦いの記録です。


調べていくと何やら日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア
など幾つかの国には特別枠的なものがあり、
手続きが簡潔化されているとの事。ふむふむ。

そして近くのケップ(KEP)と呼ばれる公共サービスセンターで
手続きができるそう。
悪名高きギリシャの公共サービスの中でもこのケップは
僕の中では丁度日本の支所のようで規模も小さく
嫌な思いをした事がないので、ほっと一息。

なんせ今回の目標は全部一人でやる事なのです!
大使館のページには、書類等全てギリシャ語での記入が必要になる事、
出向かねばならないたくさんの場所でギリシャ語でのやり取りが必要になる事
そして代理人をたてる場合の手順までも書いてあります。

前回はこれを読んだ瞬間2秒で諦めたのを覚えています。

今回気合いは十分、日頃の鬱憤を全てぶつけますw
本当に喧嘩上等くらいの心意気が必要なのです。


まずはKEPに行かなければ始まらないのでね、一番近所の支所へ。
ん〜めちゃくちゃ混んでいます。

ギリシャで公共機関や銀行、スーパー、病院など行く場合、
まず一番目の難関は自分の順番を確保する事。

順番待ちのチケットマシーンがあるところもありますが、
まだまだ無いところも多いし、あっても何故か紙が出るところに
小汚いテープが貼ってあって使っていなかったり。

そして日本の銀行のように入店と同時にご案内係の人が
来てくれるわけでもなく整列用のレーンもありません。
本当に皆に見せてあげたいです、
えっ?っていうくらい無秩序な有様で来た当初は度肝を抜かれました。

また窓口のつくり方も独特と言えば聞こえはいいですが、
もともと狭いのに四角い部屋の両サイドに各サービスの受付、
奥に会計窓口、
そしてその真ん中にソファーや椅子とかを置いてしまうので
並ぶ場所もよくわからなくなり、
ライブハウス並みの混沌ぶりを見せる事もしばしば。

まだ来た当初若かった僕はこんな異常な光景を見るたび
怒り指数が一気に87(100中)にまで昇り、
ギリシャの全てがここに出ているなと苦笑する一方
よくこんなノールールで喧嘩にならないなと感心していました、
いや、怒鳴り合いも多々目の当たりにしてきましたが。
ところがどっこい、
これがまた慣れるとそこに恐らくオスマン帝国時代から
引き継がれているであろうギリシャ式ルールが
存在している事に気づきます。

四角い部屋、残り一辺の出入り口から現れる新参者は
それらしき人を見つけ出し、
『あなたが最後尾?そう?じゃわたしはあなたの後ね』、と
自ら仮想番号札を発券しているのであります!

そしてどんなとこにも必ず仕切り屋のじじいみたいなのがいて
『彼が先でその次はあそこの椅子に座ってるおばちゃんで次オレ』、
的な事を言っています。
そして彼が去ると同時に次の仕切り屋さんが自然に現れるという
なんとも摩訶不思議なシステム。

こういうおじさんを見つけたらすぐにコバンザメのごとく
すすす〜っと寄っていって存在をアピール。

アジア人で目立つという事もあり、
次の順番表発表時にはしっかり仕切り屋リストに名を連ね、
心の中でガッツポーズ。

もちろん大人しくコバンザメ化する僕の様な善良市民ばかりでもなく
いびつなりにも保つギリシャ式秩序を食い荒らすシャチの様な無法者も
ちらほら。うん、割合的にはおばさまが多いですね。。。。。


さて、熾烈なトーナメントを生き残りやっときた順番。
まずは菊紋パスポートを水戸黄門ばりに見せつけ、
野蛮な人種ではない事、そして特別枠である事を示しますw

かくかくしかじか説明をし、
出来るだけ丁寧にお願いをしました。

がしかし、相手の第一声は『ここでは出来ません。』
You must go there ok?ととても綺麗な命令語で
陸運局?の住所を手渡され終了。

まさかの、と言いたいところですがはっきり言って
こんなものは予想の範疇です。

初めからうまくいくはずがありません、
ここは日本でもイギリスでもなく、そう、ギリシャですから。

次の日まずは日本大使館に出向いて、
手順を伺う事にしました。


厳重なセキュリチェックを受け、大使館の中へ。

だいぶ久しぶりに行きました。

日本の新聞、雑誌、マンガ、カレンダー、溢れる母国語。
そして対応してくださった方々とお話をして、
なんだかすごくほっとしました。
ちなみにトイレもホットな日本式です。(和式という意味ではなく)

丁寧に説明をしていただいた後、
日本の免許からギリシャ語への翻訳証明をだしてもらいます。

数日後に仕上がったそれを持ち、今度は市内中心地で外務省の認証を受けます。
中心地といってもモナスティラキという、
エリアによってはちょっとdodgyな場所。

またこれがすごく微妙な位置、
アンティーク横丁の裏手にあって建物も薄暗い。
恐る恐る珍しくスーツを着ている係りの人に
大使館に出してもらった書類を提示して認証を受けたい旨を伝えます。

うまく伝わりました。
手続き料は30ユーロだそう。
スタンプ何個か押すだけで結構かかるのね〜っと
思いながら財布からお金を出そうとすると
ここでは払えないと、、シンタグマにあるKEPに行って
払えとの事。 でたでた。
これから喰らいまくるであろうギリシャ18番の
たらい回しの洗礼をまずここでうけます。

歩けば遠い、タクシーに乗れば近すぎるという絶妙の距離、
iphone君に尋ねると歩くと19分。。
タクシーに手を挙げかける、
しかし、4ヶ月安定した収入がない身、節約節約。
ぶつぶつふてくされながら人混みをぬい歩きました。
偉いぞ自分。


汗を拭いつつ受付の若い女の子にまた始めから説明すると
案の定まずここじゃできないと言うんですね。
でました。
しかしここで引き下がるわけにはいきません。
絶対にここで出来るからと何度も説得し、
その子も面倒臭そうに隣の窓口の人に叫びながら聞いています。

やっとこさどうやら出来るらしいぞという事で落ち着いたようで
支払いを済ませパッと行きたいところですが、
ここでは支払い用のバーコード付き用紙を発行してくれるだけで
また次は銀行へ行かされます。

な、なんという要領の悪さ。。。。

開いた口を強引にふさぎ、また銀行で待って払って、
外務省認証課へ戻り3つの判子を押してもらいました。。
。。。ひとりスタンプラリーかよ。

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次は陸運局というかなんというか、
ここでは免許センターという事にしておきますが、
そこへ足を運びました。

一回目の目的は取得の手順説明を受ける事。
ネットの情報は古いし、ただでさえ毎年のように変わる
ギリシャの法律関係。。
手間はかかるけど最新情報を得るには直接出向くしかありません。




で、でかい。。。すごく嫌な予感がします。

なかなかの強敵であろう事が外観から容易に予想できます。

相手にとって不足なし。




続く。


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筆 タカキス



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猫のちヤギ、ときどき牛。



皆様お久しぶりです。

全然更新できずに月日が経ってしまいました。

この間、いろいろな事が自分の身に、また自分の周りに起こって、まさに激動の閏年をもがきながら生きている、そんな日々です。

本当は何度かつたない文章を書いてアップしようとしたり、実際アップして、次の朝読み返したら人様に見せられるような代物ではない事に気づいて削除したり。

このブログを始めてから色々な出会いがあり、自分たちの世界がおおきく、深く広がりました。


日本で心配と応援をしてくれている家族や友達、いつも背中を押して待ってくれているひと、きっとすごい確率で巡り合ったであろう海外で知り合った人たちへの近況報告もかねて続けて来ましたが、うん、やはり続けるという事は大変ですね。

始めた当初、自分たちの予想をはるかに超えてたくさんの人たちにこのような稚拙ブログを読んでもらえる様になり嬉しい限りでしたが、その反面、段々プレッシャーに感じる様になっていた自分達がいたのも事実。

特に僕の場合は一つの分を書くのに何日もかかってしまうので仕事が忙しくなると、それと反比例して時間が取れない事も多くなり次第にパソコンを開くのが億劫になっていってしまいました。

、、、。とここまで書いて、なんだか最終回みたいですが、、、、。


休止状態がずっと続いてしまい、待ってくれている人達に申し訳ないので正直、一度閉鎖しようかと考えていましたが、僕らがここで暮らし始めてその時感じた気持ちや思いを書き、僕らのギリシャでこぼこ生活珍道中がそのままつまっているので、辛かった日々を思い出し、自分たち自身の尻を叩く意味でも、ギリシャの地を離れるその日までは、マイペースに細々と続けていきたいと思っています。

ブログ楽しみにしてるよ、続けてね、とたくさんの人に言ってもらえて本当に嬉しいです。


いつもどうもありがとうございます。
最終回のその日には必ずここで報告しますので、それまではまだギリシャで働き、そしてどこかで呑んだくれているんだと、僕らの姿を想像していてください。

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さて毎度の事ながら前置きが長くなってしまいましたが、そう、激動の閏年2016。

昨年末で長年勤めた店inbiを辞めました。

新しいマネージメントになり、考え方の違いが少しずつ表面化する中で立ち上げから6年以上情熱を注いできた僕らとしては納得できない事も多くなり、そこに来て新たな移転計画、、いや計画というか勝手に決めた後での突然の宣告で流石の僕らも堪忍袋の尾がぷっつん。

ギリシャの場合、大きなレストランは複数のオーナーで共同経営しているパターンが殆どで、まあ普段から事あるごとに言い合いは絶えないのですが、一旦関係が悪くなるとひどいんですね。

そこまでいうかっていう位に品のない言葉で罵り合ったかと思えば、逆に弁護士を通してしか話をしなくなったり。

こういう人間にはなりたくないな、と日々自らを省みていますw

そしてまた最終営業日がギリギリまでどうなるかわからない、というギリシャお得意の最悪パターンなんですね。

僕自身は早い段階でスパッと退職を決意したのですが、一番嫌だったのが前もってお世話になった方々へご挨拶ができなかった事。

結局事後報告という形になってしまって、感謝の気持ちをお返しする場も作る事ができませんでした。

日本を代表してここギリシャで活躍されている日本企業の方々、大使館、日本人会関係の皆さんはじめたくさんの方々にフレンドリーに接していただき、支えられ、色々な事を勉強させてもらう事ができて、ここグリファダでの時間も大変貴重なものになりました。

ありがとうございます。

正直言うと、日本や昔暮らしていたイギリスとは全く違う環境で自分たちが中心になってinbiを1から作り上げ、20代の時から仲間たちと切磋琢磨して頑張ってきたので後悔がないかといえば嘘になるし悔しい気持ちもありましたが、inbiの中で自分の信じる事を出来ずに留まるよりはずっといいと思って、一度自分の身を荒波の中にまかせてみることにしました。



退職後、おかげさまで色々な方々から声をかけていただき、すごく、すごく、すごく悩みました。

日本への本帰国や他の国での挑戦も含めて何度も考えて、胃薬を飲む事も多くなったし、ちょっと白髪も増えましたw

僕の場合は海外で永住したいという気持ちは今の所はなく、いつかは大好きな日本へ帰って普通に仕事をし、結婚をし、子育てをし、親の面倒をみ、納税をし、自分を産んでくれた国で少なからず社会貢献できればと思っています。

なので、もしかしたら海外在住者にとっていつの時でも大きなテーマであろう”帰るタイミング” がこれではなかろうかと、何度も自分に問いかける毎日でした。


きっともう確実に人生の三分の一は越えていて、もしかしたら折り返し地点を過ぎているかもしれない。

だからしない後悔よりは絶対にする後悔をしようと。

帰国を決めるその前に、ここギリシャで自分の力でチャレンジしてみたいという気持ちが次第に強くなり、この5ヶ月間その可能性を探ってきました。

21でイギリスへ飛び出したあの日から、想像できない位の数、時計の針が回りました。


ろくに親孝行もせずに自由に生きて、お前は一体何をしているんだ、と、鏡の中に自分を指差す誰かもいるけれど、ここまで走ってきた答えがどこかにあるはずだと、、、いや白紙に自分で答えを書くのだと、今、自らを奮い立たせています。


とは言うもののここはギリシャ、そう、万年経済危機大国としてわずか数年で確固たる地位を築いたギリシャ。

投資するだけのポテンシャルがそもそもこのハチャメチャな国にあるのか、という話はさておき、リスクは最小限にw

自分一人の力では現実的に難しかったので、信頼できる日本人とギリシャ人のハーフ、良き友人でもあるカズさんと共に会社を立ち上げました。


立ち上げたというと随分大げさに聞こえてしまいますが、お店を出すには時期尚早なので小さな事から始められるようにコンサルティングやケータリングを中心としたサービスを提供する小さ〜な会社です。

稼ぎどきのこの夏はキクラデス諸島、シロス島で今まさに建設中の新規のお店のオーナーさんとパートナーシップを組み新たなスタートをきる予定です。

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まだ最終的にサインを交わす所までいっていないので、土壇場でどんでん返しをくらうかもしれませんが、うまく話がまとまれば忙しい夏になりそうです。

5ヶ月を費やしやっとここまで来て、ほっとした反面、日に日にプレッシャーが増してきて発狂しそうになる日もあったり。

そして今回、ユジロスは僕以外の旧inbiメンバーと一緒に別のお店で働く事になりました。

僕はまた新たに人間関係を構築し、問題が起きれば基本は自分一人で解決しなければならないので不安はありますがきっとこれも長い目で見れば良い経験になると信じています。



これまで何度かシロス島へ足を運び、キッチンプランを作ったりメニューを考えたりしてきました。

シロス島、港は栄えていますが少し離れるとなかなかの田舎っぷりです。

今の家は街の中心でいつも賑やかなのですごい差です。

人は往々にして都会の中に田舎を探したり、田舎の中に都会を探したりするものですが、やはりまだ独り身の僕としては人が溢れている都会の方がずっと落ち着きます。

IMG_0969

見渡す限りのはげ山。

ぽつんぽつんと立つ家々ですが前回滞在した2日間では人の姿はほぼなかったですね。

シーズンになれば凄い人の数になるのでしょうが、今はまだ猫とヤギ、そして牛さんたちばかりが悠々とスローライフを満喫していました。

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帰りのフェリーの中、朝から晩までのタイトなスケジュールで2日間を終えたのでかずさんは隣の席で寝息をたてていました。


僕は束の間の現実逃避で小説を読んでいましたがそのうちに焦り、不安、期待、苛立ち、複雑な気持ちがふつふつと湧いてきてデッキへ出ました。






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〜〜〜
〜〜〜
フェリーに乗って海を眺めていると、無性にこの足で土の地面を踏みたい気持ちに駆られた。

地に足をつけて先に進んだり、立ち止まったり、戻ってみたり、もしくは何もかも忘れて走り出したい。

スクリューから飛沫をあげる波の織りなす果てしない軌跡をみて、また少し落ち込む。

この船の上でいくら悩み、もがいても4時間15分後にたどり着く場所は決まっていて、またそれから自分が何処にいて何処に向かうのか、自問自答する事になるだろう。

自分の意思なんてこの大きな船の上ではすごくちっぽけで、もしかしたら自分の人生もこの船のような何かとてつもない大きなものにただ乗って、踊らされているだけかもしれない。






新しいチャレンジ。

この波のように形のない不確かなものを探す旅がまた始まる。

悩んだらまた思い出そう。
イギリスへ行くと決意した時に立てた目標。

何が起きても包丁バッグひとつと英語で世界中どこへでもいける男になると。

がむしゃらにやって、いつかこれを読み返した時こんなちっぽけな事で悩んでいたんだと笑えるくらいに頑張ろう。

今はどうなるか全くわからなくて、不安で、できる事なら答えをカンニングしたいけれど。

IMG_0971







でもボブディランもずっと昔に唄っていた。







その答えは風の中にあって、誰にも掴めないと。






筆 タカキス。







p.s   拍手コメントをいただいた皆様、
どうもありがとうございます!!

すいません、仕様上返信できませんので
ここで失礼します。

本当に元気いただきました (T . T)




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ギリシャ 最終局面。


 
12日のEU会合。
この日はいつもより店の予約が少なかったので休みをとりました。

決戦のこの日が近づくまで日に日に僕らの心臓は鼓動を増し、
連日連夜の裏EU会合inギリシャのど田舎。

S__712708


僕らはギリシャの銘酒チプロ、ユジロスのお嫁さんは
スペインが誇るサングリア、そして食卓には和洋中の
料理が並び見事に調和。
でも本当は大好きなソーセージは最近ちょっと敬遠、、w


当日いつもの様にずっとBBC NEWSを流してはいたものの、
ブリュッセルからの生中継にはずっと進展がなく
ひたすら現地リポーターは同じ事を繰り返すのが
つらそうでした。

そうこうしているうちに僕も一週間溜まった疲れに睡魔が襲い、
煮え切らないまま就寝。

途中何回も気になってニュースをチェックするものの、
未だ進展なし、、
そんなのを何回も何回も繰り返し不完全睡眠で迎えた朝ですらまだ
会合は続行中の模様。

そして何と会合が終わったのは開始から17時間が過ぎた頃でした。

思わずテレビに向かって皆さんお疲れ様でした。と一言。

やはりメルケルさんの存在感はすごいですね。
僕はあの人を見るとなぜかフランダースの犬を思い出してしまいますが。

会議終了後にチプラス首相がインタビューを受ける後ろを
真っ白なスーツで颯爽と歩くメルケルさんの姿が印象的でした。

誰かが言った、猫の許す範囲でしかネズミは遊べないという言葉を思い出しました。


僕は映像を見ていてあの会場の中がどうなっているのか、
すごく気になりました。

何回も休憩を挟んだそうですが、休憩室はどうなっているのかなぁとか、
食事は何をとったのか、盗聴対策などはどうなっているのか、
非常に気になります。

休憩中はやはり自国の財務省なり外務省なりと話し合いをして、
その後会場に戻り、自国の利益のためにギリギリの交渉をするんでしょうか。
かっこいいです。憧れます。

最後はやはりドイツがギリシャを力でねじ伏せた感は否めないですが
大筋合意までこぎつけた様です。

緊縮策反対を掲げここまで上り詰めたチプラスさんも
最後は政治判断でかなり譲歩したのでしょうか。

最終的にはほぼ丸呑みの緊縮策受け入れ、、
あの国民投票は一体何だったのか大きな疑問符が残ります。

間違いなく問題の根源はギリシャの放漫財政にあったとは
思いますがそれにしても合意結果、そしてチプラスさんに課せられた
宿題があまりにも懲罰的に見えるのは僕だけではないはず。

もちろん僕らはほっと胸を撫で下ろしたわけですが、
これまでの経緯や、債権団側が土壇場でさらに厳しい条件を
突きつけてきた事などを考えると、両手放しでは喜べないです。

内容を見てみると結構こんな事までいわれちゃうの?って事が
多々あり政治は難しいなぁ、と痛感。

例えば薬局の業界団体はEU側からスーパーなんかでの医薬品対面販売など
規制緩和を求められたり。
早速団体は抗議で薬局のストをするなんていっていますが、、
困ります。
ただでさえデモとストが大好きなのにこれ以上増えないでほしいです。


あと一番リアルな問題は銀行が未だに閉まっている事。
もう2週間以上経過、さすがにいい加減にして欲しいですね。

会社側も銀行が開かない限り給料が払えないので
オーナーはじめ、スタッフ皆ひーこらひーこら言っています。

僕らの店でも輸入品は決済が通らず入らなくなってきているし、
魚や野菜も現金払い以外は持ってきてくれない業者さんが
増えたので結構しんどいです。

ここCosta Navarinoはありがたい事に毎日とても忙しいのですが
お客さんはギリシャ人以外の人が大多数で支払いは海外発行のカード、
もしくはサインだけして部屋に飛ばす人が99%。

仕組み上、一旦は売り上げがホテル側に行き、
後日うちの会社に戻ってくるシステム。

なのでカード売り上げがひたすら溜まっていき、
銀行再開まではホテル側からこちらへの送金はないわけです。

売り上げはあっても現金は一切残らず、
現金で野菜や魚が買えないという負のスパイラルから
全く抜け出せずにいます。

ちなみに今日タラバガニが入らないと色々なものが品切れに
なってしまうので朝からドキドキ中。

16日以降ついに業務再開するのではないかというニュースも流れているので
期待しています。



まだ議会承認というハードルが残っているので完全に安心している
訳ではないですが一刻も早く通常通りの仕事、生活ができるように
なって欲しいです。


IMG_9226


ずっと先のギリシャの事を考えたらこのチプラスさんの政治判断が
正しいのか、もしくはそうでないのか、色々な意見があると思いますが
ここで今を生きる若者達はEU残留という道を多く望んだのでは
ないでしょうか。

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EUといういびつなパズルのピースが、
ポロポロと崩れ落ちていく日もそう遠くない気がしています。


筆 タカキス



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いつものように

国民投票の結果が出て丸1日が経ちました。
結果はご存知の通り緊縮反対派が勝利。
勝利、といえどそもそも何に対しての勝利なのかは疑問を覚える点もありますが。


自分たちが今アテネから離れた場所に居るせいなのかもしれませんが、特に変わったことはありません。

いつもの様に起き、いつもの様に仕事をして、いつもの様に晩酌、いつもの様にほろ酔いで寝る。

周りのギリシャ人はというと、これまたいつもの様にたわいのない話で盛り上がり、じゃれあい、うまそうにビールを飲んでいます。



しかしやはりいつもと違うのはひとたび携帯でニュースを開いてみると、どこもかしこもギリシャ一色。

どの記事を読んでもギリシャにとって良くないものばかり。

誰が、どういう意図があって書いているのか、かなり膨張されている記事。どこの誰から取って来たか分からないくだらない統計や一方的な角度からの情報が溢れているのは事実です。

それに乗っかって好き勝手書き放題、顔の見えないコメント欄でギリシャやギリシャ国民に対して誹謗中傷するお偉い方々。
皆さんよくギリシャの事をご存知で。 
ブラボー。


ギリシャ政府を批難するのはまだいいですが、ギリシャ国民の事を言われるとさすがに腹が立ちますね。


確かにその国の方針、気候、教育なんかによっては、ある程度性格は区別出来るかもしれません。

例えば一般のギリシャ人をタイプで言うと無欲平凡な人種ではないかと思います。
一部の傲慢な政治家や富裕層を除いて。


本当に必要なものだけあればいいという感じ。新しいものも贅沢も望まない。

ただいつもの様にビーチに行けて冷たいコーヒーが飲めてスブラキ(豚、鶏の串)が食べれれば。つまりただ平凡な、いつもの様な生活を望んでいるだけではないでしょうか。
当たり前のことです。


誰もが望む事だと思います。それをどうして批難される必要が?
顔も見えない誰かに。


どんな苦境に立たされても前向きに笑っていられる、素晴らしい国民性だと僕は思います。
誰がなんと言おうとギリシャとギリシャ人好きです。

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そーいえば変わったことがもう一つ。
今日いつものように仕事を終え家に帰ると変わった来客が。
弱ったコウモリがリビングの端でうずくまっていました。




ちなみに昨日はでっかいムカデ....。


明日は一体何が来るんだ。。。期待と不安が胸を締め付けます。

ギリシャではコウモリが家に入って来るっていうのはなんだか縁起の良くないことだそう。
でも顔は可愛かったので決して悪魔ではないと思います。


IMG_8946


この世のあらゆる生き物は皆深い絆で結ばれているのだと、皆兄弟で繋がっているのだと..
ブッダ(手塚治虫大先生)がそう言っていました。
困っている人がいたら助けましょう。
間違いないです。ふむふむ。


このコウモリが何かを示唆しているのか...。は分かりませんが明日も皆がいつもの様に笑って1日が過ごせればいいなと切に願う今日この頃。
ギリシャより。

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追記;

ギリギリ崖っぷちのギリシャでは自分一人生きるのにも必死なのにも関わらず、街にはいたるところに野良猫や野良犬のご飯や水がおいてあります。
どこからお金が出るわけでもなく誰に頼まれる訳でもなく、自分の意思で野良ちゃんのケアをしてあげている人が沢山います。
ギリシャのいいところの一つです。 
 自分が苦しくても弱いものに手を差し伸べてあげられる、そんな人達です。 














筆ゆじろす


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Nobody knows

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日本の家族や友人から大丈夫かー、、なんて心配の連絡をもらう事が
多くなった最近ですが、僕らの生活に劇的な変化はなく、いたって
普通に暮らしています。
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とはいうものの、今回ばかりはこの先どうなるのか不安で
ニュースを起きてから寝るまで、、いや寝ている時でもパッと目覚めて
チェックしています。

こんなに長く生活しているのにも関わらずギリシャ語ニュースが
何を言っているのか全くもって分からない僕らはずっとBBC NEWSを
流しているのですが、そんな大した内容じゃないんじゃないかなって
いうものが突然"Breaking news"として流れたりして毎日寿命が縮まる思いで
テレビに食いついています。

実際に僕らの店でもお客さんのクレジットカードが通らなかったり、
ホテル側から僕らの店への決済が遅れていたりと影響は出ています。

1日60ユーロしかおろせないし、お金に対しての人間の嫌な面を
見てしまう場面が増えてしまった事は本当に悲しい事です。

ネットなんかではまたまたギリシャ人はどうしようもないだの
嘘つきだの、しまいには餓死しろだの、、、
よくもまあそこまで言えたもんだなぁっと思う事もしばしば。

毎日ギリシャ人のスタッフと一緒に汗を流し、同じ釜の飯を食い、
仕事後には飲みに行ってなけなしの数ユーロでビールをおごりあっている
僕らは、こんな素敵な若者達の未来が少しでも早く良い方向に
向かうよう心から願っています。
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僕らは毎日の様に、安いお店で皆で酔っ払って大笑いをし、
皆でバスケをしています。
本当は頭が痛くなるし疲れてしまうから参加したくないけど、
いつも皆で仲良くワイワイするのがギリシャ流。

そんな彼らが今度の国民投票に向け、
真っ二つに割れて連日デモを繰り返しています。
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国民投票をすることが良い事なのか、そうではないのかは別として、
実際に行われれば投票の内容も、それから出されるであろういずれの結果も、
将来がある若者や年金で生活している人、
いろいろな問題を抱える人たちに問うには酷な気さえします。

嫌な時代にギリシャに生まれたなあ、と。

EUに残りたいと思うのは当然だし、
さらに続く厳しい緊縮策には皆心底疲れている。

EUに残りたくて緊縮策には反対、これが多分大多数で
その人達はどちらに自分の票を入れればいいか頭を抱えている様です。

まあこういう考え方は僕らや他のヨーロッパ諸国の人たちにはきっと
通じないのだろうけど、これが僕が思うギリシャ人のメンタリティー。


皆、答えは分からないって。

実際僕もわかりません。

逆にギリシャ人に聞かれても、
この国が大好きだけど永住は考えてないし、
彼らが今真面目に自分たちの未来について考えているので
反対の意見を持っていても反論せず、我慢して良く聞く様にしています。


もちろんひとつの国家としてのギリシャや、そこに暮らす人々が
ちゃんと納税の意識を持ったり、世界のルールを守ったり、
素直に謝るべきところは謝ったり、心を改めなければいけない部分は
たくさんあると思います。


でもその他にもギリシャの地理的意味や、
人々が信仰するもの、他の国々との政治的なパワーバランスなどで、
この小国がいわば宿命的な問題を常に抱えているのもこれまた
事実なのかもしれません。

複雑な事柄がごっちゃごちゃに混ざり合って、
何が正しいか、誰が正しいか、答えを見つけるのは僕には
できそうもありません。


明日の投票結果を待って、僕らも自分たちの将来を真面目に
考えようと思っています。


何故こんな瞬間に自分がここギリシャで暮らしているのか、、、、
、、人生は本当に不思議でわからないものですね。


そわそわしてしまうので帰宅後、走りだしました。


周りにはいつもと変わらない景色。
綺麗な海と打ち寄せる波音、そして蝉が騒々しく鳴いています。

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筆 タカキス


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男の些細なロマンと危険犬種(期限付きレンタル)。


またギリシャが世界を騒がせています。

もうこのニュースも何度目でしょうか。

ここで暮らしている外国人としてはやっぱりEUに残ってくれた方が
何かと面倒くさくなくていいんですが。。。

当のギリシャ人達(僕らの周りだけね)はやたら
I don't give a shit って言ってるのでだんだん僕も
そんな感じになってきました。
どーでもーいーいですよー。借りた金かえせよ〜〜ってね。

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さてさてそんな事をぶつぶつつぶやいているだけの
僕の様な典型的な小市民にも幾つかのささいな夢が
あるわけでして。

まあ本当に笑っちゃう様な小さな夢ですが、
その何個かはここギリシャに来てからかなったわけです。


以前にも書きましたが、
例えば青い海の見える家に住む事、
暖炉のある家で炎を眺めながら寒い冬を越す事、
四駆のジープでぐいんぐいん荒れ果てた砂利道を攻める事、
大人のウイスキーバーに通う事、などなど。

多分これらはギリシャの地理性や天気、文化とかに
よって割と簡単に手に入る物なんだとは思いますが。

そしてそして公私ともに認める犬猫狂いの僕の野望は
いつかきっとでっかいワンコと一緒に暮らす事。
180x65の僕が上にかぶさって寝てもへっちゃらクラスの子希望。 

その子をジープに乗っけて海へ出かけたり、
公園で枕になってもらって本を読んだり、
いつかその子がお父さんやお母さんになるのを見届けたり。

〜〜〜〜〜


ひょんな事からこの子が僕の家にやってきたのは一ヶ月半前。


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種類はロットワイラー。
見た目は相当怖いですが3歳の女の子、リリーちゃん42kgです。
可愛い写真を撮ってあげたいんですが、いかんせん全体が黒すぎるのと
目の上の麻呂の影響で目がはっきり写らないんです。

一緒に生活するにあたってこの犬種の性格や特徴を色々と
調べてみました。

ふむふむ。。。。。。むむっ?。。背筋ぞわ〜。。
なにやら色んな犬種の中でも突出して危険性が高いらしい。
悲惨な事故も結構多いらしいし、
国によってはピットブルや土佐犬なんかと並んで
危険犬種に指定されてるみたいです、たら〜。。


というのも飲みの席でこの子を数ヶ月間だけ預かって欲しい
という話が出て、いつもの様に調子良く僕いいっすよ〜!
なんていったらとんとんとんと話が進んでいって
あっという間の同居開始、、、からすでに90日。

そんなんで下準備もあまりしないままこの一見獰猛な子と
探り探り友達になっていきました。

でかい犬と暮らすという夢はあったものの、
僕の実経験としては、
プードル、マルチーズ、チワワのかわゆーい室内犬のみw

IMG_0713
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なので始めはリリーがお手をするにも顔を近ずけて来るにも
おもちゃに噛み付くにも
パワーが僕がこれまで飼ってきた子達の比ではなく
まっじで食われるんじゃないかっていう恐怖からのスタート。
剛力で子犬みたいな事を手加減なしでしてくるのですごいんですね



でも怖がってるとなめられますからね、
ウチのルールはしっかり教え込み、あとは餌付けw

日が経つにつれ、
すりすりしてくるリリーに恐怖心はすぐに消えていきました。

ネットとかだとこの犬種の人懐こさが
星5個中2とかせいぜい3ぐらいが多いんですが

僕ん中では5個中12くらいですw

本当に離れない。ずーっと家庭内ストーキングで可愛くてたまりません。
僕がテレビを見ている時はずうっと僕の膝に顔を置いていびきをかいて爆睡、
帰宅時にはこのでかい図体でぴょんぴょん跳ねて大喜び、
甘えたい時は全力で寄りかかってくる、
素直で分かりやすくて愛らしい子です。

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唯一困っちゃうのがよだれ問題。
僕らが食事中はそばでこっちをこっそり見ているのですが
よだれがだっらだら、、量もハンパじゃないんです。
本当に漫画みたいなよだれなので床掃除が大変ですw
でもこれも可愛くてわざとじらしてみたり。

見た目でだいぶ損してますねこの犬種は。
とりあえず第一印象怖すぎ。
散歩中も結構びびって逃げる人多数。

こんなにかわいいのに。

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ん〜、やっぱり動物はいいもんですねぇ。
いてくれるだけで場が和むし日々のストレスを癒してくれます。

僕がしょっちゅう酔っ払ってしつこく抱きついて離さないので
それにはだいぶ嫌気がさしてると思いますが。


お別れの時間が迫ってるので寂しいけど、
それまで楽しい思い出を作ろうね。

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でもトイレに行っている間にいつも僕のつまみを盗み食いするのだけは
勘弁してください。



筆 タカキス。




 

ヒッチハイカーと大きな家

今年も夏のシーズンがやってきました。
再びやってきましたメシニアへ。

がしかし、今シーズンはこれまでとは少し様子が違います。


コロナキからグリファダ(グリファダは海沿い)への移転のメインの理由はといえば通年オープン。(8月以外)

5月6月ギリシャにポカポカとした陽気が出てくる頃、ギリシャ人のエネルギー源は海と太陽と肌を露出した異性...とても人間らしく爽やかですwktk

まるで雨季から広大なサバンナをヌーが餌を求め大移動する様に、彼らの南への移動が始まるのです。 
極端な話ですが、ギリシャ人のそういう性質を利用した戦略なわけです。

ということはやっぱりグリファダ、costanavarino店2店舗オープン。
そういうわけでこれまで6年間苦楽を共にしてきた同居人兼 師匠兼、6年間ほぼ休みなしで乾杯してきた最悪最高な酒仲間であるタカキスと離れて働く事になりました。
本店グリファダにはタカキス。シーズン限定のcostanavarino店は僕という流れです。

8月はcostanavarinoが忙しすぎるのでグリファダ店を閉めて愉快なinbiキッチンチーム全員costanavarinoに集結するのですが5,6,7,9月は2番手の僕がアシスタントと、2人ないしは3人で全席300を超えるレストランのスシバーを切り盛りしていく事になるのです。
しかしまだアシスタントまだ見つかっておらず急募中です..(スシの経験が有りギリシャに興味のある方ドシドシご応募下さい!)


といってもまだ5月、こっちに来たのはいいのですが本格的な夏シーズンはまだ始まっておらずリゾート自体にも人はまばら、現在週4日勤務という、高校生のバイト並みの労働日数、それに加え会社が用意してくれた家はハイパーでかい+ionian sea view+なんとプライベートビーチ付きの僕とお嫁さんと飼い猫ミコちゃんで住むにはいささか大きすぎる家。

ミコちゃんは慣れないピカピカツルツルの大理石張りの床の広い家をダッシュするのでつるっつるコケまくりです。
かわいい。。。

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調子にのるミコ


しかし朝目が覚めて綺麗な海が目の前に見えるっていうのはいいですね。
自然な綺麗なものとか音とかってスッと体に入ってきて体にもいい気がします。
この環境は体にも精神的にもグーです。


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 コンクリートジャングルで汗水流して働いて疲れを癒すだけの週1休み。タカキスには本当申し訳ないと思います。ふふ。


そんな感じで今非常に『キツイ』生活を今の所送っているのですが、週3日休みを利用してまたもやNEDAの滝に行って来ました。3度目の訪問。何度行っても自分の罪を全て洗い流してくれるような気分になります。
何か失敗した時にNEDAの滝に行くのはオススメです。あの滝は全てを許してくれますw

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その帰り道、面白い出会いがありました。
山道を抜けて海沿いに車を走らせていると地図を片手に親指を立てている青年が。

浅黒く日焼けして健康的な肌。味の出たデニムのシャツにデニムの短パン、ハンチング帽を斜め被り。
ちっちゃい皮のリュックにウクレレをぶら下げて小洒落た風貌。

バックパッカーにしては荷物が小さすぎる、それにこの辺り旅行者はごまんといるが中々清楚な旅行者ばかり。1年かけて世界を旅して廻るような旅人でも大体アテネ、ミコノスやサントリーに行ってサッとギリシャを出て行ってしまう。

気になって止まってみると目がキラッキラしたその青年がドコドコまで行きたいのだけれど、もし良ければ一緒に連れてってくれないかと。
方向も同じだし元々放浪に憧れがあった僕はその青年の持つ独特な雰囲気と輝かしい目に惹かれ二つ返事でno problemeと言葉が出ていました。


話を聞いてみると25歳スペイン人の放浪者。
日本人が思う、いわゆるラテンスペインの陽気な男子という感じではないのですが車中では、たまたまかけていたToots and maytalsの陽気なoldskaのリズムに体を揺らし終始ニコニコしていました。言葉遣いも丁寧で気遣いの出来るいい人。

祖父母に育てられたとういう彼。
祖父母が他界し身内と呼べる身内が誰一人いなくなった18になる歳に、地元スペインを飛び出し7年間地元に帰らずにウクレレと各国の楽器で路上演奏して生計を立てているらしい。

出会って間も無い僕は、彼の身の上の事情、感情などは到底理解は出来っこないけど、
それでも10代の頃,いや今でも夢見る世界放浪を実際にしている彼の姿に心が躍りました。

結局自分の豪華な家を横目に通り過ぎ彼の今夜の寝床となる街まで送ってあげることに。


もちろんいつかは自分で建てた大っきい庭付きの家にこれまたでっかい犬を放し飼いにして、夕刻になれば沈む夕日を飼い猫ミコと眺めてウイスキーチョビチョビはじめっちゃったり,BGMはもちろんさざ波とウイスキーの氷が溶ける音、カラン、コロン。
夜になれば屋根の上で寝転んで流れ星期待しながらひたすら夜空見上げて輝く星たちに自分の昔話でも聞かせてやったり....
そしてレースの付いたキングベッドで愛猫を抱きながらロウソクをフッ、と消してゆっくり就寝。

.....

かなり適当でひどい妄想ですがそんなのにも憧れはあります。

でも彼のように世界中を旅してその土地の空気や人との出会いに毎日刺激を受けながら夜は自分で探し出した寝床で寝袋にくるまって虫の音でも聴きながら寝るのもいいなって思います。


彼は今、本当に必要なもの以外なにも要らないんだと言っていて、生きる上での本質を突き詰めた生き方でかっこいいなと思いました。


無事目的地に着きキラキラした笑顔で、また世界のどこかで会おうね、なんて言って連絡先も交換せずに胸を張ってまた歩き出して行きました。




そして新しい地で彼の新たな冒険が始まっていくのでしょう。



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がんばれ〜〜!!!って心の中で叫んでミコの待つ大きな家に家路を急ぐのでした。


色んなものを見極めながら自分も彼のようなかっこいー生き方したいっす。
連絡先交換しとけばよかった〜〜〜、、、かなり後悔。。。



余談ですがここメシニアでは海亀の産卵も見れるそう。
少ない休みをうまく利用して今度は生命の神秘にでも触れてこようと思います。


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筆ゆじろす



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不定期便、2015春号。


こちらギリシャも、ようやく陽が伸び、新芽が顔を出し、
建物の陰に隠れて暖をとっていた野良ちゃんたちも
外に出て日向ぼっこをするようになりました。

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それにしても今年の冬は寒かった。
2009年からここで暮らし始めて早6年目、
こんなに寒い冬は経験したことがありませんでした。


これまでの冬はせいぜい1日か2日、粉雪が降る程度だったのですが
今年は猛吹雪の日が数日間続いたことさえありました。

やはりギリシャに冬は似合わない。
しいて良いことといえばスノボーが長く出来ることと、
漁師さんが魚を釣り上げていつも通りそこら辺で放置プレーしていても、
寒くて外は天然冷蔵庫状態なので魚の状態が良いことくらいですねw

そして毎度驚くのが服装の変化の速さなんですね。
僕らなんかだと暖かくなるにつれて徐々に、まず厚手のコートを脱ぎ、
中のセーターやカーディガンを脱ぎ、長袖シャツに、ってな具合に
段階を踏んでいくわけですがこっちの人って真冬の間に着ていた
ダッフルコートを脱いだと思ったらいきなりTシャツとか、
すごい人だともうノースリーブとかになってるんです。

中間がすっぽり無いわけです。

こっちはブルブル凍えながらヒーター真横の席でウイスキーを飲んでいる
時なんかにああいう人が隣にいるとちょっといらっとしますねw
色々考えてしまいます。基礎体温が高いのかなーとか、
逆に真夏はさぞ大変でしょうねぇ、とか
もし付き合ってドライブとか行ったら絶対車内温度で大喧嘩になるだろうなー、
とか暖房代安く済んでいいじゃんっ!、とかね。






さてさて仕事の方はどうかといえば、2009年のオープンから
店を構えていたコロナキ地区から移転し、前年末に新店舗
心機一転新しいスタートを切りました。
おかげさまで今のところ好調です。

移転したのはグリファダ地区。
海沿いでショッピングエリアもあり、カフェやレストランが
ものすごい数ひしめき合っています。

僕らの店もここなら通年オープンができ、
若い客層にも来てもらえるという利点から
こちらを選び、新店のサイズも一回り大きく生まれ変わりました。


場所を本決定して工事開始からオープンまで、
誰一人の予想を裏切ることなく見っ事に遅れまくり、
毎度毎度の失態を世間様にお見せする当店自慢、
恒例のパフォーマンスもバッチリです。

オープンの日なんて本当に30分くらい前まで
床板の貼り付けはやってるわ天井の塗装してるわで
絶対間に合わないだろって皆思ってるんですが
これがギリシャの怖いところ、
ギリギリで間に合っちゃうんですね。

まあ正確に言うと間に合ってはないんですがとりあえず
外見だけは仕上げて細かいことについては後でやればいいやっ、
ていうギリシャ正統パターン。
ところがどっこい、この”先延ばし”とか”とりあえず今は”という言葉を
許してしまうともう次の日からはそれは”永遠にやらない”という言葉に
見事に変貌を遂げているわけであります。

なので何事もどれだけプッシュできるかが勝負。

日本の国会なんかで”検討します”、とか”考えておきます”というのが
”やりません”と ほぼ同義語なのと一緒ですね。

案の定今回も未だに配線がむき出しのままになっていたり、
天井に隙間があって営業中に猫ちゃんがひょっこり顔を出してる
なんてことは日常茶飯事。

あと今回僕らが働く寿司カウンターの床はガラス張り。
 
何故かともうしますと、この下には古代遺跡が眠っておりまして
何人も触れることは出来ないという事でありやす。 

大きい声じゃ言えませんが僕ら凡人には
ただのでかい石ころがそこら辺にごろごろ転がってる様にしか
どうしても見えないんですが 、、
きっと歴史的価値があるんでしょう。。。きっと。。


 水を良く使う僕らの仕事、
垂れる水でガラス張りの床がまさにアイススケートリンク状態。
一歩歩けばつるっ!股はしょっちゅう御開脚!の連日お祭り騒ぎ。
僕とユジロスはもちろん悪乗りして助走をつけて
スイスイスイスイ 〜って滑ってみたり、
そんな悪ふざけがすぎてオーナーやマネージャーに怒られてみたり。

大概こういうときに怒られるのはユジロスなんですけどね。
僕はそういう輩が来た時は気配を敏感に感じてすっと逃げるので。
こないだも彼は営業中に怒鳴りつけられて、
怒られてるのにヘラヘラしてんじゃねぇってさらに怒りを
かっていましたっけw

もちろん滑りどめのゴムマットはすぐに注文はしたんですが
やっと届いたのはごく最近。
ついに滑れなくなってしまったのは残念、、、、
いやいや下の遺跡が見えなくなってしまったのが残念極まりないです、はい。




まあざっとこんな感じで変わらぬメンバーで楽しく毎日を働いています。

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通勤が大の苦手な僕らも店の移転に合わせて引越しをしました。

引っ越して約3ヶ月経ちますが、正直まだこの街が
好きになれないでいます。

いつも活気があり緑も多く、海もすぐ目の前にはあるんですが、
なんか垢抜けない感じなんですね。

ん〜、地元埼玉で例えるなら、、、大宮かな。
浦和でも所沢でも川口でもなく、大宮。。

でかくて便利な街なんですがチェーン店とかパチンコ屋とか
どこにでもある看板ばっかりでガヤガヤしていて、入りたいなって
思うおもしろいお店が全然ない、
街を歩いてるだけで凄く疲れてくる街みたいな。

大宮の方がもし読んでいてくれたらごめんなさい、
好きではないですがよく行きますw

その点、今まで住んでいたコロナキは歴史のある
本物のお店がまだ現役バリバリで頑張っていた気がします。
細い坂道にぽっつり趣のある雑貨屋さんがあったり、
気まぐれで店を開けたり閉めたりするタベルナがあったり。

大好きだったコロナキの町との別れは寂しかったな。



これは世界中どこに行ってもそうだと思いますが、
坂、細、曲、の3つが合体した時、
つまり細い坂道が入り組んでる
町や集落なんかは最高に雰囲気ありますね。
坂が多くて住むのは大変だろうなぁとは思いますが
そんなところでお婆ちゃんなんかが歩いてるだけで
シャッターを押したくなってしまいます。

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逆に道が広い所って殺風景で温かみがない気がします。
グリファダは二重駐車、三重駐車はあったりまえ〜♬
の無法地帯、だだっ広い道ばっかりなのでその辺りも
好きになれない理由なのかも知れません。。





まあ色々と理由は考えてみましたが、
簡単に言っちゃうと僕らの好きな渋いバーが
今んところ一件も見つかっていないってだけなんですがw



しかしたかがバーと言っても僕らにとっては超重要なライフライン。
町歩きをして早く、
静かに流れるジャズの中で、揺れる氷がカランコロンと心地よく響く様な
お店をみつけたいです。あるのかな。やっぱりないのかな。。。


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家はというとこれまたラッキー、コロナキの時と同様、店から徒歩3分の
物件を見つけることができました。

無駄に広い家なので中々家具を揃えるのも一苦労なんですが、
自分で慣れないDIYをしてみたり、
その辺に捨ててある家具を夜な夜な引きずって帰ってペイントしてみたり、
楽しく住処作りをしています。

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そして海の見える家に住む(これは去年の夏にかなった)
というのと同じくらい憧れていた暖炉付きの家に住めることに
なったのも凄く嬉しい出来事。

薪に火をつけ揺れる炎と真っ赤に燃える炭をひたすら眺め、
パチパチとはじく軽い音を聞きながら
ちょいちょいやるウイスキーは格別に美味い。

そういえばこないだ火の中に加えようと大木を入れたら
それが蟻一族の家だったらしく中からぶっわぁ〜っと
蟻さんたちが溢れ出してきたのはさすがの僕でもドン引きでしたが。
可哀想な事をしました。
最近は気をつけて燃やす木は一回蹴ってなんかいないか確かめています。


今回引っ越すにあたり、
僕とユジロスはついに別々の家で暮らし始めました。

ユジロスの奥さんの滞在許可がついにおりて、
彼らはめでたく二人で新婚生活を始めました。

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ミコちゃんも連れて行かれました。 くすん。

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さいなら。


















ミコちゃんの事は別として、
よく人にお互い寂しいでしょーとか言われるんですが
はっきりいって全くないですね w


この間まで本当に文字通り朝起きてから寝るまで顔を合わせ、
お互いの存在が空気一歩手前くらいまでいっていたので逆に新鮮です。
半透明化されていたユジロスの姿をはっきりと確認することができます。



そして上手くできているもので、
恥ずかしながらかくいう僕の方も良いタイミングで良い出会いに恵まれ、
新しい生活を二人でスタートすることが出来ました。

そんなんでお互いの家を頻繁に行き来し、
僕らが仕事の時でも女子二人で仲良くやっている様子なので安心しています。

向こうの家に遊びに行く度に、
今では離れて暮らすようになった愛猫ミコが寄ってきてはじゃれ、
僕が酒に酔ってごろ寝すると、
真似っこしながら添い寝してくるのがとても愛らしいです。

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こんな風に、4月を目前に別れと出会い、旧友との再会、
新境地での挑戦と、わりと春らしい生活をしているのを実感。


またいろんな事で世界のニュースを騒がせているギリシャですが、
僕らは変わらずマイペースなこの国で、
マイペースに暮らしています、楽しく。


久々に皆に向けて、近況報告ができたのでほっとしました。


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2週間前に初めて植えた春菊も先日、目を出しました。

新芽を見ると感動します。




やっぱり春は良い季節です。


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筆 タカキス。











ps:

しばらく手がつけられなかったブログがいつの間にか
スパムコメントにやられてしまっていました。
今現在は画像認証を入れたので問題ないですが
削除作業中に、皆さんに頂いた新しめの記事の普通コメントも
誤って削除してしまいました。
せっかくコメント頂いたのに申し訳ありません。。。


 
















 

タイゲトス山〜クリスマスに夏の1ページ

またまた更新さぼってしまいました。
皆様お久しぶりです。
始めた時は毎日書く事を目標に始めたこのブログ。
今となっては年間2回...ダメだ。今年も書けることたくさんあったのに。

世間はクリスマス。寒さを忘れて今更夏の1ページを振り返ってみようと思います。
 


今年の夏は8月から広島、呉の蕎麦屋のドラ息子、親友タカシの訪問。
人生のターニングポイント、本格的な蕎麦修行に入る前にギリシャで自分を見つめ直すという目的で仕事を辞めてきて3ヶ月のロングバケーション。
彼は一人でキャンプやら山に仙人のように籠もっていた時期もあったので正味2ヶ月というところでしょうか。
僕の原付バイクと野生の勘を駆使してぺロポネソスの海、川、山 楽器とスピーカー持って西へ東へぺロポネソス全体を彼の遊び場にしてました。

心配していたタカキスとたかしの相性。だが熱い漢同士。酒を呑みかわせばこっちのもん。
ほっ。酒っていいもんですね。ほほほ。


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特に印象に残ったのは夏の終わりの2連休に二人で出かけた 
かの有名なスパルタにそびえるタイゲトス山一泊山登り。


車でスパルタまで3時間そこからさらに山に入り3時間。 



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スパルタの大地。

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下からみたタイゲトス山脈。あそこに登るのかと思うと心が躍ります。



標高2000メートルまでパジェロを四輪駆動にしてどういう表現が的確か、もはや道ではなかった道をひたすら進む。
途中真夜中の進路をイカツイ角を持った巨大な黒牛に塞がれて立ち往生。
クラクションなんか鳴らして、突進されてエアバッグなんか出る羽目になったらたまったもんじゃないので。
こんなに本気で何かを睨みつけたのはどれくらいぶりだろう。
夏前に街で『チャイナぁ?』と通りすがりに言われたアイツ以来だっただろうか。

牛と日本男児二人で本気のメンチの切り合いは続く。牛の方はなんだこいつら、くらいにしか思ってなかったとおもいますがこっちは本気。睨みあいが続くこと5分。見事勝利を収めることに成功。
そんなこんなトラブルを乗り越えなんとか目的の山小屋に到着出来ました。

そしてタカシ特製キャンプ飯とチプロでその日の疲れを洗い流し、軽く踊って車の中で眠りにつく....zzz


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翌朝腹ごしらえをしてさあ出発です。

 
一度タカシが標高0から登った時は2泊3日、膝が壊れる、夜中にテントの周りを何かが徘徊、さらには猪に襲われそうになるというなんとも楽しそうな話をきいていたので今回は標高2000メートルからのスタート。


『ここからなら近道通れば45分もあれば行けるよ 』なんて軽くいうのでなめてましたがこれがきつい。
こんなしんどい近道は人生初。とにかく傾斜が半端ないし、しかも靴底ペラペラのスニーカーと短パンというなめた格好。
全然踏ん張りがきかないし見たことない異様なトゲトゲの植物がブスブス足に刺さってくるし。

1時間をすぎた辺りからタカシにうっすら殺意をもったのを覚えています。


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適当に書かれた矢印。ふざけてます。どこを指してしてあるのかまるで検討がつきません。

まだかまだかと息を切らしながら登ること2時間。遂に登頂。


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いかにも来るものを拒むような険しい道を登りきった頂には、誰が作ったか石垣で作られた部屋に祈りの場所。
神様に少しでも近づきたくてこんなとこまで祈りを捧げにきたのかと思うと目頭が熱く...
はなりませんでしたがその神聖な空気に背筋が正されました。



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それはもう規格外に熱くぶっとんだ彼との時間。クレイジーで最高な夏になりました。
なにより酒を呑み交わし色んな話しをし沢山の刺激をもらえることが出来て本当によかった。
刺激をもらえる友達というのはやっぱ大事です。


 
そして僕の仕事も休みに入り背中には羽が。
そんなこんなでもちろんアテネに帰っても勢いは止まらず。



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そして遂にタカシ帰国日前日、サマータイムが終わる正にその日
僕はまさかの鎖骨骨折という形で夏の終わりを迎えたことは内緒です。
次の日痛みに悶える僕を横目に日本へいそいそと帰って行ったのでした。


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今は骨もだいぶくっついてくて移転した店で元気に働いています。
新しい店に関してはまた情報載せるので乞うご期待!!



それではメリークリスマス!


 




筆ゆじろす
 





 












 

幾千ものマラキアを越えて。




皆様お久しぶりです。

日刊から週刊。。月刊。。隔月。。季刊。。。そしてついに終了か、、
と思いきや毎度何とか息を吹き返し、細々続いている稚拙ブログですが
たまにのぞいていただけると嬉しいです。

書きたい気持ちはいつもあるのですが、
あんまりハッピーじゃない時や、身の回りの出来事がめまぐるしく
動いている時なんかはなかなか落ち着いて思うことを記すという
作業が億劫になってしまいます。

まあたいていはユジロスの番の時に止まってるので
僕はいつも早くアップしろよ〜、
と奴のケツをひっぱたいている方なのですが 笑


さて、幾千ものマラキア。。。
このマラキアというのは虫の感染症でもなければ42.195キロを
走るスポーツでもなく英語でいうとこの"Bull Shit"ってやつです。
。。。。。。fuckin' bull shit!!!! ,,,のブルシット。
,外人のキレた人たちがよく叫んでるけど日本語にはあんまりない
なかなかお下劣な言葉ですね 笑


そう、短いホリデーを過ごした日本から出たその時から
数々のマラキアが僕を襲い大殺界じゃないかってくらいの
連続災難。。


いつも日本へ帰る時はギリのギリまで日本を楽しみ、
こっちへ戻った同日とか、翌朝から仕事を始めるのが常。
そうすると時差ぼけも軽いし、何よりも数時間でも長く
日本にいられるのが嬉しいんですね。


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そんなんで今回もトルコで乗り継ぎ1.5時間の便をとり
極力、移動に時間を費やさないようにしたんです。
がしかし成田についてチェックインカウンターへ行くと
成田発イスタンブール行きが大分遅れており、
その影響でトルコからの乗り継ぎ便に乗れないという事。

まあこの数年間空港で何事もなくすべてうまくいった試しが
ないので、、うん、、やっぱりまたね。。
くらいの感じだったんです この時は。
でもその後航空券の取り直しになり次の便を探そうにも
夜の便も、翌朝の便も満席でないとの事。
前述の通り、少し遅れただけでも仕事に支障が出る航空券の
取り方なので低姿勢で粘り強くお願いしたんですが
こればっかりはしょうがないですね。

危なく空港でキレているイタい人になりかけましたが
いつも心は仏様で。。。。

結局振り替えが翌日夕方の便になってしまったので
嫌々イスタンブールで一泊する事にしました。


数時間遅れでトルコの地を踏んだB777-300ER、
機体が止まると同時に、、いやまだ止まる前からざわめく機内。

微妙な遅れなのでまだ急げば乗り継ぎ便に間に合うかも、
っていう人たちがたくさんいて機内はプチパニック状態。

狭い通路に皆所狭しと並んでるにも関わらず
遅れるから通して〜って叫びながら列をかき分ける強者もちらほら。

そんなんで僕も横に座っていたお姉さんに結構な勢いで急かされる始末。
靴もちゃんと履き終わってないのにずずずいっと空気砲をうたれ
早々と陸上へと向かいました。

そこで目の当たりにしたのは超、長蛇の列。
イミグレがまさかの大盛況で見たところ2時間はかかりそうです。
あのイミグレっていうのは本当もっとどうにかならないものですかね。
僕らの家のすぐ下のスーパーマーケット、バザールのレジのおばちゃんを
採用してほしいくらい。
いつもピッピッ、と袋入れのスピード勝負になりますからね 笑


爆音イヤフォンで現実逃避すること約一時間、そろそろ中盤に差し掛かって
きたのでパスポートを鞄から準備しようとすると、、むむむっ、、、
な、ない。。。
落ち着いて深呼吸。。ここでドギマギしたら空港でパニックに陥っている
かわいそうな人になってしまう、と自分に言い聞かせ平然を装って
今ここに立っている自分を頭の中で過去へ逆戻ししていく。
臭くて口呼吸のみで5合目までたどり着いたイミグレの列を歩み、
遅すぎる歩く通路を小走りし、
ボーディングブリッジをつたい機内を降りた、、そして気づく。
過去の自分君、シート前ポケットに置き忘れてますよ。

背中を伝う汗。万事休す。トルコ永住か。

これ以上言った事無いくらいのExcuse me を数秒ごとに連発しながら
イミグレの列を逆走し、今更急いでもしょうがないと分かりつつも
急いでようやくカウンターに到着。

かくかくしかじか説明し、呆れ返った”地上職員”に
これまた低姿勢一辺倒で助けを求めました。





中東や南国なんかに行かれた方にはわかってもらえると思いますが、
この辺の人たちってびっくりするくらい緊張感がないといいますか
普通にナッツとか齧りながらカウンター対応してたりするんですね。

僕は割とそういう空気の方が好きなんですが今回の様に
自分がパニック中だとすこ〜しだけいらっとしてしまいました 笑

何でも乗ってきた飛行機はとうの昔にターミナルから出ており
すぐには取りに戻れないとの事。
でもまだどこかへ飛び立ってなくて良かった。。ほっ。。

wait there until we call you ok?と
ギリシャ人もびっくりなめちゃくちゃ奇麗な命令形で
対応して頂き待つ事一時間。

帰ってきました愛しの菊の御紋パスポート。

不意に増した愛国心を胸に、今度は堂々と入国審査を抜けました。
寝るだけ寝て明日出て行くよっ、てね。


もうここまででへっとへとな僕。
ホテルまでどれくらいあるのか、ぼったくり対策は必要なのか、
いつもはわりかし気をつけているそんな事も考えず
重いスーツケースをトランクに投げ込み
レトロなBMWタクシーに乗り込みました。

正直乗った瞬間直感で分かったんですが、
英語が全く通じないんですねこれがまた。

多分、地球の歩き方とかの旅の言葉、タクシー編を
見ようともしなかった僕にも多少非はあるでしょう、、
でもメインの国際空港に乗り入れてるタクシーが英語ゼロって
ちょっとひどくありませんか。。
せめて喋れるおっちゃんのタクシーにはユニオンジャックの
ステッカー貼ってあげるとか、、そういうのどうでしょう。

ということで、iphoneを駆使してもどうにもこうにも
らちがあかず。宿に電話しても何と宿の人もターキッシュ、オンリー。

なのでドライバーと受付の両おやじが喋っていても
僕にはまるでちんぷんかんぷんなのです。

終いには何故か道に迷ったらしいドライバーがご機嫌ななめになり
寂れた住宅街の一角に降ろされてしまいました、泣きそうです。


ちょうどこの頃連日連夜、トルコの暴動ニュースが流れていたので
悪いターキッシュ、ティーネージャーにおやじ狩りされたらどうしよう、
NIKE air max は履いてないから大丈夫かな、
なんて不安がよぎり、ガラガラ大きな音をたてるスーツケースが
とても重く感じました。

知らぬ暗闇の街をiphoneたよりにさまよう事数十分、
ようやくまるで目立たないホテルの看板を発見しチェックイン。

ジェスチャーと筆談で、チェック、イン。。。。
会計も電卓の見せ合いだ!


もう既に大分前からやけ食いやけ酒で夜を明かしたい気分。
荷物をすべてぶん投げ、いまいち合わせの悪い鍵を無理矢理まわし、
暗い街へ一人繰り出しました。

団地が立ち並ぶ薄暗い街。公園のベンチも落書きだらけ。
エミネムばりの調子ののり様で肩を揺らし目指すは
すっぱいしぃっ〜〜なトルコケバブとビール。

そしてバーなんかにさらっと入ってマスターに色々愚痴を聞いてもらおう。


例えば、
世界(日本以外すべて)の時間のルーズさについて、
自分の都合で横に座る善良な市民を一刻も早く押し出そうとする
傲慢な人について、
例えば、
シリアスな場面でナッツを齧っていられる無神経さについて、
道に迷ったら即乗客を降ろす過度フレックスについて。

笑 笑 笑

そんなマニアックな想像をしながら
見つけた小さなケバブ屋さん。

『チキンのケバブ(エクストラ、スパイシー)とサラダ、それからビールください。』

『当店アルコールは置いていません。(イスラムだから)』

『そうですか、じゃコーラください。』


ビールからコーラに降格はかなりのショック、、
先に聞けば良かった〜なんて思いつつも
数年ぶりの本格トルコケバブが
猛烈な辛さの汗とともに全てを洗い流してくれるでしょう。

ついにテーブルに置かれたケバブ。。

ロンドンではケバブと注文すると
香ばしいピタに包まれたジューシーな肉と野菜に
スパイスの利いたソースがかかっているのが定番だったので
意外でしたが、シンプルに焼かれたチキンが並んでいました。

お味の方はというと、、すごくマイルド笑
めちゃくちゃ美味しかったんですけどね。

この日は全て求めていた物とは正反対の物、
出来事が実際には目の前に現れ、
刺激的な一日でした。

長い人生そんな時も多々あるはず。


車で例えて言うならば
今日は日本から出たばかり、なかなかうまくギアーチェンジができず、
なんとかガクっガクっと一速を半クラでつなぎました。
エンストは防ぎました、次はパワフルな二速、
しなやかな三速へのつなぎ役です。



長くなってしまったので今日はトルコ編としまして、ここまで。

次回この続きギリシャ編いって見たいと思います。

それでは、
”幾千のマラキアを越えて”、、改め

”トルコ、ギリシャ、ドタバタ珍道中” パート1、 でした。


筆 タカキス。

































 

YAMAHA エナジー狩りへ

自分忘備録を去年の年末に書いてから、早半年近く。
時間が経つのは何故こんなにも早いのでしょう。
この数ヶ月の間、既に目が回るほど沢山の出来事がありました。
 
特に大きなのはついに独り身じゃなくなった事でしょうか。 
感慨深いものがあります。
いい感じです。





仕事の方はというと、正直二度と戻って来たくなかったここギリシャの片田舎メシニア、
巨大リゾートcostanavarinoにタカキスと2人揃って二年ぶりに戻ってきました
う...。
しかしタダでは戻ってきません。
 
仕事の条件(休みちょこちょこある)
住居関係(sea view +猫付き(ミコ)
車もついに購入(タカキスと共同、四駆、山攻め出来る)
念願のアコギ購入(海辺でポロロン、海辺では雰囲気重視)

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 約半年住むにあたってのほぼ全ての環境を改善。
せっかくのギリシャ田舎暮らし楽しまねば。


さっそく行ってきました、山攻め。
さて、ギリシャといえば??...........青い海!!....白い家!!
と答えが出てくるのは当然なのですが、ところがどっこい。
ギリシャの見所はそれだけじゃないんです。

昨日今日と休みを利用して攻めて来たのは山。
ギリシャにはとても綺麗な山、滝、渓谷があるんです。

昨日行ったのはneda川というメシニアに流れる一本の川。
川の上流にある滝を目指し、この道ほんとに大丈夫なのですか..?
行くのはいいけど帰れるのですか??っていうくらいのオフロードを走る事30分。
これ以上は進めないというところまで行って、車を降り山登り30分。
 
通りすがる人が誰もいない山道を汗だくになりながら歩く2人。
しかし、同じ距離、時間を歩くのも都会と山では全然違うものですね。
木々のざわめき、川のせせらぎ、小鳥のさえずり... 
体は疲れているはずなのにフレッシュでいられるあの感じ。
何だろうあの清々しさは。
山の木々や水から発せられるマイナスイオンのおかげか??いや、そもそもマイナスイオンとは...??
これ書き終えたらWikipediaだ。

ついに到着。
うっ......と息をのむ美しさ。


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今にも羽をつけた天使が舞い降りてきそうな、凄まじいオーラを持った佇まい
水の色は真っ青な海に大量の牛乳を流し込んだような白藍色。
手前に悠々と立つ3本の木はまるで穏やかに流れ続ける滝を守っているよう。
今ここで自分が生まれたんじゃないかと言うほどの爽快感。

これほど崇高で繊細な滝は生まれて初めてで言葉が出ませんでした。 
絶叫はしたけど。。



今日行ってきたkazarmaという滝も堂々とした風格、佇まいで立派なものでした。
滝も良かったのですが、そこに着くまでののんびりとした渓谷歩き、
岩場をよじ登る鎖場などはスリル満点。かけ声はもちろん鷲のマークのあれで
間違いなく2人とも寿命2年は縮みました。
その代わり僕らの大好きなレッドブルよりも遥かに量の多いエナジーをもらいました。
 


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そうこうしているうちに、太陽は西に沈みかけ足早で我が娘が待つ海の見えるスイートホーム。
の前に海辺で生ビール一杯ひっかけてやっとこさ家路について、
少し騒がしい波の音を聴きながらこの文章を描いている次第であります。



明日は仕事で山へエナジー狩りに行けそうにないので冷蔵庫で寒がっている
レッドブルにエナジー補給してもらう事になりそうです。


最後は鷲のマークのアレで。
ファイトー...いっぱーつ....
おやすみなさい


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筆ゆじろす























 

 










 


 


 

 

 










 







 

 

冬を滑ろう。

新年一回目、やっとアップできました。
皆様 本年もよろしくお願い致します。




〜〜〜

ギリシャで5回目の新年を迎えてしまいました。
今回の年越しはこちらへ来てから初めての休み、
そしてなんと怒濤の4連休。

毎度お決まり、直前の決定だったので海外に行こうにも
飛行機は無いし猫の世話を知人にお願いするのにも
急すぎるし、という事で少ない選択肢の中から
僕らが選んだのは日帰りスノボーツアー。

目指すはヘロポネソス、カラブリタ
つたないギリシャ語で前日にバスを予約して
久しぶりの全身運動に備えて早めにベッドに潜り込みます。

何が大変って寝るのが難しいんですねw
バスの出発時間は午前5時。
最低3時間は寝なきゃと言う事で2時に電気は消してみたものの
いつもなら仕事を終えてさあ、飲み出そうという時間。

楽しみにドキドキ。
不安にドキドキ(バスにトイレはついてるのか。。どんだけの山道なのか。。)。


そして予習でみたyoutubeの初心者用スノボー講座が
頭の中でぐるんぐるん回って冴えわたりまくる僕の脳内。
転び方、、滑り方、、リフトの乗り方、、、転び方アゲイン。。。

隣の部屋からはいつも通りのばかでかいいびきが薄い壁を揺らし、
早朝テンションの上がった子猫は家中を全速力で一人走り回り、
ピーチクパーチク鳥達が鳴き出したところで僕のアラームがなります。

寝ずに止めるアラーム。ちょっとだけ八つ当たり。。


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さてさて早朝5時のコロナキは地元人もまだ眠りの中。
なんだかんだでギリギリになってしまったバスに乗り込むため
朝一でゼーゼー走ります。

二人とも前夜の飲みで財布の中はすっからかん。
バス代も払えないレベルだったので
迫り来るバス発車時間の中、
ひとまずユジロスのみお金を引き出して
足の遅い僕は先にバスに向かうという事に。

これが後で言い合いの火種になろうとは。。。




さて、
ふぅ〜っと何とか乗り込んだ大型バス。
トイレオッケー、空調オッケー。
バス内もガラガラです。
事前情報(by ユジロス)では3時間位で着くという事だったので
少し睡眠がとれそうです。というかおじさん達、流石に寝ないとヤバい。

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大型バス特有の心地良い揺れにスヤスヤスヤ、、、、
と思いきやいつの間にかまさかの満員御礼。
どうやら高校生の団体さんらしくいやぁ凄いパワーです。

ギリシャのこの位のガキ共、いやティーネージャーは
元気もりもりなんですね。

5列くらい先の仲間に大声で話しかけてみたり、
二人がけのシートに何故か3人でぎゅーぎゅー座りしてみたり。
とりあえずうるさすぎ。。

耳栓を持参しなかった自分を責めつつ、
彼らの青春から既に10数年もたっている自分に驚きつつ、
でもちょっぴり修学旅行バス風のテンションを楽しみながら
雪山を目指します。

事前情報(by ユジロス)の所要時間3時間は
とっくに過ぎ去ったもののなかなか姿を現さない雪山さん。

途中でコレ絶対癒着してるだろっていうすたれたレンタル屋さんで
案の定時代遅れすぎのウェアーとスノボー一式を借りて準備万端!


ちなみにこちら、支払いは道具を返す時でその間
パスポートと免許を預けなきゃいけないので
頼むから失くさないでね♡、とお祈りしつつ店を後にしました。

その後も運転手の親父が突然対向車の親父と
窓越しに長話を始めてみたり、
くねくね山道で気分を悪くした女の子が
外で一休みしているのを待ったり、
(意外とギリシャの人達、こういう時は悪ノリしないんですね、
日本だったらバス内はすぐにコチョコチョ話でざわざわ、
次の日にはあだ名がゲロ子になってる、なんてありそうですが。
騒いでいた若者達も皆、優しい言葉(多分)をかけていました)

結局到着までに費やした時間は5時間半。。
結構疲れました。
なんとか最後の方仮眠が取れたのがせめてもの救いでした。

疲労と眠さでぼおぉ〜っとする頭を一気に目覚めさせたのは
開いたドアから吹きすさぶ超寒風。
吹雪、舞い散る雪、吐くと同時に白く舞い上がる吐息。
テンションmax。

さあ早速着替えてご機嫌で出発。

でもその前に僕もお金おろさなきゃですね。
基本現金主義、ギリシャで生活していると常に小さい額のお札と
小銭を持っていないと何かと不便なのです。

だがしかし、周りには特にこれといった建物も無く、
あるのはポツリポツリと並ぶプレハブ小屋のみ。

もう見るからにATMなどという近代マシーンはなさそうで、
カード支払いなんて出来っこない。
恐る恐るその辺に暇そうに立っている係のお兄さんに聞いたところ
まあやっぱり無い訳です。。

これまた恐る恐るユジロスに現金引き出し後の彼の
財布内残高を聞いたところ80ユーロ位しかないそう。

僕の方は恥ずかしながら10ユーロ程w

この時点で往復のバス代以外は一切払っておらず、
リフト券や食事代、先程借り忘れた手袋のレンタル代等
頭の中で足していくと冷や汗が出てきました。

あーでもない、こーでもない、とだだっ広い駐車場で大量の白い湯気を
口から吐き出しつつ、不毛な口論を繰り広げたら一段落。

まあなんとかなるさ、と優先順位を確認しながら次のステージへ。
まずはリフト券。これがないと何も始まりませんからね。
日本だとリフト券って結構な値段しますが
ここでは一人18ユーロ(2500円くらい)でした。

90−36=54、、、ドキドキ。。

次は手袋のレンタル、せいぜい5ユーロくらいかなぁ〜、
と思いきやこちら手袋のレンタルは無いらしく
売り物しかありません、しかもひとつ25ユーロ。
この状況では高すぎる手袋ですが、
手に怪我でもしようもんなら話にならない僕らの仕事、、、
という理由を付けてなくなくひとつだけ購入しました。

この時点で残金は30ユーロ弱で帰りに
スノボー用具一式レンタル代も払えるのか危うい状態に。

もう考えれば考えるだけ場を楽しめなくなるので
どうにでもなれ〜、とカフェテリアで
ぱぁ〜と食べて飲もうという事にしました。

なけなしの10ユーロでいっちょ軽食でもおごってやろうと
借りたウェアーのポッケに手を突っ込むと、
ガサガサガサ、小さな紙切れが、
いざ取り出してみるとなんと、僕の前にレンタルした人が
忘れたと思われるくしゃくしゃのお札2枚、15ユーロを発見!
そしてまさかと思い反対側に手を入れると
ななな、なんとさらに20ユーロが。。。マジ。

何という幸運。。
朝起きは三文の徳。。。明日は明日の風が吹く。とは
よくいったもんで状況も一転、ウハウハで喉を濡らし、
腹を満たした次第でありました。

コースの方は若干まだ雪が足りていない様でしたが
まあ僕はどちらかというとがっつり滑るよりも
ちょ〜っとだけ滑ってカフェとかでぼーっとしている方が
好きなのでだいぶ楽しめました。

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ユジロスは僕がグローブの下にするつもりで持って来た
白い軍手を人目につかなくなった場所でコソコソとつけ、
人が来ると何故かまた外してポッケの中に隠す。
またそれがダサすぎるウェアーとマッチしすぎて
慣れるまで笑いすぎて腹が痛かったです。

初期のラッパーもびっくりのダボダボスーツ。
そしてイボ軍手made in Japan w

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あとビックリしたのがリフト。
めっちゃくちゃ速度が遅く、そして長い。
そんでしょっちゅう止まっては
しばらく上下に結構な振り幅でびよ〜んびよ〜ん、
と放置されるわけです。

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車酔いは全くなくここまで来ましたが
コレで吐きそうになりましたw

でも山の中腹でまた食べた串焼きとビール、
これは最高に美味かった。

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これで広瀬香美とかglobeがかかってれば
文句無しなんですが。。古いか。。。

いやぁ〜体を動かすって気持ちいいもんですね。
今冬中にあと5回は行くのが目標です。


ギリシャは冬のイメージって全然ないですが
アテネから数時間でスキーリゾートもあるし、温泉もある(らしい)し、
車があれば結構遊べます。


その後一週間程、筋肉痛に悩まされ、
去年から残っているバスクリンも大活躍。

疲労後の入浴、、天国です。



次はいつ行こうかな。。
お金はちゃんと持ってさ。


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ポッケにお金を忘れた救世主様。
ねこばばしてごめんなさい。


筆 タカキス。



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自分備忘録2013


今年も残すところ3日です。
Time flies like an arrow. 光陰矢の如し。
今年も1年ほんとに早かった。
一度すぎると二度と戻ってこない時間。ん〜〜無駄には出来ません。

あまり賢くない僕ですが自分なりに色々考えた一年でした。
考えても分からない事は風に身を任せ、時間の波にのまれやってこれた部分もあります。
まだ少し自分がブレブレなので来年はブレない自分を作る、が抱負です。
ああ、抱負もう言ってもうた。

山あり谷あり,複雑にこんがらがった年でしたが、ここ数年の中でも
最も印象的でエキサイティングな時間を過ごせたと思うので数年後の自分がこの文を読んで、あんな事もあったな、こんなこともあったな、あ!あんなことも!
なんて思い出せるようにめっちゃざっくり備忘録をつけてみようと思います。
今年はブログもあまり更新出来ていなかったので。。 
ほんとに私事なのでサラッと流してください。


1月 > inbiの兄弟店、クラブレストランinbi by naitoで年をあける。
爆音で流れる音楽とセクシーダンサーに撹乱され
照明の足りないすしバーでこれはマグロかな?サーモンかな??
なんて目を細めてネタの判別しながらすしを握っていたら
年が明けたというような感じ。
店の雰囲気とダンサー には当時日本から来てくれていた彼女もぶったまげていたのをよく覚えています。
2013年の幕開け。

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2月,3月、>inbi本店オープン、同時進行でnaitoも開いていたので掛け持ち営業。
inbiの営業が終わって、naitoに走る、inbiの営業前にnaitoの仕込み。
いささかやっかいなスタイルに疲れ少し二人ともヤサグレていた時期。
FxxKが口から出ない日はなかったです。
そして次なるステップを考えだした頃。悩んでおったなあ〜。
この頃からタカキスがテレビの影響をうけ自分の事を『あちき』と呼び出す。


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4月、5月 >ギリシャに来るきっかけとなった店inbiとお別れ。苦渋の決断。 
そして日本一時帰国。日本の素晴らしさを再確認。
たった2週間の短い時間の中で思い出に残った出来事の一つ。
父親と初めてのランチ。
二人ともぎこちなく、少し照れくさかった思い出があります。 
父『ゆじろす、うまいか』俺『うまいよ』............。くすっ。
 


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そして日本から間髪入れずにミコノスへ。


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6,7,8,9月 > 新しいチャレンジ。休みなしの過酷労働。
しかし仕事の面、人間関係、一人立ち。ここから得たものはかなり大きかったと思われるミコノス経験。
そして当時手のひらサイズだったミコとの出会い。
お互い独りぼっちだったので助け合って、なんとか一緒に夏を乗り切れました。 
感謝ですミコちゃん。

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フェリーに乗って帰る頃には一回りおっきくなってしまいました。
生まれ故郷との別れを惜しむ娘。




10,11,12月 >1度別れを告げた僕らの古巣inbiに戻りハッスル。
ほんとに人に恵まれていると思います。職場の心地よさを噛み締めています。
そして同時にタカキス、誰がどんな質問をしても返答がYESの代わりに『ハイルガガンボ!!』
に替わって、なんのこっちゃ。と思いきや、職場でハイルガガンボが大流行。
愉快な仲間達と賑やかに働いています。


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そしてなんと言ってもとらぼーとのお別れ。
でもこれからもずっと僕らの胸の中で生き続けていくことでしょう。
とらぼーありがとう。君は天使です。


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クリスマスは予定通り予定はなく過ぎ、
今日は缶ビールで胃袋を満たして、今は高田渡とお新香をつまみにJAMESONをちびちびやっておるのであります。ぼけーっと。
こんな年末もありです。


なんかこうして書いてみると、感じた事とか思った事とか文にするのって難しいですね。

『激動ギリシャ2013年備忘録!!!!』みたいな勢いある感じで書き出したのに、思い出しながら書いてみると案外平凡で、ただ、いい1年だったな〜。
と自分からはこんなコメントしか案外出てこないもんですね。
でも終わりよければ全てよし、じゃないけど自分なりに満足出来たのでよしとします。


この1年の経験が5年後10年後この後の自分に繋がっていく事を願います。



アテネでお世話になっている皆様、そしてこのおちゃらけブログを読んで下さっている皆様、
日本の友達、家族、今年もありがとうございました!

更なる飛躍を求め来年も精進して参りますので今後ともよろしくお願いします!


ではではよいおとしを


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筆ゆじろす 




 






 










 







 



 




忙しい日々。


皆様お久しぶりです。

気づけばこうしてここに文章を書くのも8ヶ月半ぶりです。

一口に8ヶ月半と言いやしても山あり谷ありの
なかなか濃厚な日々でございやした。

今こうして、ひとまずは古巣へ戻り、
落ち着いたところなので自分たちへの忘備録も
かねて振り返ってみようかなぁと思います。

ユジロスも前回書いておりましたが、
この間僕らのブログにメッセージやコメントを
くださった方々、どうもありがとうございました。

落ち込んでいた時なんかはホントに、
感謝感謝のあたたかいメッセージを読んで
元気をいただいておりました。

〜〜〜

さてさて、2009年のオープニングからずっと
お世話になった店を離れる決心をしたのは門出の季節、
4月の事でした。
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これまたどういういきさつでそういう決心をしたのかというのを
書くと大分長くなってしまいそうなので割愛しますが。

まあ、近年燻っていた何か新しい事を始めたい、という気持ちが
爆発したのと、もうあの夏の超過酷+超田舎生活に耐える気力は
到底ないと判断したからなのです。

と言いましても特に店ともめた訳でもなく、長く面倒を見てもらった
店ですのでいきなり二人いっぺんにはい、さようなら、っていうのも
なんですから僕は一ヶ月間魔のコスタナバリーノで立ち上げを手伝い、
ユジロスはホモの巣、いや、ミコノスへと旅立っていきました。

ちょうどおじいさんは山へ芝刈りにおばあさんは川へ洗濯に、
みたいに。
そこに桃太郎のごとくどんぶらこっこと生まれたてで
ユジロスに拾われたのはキジ、いやキジ猫のミコちゃんです。

初めは飼う事に反対していた僕ですが
飼ってしまったもんはしょうがない、
手のひらサイズの子猫を時たまパソコン越しに眺めては
この掌に抱く日を心待ちにしておりました。

そしてついにミコノスを初訪問したのは8月。
”上の人”だけに宛てがわれる一軒家で悠々と生活するユジロスの
家を縦横無尽に飛び回る小さな子がお出迎え。

遊び盛りなのか遊んでと絶え間なくガオォ〜と襲いかかってくるミコちゃん。

こんな風に。ミコ3



 
ミコ2こんな風に。





こんな風にwミコ4





うんやっぱりこの世の中生きとし生けるもの全て、
赤ちゃんっていうのはずるいですね。例外無く可愛いです。


IMG_5048


朝から晩までの激務で疲労困憊のユジロスも
だいぶミコに癒されていた様でした。

RIMG0524



























〜〜〜

一方僕の方は八月まで何をしていたのかというと
孤独のコスタナバリーノを気合いで乗り越え、
埼玉の山へ帰っておりました。

さすがに芝刈りまではしなかったものの、
家をプチリフォームしてみたり、
家族や友達と久しぶりのどんちゃん騒ぎにウコンが凄い勢いで
減っていく毎日でありました。

そしてこの間本来の目的である独立のための道のりを探るべく
色んな人に話を聞いたり、大使館に行ったり、
奥多摩の川を悠々と泳ぐマス君にこれからの進路を相談してみたり。
魚みたく流れに任せてプカプカ生きれればいいんですけどね。
僕らもギリシャに来てから5年目に突入。
ここいらで一発、ぶるぶる震えながら、逆流してみたい、サケみたく。

海外にもう少し残ってお金を貯めるか、
スパッと大好きな日本へ本帰国して準備を始めるか、
自問自答を繰り返した日々でした。

本当は当初、ギリシャで開業!、と目論んでいたのですが
やっぱりここでは僕ら、外国人。
問題山積みで先に進めず、一度白紙に戻そうとゆう事になりました。

悔しかったけどしょうがない。
虎視眈々と次のチャンスを狙おうと思っています。

有り難い事に色々なお店から話は頂いたのですが
考えれば考える程途中から本当に何がしたいのか
ちょっと分からなくなって、
胃も痛くなって、全てお断りして少し休んでみることにしました。


それから、
2010年のちょうど今頃から一緒に暮らし出したとらぼーが
突然天国へ旅立ちました。
夏の過酷な5ヶ月間も、寒風吹きすさぶ冬のオオカミの丘登りも
いつもいつもちょこちょこ後についてきてくれたあの子。
ある日突然主を失くした、リビングの隅に置かれた黄色いおざぶを
見る度に熱いものがこみ上げてきましたがむこうできっと楽しく
暮らしている事を信じてとらぼーの分までミコを可愛がろうと思います。


ありがとう、とらぼー。
見てるかい?


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そんなこんなで、
基本いつも前向きで楽観的な僕にとっては深く暗い谷でありました。

でももう今は大丈夫。
原点回帰で仕事と向き合い、
しっかり月収が入ってくる安心感を噛み締めています笑

実は新しい事もちゃっかり始めちゃったりしてるので
また次回はそんな事もご報告したいと思います。

RIMG0933



クリスマスまでちょうど10日を迎えたアテネ。
そこら中からマライアキャリーの雄叫びが聞こえてきます。
本当に早いですね。もうすぐ2014年です。

僕らも次の春が来るまでに、答えを出さなければいけないので

自分達自身に鞭を打ちつつ一日一日を過ごさなきゃです。

何回目かの寒い冬を迎え、
どうやら僕らのギリシャ生活も最終章に入った模様。

RIMG0539





やれる事は全部やって、楽しもう。
とらぼーの分までね。


結末はいつも、ハッピーエンド。


筆 タカキス。

ミコノスを終え

半年ぶりの更新です。
ブログにメッセージをくれた方々、ありがとうございました。
メッセージのおかげでなんとかまたこの画面と向き合う事が出来ています。

僕たち二人はまだギリシャでなんとか元気でやっています。 
 

灼熱のモーホーパラダイス、ミコノスでの修行は無事終え、
自分の想像以上の人生経験、(モーホー以外のところ)
仕事での収穫を得られたミコノス。
今後の自分に活きてくる事を願います。

ミコノスの事で書きたい事は山ほどあるのですが、
書ききれないので、簡単に言うと
全く新しい店だし、自分が中心となって動かなければ
ならなかったので色々大変なことはあったけど
良い経験をさせてもらったといったとこでしょうか。

ミコノス生活
その中でも一番びっくりさせられた事件を一つあげるとすると、
月に一度やってくるゲイクルーズ。
世界各国から集まってくる5000人のゲイを
(しかも結構ムキムキ系ばっか)
乗せた巨大な客船が上陸するその日。
 
島の上陸を待ちきれんばかりに、船の手すりから身を乗り出し
目をギラギラさせる5000人の男子達を想像すると少しゾッとした覚えがあります。
そして上陸後の島の光景.... 
これはほんとに怖かった。
やっぱりミコノス。日常にも非現実的な光景満載です。

あ、あと家の裏に干しといた洗濯物。お気に入りのTシャツが何者かに盗まれ
一週間後、たまたま街でそのTシャツ(唯一無二)を着て歩いてる悪い奴を発見してしまったとき...

まあまあまあ。

いい夏でした。

夏の仕事の事は写真で軽く。

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そして今夏が終わって秋を越して、2013年も終わりを迎えようとしている今、
僕ら二人、古巣からの強烈プッシュを受け冬の間のみという約束で
ここアテネのinbiで再び奮闘しております。


書きたい事は山ほどあるのですが今日はこの辺でやめときます。
またこれからちょくちょくアップしていこうと思うので
暇な時にでも覗いてみてください!




ではでは、チプロで喉と胃が暖まってきたのでそろそろ寝るとします。
12月3日午前4時37分。カリニヒター。今日は良い夢みれるかな。



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