もちろん自分も含めてですが、最近のギリシャ危機→
デモやストライキが日本でもニュースとして取り上げられるまで
ギリシャに対して悪いイメージを持つ人って殆どいなかった
と思います。

ギリシャ神話や真っ青なエーゲ海、白い壁に青い屋根の家々。。。

歴史も古くて、憧れの地。一度は訪れてみたい国。

確かに他の国にない美しい景色や建物もたくさんあり、
ギリシャ人が何が起ころうとも声を揃えて
『世界ナンバーワンの国!』と豪語するのも 
理解するまでは行かなくとも(とうていいかない)、
その努力まではさせられます。


でもどんな平和で美しい国にもやっぱり暗部はあるもの。

そしてこれは歴史的な意味での暗部ではなく今現在にも
ただの現実としてリアルにあるギリシャの一面。

アテネはオモニア地区(omonia)。

広場周辺に多数のホテルやバックパッカー用
安ホステルが立ち並ぶひと際にぎやかな場所。

観光スポットの一つとして知られている節もあるけど
はっきり言って、何故だか全然分からない。

広場を抜けて一歩それた道にでも入れば空気がガラリ。


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ここはギリシャ人にいわせても危険で
よほどの用事がない限り近寄りたくない場所だそう。




移民系の人が多く集まり、マフィア組織、過激派なども
ここを拠点に活動する人が少なくないようです。

当然僕らも近寄りたくはないものの、
ここ最近の移民局通いの交通で、タクシー運転手が
近道なのか、この危険地帯を裏道走行する事が
しばしば。

小道に入ると同時に、窓をきっちり閉めて、鍵もロック。

何でも通りがかりにドア、窓を強引にこじ開けて
持ち物を強奪したりする凶悪事件が
後を絶たないそうなんです。

♪マフィア〜 マフィア〜♬と言いながら
半分真剣に、半分僕らの反応をミラー越しに楽しみながら
ロックの最終確認をする運転手のおじさん。


いや、、でも本当に凄いです。

〜〜昔、学校の保健体育かなんかのビデオで
"STOP! 覚せい剤!”的なものを見せられ、
その中で常習クセがついた若者がぐるぐる回る壁やら
背後から襲いかかる大きな人の黒い陰に悩まされる
映像があったけど、正直幼稚すぎてあんまり
怖さが伝わらなかった。。〜〜


もしこういう類いの教材ビデオを作る人がいたら
是非ここオモニアで、3分でイイから
タクシーから街を映してほしい。

その方がよっぽど説得力がある筈。

いつ醒めるか分からない深〜い眠りの中で
口を文字通りポカンと開け放ったまま
道ばたに横たわる若い女性、

自分にしか見えない恐怖に向かって泣き叫びながら
狭い空間をぐるぐる機械的に走り回る男、

うつろな目で誰にも届かない言葉を幾度も吐き続ける老人。


人間の真に堕落してしまった姿が、
観光地としての華やかなイメージと
道一本挟んで対峙している。


そしてそれを目に見えない物として押しやり、
認識しようとしない人たち。

この国は色んな暗い部分や悪い物が、
いささか無理矢理に大きなベールに隠されている
気がします。



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いつかの記事にも書きましたが、
こちらに来た当初、どったばたの毎日の中で
半ば流動的にオモニア地区に家を借りてしまった
僕ら二人。。。

多分この地区で家を借りて、ある程度の
期間を生活した日本人ってそうそう居ないんじゃ
ないでしょうか 笑


色々ありました。。

また今度、記事で箇条書きにでもして
ご紹介したいと思います。




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最低でも10行にはなるでしょう 


これからギリシャ旅行を計画されている方々、
これは僕らからのささやかな"注意喚起"です。 笑




筆 タカキス。


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