ギリシャオレ達の修行と酒浸り日記

2016版。 酒とうまいもんをこよなく愛する男達のおき楽ギリシャ ブログ。 経済危機で世界を騒がすギリシャで2009年から暮らしています。 旅行、治安、生活情報と大好きな酒情報を気ままに発信中。 シーズン7、スタート!

2011年04月

空飛ぶネコと芸術家の島。

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今回僕らがページをめくったのは、
アテネからも近く簡単に行けてしまう楽園、イドラ島とスペツェス島。 

空飛ぶネコ号に乗って、ひとっ飛び、2時間弱の船旅です。

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想像してたよりかなりでかく、
一安心。

flying cat号というよりはむしろ、
vodafone号って感じでしたが。。




こんな船旅もここギリシャでは多々あろうかと、
日本から大量に持ってきた酔い止め薬もしっかり効いてくれて、
快適な海の旅でした。  


そしてあっという間に着いたイドラ。
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綺麗な光、海、港が僕らを
お出迎え。

待ちわびていたサンサンサン、
太陽の光。









人口わずか3千人にも満たない小さな島で、島内車の乗り入れは禁止。
徒歩か、もしくはロバ君ウマ君での移動のみの平和で静かな島なんです。

重い荷物を肩に担いで、早速こじんまりとした街を探検。

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 午後6時前、、疲れて小腹も減って来たので、そろそろ宿へ。

携帯で宿の位置を確認(いや~本当に便利ですね、iphoneって。)

徒歩でのルートを検索。。。。んっっっ???
所要時間1時間43分?? そんなばかな。
ここは東西20km,南北5kmの小さな島のはず。。

何度やり直しても位置情報は変わらず、落ち着いて良く見てみると、、
な、なな何と、宿がある場所は隣の島だとぅっ??~~~

無言になる二人。。。島違い。

隣の島に宿をとっていたぼくら。

ど、どうしよう。。。

不安とともに怒りが込み上げる。
(ホテル予約最大手サイトを通して予約したんですが、
ろくなもんじゃありませんね。BXXXXXX.com)
 

ホテルへ電話してもずっと話し中。
一時間後やっと繋がったホテルの電話、親父は
ん~~、あのサイトは単純に直線距離で近ければ表示しちゃうから
よくこういうの、あるんだよね~、、どうしたもんかねえ。。。

。。。。どうしたもんかねぇ。。。

旅の途中のトラブル。お決まりの責任のなすりつけあいを
一通り済ましたところで、まあまずは飲もうって事に決定。

初日でむかむかしててもしょうがない。。
真っ青なエーゲ海に、チアーズ。

パワー補給した後で片っ端から島のホテルに電話したんですが、
イースター休暇中という事もあり、、見事に全滅。。

ホテルがあるお隣ポロス島行きの最終便フェリーも既に出ており絶望。

車無し、クラクション無し、怒号無しまではよかったものの、
宿まで無いときちゃあ、、笑うに笑えない。。

七時を知らせる教会の鐘もむなしく響きます、、ご~~ん。。

するとそこへ、ちょうど港へ戻って来た一隻のボートタクシーが。
おっちゃんに聞くと、ポロス島までは120ユーロ、約1万4千円。。
痛い出費だったけど、、致し方ない、野宿は勘弁。

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ああ、一番苦手なタイプの
小型船。。


こっれがまた、揺れる揺れる。 




ポッケに忍ばせた酔い止め薬、
フジベターを急いで胃に流し込む。。。ふう。。




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島が見え始めたところで
前に呼ばれる僕。


ふむふむ、、
何やらポロスまで行かない
らしい。。。




90ユーロでいいから、
あっち岸で降りてタクシーに
乗り換えて行けって。

タクシーは25ユーロ
だって。。。。


ふう。。。
さっき交渉してポロスまでって
言ったのに。。

まあまあ、こんな海の上で争って荒波にほっぽり出されても困るので、
素直にダクシ(わかったよ)。


降ろされた先は人っ子ひとりいない、さびれた岸辺。

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5分か10分で来るって行ってたけど、
すでに20分経過。


、、っていうかここどこ??
















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さよなら、タクシーボート、来るのか、タクシー。。

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続く。


筆 タカキス。 

怒涛の四連休、クラクションの無い島へ

やってきましたイースター。
はっきり言ってキリスト教信者でない僕等には
全く関係ないんですが。

十字架にかけられて死んだイエスキリストが三日目に復活したことを記念する
このイースターこと復活祭。
ヨーロッパ諸国、またギリシャでは特に派手に祝うんです。

祝い事があるときはやっぱみ~んな休み。

そんな訳で無宗教の僕達もギリシャに住んでいるってことで、
特に何を祝うわけでもないですが、おこぼれ頂戴しました・・
じゃないけれどホリデーゲット。怒涛の四連休。

せっかくなので休みを利用してとある島へリラックスしに
行く事に。



  
 

車、バイクが一切乗り入れ禁止の島。騒音の無い島へ。

アテネの喧騒。
クラクションや車に乗るとやたら凶暴になる
ギリシャ人の怒声などに腹立たしくなることもない、
アテネを抜け出し2泊3日の逃避行へ出かけることに。

泳ぐにはまだ少し早いけど、海辺でのんびりビール飲むには
最高の季節。花見は出来んかったけど、エーゲ海のあお~~~~~い海
でも見ながら缶ビールプシュっとね。
りら~っくす。

明日僕等が乗り込む船の名前はフライングキャット。
さすがギリシャ。変な名前の船じゃけど
猫好きな僕からしたらキャットっていう響きがなんとも愛くるしい。

天国までの航海よろしく頼むぜフライングキャット。



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筆ゆじろす


















リアル、カラオケナイト、in アテネ。

以前、ギリシャで初体験したカラオケ から早数ヶ月、
マイクを持つ事をあきらめかけていた僕らに朗報が。

何とホーム、カラオケのお誘いです。

最近仲良くさせて頂いている、アテネの老舗日本食店、菊 
寿司シェフにご招待頂き、カラオケ付きホームパーティー。


家も互いの店も近いので、仕事前にちょっと一緒にお茶、
なんてのはこれまでもしてたんですが、
お宅に伺うのは初めてです。

何でも、
つまみを作って待っていてくださるそうで、、、感謝感激。

ピンポンを押して、玄関前で迎え入れてくれたシェフは
黒白生地に龍(黄金)が背中に踊るジャージにねじり鉢巻、雪駄。

とても”寿司職人”らしい休日のいでたちに
ギリシャで暮らしている事も一瞬で忘れてしまいました。


そして席につくなり、感動のつまみの連発。


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枝豆、たこ焼き、玉子焼き、きんぴら、ピリ辛ウインナー、
ポテトサラダ、巻き寿司、おいなりさん、そして、おでん。。

いや~~、この地味で寂しい僕らのギリシャ生活で、
こんなにあたたかくて、やさしい和食をつくってもらえるなんて
本当に感動しました。

このシェフ、料理もうまいし話も面白いし、最高の人なんです。

ウマい肴に急ピッチですすむ酒。

そしてちょうど良くほろ酔いになったところで、
カラオケスタート。


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流石に最新曲とはいかないまでも、
久々日本の歌謡曲を大熱唱。。

そしてここからがおもしろかった。。

なぜかこのカラオケの機械、かなり頻繁に同じ画像が流れる。

基本的には、日本の大自然や、農場や、桜並木なんかが
流れてるんですがその中になかば強引に入り込んで来る一枚の画像。

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コレ。


ほんとに、松山千春でも尾崎豊でも、R0012327


ミスチルでもスピッツでも
どんな曲の間にも必ず割り込んで来るこの画像。
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僕とゆじろすは次第に笑いがこらえきれなくなって来て、
声を出さない様に笑うのに精一杯。。

兄?弟?がなぜかフルートを吹いている。。。



自分が唄ってる時ならまだしも、
他の人が唄ってる時にわらっちゃ、場の雰囲気が壊れちゃうので
必死にこらえてたんですが、あ~腹いたかった~~
何でここで~?って。。。



まわって来た自分の番、

ふっとマイクに目をやると、、
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狩人って書いてある~~~。。

完全に糸が切れてしまった僕ら、大爆笑。
周りの人達は完全にひいてましたね。。

でもこれ、かなりおもしろいですよね。
マイクに狩人って。。。。。。


一曲唄いきれなくなったのは、言うまでもありません。


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次回は僕らが皆さんを家へ招待して、楽しみたいと思います。

皆で唄って騒いだジャパンナイト、狩人様々です。
しっかり笑い狩り、されちゃいました。

筆 タカキス。




粋な計らい56

またまたやってくれました56のおじいちゃん。
僕らの憧れのおじいちゃん。

行く度に極上のウイスキーを振舞ってくれたり
仕事終わりで腹ペコの僕等を見透かしてか、
サンドウィッチとかおつまみを持ってきてくれたり。

申し訳なくなるくらい僕等に良くしてくれるおじいちゃん。

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先日仕事を終え56へ、いつものように二人ウイスキーグラスを
カウンターで傾けていると隣に絶世の美女二人組が
隣の席へ。ギリシャ人綺麗な人多いけどその中でもかなり綺麗・・・

まあモテない僕等には関係ないね、って感じで気にもしてなかった
んです。でもな~~んかチラチラ視線を感じる。。

その辺のバーなんかでは僕等日本人が珍しいせいか、飲んでいると
視線を感じる事も度々あるし特に気にもしないんですが
今回はちょっとだけ気になる・・・・

視線を気にしつつ飲んでいると美女Aが話しかけてきたんです。

最初はよくある質問、何処から来たの
ギリシャで何をしているの?
ギリシャは好き?日本とどっちがいい?
日本人のOOって友達がいるんだけど知ってる??

など、その手の質問には慣れているので適当に
答え軽く談笑したところでピシャリと会話終了。

「あ~終わったよ~。もうちょっと頑張れよ~」って
何故か僕に当たってくるタカキス。
また二人で寂しく飲んでいると、美女二人組が
注がれたばかりと思われる赤ワインの入ったグラスを手に
僕等に近寄って来てハイテンションで
「センキューベリーマ~ッチ チアーズ!!」
と乾杯を求めて来る、、一瞬二人何事かと思ってびっくり。
じいちゃんを見ると僕等にウインク1つ。

そう、じいちゃんが僕等からのドリンクとして
美女二人組に出してくれたんです。。粋なことしてくれるぜ。

気を取り直してピシャっと乾杯!!チア~ズ
じいちゃんの粋な計らいによって会話は弾みに弾んで。
話したところ、美女Aは世界を飛び回るジャーナリスト。
美女Bはギリシャ大統領の秘書??だかなんだか
とにかく、ギリシャ政府関係の人だったみたいで。

肩書きだけ聞くとウッとなってしまうけど
気さくで面白い人達。日常のたあいのない話から
政治や経済、など難しい話も含め盛り上がりを見せる。

バーが閉まる頃、これから場所変えて飲もうよ!
ってお誘いを受けたのですが、既に朝の4時・・・
ほんの一握りの勇気と体力がない僕等。
また日を改めてって事にして徒歩30秒の家に帰る事に。

いや~楽しかった。
ってか、じいちゃんかっこよすぎるぜ。
なんと粋な計らいなんでしょう。

家までの30秒間、俺らもあんなイカしたじいちゃんになれたらいいね、
いや、俺らには無理じゃろ・・器の大きさが違うし、髭の生え方も違う。

なんてど~でもいいこと話しつつ楽しかった余韻に少しだけ浸りながら
やっぱり最後は家で待ってる美女Tに癒してもらうことに。



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僕もあんなイカした爺さんに成りたい。今のままでは成れぬ。
精進せねば。あのじいちゃんに近づく為にはどうすればいいか・・・
今出来る事は何か。

ウイスキーを飲もう。チアーズ。


筆ゆじろす




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一人自由時間 〜自宅にて〜。

今の今、一人でちびちびやっています、しかも家で。
(あ、正確には一人と一匹か)

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というのも、ユジロスは仕事上がり後、
荷物を自分の部屋に放り投げるなりすぐに、
かろうじて一本冷蔵庫の片隅に残っていたハイネケンを片手に
颯爽と家を飛び出して行ったのであります。

赤いネルシャツに、冷えたオランダビール、緑のハイネケン。

時すでに深夜2:00。

向かう先は、彼を動かす2つあるエネルギー源のひとつ、
”ロックンロール”
がながれるライブバー。


ちなみにもう一つは完全に中毒になっているレッドブルです。。。


ネオス、コスモス(ニューワールドって意味らしい)
地区にあるロックバー。


僕も誘ってはもらったんですが、連日のウイスキー味比べと、
さらに昨日頑張って仕事上がりにしたリガヴィトス登山に
今日は朝から体が悲鳴をあげていたので、、、、辞退。。。

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うん、、でも本当は正直、このチャンスに家を独占し、
やりたい放題してみたかったってのもあるんです。



ご承知の通り、まるで中学生の合宿生活の様な僕らの日常。
一人になれる時間は本当に限られているんです。

今更この歳で合宿の目標の第一にありそうな、
協調性を養う、ってのもなんか全く的違いだし、
まあ、なるべく干渉し合わない様にしてるわけです。

そんなんで、軽く、うん、じゃね、いってらっしゃい、くらいで
爆音ギターに飢えた彼を見送り、、、、、
ここからは一人やりたい放題です。 ひひひ。

何をしよう。

う~~ん。。まずは脱げるだけ服を脱ごう。

帰宅、安堵、解放、自由、裸。。。そんな感じです。
(変態じゃないので悪しからず)

そして好きなミスチルを大音量BOSEのスピーカーから聞こう。

音楽の趣味はかなり違うので、普段共有の場で流れる音楽は、
スタンド、バイミーとか、忌野清志郎とか、吉田拓郎とか、
中島みゆきとか、つじあやのとか、sublimeとか、ブルーハーツ。
当たり障りのない曲が占めます 笑


好きな音楽を心ゆくまで聞いて、一人静かに、
コレからの事をゆっくり考える夜もなかなかいいもんです。

今度は僕がどっか遊びに出かけて、
家を一日空けなきゃ公平じゃありませんね。


僕もロックは大好きです。
たるみかけた生きるリズムにメリハリを与えてくれる。


ロックと言えば,隣で寝てる、小さな暴君。 とらぼー。

最近ユジロスになつきがちなコイツ、ヤツのいない間に
ウマいご飯あげて、低い鼻の頭をなでて、手なずけてやる。。
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筆 タカキス。




 

僕の憂鬱とトラ坊の大冒険

今日は何だか考える事が多くて
お疲れモードの一日。アテネの空は青くて
陽射しも何とも心地よく最高の天気だったのに
何故か僕の心は曇り空。そして憂鬱。

一日の仕事をこなして、営業終わる頃、
疲れ果てた僕の心は疲れを通り越して何故か荒んでしまっていて・・

こういう時は全てを包んでくれる様な壮大な何かに飢えるんです。


というわけで、素晴らしい夜景、そして僕等のパワースポット
リガビトスの丘へその何か、を求めに行くことに。

仕事を終えたあと、いつも通り「パンパンやで!」(脚が)
と嘆くタカキスを無理矢理誘って。
一人で夜中の山道を歩くのは怖いので・・・。
(家から頂上まで徒歩20分弱)

ついでに僕等の家のアイドル、トラ坊も誘ってみることに。
まさか付いて来ることなんか期待はしてなかったけど、、

保冷バッグに詰め込んだビールと僕等のアイドルを引き連れ
玄関を飛び出す。誰も居ない家にぼそっと囁く
「行ってきます」

すると闇の住人から「いってらっしゃ~い」・・・なんてね。





家の前の並木道を僕等は進む、、振り返るとトラ坊はまだ来ている。
並木道を抜け森の中へ、、まだ来ている・・ちょこちょこちょこちょこ。
森を抜け石畳の道へ・・・まだ付いてきている・・

僕等の後を追ってどこまでも付いてくるトラ坊。。か・・・かわいい・・・

中腹辺りから縄張りから離れすぎた事に不安を感じているのか、
足取りが少し鈍り鳴き始めるトラ坊。

ここまで来ると恐らく一人で帰る事は困難なのだろう。
怖くて帰りたい、でも帰れない・・といったところだと思う・・
変なとこ連れてきやがってこいつら・・って思っとったかもしれん。

そんなトラ坊にエールを送る。
「トラ坊頑張れ~!頂上まであと少し!」と僕
「お父さん達が居るから怖くないよ!」とタカキス


そんなこんなでなんとか頂上の手前まで来たのだが
風邪が強い頂上付近、ゴ~~っと不気味になる風の音に
トラ坊ギブアップ。草むらの中へ逃げ込んでしまった。
縮こまっているトラ坊をタカキスが抱きかかえてなんとか
三人仲良くゴール。

頂上に着いて、ビールをプシュっと開けたとたん
トラ坊がにゃ~~!っと鳴いて階段を駆け下りて行ってしまって
僕等が見えるギリギリのとこでにゃんにゃん鳴いている・・

しょうがないねと二人で顔を見合わせ、滞在時間およそ一分
足らずにして下山することになったリガビトス。

だが気づく。あれ憂鬱はどこへ?


探しに来た壮大な何か、はトラ坊がっちょこちょこ走りで持ってきてくれて
僕の憂鬱は僕等とトラ坊の早足に付いて来れずに途中リタイヤしたみたい。


それにしてもトラ坊今日はお疲れ様でした。
せんきゅー俺らの永遠のアイドル。


筆ゆじろす


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出会いの春、別れの春。

春は新しい事をはじめるにはちょうどいい時期ですね。

そして、悲しい別れと、嬉しい出会いが次々に巡って来る季節。
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海外に暮らしていると、そのペースがとても早くて、
別れる事に慣れてきてしまっているんじゃないかって
思う事がたまにあります。 

特に人種のるつぼ、ロンドンなんかでは、皆それぞれ限られた
滞在許可期間内で暮らしているので、
出会って仲良くなってもすぐに遠く離れていってしまう、
いわば期限付密接友好関係、、、国境を越えて本当に一生長く
付き合える人間って、正直一握り。

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そんなんに気づいた時は、
結構切ないものがあるんです。




でも今日は、嬉しい出会い、、いや、再会 がありました。





〜〜


ここギリシャでは、夏になると幾千とある島々に出稼ぎに
行く習慣があるんです。

日によっては45℃を越える夏のアテネ市内。

人々もそれに合わせ,示し合わせた様にヌーの大移動のごとく
海辺、海沿いへ休暇、避暑、もしくは出稼ぎへ。

僕らの店があるコロナキなんて、夏場もうからっぽ。
ひとっこひとりいないって言っても過言じゃありません。

そんな人々の移動に合わせ、
島では春過ぎからシーズンが始まり、
リゾートホテルでは書き入れ時に備えて改装をすまし、
シーズンスタッフを雇って一年分の蓄えをためるべく皆で切磋琢磨
するわけです。 


ってわけでうちの店で働いているウェイター、キッチンスタッフも
春過ぎには稼ぎの良いリゾート地での仕事を見つけ、
主力スタッフを残し、皆去っていってしまいます。

〜〜〜


しかし前記事でユジロスが書いていた通り、
今年は店まるごとのリゾート地進出が決まり、
今いるメンバーのまま、夏を迎えそうです。

毎日、ほんと〜に同じ顔ばかりを見る連続で、
変化が欲しいと思う事もあるけれど、
別れよりはずっといい。違う環境で、同じメンバーで働ける幸せ。

色々ストレスもあるけれど、今のレストランは皆すごく仲がいいので、それにこした事はないですね。



今日の再会はオープニング直後から一緒に働いて、
夏前に彼女の尻を追っかけてキプロスくんだりまで行き、
結局は恋に破れて、
また仕事に闘志を燃やしアテネに舞い戻って来た男。
熱くて、本能むき出しで、人懐っこいイリアス。 

僕らにとっては最初のイリアス。

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それから何人のイリアスに出会っただろう。。


最初のイリアスとまた再び出会って、
また彼らと新たなチャレンジが始まります。







春は何か新しい事を始めるにはいい季節です。 

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筆 タカキス。 

三月ごちゃごちゃ日記~夏

三月も終わった~。

寒さも次第に緩み草木も芽吹いて、花々もつぼみをつけ満開になる頃・・
山菜。山の幸。たらの芽、よもぎ、ふき、こしあぶら。天ぷら。
桜満開、花見、昼から酔っ払う。

まさに春ですね。

そんな暖かい春を迎える前の僕等のギリシャ三月日記。

三月。

日本では震災。日本の事、将来の事、家族や友達の事、
考える事が多かった三月。

身近な事でいうと僕等の夏というか春の行方。
アテネを離れギリシャのとあるリゾート地での新たな出店の為、
五月頭から四ヶ月週七日間勤務が決定。
憧れのリゾート暮らし・・・
気合と希望と若さで乗り切る覚悟を決める。

夏僕等がアテネに居ない間のトラ坊の家の心配もほぼ解消。
土産屋が実家だったとは。。
あと最近、近所を歩いていても、家に居ても
彼女の友達と出会う機会が多くてみんな仲が良いんだなと安心。
みんな、トラ坊を頼む。

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この左の写真の子は、恐らくここら辺りのボス猫。
通称ボス猫。
見るからに強そう。
でも見ていると何だかいつもトラ坊を守るようにそばに居るこの子。
顔はいかついけど、きっと優しい子 なんだろうなと僕等は踏んでいる。
そして恐らくトラ坊に惚の字。
テラスにたまにトラ坊を追ってくるんじゃけど、なかなかなついてくれん。

右の写真の子は通称しろ~いちゃん。新参者。
まだこの子に関しては詳しい調査は行っていない。
でも白くてかわいい。




あと三月と言えばかっこよく言うと、ホームページ作りの撮影、雑誌の取材なんかで忙しかった月。
でも取材を通して素晴らしい人にも出会えたし
去年は滅多に無かったギリシャ在住の日本人の方達との
いい出会いや交流も沢山あり、なんだか刺激のある出会いが多かった。
出会いの月でもあったかな。

やっぱ出会いっていうのはいいもんですね。世の中色んな人がおるし、
自分の世界が広がるっていうのもあるけど、やっぱただ単純に楽しいし嬉しいし。


色々濃かったこの春先。そして残り少ないアテネでの春ライフ。
春が終われば七日間勤務が始まる熱い夏。


熱い夏の前までは春の陽気に包まれながら
トラ坊とのんびりしたい・・

夏来んな~~~。と言いたいところだが

遠慮も慎みも無くやって来るのが夏。
平等と言えば平等だが強引と言えば強引。

待ってるぜ熱い夏。






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筆ゆじろす




 

地グルメ。

旅や、ちょっといつもと違った場所でウマいものに出会えた時、
これはもう幸せ、、旅の醍醐味ですね。

やっぱり食事とかって旅をとおして一番印象に残ったりもするし、
逆に食べたものをきっかけに、
その旅行全体を鮮明に思い出させてくれたりもするしね 。

そしてやっぱり一番は、その土地に根付いたものに出会えた時。

広島だったら牡蠣やお好み焼き、、、、
香川だったら讃岐うどん、、、、、
埼玉だったら、、、、、う~ん、、、、、、何かあるのかなあ、、
食べ物で、、、芋菓子??。。地味ですね。

何か埼玉ってそういうとこ、弱いんですよね。

ギリシャにももちろん、その土地によって色々な特産品や食べ物があるんです。

こないだロードスを訪れた時、最後の晩餐。

入ったのは繁華街から道一本それたとこにひっそり佇む、
一軒のフィッシュ、レストラン。

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時間も早かったし、
オフシーズンだしでお店の中はまだがらがら。
入ってもしばらく店員さんは出てきません。

中を覗くと、スタッフ皆で何やらワインと食事と電波の悪いテレビでコメディー番組を楽しんでいるご様子。もちろん客席で。

でも文句を言う人なんて誰一人いません。
このスローな雰囲気がまさにギリシャなんです。

手を前に組んでひたすら客席全体に目を配る人もいないし、
呼ばれたら、”はい 喜んで!” 
なんて営業スマイルで無理矢理言わされてる人もいません。

慣れるまではちょっと時間かかったけど、今はこの雰囲気、好きです割と。

無理せず、自分に出来るサービスをする。。
まあ、もうちょい頑張れよお前!って時も多々ありますけどね 笑


こちらのお店は、まず英語メニューがない。。。
観光地、、しかも結構中心なのにね。

まあこんなことではもう僕ら、何とも思いません。

いやむしろ、これがこの日の食事を最高の物にしてくれたんです。

ギリシャ語のみのメニューにしどろもどろする僕ら。
それに見かねたのか、恰幅の良いお母さんシェフ、
僕らのテーブルまでやってきて、厨房について来いというんです。

そして巨大な業務用冷蔵庫の引き出しを次から次へと開け、
その日にあった魚や貝を惜しみもなく僕らに見せてくれて、
一つ一つ丁寧に説明してくれました。

中には、おいっ、これまだ喰えるんかっ、、ていう代物も
混じってましたが包み隠さず全てを見せてくれた女性シェフ、
かっこ良かった、そしてそのクールさとは裏腹に、料理は
どれもあったかかった。。


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ホタテ君をモチーフに
した皿に盛られてた
生雲丹。

レモンをギュ~ッと搾っ
て食べるのがギリシャ流
パンにのっけて食べても
おいしかったな



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ジャンボ海老のグリル。
たっぷりオリーブオイル
とオーロラソース、
ぷりぷりの海老と
相性ばっちりでした!














R0012145そしてメインはシェフおすすめの
まるごと魚一匹グリル。

地元ではブラックフィッシュと
呼んでいるそうですが、
ハタの一種ですね。


コレも、、、ウマかった。
シンプル、イズ、ベスト!





傍らにはもちろん地元のワインです。R0012144


僕は基本的に魚介類との相性について、
この世に日本酒にかなうものはないって
思っているけれど、
こうして島で作られたワインを少しずつ
頂くのも、なかなか乙なもんでした。


 



サービスで持って来てくれたデザートは、
日本の八つ橋を彷彿させるシナモン風味の一品。
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いやあ、土地の酒と料理をたらふく食べる事が出来て、
本当に幸せでした。

思い出の食事になりました。

、、、思い出の食事と言えば、ゆじろすの実家広島(森ばっか)に
遊びに行ったとき、彼のお母さんが作ってくれた天ぷら。


何だっけかなあの山菜、、 、、そうコシアブラ。
近くの山で とってきてくれたって言ってたけど、あれはうまかった
ウマすぎて、飲み過ぎて、次の日二日酔いになったっけ。

あれからもうすぐ二年、新しい春がやってきました。




あのコシアブラをとおして、あの日の食卓の
皆の笑顔が浮かんできます。


筆 タカキス。



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